2020年度 大学入試センター試験 本試験「物理基礎」の問題冊子をPDFで公開しています。全設問の解答・解説も無料で読めます。印刷して実戦形式の演習にお使いください。
目次
この問題の概要
大学入試センター試験としては最後の年度です。理科①の科目で、2科目を選んで解答時間60分(1科目あたり30分が目安)・満点50点。大問3題・解答番号13はすべて必答で、第1問20点・第2問15点・第3問15点という配点でした。第1問が分野をまたぐ小問集合、第2問が波と電気、第3問が力学という物理基礎の定型です。全体の難易度はやや易〜標準です。
| 大問 | 出題内容 | 配点 | 難易度 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| 第1問 | 小問集合(同じばね3本で物体を吊るしたときの伸び、力を加える向きによる仕事の違い、送電で電圧を高くする理由、振動数の近い二つの音が生むうなり、融解にともなう熱の出入り) | 20 | ★★☆☆☆ | 力学・電気・波・熱が一問ずつの小問集合。問3の送電は「電圧を上げれば電流が下がり、発熱による損失が減る」という一文で片づく |
| 第2問 | 波と電気(互いに逆向きに進む二つの波の0.50秒後の波形、原点における波の重ね合わせ、スイッチを切り替えたときの電位差、接続の切り替えによる消費電力の変化) | 15 | ★★★☆☆ | Aは波を実際に紙の上で動かして重ねるのが確実。Bはスイッチの位置ごとに回路図を描き直すと、直列と並列の違いが見えてくる |
| 第3問 | 力学(ゴムひもをつけた小球の落下と弾性エネルギー、最下点での力のつり合い、斜め上向きに発射した小球が壁に届くまでの時間、最高点の高さ) | 15 | ★★★☆☆ | Aは「自然の長さまでは自由落下」という切り分けが要。Bの斜方投射は、水平方向は等速、鉛直方向は投げ上げと分けて考えれば必ず解ける |
対策のポイント: 物理基礎は、公式を覚えていても「どの量が変わらないか」を見落とすと外します。仕事なら力と移動方向の角度、投射なら水平方向の速度、エネルギーなら全体の保存というように、着目すべき量を先に決めてから式を立てましょう。図が与えられた設問は、自分でもう一度描き直すだけで正答率が上がります。各設問の詳しい解き方は上の「解答・解説はこちら」からどうぞ。
※ 難易度は当サイトの独自評価です(★1 基礎 〜 ★5 難)。

