2023年度 大学入学共通テスト 追試験「英語(リスニング)」の問題冊子をPDFで公開しています。大問ごとの出題内容・配点・難易度をまとめた「この問題の概要」つき。全設問の解答・解説も無料で読めます。印刷して実戦形式の演習にお使いください。
目次
この問題の概要
2023年度 大学入学共通テスト追試験「英語(リスニング)」は、大問6題・全37問・100点満点です。第1問と第2問は音声が2回、第3問から第6問は1回だけ流れます。各大問の内容と難易度は次のとおりです。
| 大問 | 出題内容 | 配点 | 難易度 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| 第1問 | A短い発話の内容に合う英文を選ぶ4問、B短い発話の内容に合う絵を選ぶ3問 | 25 | ★★☆☆☆ | 一文だけなので聞き取りは易しいのですが、Bは「テーブルの下にあるケースの中」のように位置関係を二重に指定してきます。前置詞を一語も落とさずに拾えるかが問われます。 |
| 第2問 | 対話とそれについての問いを聞き、答えとなる絵・図を選ぶ4問(ホタルの成長、エコバッグのデザイン、テントの形と位置、観光ルート) | 16 | ★★☆☆☆ | どれも「二つの条件を同時に満たす選択肢」を選ぶ形式です。丸いテント+木の間、ポケットあり+ボタンなし、というように条件を二つメモしてから絵を見るのが確実です。 |
| 第3問 | 日本語で場面が示される対話の聞き取り6問。旅行手段、郵便料金、映画の予定、姪と甥、レストランの注文、荷物の手助け | 18 | ★★★☆☆ | ここから音声は1回だけです。問15は「姉に男の子2人、兄に女の子3人」から関係を整理する必要があり、数だけ追うと選択肢を取り違えます。 |
| 第4問 | Aキャンパス共用スペースの利用者数グラフの凡例4問と、フィットネスクラブの会費表4問、B国際会議の会場を三条件で選ぶ1問 | 12 | ★★★★☆ | Aの前半は四つの折れ線の動き(連続増加/不安定/5月に減少後増加/5月に増えて横ばい)を一度で聞き分ける必要があり、この試験の山場です。後半の料金表は「半額」「2,000円引き」「1,000円追加」という操作を頭の中で計算します。Bは三条件を四つの推薦文に照らす消去法です。 |
| 第5問 | 美術館のデジタル化についての講義。ワークシートの空所補充5問、内容一致1問、続きの発表とグラフによる1問 | 15 | ★★★☆☆ | ワークシートの空所が「flexible ___」「detailed ___」のように語の一部だけ空いているので、聞きながら該当箇所を待ち構える形になります。最後の問33は、グラフの数値と講義で述べられた課題の両方を使う複合問題です。 |
| 第6問 | A旅行の持ち物をめぐる二人の対話2問、B卒業研究の進め方をめぐる四人の議論2問 | 14 | ★★★☆☆ | Bは四人の立場が入り乱れ、しかも途中で意見を変える人がいます。「誰が・最終的に・どちらを選んだか」を人物ごとに追えるかどうかで決まります。 |
対策のポイント: 共通テストのリスニングは、第3問以降が1回しか流れないため、「聞く前の準備」で差がつきます。選択肢と図表はすべて問題冊子に印刷されているので、音声が始まる前に「何を聞き取ればよいか」を決めておきましょう。絵を選ぶ問題では条件を二つメモしてから選択肢を見る、グラフの凡例問題では四つの線の形をあらかじめ言葉にしておく(右上がり・上下・V字・横ばい)、料金表の問題では基準額を押さえる——このように設問の型ごとに準備の仕方を決めておくと安定します。 各設問の詳しい解き方は上の「解答・解説はこちら」からどうぞ。
※ 難易度は当サイトの独自評価です(★1 基礎 〜 ★5 難)。

