2019年度 大学入試センター試験 本試験「英語(リーディング)」の問題冊子をPDFで公開しています。全設問の解答・解説も無料で読めます。印刷して実戦形式の演習にお使いください。
目次
この問題の概要
センター試験期の英語は「筆記」と「リスニング」に分かれ、こちらの筆記は試験時間80分・満点200点です。大問6題・解答番号54はすべて必答で、第1問14点・第2問47点・第3問33点・第4問40点・第5問30点・第6問36点という配点でした。発音とアクセント、文法・語法と整序、不要文の除去と発言の要約、図表と広告、物語、論説という並びで、後半になるほど1問あたりの配点が大きくなるのが特徴です。全体の難易度は標準です。
| 大問 | 出題内容 | 配点 | 難易度 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| 第1問 | 発音とアクセント(下線部の発音が他と異なる語を選ぶ3問、第一アクセントの位置が異なる語を選ぶ4問) | 14 | ★★☆☆☆ | 1問2点と配点が最も軽い。迷ったら印を付けて先へ進み、最後に戻るのが定石。ここで時間を使うのは損になる |
| 第2問 | 文法・語法と整序(空所補充10問/語句整序3問/会話の流れに合う一文を選ぶ3問) | 47 | ★★★☆☆ | 配点が最も大きい大問。Aは1問2点だが、Bの整序が各4点、Cが各5点と重い。整序は訳を作らず、動詞と前置詞の相性から骨組みを決めるのが速い |
| 第3問 | 不要文の除去と発言の要約(コンクリートの話題、都市の鳥と農村の鳥を比べた研究、テューダー朝の晩餐会という三つの段落から余分な一文を除く/退職する先生への贈り物を相談する会話で各自の主張をまとめる) | 33 | ★★★☆☆ | Aは「内容が正しいか」ではなく「段落の話題から一歩ずれていないか」で判断する。Bの会話は誰がどの立場かをメモしながら読むと最後の設問が楽になる |
| 第4問 | 図表と広告の読み取り(絵画に描かれた食べ物を国別に集計した表と論説/城をめぐるツアーの広告から、四つの城の共通点、人数や年齢に応じた料金、参加できる日程を判断する) | 40 | ★★★☆☆ | Bの広告は割引や年齢区分の条件が脚注に隠れている。表の下の小さな字まで読んでから計算に入りたい |
| 第5問 | 物語(家庭菜園を引き受けた Christine の話。虫の被害、店で買った野菜で済ませようとする誘惑、唐辛子スプレーによる虫よけ、体験から学んだこと) | 30 | ★★★★☆ | 1問6点で、登場人物の心情の移り変わりを追う必要がある。問44の bug-free のように、本文中の表現がそのまま設問になるので、印象的な語には線を引いておきたい |
| 第6問 | 論説と段落要約(陸路・水路・空路・インターネットという「ルート」の発達が人類の営みをどう変えてきたか。語意推測、各段落の内容、記事全体の主題、段落ごとの見出しの選択) | 36 | ★★★☆☆ | 段落の順に設問が並ぶので、一段落読んでは一問解く進め方が有効。問51〜54の見出し選びは、各段落が「どのルートの話か」を追えていれば機械的に決まる |
対策のポイント: センター英語の筆記は、前半の知識問題を速く片づけて後半の長文に時間を残せるかで得点が決まります。第1問と第2問Aを合わせて15分以内に抜けるのが一つの目安です。第5問の物語は心情の変化が設問になりやすいので、気持ちが動いた箇所に印を付けながら読むと、設問に戻る時間が大きく減ります。各設問の詳しい解き方は上の「解答・解説はこちら」からどうぞ。
※ 難易度は当サイトの独自評価です(★1 基礎 〜 ★5 難)。

