2019年度 大学入試センター試験 本試験 倫理・政治経済 過去問題

2019年度 大学入試センター試験 本試験「倫理・政治経済」の問題冊子をPDFで公開しています。全設問の解答・解説も無料で読めます。印刷して実戦形式の演習にお使いください。

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この問題の概要

試験時間60分・満点100点。大問6題・小問36問はすべて必答で、第1問14点・第2問18点・第3問18点・第4問22点・第5問14点・第6問14点という配点です。前半3題が倫理分野、後半3題が政治・経済分野で、36問すべてが同じ日に実施された「倫理」「政治・経済」からそのまま持ってきた設問です(第1問〜第3問が倫理、第4問〜第6問が政治・経済)。二科目ぶんの範囲を扱う代わりに一分野あたりの設問数が半分になるため、苦手分野があると取り返しが利きません。全体の難易度は標準です。

大問出題内容配点難易度ひとこと
第1問青年期と家族(心理的離乳と通過儀礼、生殖技術の発達と家族の多様化、男女共同参画や世代間の支え合い、構造主義と個人の自由、ロールズの正義感覚を論じた文章)14★★★☆☆倫理第1問からの5問。問5のロールズは原典の抜粋で、正義の原理と愛や献身の関係を本文から読み取る必要がある
第2問日本思想(古代の神への態度、仏教の慈悲、中世から近世の武士の精神、幽玄・わび・さびなどの美意識、荘子や孔子にみる心と身体、西田幾多郎の絶対無、本文のまとめ)18★★★★☆倫理第3問を中心とした7問。日本思想に寄っており、この試験で最も細かい。美意識の用語と時代の対応は表にして覚えておきたい
第3問源流思想と西洋近現代(諸思想の死生観、プラトンやストア派の自然観、ベーコンの四つのイドラ、ヘーゲルの絶対精神、ダーウィンとスペンサーの進化論、本文のまとめ)18★★★☆☆倫理第2問・第4問からの6問。問15のイドラは「種族・洞窟・市場・劇場」の四つを具体例と結びつけておけば即答できる
第4問政治と経済の基礎(近現代日本の特別裁判所、GNP・NNP・NIの関係、条約と宣言の区別、BRICS3か国のGDP推移、国連海洋法条約と海域区分、憲法上の外交権限、デリバティブと金融政策、会社形態と出資者の責任)22★★★☆☆政治・経済第1問からの8問で、配点が最も大きい。国民経済計算の指標間の引き算の関係は、図に描いて覚えるのが確実
第5問日本国憲法と統治機構(人身の自由、知る権利とプライバシーの権利、大日本帝国憲法と日本国憲法の違い、国会の権能、地方自治の二元代表制)14★★☆☆☆政治・経済第3問からの5問。憲法分野の定番が並び、判断に迷う設問が少ない。ここは確実に取っておきたい
第6問経済政策と環境(リストの保護貿易論、赤字国債・建設国債・税収の推移グラフ、市場メカニズムを使う環境政策、コンパクトシティと中心市街地、環境に関する条約と法律)14★★★☆☆政治・経済第4問からの5問。問33のグラフは、バブル期に赤字国債がほぼ止まり税収が伸びる形が目印になる

対策のポイント: 倫理,政治・経済は二科目の融合とはいえ、設問そのものは単独科目と同一です。対策も単独科目と同じで構いませんが、一分野あたりの設問数が少ないぶん、苦手分野を作らないことが単独科目以上に効きます。倫理は日本思想、政治・経済は経済分野のグラフと計算が失点源になりやすいので、その二つを優先して埋めるのが効率的です。各設問の詳しい解き方は上の「解答・解説はこちら」からどうぞ。

※ 難易度は当サイトの独自評価です(★1 基礎 〜 ★5 難)。

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