2021年度 大学入学共通テスト 本試験 地理A 過去問題

2021年度 大学入学共通テスト 本試験「地理A」の問題冊子をPDFで公開しています。全設問の解答・解説も無料で読めます。印刷して実戦形式の演習にお使いください。

目次
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この問題の概要

大学入学共通テストの第1回にあたる年度です。試験時間60分・満点100点。大問5題(各20点)・小問30問はすべて必答という、きれいに揃った構成になりました。地図と地理情報、食文化、南アジアの地誌、地球的課題、宮津市(京都府)の地域調査という五本立てです。第5問は同じ日の地理B第5問とまったく同じ問題です。センター試験より会話文と資料の分量が増え、生徒が調べる場面の設定が加わりました。全体の難易度は標準〜やや難です。

大問出題内容配点難易度ひとこと
第1問地図と地理情報(1985年と2015年の地形図の比較、自然堤防と後背湿地、経路の選び方、統計に適した地図表現の使い分け、大雨のときの避難場所の選択、大規模地震時の帰宅困難)20★★★★☆新旧地形図・断面図・ハザードマップと図が続く。問4は「割合ならコロプレス、絶対量ならドットか図形表現」という対応を知っているかどうかで即決できる
第2問食文化の地理(タピオカミルクティーの原材料の生産国、日本の食料輸入、作物の栽培起源と伝播、各地の茶の飲み方、食文化の多様性、伝統と持続可能性の両立)20★★★☆☆タピオカを入り口にキャッサバ・サトウキビ・茶をたどらせる、共通テストらしい構成。栽培起源地と現在の主産地がずれることに注意したい
第3問南アジアの地誌(インド亜大陸の雨季と乾季、農業生産と灌漑面積、平焼きパンなど南アジアの料理、食料供給量の指数、サリーとマドラスチェック、州ごとの経済格差)20★★★☆☆インドを食と衣から入る構成。問16の指数は「1970年を100としたときの増え方」なので、絶対量と混同しないことが大切
第4問地球的課題(東アジア・東南アジアのコンテナ取扱量、国際間の旅行客移動、在留ブラジル人とベトナム人の推移、一人当たりエネルギー消費と二酸化炭素排出、砂漠化のメカニズム、持続可能な開発)20★★★★☆統計の読み取りが五問続く。問22は一人当たり消費量と総量の二軸グラフで、軸を取り違えると連鎖して落とすので確認を怠らないこと
第5問宮津市の地域調査(京都府の人口増減率と京都市への通勤率、城下町の絵図と現代の地形図、天橋立の景観写真、丹後ちりめんの調査資料、山間集落の聞き取り、外国人延べ宿泊者数の地図)20★★★☆☆地理B第5問と同一問題。問26の絵図と地形図の比較は、寺社や道路の配置が城下町の名残として残っている点を読み取る設問

対策のポイント: 共通テストの地理Aは、資料の種類が一気に増えました。知識を思い出す前に「この図は何を比べさせたいのか」を一言で言えるかが勝負です。統計は数字を全部読まず、いちばん大きい値といちばん小さい値の二つを先に押さえる。地形図は毎年必ず出るので、等高線の間隔と主な地図記号は直前にもおさらいしておく価値があります。各設問の詳しい解き方は上の「解答・解説はこちら」からどうぞ。

※ 難易度は当サイトの独自評価です(★1 基礎 〜 ★5 難)。

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