2020年度 大学入試センター試験 本試験「英語(リーディング)」の問題冊子をPDFで公開しています。全設問の解答・解説も無料で読めます。印刷して実戦形式の演習にお使いください。
目次
この問題の概要
大学入試センター試験としては最後の年度の「筆記」です。試験時間80分・満点200点。大問6題・解答番号54はすべて必答で、第1問14点・第2問47点・第3問33点・第4問40点・第5問30点・第6問36点という配点でした。発音とアクセント、文法・語法と整序、不要文の除去と発言の要約、実験レポートと広告、物語、論説という並びで、後半になるほど1問あたりの配点が大きくなるのが特徴です。全体の難易度は標準です。
| 大問 | 出題内容 | 配点 | 難易度 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| 第1問 | 発音とアクセント(下線部の発音が他と異なる語を選ぶ3問、第一アクセントの位置が異なる語を選ぶ4問) | 14 | ★★☆☆☆ | 1問2点と配点が最も軽い。迷ったら印を付けて先へ進み、最後に戻るのが定石。ここで時間を使うのは損になる |
| 第2問 | 文法・語法と整序(空所補充10問/語句整序3問/会話の流れに合う一文を選ぶ3問) | 47 | ★★★☆☆ | 配点が最も大きい大問。Aは1問2点だが、Bの整序が各4点、Cが各5点と重い。整序は訳を作らず、動詞と前置詞の相性から骨組みを決めるのが速い |
| 第3問 | 不要文の除去と発言の要約(NBA、腰痛と姿勢、ハムに代表される食品保存という三つの段落から余分な一文を除く/チャリティーの資金集めを相談する会話で各自の主張をまとめる) | 33 | ★★★☆☆ | Aは「内容が正しいか」ではなく「段落の話題から一歩ずれていないか」で判断する。Bの会話は、依頼される仕事の安全性や税金という論点が誰の発言かをメモしておきたい |
| 第4問 | 実験レポートと広告(的当ての練習方法を三グループで比べた実験。得点の計算、実験手順、結果の読み取り、次章の予告/フリーマーケットの出店案内から、料金、屋外出店の特典、屋内での可否、告知内容を判断する) | 40 | ★★★☆☆ | Aは練習条件と結果の対応を表にしながら読むと早い。Bの広告は日時と場所で料金が変わるので、条件を線で囲んでから計算に入りたい |
| 第5問 | 物語(山で犬を見失った筆者が、何度も同じ山に戻る話。道に迷い足をくじいた最後の登山、警察犬だった愛犬と元警察官の老人、空に響いた名前、心情の変化) | 30 | ★★★★☆ | 1問6点で、時系列と心情の変化を同時に追う必要がある。問44の rang in the air のように、印象的な一文がそのまま設問になるので線を引きながら読みたい |
| 第6問 | 論説と段落要約(自動販売機の歴史。古代ギリシアの聖水販売装置に始まり、中国の鉛筆やイギリスのタバコ、紙幣偽造という壁、そして日本での普及。語意推測、各段落の内容、本文全体のタイトル、段落ごとの見出しの選択) | 36 | ★★★☆☆ | 段落の順に設問が並ぶので、一段落読んでは一問解く進め方が有効。問51〜54の見出し選びは、各段落が「いつ・どこの話か」を追えていれば機械的に決まる |
対策のポイント: センター英語の筆記は、前半の知識問題を速く片づけて後半の長文に時間を残せるかで得点が決まります。第1問と第2問Aを合わせて15分以内に抜けるのが一つの目安です。第4問のように実験や広告を読む設問は、本文を全部訳す必要はなく、設問が求める数字や条件だけを拾えば足ります。各設問の詳しい解き方は上の「解答・解説はこちら」からどうぞ。
※ 難易度は当サイトの独自評価です(★1 基礎 〜 ★5 難)。

