2020年度 大学入試センター試験 本試験 地理A 過去問題

2020年度 大学入試センター試験 本試験「地理A」の問題冊子をPDFで公開しています。全設問の解答・解説も無料で読めます。印刷して実戦形式の演習にお使いください。

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この問題の概要

大学入試センター試験としては最後の年度です。試験時間60分・満点100点。大問5題・小問34問はすべて必答で、第1問23点・第2問20点・第3問21点・第4問18点・第5問18点という配点でした。自然環境と防災、世界の生活文化、ヨーロッパの地誌、グローバル化と環境問題、甲府盆地の地域調査という構成です。第5問は同じ日の地理B第6問とまったく同じ問題です。ほぼ全問に地図・グラフ・写真・統計表のいずれかが付き、全体の難易度は標準です。

大問出題内容配点難易度ひとこと
第1問自然環境と防災(東京から見た方位と時差、世界の土壌の分布、降水量の最多月と最少月の比較、プレート境界の三つの型、四つの景観写真と地点の対応、火山災害への備え、積雪日・多降水日・猛暑日の分布地図、1927年の地形図と現在の土地利用の比較)23★★★★☆五題で最も資料の種類が多い。問8の新旧地形図の比較は、もとが低湿地だった場所に住宅が広がっているという構図を読み取れば決まる
第2問世界の生活文化(小麦・大豆・ライ麦の主要生産国、国別の一人一日当たり食料供給量、世界の民族と宗教、スイス・スリランカ・ベルギーの主要言語、隣国と宗教が異なる組合せ、姉妹都市提携の理由、ダージリン・ヒマラヤ鉄道と植民地期の輸送)20★★★☆☆問12の多言語国家は、公用語が複数あるという点で共通する三国。それぞれの言語の組合せを知っていれば表を読む必要はない
第3問ヨーロッパの地誌(各地の地形、四つの気候グラフと地点、食文化と農業生産、アイスランド・ノルウェー・フランス・ポーランドの発電構成、2000年と近年の比較統計、カトリック信徒が過半数を占める国、ヴェネツィアやキンデルダイクなど水辺の景観写真)21★★★☆☆問19の発電構成は、アイスランドの地熱、ノルウェーの水力、フランスの原子力、ポーランドの石炭という四つの「らしさ」で一気に決まる
第4問グローバル化と環境問題(主要空港の国際線・国内線就航都市数、4か国間の訪問客数の矢印図、一人当たりGNIと送金受取額の割合、二酸化炭素排出量や衛生施設普及率などの指標、プラスチックごみの発生量と未処理量、環境問題への取り組み)18★★★☆☆統計の読み取りが中心。問25は、送金の受取額が大きいのは所得の低い労働力送り出し国という一点で傾向が決まる
第5問甲府盆地の地域調査(夏季の気温日較差と冬季降水量の比較、200m間隔の等高線図と鳥瞰図、1916年と2008年の地形図に見る御勅使川の扇状地、養蚕とかつての家屋、甲府駅南側の大規模小売店の分布変化、北杜市の人口増減率と移住)18★★★☆☆地理B第6問と同一問題。問31の新旧地形図は、霞堤や石積み堤防がどう変わったかを追う設問。地域調査は最後の大問なので、時間切れに注意したい

対策のポイント: 地理Aは資料が主役なので、知識を思い出す前に「この図は何を比べさせたいのか」を一言で言えるかが勝負です。統計は数字を全部読む必要はなく、いちばん大きい値といちばん小さい値の二つを先に押さえれば選択肢が絞れます。地形図は毎年必ず出るので、2万5千分の1の等高線間隔と主な地図記号は直前にもおさらいしておく価値があります。各設問の詳しい解き方は上の「解答・解説はこちら」からどうぞ。

※ 難易度は当サイトの独自評価です(★1 基礎 〜 ★5 難)。

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