2026年度 大学入学共通テスト 追試験 地理総合・地理探求 過去問題

2026年度 大学入学共通テスト 追試験「地理総合・地理探求」の問題冊子をPDFで公開しています。全設問の解答・解説も無料で読めます。印刷して実戦形式の演習にお使いください。

目次

この問題の概要

2026年度大学入学共通テスト追試験の「地理総合,地理探究」は、試験時間60分・100点満点で、大問6つ・設問30問すべてが必答です。生活文化、地域調査、自然環境と自然災害、貿易、村落・都市と人口、オセアニアという配列で、統計地図・散布図・雨温図・地形図・空中写真を突き合わせて判定させる組合せ問題が中心を占めます。なお第1問・第2問は、単独科目「地理総合」の第1問・第2問と同一の問題です。全体の難易度は標準からやや難で、資料の数値を先に確かめる時間を確保できるかが得点を分けます。

大問出題内容配点難易度ひとこと
第1問世界各地の生活文化の多様性(祭礼と自然環境、ワーキングホリデーの往来、家計消費支出の構成、都道府県別の統計地図)13★★★☆☆問2はワーキングホリデーの矢印の向きを取り違えると3か国すべて崩れる。日本発と訪日の数値を分けてから国名を当てること。単独科目「地理総合」の第1問と同一の問題。
第2問山口県周南地域(周南市・下松市・光市)の地域調査(海岸地形の景観写真、新旧地形図、港湾の貨物取引、人口増減と医療機関の分布)12★★★★★問3は4つの円グラフが2×2の表に置かれ、国内/国外と輸出/輸入の向きを品目から自力で決めなければならない。原塩を含む図を国外からの輸入と確定させるのが最短。単独科目「地理総合」の第2問と同一の問題。
第3問世界の自然環境と自然災害(震源の深さ別分布、巨石地形、温帯の気候、泥炭湿地林の開発、地震と熱帯低気圧の被害、地形別の住家倒壊率)21★★★★☆問2は写真の1枚が省略されているが、残る2枚を確定させれば消去法で決まる。省略に動じないこと。問3は南半球では7月が冬であることを忘れると気候区を取り違える。
第4問マコトさんたちの探究「世界における貿易」(農水産物の自給率、大豆とトウモロコシ、中間財の流れ、貿易品の用途別構成、国際特許と技術貿易)17★★★★☆輸出率・中間財比率・生産量指数という指標の定義を押さえれば機械的に決まる。問3は中間財比率が最も高い矢印を先に探すと一気に片づく。
第5問村落・都市と人口(集落形成の景観、アジアの都市人口率、地域別の人口動態、女性の労働、人口15〜20万人都市の性格、高齢化と過疎対策)20★★★★☆問6は「老年人口率」と「老年人口の増加率」で高位となる地域が逆になる。割合と実数の違いを意識して2枚の図を見ること。
第6問オセアニアとその周辺地域(有袋類の生息域と地形、雨温図、主食となる農作物の消費量、オーストラリアの貿易相手国の変化、移民の集住)17★★★☆☆雨温図は気温曲線の山が1月側か7月側かで南北半球を先に決める。問4はイギリスの割合が1970年代に急落する点を押さえていれば即決できる。

対策のポイント: 統計図表は印象で選ばず、最暖月と最寒月の気温、最多雨月と最少雨月の降水量、輸出率や構成比といった数値を先に読み取り、それから選択肢に当てにいく手順を習慣にしてください。統計地図は円や塗り分けの大きさを眺める前に凡例の刻み幅を確かめ、分布の中心ではなく端(値が最大の県、ほとんど値がない地域)で凡例を割り当てると一意に決まります。地形図と空中写真の照合は撮影方向の矢印の先に何があるかを図で確認し、新旧比較では主張された施設や土地利用が実際にどこにあるかを両方の図で1つずつ当たることが確実です。 各設問の詳しい解き方は上の「解答・解説はこちら」からどうぞ。

※ 難易度は当サイトの独自評価です(★1 基礎 〜 ★5 難)。

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