2026年度 大学入学共通テスト 追試験 リーディング 解答・解説

2026年度 大学入学共通テスト 追試験「リーディング」の解答と解説です。全設問の正解と考え方を一問ずつ解説し、公式の解答PDFもあわせて掲載しています。大学受験の森が独自に作成した、無料で読める解説です。

目次

解答

解説

第1問

問1:正解④

<問題要旨>

Tour 1 を選んだ場合に実際に行う活動はどれかを、左側の時程表から読み取る設問です。

<選択肢>

①【誤】

Tour 1 の昼食は Chucky Tuck’s で、指示は「Inquire about the meaning of the restaurant’s name(店名の意味を尋ねる)」です。地元料理の由来を聞く活動ではありません。

②【誤】

午前の 9:00 は Hobston History Museum で、ロビーの写真を見て歴史を読み、興味深い事実を三つ書き取るだけです。workshop(体験講座)への参加はありません。

③【誤】

昼食後は 1:00 p.m. の Thurling River と 2:40 p.m. の Hobston Cathedral です。大聖堂では organ の隣の肖像画に注目するよう指示されているだけで、楽器を演奏する活動はありません。

④【正】

1:00 p.m. の Thurling River に「Ride the open-air boat in the heart of the city and take in the view」とあり、市の中心部を川船で回ります。

問2:正解④

<問題要旨>

Tour 2 がどんな職業に関心のある生徒に向くかを、四つの活動の共通性から判断する設問です。

<選択肢>

①【誤】

Hobston Diner では地元料理を味わい、内装のコンセプトを支配人に尋ねるだけで、調理はしません。

②【誤】

Central Theater でも Riverside Tower でも、生徒は説明を受ける側であり、案内をする活動はありません。

③【誤】

歴史に関わるのは Tour 1 の Hobston History Museum や Hobston Cathedral の方です。

④【正】

Tour 2 は「draw(花を描く)」「take some pictures」「Make an illustration of your favorite scene」「Sketch Hobston City Hall」と、四つすべてが描く・記録する活動で、芸術方面に関心のある生徒に向きます。

問3:正解③

<問題要旨>

二つの時程表を突き合わせ、両方に共通する活動を選ぶ設問です。

<選択肢>

①【誤】

どちらのツアーにも調理をする活動はありません。Tour 2 は料理を味わうだけです。

②【誤】

Tour 2 の Central Theater は世界の踊りの実演を見るだけで、音楽家への取材はありません。Tour 1 にも該当する活動はありません。

③【正】

Tour 1 の Thurling River に「take in the view」、Tour 2 の Riverside Tower に「Enjoy the Hobston scenery from the top」とあり、どちらも市の景観を眺める活動です。

④【誤】

実演を見るのは Tour 2 の world dances だけで、Tour 1 には該当する活動がありません。両方に共通しません。

第2問

問1:正解④

<問題要旨>

大学が自転車貸出を終了する理由を、告知文の第一段落から読み取る設問です。

<選択肢>

①【誤】

「While we have not increased hiring fees」とあり、貸出料金は上げていません。

②【誤】

盗まれているのは「bicycles hired by students」であって、保証金ではありません。

③【誤】

基本整備を超える修理が必要な返却車が多く費用がかさむとはありますが、人手不足とは書かれていません。

④【正】

「the hire service is now going into debt」が直接の理由で、需要減(demand is still decreasing)と費用増(costs also keep increasing)が背景として挙げられています。

問2:正解②

<問題要旨>

代替となる三店の料金・保証金・立地を比較して、正しい記述を選ぶ設問です。

<選択肢>

①【誤】

「Pedals & Wheels is closest to the University」とあり、大学に最も近いのは Pedals & Wheels です。

②【正】

電動自転車があるのは Pedals & Wheels(£50)と XPower Bikes(£55)の二店で、Bob’s Bikes は「no electric bicycles available」です。

③【誤】

標準車は Pedals & Wheels の £25 が最も高いものの、電動車は XPower Bikes の £55 の方が高くなります。「each type」(どちらの種類でも)が成り立ちません。

④【誤】

保証金は Pedals & Wheels が £200、XPower Bikes が £150、Bob’s Bikes が £100 で、最も安いのは Bob’s Bikes です。

問3:正解③

<問題要旨>

Gordon の書き込みのうち、事実の報告ではなく「意見」にあたるものを選ぶ設問です。

<選択肢>

①【誤】

「I haven’t used the other two shops」とあり、利用したのは一店だけです。しかもこれは事実の記述で意見ではありません。

②【誤】

Gordon は「It would be better for them to ignore such small things」と述べており、小さな傷は見逃すべきだという逆の主張です。

③【正】

「I feel the University isn’t serious about providing necessary services for students」が Gordon の意見そのものです。

④【誤】

図書館の無料コピー機が終わったことは、意見の根拠として挙げられた事実です。

問4:正解②

<問題要旨>

Mandy の書き込みの内容に合うものを選ぶ設問です。

<選択肢>

①【誤】

「The announcement is not an issue for local students. Most already own bikes anyway.」とあり、地元学生は困らないと述べています。

②【正】

「it’s a big problem for exchange students, especially those on brief visits needing temporary transport」に対応します。

③【誤】

「the shop is open seven days a week」とあり、週末も営業しています。

④【誤】

「Bicycles at XPower Bikes are less fashionable」とあり、おしゃれさは弱点として挙げられています。Mandy が評価しているのは営業日数です。

第3問

問1:正解②

<問題要旨>

マイクロプラスチックが何を引き起こしたかを、第一段落から読み取る設問です。

<選択肢>

①【誤】

地球の気候への影響は本文に述べられていません。

②【正】

「sea life in the Zone absorbed these microplastics from the sea water, and this affected some fish’s eggs」とあり、一部の魚の卵に変化を与えました。

③【誤】

吸収したのは海ではなく海の生物です。プラスチックは塩水の作用で細かく砕かれました。

④【誤】

有機物の改良に使われたのではなく、有機物とプラスチックの両方からなる魚が生まれたという話です。

問2:正解②

<問題要旨>

第二段落から第三段落にかけて、人々の魚に対する感情がどう変わったかを読み取る設問です。

<選択肢>

①【誤】

第二段落で人々は怒っていません。

②【正】

第二段落の「People were so thankful for these special plastic-eating fish, calling them, “Heroes of the Sea.”」から、第三段落の「This news was a terrible surprise to everyone.」への変化です。

③【誤】

第三段落は満足ではなく衝撃です。海洋ごみ問題は少しも解決していなかったと述べられています。

④【誤】

怖がってから希望を持つ、では向きが逆です。

問3:正解①→⑤→④→③

<問題要旨>

五つのうち四つを選び、物語で起きた順に並べる設問です。解答番号10〜13は四つ全部正解で3点です。

<考え方>

まず本文にない出来事を外す

②「Catching plastic fish was banned(プラスチック魚を捕ることが禁止された)」は本文のどこにも書かれていません。禁止されたのは single-use plastic です。これを除くと残り四つの順番を決めるだけになります。

段落の順がそのまま出来事の順

第一段落末の「They were a new kind of life on Earth.」が①、第二段落の「the fish were eating much of the ocean waste in the Zone」が⑤、第三段落の「the fish only live for a short time and cannot produce their own eggs」が④、第四段落の「They also made single-use plastic illegal.」が③に対応します。

結論

①→⑤→④→③ の順になります。

第4問

問1:正解③

<問題要旨>

コメント(1)「下線部を分かりやすくする例を加えよ」に従い、下線部 “Listening to music can also increase concentration.” の後に続ける文を選ぶ設問です。

<選択肢>

①【誤】

音量が大きいと不安を感じる、という内容で、集中力が高まる例になっていません。

②【誤】

音楽を聴かずにリラックスする、では音楽の利点の例になりません。

③【正】

「focus better on their studies with some music on」が、音楽を聴くと集中力が上がることの具体例になっています。

④【誤】

自信を失う、という内容で、同じ段落前半の self-confidence が高まるという記述とも矛盾します。

問2:正解③

<問題要旨>

コメント(2)「最後の文が段落をまとめていない」に従い、下線部 “This is why people listen to music.” と置き換える文を選ぶ設問です。

<選択肢>

①【誤】

SNS の話だけで、コンサート会場での対面の交流が抜けています。

②【誤】

オンラインの方が親密な関係を築ける、という比較は本文にありません。

③【正】

段落は social media(オンライン)と concert halls or stadiums(オフライン)の両方を挙げています。「the virtual and physical worlds」がその両方をまとめています。

④【誤】

コンサート会場の話だけで、オンラインの交流が抜けています。

問3:正解①

<問題要旨>

コメント(3)「“speak up for change” とはどういう意味か、情報を足せ」に従い、下線部の後に続ける文を選ぶ設問です。

<選択肢>

①【正】

人種差別に抗議した、という具体例が「社会的不正義に気づき、変化を求めて声を上げる」ことの中身を示しています。

②【誤】

聴き手が音楽家になった、という話は社会的不正義とも「声を上げる」ことともつながりません。

③【誤】

寄付は「声を上げる」ことではなく、また段落は listeners(聴き手)の行動を述べています。

④【誤】

SNS のフォローをやめた、では行動を促されたことの例になりません。

問4:正解③

<問題要旨>

コメント(4)「この部分が利点の一つと合っていない。書き換えよ」に従い、結論部の下線部を置き換える句を選ぶ設問です。三つ目の利点は「社会的不正義に気づかせ、行動を促す」ことです。

<選択肢>

①【誤】

音楽家とファンの友情は、二つ目の利点(人と人をつなぐ)に近く、三つ目の利点ではありません。

②【誤】

世代を超えた芸術家どうしの結束は本文に述べられていません。

③【正】

「inspire people to stand up for social reforms」が、第四段落の「inspire them to speak up for change」「these voices have influenced society」に対応します。

④【誤】

個人の目標追求は本文にない内容で、三つ目の利点とも一致しません。

第5問

問1:正解①・⑤

<問題要旨>

Jenny がブログのどの部分に関心を持ったかを、Jenny のメール第二段落から二つ選ぶ設問です。順序は問いません。解答番号18・19で各2点です。

<考え方>

根拠になるのは Jenny のメールの二文だけ

「I read a blog and was amazed to learn about the high return rate of lost property in Japan.」が⑤(返却された遺失物の割合)に、「It also mentions a well-known saying that I find fascinating.」が①(日本のよく知られたことわざ)に対応します。

残りを外す理由

②の犯罪率の低さと④の警察官の人数はブログには書かれていますが、Jenny のメールでは触れられていません。③の英語のことわざは Jenny 自身が紹介したもので、ブログの内容ではありません。

結論

①と⑤になります。

問2:正解③

<問題要旨>

Jenny の叔父の財布がどうなったかを読み取る設問です。

<選択肢>

①【誤】

連絡は電子メールではなく、財布に添えられた note(手紙)です。

②【誤】

「He was very fortunate that nothing had been removed.」とあり、中身は何も抜き取られていません。

③【正】

「it just appeared in his letterbox with a note from the finder. The person who found it must have put it in there.」とあり、拾った人が郵便受けに返しました。

④【誤】

警察は関与していません。Jenny 自身も「警察に届け出る手間はかけないだろう」と書いています。

問3:正解③

<問題要旨>

遺失物の返却率が高い理由として、ブログに書かれている組合せを選ぶ設問です。

<考え方>

Aは正しい

「the relatively low crime rate enables them to handle lost property, which is considered important police work」とあり、遺失物の扱いは重要な警察業務とされています。

Bは誤り

遺失物法(the Lost Property Act)の話はグループの返信メールにある内容で、ブログには出てきません。設問は「According to the blog」です。

Cは誤り

交番が6,000か所以上あるとはありますが、年々増えているとは書かれていません。

Dは正しい

「‘Otentosama ga miteiru,’ which literally means the sun witnesses everything」が第三段落の柱です。

結論

A and D で③です。

問4:正解④

<問題要旨>

ブログのコメント欄の四人のうち、持ち主のもとに品物が戻ったのは誰かを判断する設問です。

<考え方>

Francesca:戻った

落としたパスポートを子どもが走って持ってきて返してくれました。

Nelson:戻っていない

手袋は翌朝、近くのベンチの上に置かれていただけです。親切な行為ではありますが、持ち主の手には戻っていません。

Samira:戻った

交番に届け出て二日後に連絡があり、今は左手を見ると笑みがこぼれる、つまり婚約指輪が手元に戻っています。

Tom:戻っていない

カフェに置き忘れた傘は見つからず、「It probably has a new owner.」で終わっています。

結論

パスポートと指輪の組合せ、④です。

問5:正解④

<問題要旨>

Jenny とグループの意見が食い違っている点を選ぶ設問です。

<選択肢>

①【誤】

持ち物に注意を払うべきだという点はブログの結びにある内容で、Jenny とグループが対立している論点ではありません。

②【誤】

英語のことわざについては、グループも「Thanks for sharing the English saying. We also find that fascinating.」と同意しています。

③【誤】

叔父の件も、Jenny の「He was very fortunate」とグループの追伸「Your uncle was really lucky.」で一致しています。

④【正】

Jenny は「I guess that’s the main reason for the high number of returns.」とことわざを主因と推測していますが、グループは「We don’t take it that seriously, though.」と述べ、遺失物法の方がよく説明できる(We think that this better explains the high return rate)と反論しています。

第6問

問1:正解②

<問題要旨>

発表ノートの「主人公の人物像」欄に入る語句を、Ken の言動全体から判断する設問です。

<選択肢>

①【誤】

careless(不注意)にあたる描写がありません。Ken はむしろ何事にも真剣に取り組んでいます。

②【正】

大学卒業後三年間同じ会社で働き「I still found the work stimulating and challenging」、ヨガでも「I worked hard to improve my yoga skills」と earnest(勤勉・真剣)です。一方で「Am I doing better or worse than my colleagues?」と常に他人と比べ、上司にも「you might be overly concerned with what others think about you」と言われる self-conscious(人目を気にする)な面があります。

③【誤】

generous(寛大)を示す場面がありません。

④【誤】

self-conscious は当てはまりますが、careless が当てはまりません。

問2:正解⑤→②→①→③

<問題要旨>

五つのうち四つを選び、Ken に起きた順に並べる設問です。解答番号25〜28は四つ全部正解で3点です。物語は現在→回想→さらに前の回想と前後するので、時系列に直す必要があります。

<考え方>

本文にない出来事を外す

④「His boss transferred him to a new division(上司が新しい部署へ異動させた)」は本文にありません。Ken は同じ職場で新プロジェクトに取り組んでいます。

最も古い出来事から

⑤は「the busier I got, the more stressed I felt」の段落で、ヨガの看板を見る前の話です(It was around this time that I saw the yoga sign)。

次にヨガ開始後

②は「A few months after joining the yoga studio, I was still tired and stressed. I didn’t really ‘get refreshed.’」に対応します。

続いて Hiro との出会い

①は「After the lesson, I introduced myself to him … I discovered that Hiro had been doing yoga for a year.」に対応します。

最後にプロジェクトの件

③は「The following Monday I was called into my boss’s office」で、リーダーに選ばれなかったと告げられる場面です。

結論

⑤→②→①→③ の順になります。

問3:正解①・⑤

<問題要旨>

仕事への見方が変わった要因を二つ選ぶ設問です。順序は問いません。解答番号29・30は二つとも正解で3点です。

<考え方>

⑤が一つ目

技術は上がっていないのに自信に満ちて見える Hiro に目を留め(I was drawn to the change in him)、会話を通じて「not to pay attention to others and just focus on doing my poses as best I can」という考え方を知ったことが転機です。

①が二つ目

上司の「Why don’t you just focus on yourself and your work first?」という助言を受けて「I was hit with a realization. I began to understand what Hiro had meant.」と腑に落ちています。

残りを外す理由

②は級友に褒められようとした描写がなく、③は Hiro より上手くなろうとしたのではなく比較をやめた話で逆です。④はヨガの技術向上が要因ではありません。Hiro 自身も「his yoga technique had not improved」と描かれています。

結論

①と⑤になります。

問4:正解④

<問題要旨>

この経験全体を通じて Ken が学んだことを選ぶ設問です。

<選択肢>

①【誤】

仕事と生活のバランスを取る話は出てきません。Ken は「Although I have the same routine」と、生活の型は変えていないと述べています。

②【誤】

ヨガのポーズの上達も昇進も本文では実現していません。

③【誤】

「how he is perceived(どう見られているか)を気にする」は、上司に指摘された改めるべき点で、学んだ内容と逆です。

④【正】

Hiro の言葉と上司の助言を経て「I continue to go to yoga classes focusing on self-improvement」に至っており、他人との比較をやめて自分の力に集中することを学んでいます。

第7問

問1:正解④

<問題要旨>

スライド2の見出し「Much More Than an Annoyance(単なる迷惑ではすまない)」に続く一文を、第一段落から選ぶ設問です。

<選択肢>

①【誤】

600,000 は刺された人数ではなく、蚊が媒介する病気で毎年亡くなる人数です。

②【誤】

屋外の催しを台無しにするのは「merely an annoyance」の側の話で、見出しの「単なる迷惑以上」に反します。

③【誤】

3,700 は世界の蚊の種類の数であり、それを減らすという話ではありません。深刻な病気を媒介するのはそのうちごく一部です。

④【正】

「more than 600,000 people are killed every year from mosquito-borne diseases such as malaria and dengue fever」に対応します。

問2:正解③

<問題要旨>

スライド3「Public Health」に入る、政府が取るべき対策のまとめを選ぶ設問です。根拠は第二段落です。

<選択肢>

①【誤】

従来の化学薬品は生態系に悪影響を与えうると述べられており、伝統的手法を優先せよとは書かれていません。

②【誤】

新しい基準や法律を作るという記述はありません。

③【正】

「keep accurate records about mosquitoes including the variety and the size of the mosquito population」が monitoring、「inform their citizens about how to stay safe around mosquitoes」が public education、「take the lead in managing mosquito populations」が control に対応し、三つを過不足なくまとめています。

④【誤】

民間企業への研究資金提供は本文にありません。

問3:正解③・④

<問題要旨>

スライド4「New Mosquito Spray」の二つの箇条書きに入る内容を選ぶ設問です。順序は問いません。解答番号34・35は二つとも正解で4点です。根拠は第三段落です。

<考え方>

④が一つ目

「the new spray is able to go through this coating and allow water into the mosquito’s body. As a result, its wings get wet and it is unable to fly」から、羽が濡れて飛べなくなります。

③が二つ目

「the spray covers the breathing holes on the mosquito’s body, so it is unable to breathe」から、呼吸を妨げます。

残りを外す理由

①はワックス状の被膜がもともと蚊の体にあるもので、スプレーはそれを「通り抜ける」側です。②の細菌を壊す話は本文になく、⑤は界面活性剤が人間に安全だという記述を蚊の話にすり替えたものです。

結論

③と④になります。

問4:正解⑥

<問題要旨>

Wolbachia を使った防除の手順を、六つのうち四つで並べる設問です。

<考え方>

本文にない工程をまず外す

A「Female mosquitoes are injected with Wolbachia(雌に注射する)」と、B「Female mosquitoes transmit Wolbachia to males(雌が雄に伝える)」は本文にありません。注射されるのは卵であり、細菌を持つのは放たれる雄の側です。この二つを含む①②③⑤が消えます。

残った④と⑥を比べる

「Researchers first inject the bacteria into mosquito eggs.」が最初なので、Fから始まる⑥が残ります。④はE(工場で生まれる)から始まり、順序が合いません。

本文との対応

F(卵に細菌を入れる)→E「born and raised in a factory」→C「the male mosquitoes with the bacteria are released into the environment」→D「When the males mate with females that do not possess the bacteria」の順です。

結論

F→E→C→D で⑥です。

問5:正解①

<問題要旨>

スライド7「Conclusion」に入る一文を、最終段落から選ぶ設問です。

<選択肢>

①【正】

「humans appear to be making steady and consistent progress」「we may be able to more effectively control the mosquito population」に対応し、断定を避けた書きぶりも本文と一致します。

②【誤】

病気を根絶したとは書かれていません。現在も毎年60万人以上が亡くなっています。

③【誤】

遺伝子操作については「further research is required to learn about its long-term effects on the environment」とあり、主たる手段にすべきだとは述べていません。

④【誤】

数年以内に解決するという見通しは本文にありません。

第8問

問1:正解②

<問題要旨>

Joseph の意見を最もよく要約したものを選ぶ設問です。

<選択肢>

①【誤】

Joseph は「This could have a negative impact on senior citizens, in particular.」と述べており、高齢者には不利だという立場です。

②【正】

インターネットを使わない層、とくに高齢者には不利だが、デジタル機器を好む若い世代にはうまく働く、と世代によって影響が異なることを述べています。

③【誤】

デジタル世代が紙の投票に不慣れだ、とは述べていません。

④【誤】

「It should be easy for the newer generations to vote using smartphones.」と述べているだけで、スマートフォンが必須になるとは言っていません。

問2:正解①

<問題要旨>

Alex と Irina の二人がともに言及している論点を選ぶ設問です。

<選択肢>

①【正】

Alex は「can reduce the cost of an election」「It may require a significant initial cost」「cost-effective」と費用に触れ、Irina も「it costs a lot to maintain computer systems」「more expensive than holding an election with paper ballots」と費用に触れています。結論は正反対ですが、論点は同じ費用面です。

②【誤】

本人確認の問題を挙げているのは Sarah だけです。

③【誤】

集計の誤りに触れているのは Alex だけで、しかも人の手による誤りを指しています。

④【誤】

セキュリティの問題を挙げているのは Irina(と Sarah)で、Alex は触れていません。

問3:正解40・41=①・④ 42=②

<問題要旨>

オンライン投票の導入に賛成する立場を最も強く支持する二人と、その二人に共通する主張を選ぶ設問です。解答番号40〜42は全部正解で4点です。

<考え方>

40・41は①Alex と④Kana

Alex は「it will be a lot more accurate, time-efficient, and cost-effective」と導入の利点を並べ、Kana は「the enhanced convenience would raise the voting rate」と述べており、二人とも明確な賛成です。②Irina は「it is better to maintain the conventional way」と反対、⑤Sarah は公正さと安全性への懸念を述べて反対、③Joseph は世代による長所短所の両方を述べており、賛成の根拠としては弱くなります。

42は②

Alex の「much more quickly」「time-efficient」と、Kana の「Online voting would allow us to vote from anywhere, requiring little time」が重なります。

残りを外す理由

①(コンピュータの方が正確)は Alex だけ、③(身体の不自由な人に利点)は Kana だけの主張です。④(デジタル機器の利用促進)は Joseph の記述に近く、二人の共通点ではありません。

結論

40・41は①と④、42は②になります。

問4:正解②

<問題要旨>

Source A をもとに、エッセイの REASON 2 にふさわしい一文を選ぶ設問です。

<選択肢>

①【誤】

エストニアが始めたのは2005年で、30年以上にはなりません。

②【正】

「the convenience of voting remotely from anywhere anytime」「it allows voters to change their electronic votes multiple times in a secure way」という柔軟性と、「the electronic votes become invalid and only the paper votes are counted, ensuring the principle of ‘one person, one vote’」という安全策の両方をまとめています。

③【誤】

候補者についての情報が増えるという記述はありません。

④【誤】

「一人一票」が守られるのは、オンラインと対面の二重投票を処理する仕組みによるもので、紙の選挙の長所として述べられているのではありません。

問5:正解③

<問題要旨>

Source B の三つのスライドをもとに、REASON 3「オンライン投票は若年層の選挙参加を増やしそうだ」を支える記述を選ぶ設問です。選択肢中の数値をグラフで一つずつ確かめます。

<選択肢>

①【誤】

グラフ(2)で「No」と答えたのは2.4%で、「less than 2%」にあたりません。

②【誤】

「It was easy to vote.」は1,402人中671人で半数に達しておらず、「More than half」が誤りです。「It took too much time and effort.」も623人で、「nearly 40%」とは合いません。

③【正】

グラフ(1)で投票率が最も低いのは20〜24歳(約26%)です。グラフ(2)では大学生の90.2%が「使う」と答えており、若年層の投票率を押し上げて年代間の差を縮める根拠になります。

④【誤】

全体の投票率が51.6%である点は正しいものの、差が最大なのは最年少と最年長の間ではありません。18〜19歳は約35%、80歳以上は約42%で、最低は20〜24歳、最高は70〜74歳の約66%です。

※ 本記事の解答・解説は当サイトが独立に作成したものです。公式の正解および配点は大学入試センターの発表をご確認ください。

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