2025年度 大学入学共通テスト 本試験「公共」の問題冊子をPDFで公開しています。全設問の解答・解説も無料で読めます。印刷して実戦形式の演習にお使いください。
目次
この問題の概要
2025年度 本試験 公共は、「地理総合,歴史総合,公共」(解答時間60分・100点満点)の中の一分野として出題され、この「公共」の出題範囲だけで満点50点です。大問4題・小問16問(解答番号101〜116)はすべて必答で、第1問12点・第2問12点・第3問13点・第4問13点という配点でした。第1問が男女平等と憲法・法制度、第2問が社会関係資本と経済のしくみ、第3問が選挙制度と司法、第4問が公共空間と対話・推論という構成で、4題とも小問4問ずつという揃った形です。第1問と第4問は、同じ日に実施された「公共,倫理」「公共,政治・経済」の第1問・第2問とまったく同じ問題で、正解も配点も一致します。全体の難易度は標準です。
| 大問 | 出題内容 | 配点 | 難易度 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| 第1問 | 男女平等と憲法・法制度(性別役割意識の調査表/各国の女性議員比率とクオータ制) | 12 | ★★★☆☆ | 表1は年代別の男女差を一つずつ引き算して比べる必要があり、表2は会話文の1990年・2000年・2018年という年号をどの列に当てるかが勝負どころです |
| 第2問 | 社会関係資本と社会的共通資本/企業の資金調達・為替レート・金融政策 | 12 | ★★★☆☆ | 問3は600万円を150円と100円で割るだけの換算。問2・問4は組合せ式なので、返済義務の有無と金利の向きを二つ決めれば残りは自動で確定します |
| 第3問 | 一票の格差と選挙制度/違憲判決・裁判所の権能・刑事司法 | 13 | ★★★☆☆ | 問1は議員一人当たりの有権者数を実際に計算させる設問。問2は「すべて選ぶ」形式で、どの規定がなぜ違憲とされたかを一件ずつ確認する手間がかかります |
| 第4問 | 公共空間の思想(ハーバーマス・アーレント)/時間のゆとり調査・帰納的推論・対面と非対面 | 13 | ★★★★☆ | 問2は二つの調査年と複数の年齢層を往復する重い読み取り。問3の帰納・演繹の判定と問4の類型対応も含め、知識より論理の当てはめで差がつきます |
対策のポイント: 第1問と第4問の25点は「公共,倫理」「公共,政治・経済」と共通で、いずれも表や会話文の読み取りが主役です。数値を全部比べる手間を惜しまないことが、そのまま得点に直結します。残る第2問・第3問は経済のしくみと選挙・司法の知識が中心で、為替の換算と一票の格差の計算以外は教科書レベルの用語で取り切れます。まず第2問・第3問を手早く処理し、第1問・第4問の資料に時間を残す配分が有効です。 各設問の詳しい解き方は上の「解答・解説はこちら」からどうぞ。
※ 難易度は当サイトの独自評価です(★1 基礎 〜 ★5 難)。

