2018年度 大学入試センター試験 本試験「英語(リーディング)」の問題冊子をPDFで公開しています。全設問の解答・解説も無料で読めます。印刷して実戦形式の演習にお使いください。
目次
この問題の概要
センター試験期の英語は「筆記」と「リスニング」に分かれ、こちらの筆記は試験時間80分・満点200点です。大問6題・解答番号54はすべて必答で、第1問14点・第2問47点・第3問33点・第4問40点・第5問30点・第6問36点という配点でした。発音とアクセントから始まり、文法・語法、不要文の除去、図表と広告の読み取り、物語、論説と進む構成で、後半になるほど1問あたりの配点が大きくなるのが特徴です。全体の難易度は標準です。
| 大問 | 出題内容 | 配点 | 難易度 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| 第1問 | 発音とアクセント(下線部の母音の違い3問、語尾の -ed の発音、第一アクセントの位置4問) | 14 | ★★☆☆☆ | 1問2点と配点が最も軽い。ここに時間をかけるのは損なので、判断に迷ったら印を付けて先へ進み、最後に戻るのが定石 |
| 第2問 | 文法・語法と対話の整序(知覚動詞+doing、It won’t be long before…、would rather ~ than…、beyond one’s understanding、完了進行形、関係代名詞whatなど10問/語句整序3問/会話の流れを組み立てる3問) | 47 | ★★★☆☆ | 配点が最も大きい大問。Aの10問は1問2点だが、Bの整序が各4点、Cの会話整序が各5点と重い。整序は日本語訳を作らず、動詞と前置詞の相性から骨組みを決めると速い |
| 第3問 | 不要文の除去と発言の要約(新生活の不安、トマトは野菜か果物か、昆虫食という三つの段落から余分な一文を除く/映画の題材をめぐる話し合いで各発言の要点をまとめる) | 33 | ★★★☆☆ | Aは「段落の話題から一歩ずれた文」を探す設問で、内容が正しいかどうかは関係ない。Bの話し合いは、誰がどの立場かをメモしながら読むと最後の設問で効いてくる |
| 第4問 | 図表と広告の読み取り(製品ごとに色が重視される度合いを示すグラフと、ドイツでの色の連想調査についての論説/料理教室の広告からコース料金の計算、受講できる時間帯、持ち物の判断) | 40 | ★★★☆☆ | Bの広告は割引やセット購入を含む計算が出る。表の脚注に条件が隠れていることが多いので、小さい字まで目を通してから計算に入りたい |
| 第5問 | 物語(新しい惑星を訪れた探検者の日誌。軌道上で見つけた人工物、現地の指導者との接触、自分たちに似た生物の発見、液体環境と陸上という思い込みの崩れ) | 30 | ★★★★☆ | 1問6点で、しかも語り手が何者なのかが途中まで伏せられているタイプの物語。Day 19 と Day 40 の描写で視点がひっくり返ることに気づけるかどうかで、後半の設問がまとめて決まる |
| 第6問 | 論説と段落要約(望遠鏡・顕微鏡・カメラ・X線という「見えないものを見る技術」が人間の世界観をどう変えてきたか。語意推測、各段落の内容、本文全体の主題、段落ごとの見出しの選択) | 36 | ★★★☆☆ | 段落の順に設問が並ぶので、一段落読んでは一問解く進め方が有効。問50の主題は「道具が人間の見方を変えた」という軸を外さなければ選べる |
対策のポイント: センター英語の筆記は、前半の知識問題を速く片づけて後半の長文に時間を残せるかで得点が決まります。第1問と第2問Aを合わせて15分以内に抜けるのが一つの目安です。第5問の物語は、登場人物の正体や場所が伏せられていることが多いので、違和感のある描写に出会ったら読み飛ばさず、そこが設問になると考えて印を付けておくとよいでしょう。各設問の詳しい解き方は上の「解答・解説はこちら」からどうぞ。
※ 難易度は当サイトの独自評価です(★1 基礎 〜 ★5 難)。

