2025年度 大学入学共通テスト 本試験 歴史総合・世界史探求 過去問題

2025年度 大学入学共通テスト 本試験「歴史総合・世界史探求」の問題冊子をPDFで公開しています。全設問の解答・解説も無料で読めます。印刷して実戦形式の演習にお使いください。

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この問題の概要

2025年度 本試験 歴史総合,世界史探究は、試験時間60分・満点100点、大問5題(第1問25点・第2問20点・第3問21点・第4問16点・第5問18点、計32問)の構成です。第1問が「歴史総合」分野で、A オスマン帝国の西洋化改革から日本の開国・産業化までの19世紀、B モダンガールからイラン=イスラーム革命までの20世紀を、装いや衣料を切り口に扱う8問。第2問以降は世界史探究の範囲で、第2問がカイロ・サンクトペテルブルク・バンコクという三つの都市の歴史(7問)、第3問が歴史叙述と経典注釈・文化財調査を通して歴史の書かれ方を問う構成(7問)、第4問が19世紀イギリスの綿花輸入とヴァイキング・大航海時代(5問)、第5問が百済の木簡から総力戦下ドイツの配給制まで食料と政治権力の関係(5問)を扱います。なお第1問は「歴史総合」第2問と共通の出題です。

大問出題内容配点難易度ひとこと
第1問A タンジマートから日本の開国・産業化まで/B モダンガールからイラン=イスラーム革命まで25★★★☆☆「歴史総合」第2問と共通。問2は辮髪=辛亥革命まで、洋装=明治維新以降と時期を上下から挟む発想が鍵。問4は綿糸のグラフを自給率100%の線を基準に読む。
第2問A 黒死病期のカイロとマムルーク朝/B サンクトペテルブルクと近代の文化・技術/C バンコクとタイの近代化20★★★☆☆問1は資料の「スルタン」「アズハル=モスク」からカイロを確定する。問6はバンコクの新旧地図を比べ、領事館の集中と水上交通の盛衰を分けて判断する。
第3問A 勝者が書いた歴史と女性君主/B 『五経正義』と『礼記註疏』/C インド史研究と敦煌文書21★★★★☆「誰がどの立場で書いたか」を問う大問。問4は註が後漢の鄭玄・疏が唐の孔穎達と層が異なる点、問6は時代区分の設定自体が植民地支配の正当化だった点に気づけるか。
第4問A 19世紀イギリスの綿花輸入/B ヴァイキングと大航海時代16★★★☆☆問2は1860年代の落ち込みを南北戦争と結ぶだけでは足りず、輸入総量が1860年の水準まで戻っていないことを数値で確かめる必要がある。
第5問食料をめぐる国家と社会(百済の木簡から総力戦下のドイツまで)18★★★☆☆問4は表2のライ麦粉と牛肉の値上がり率を実際に割り算して比べる。問5は四つの事例に共通する「政治権力が食料に関与した」という軸を見抜くのが要。

対策のポイント: 第2問以降は都市・歴史叙述・交易・食料といった主題で地域と時代を横断する構成で、ヨーロッパ・イスラーム・中国・インド・東南アジア・アメリカ大陸がまんべんなく問われます。地域ごとに縦に覚えるだけでなく、同じ世紀に各地で何が起きていたかを横に並べ直す作業が効きます。史料は必ず「いつ・誰が・どの立場で書いたか」を確認してから選択肢に当たること。第3問のように資料の重層性や研究者の視点そのものを問う設問は、用語の暗記だけでは答えが出ません。第1問の「歴史総合」分野は近現代中心で図版・グラフの読み取りが主体なので、ここを確実に取り切ってから探究分野に時間を回すのが安全です。 各設問の詳しい解き方は上の「解答・解説はこちら」からどうぞ。

※ 難易度は当サイトの独自評価です(★1 基礎 〜 ★5 難)。

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