2025年度 大学入学共通テスト 追試験「公共・政治経済」の問題冊子をPDFで公開しています。全設問の解答・解説も無料で読めます。印刷して実戦形式の演習にお使いください。
この問題の概要
2025年度 追試験 公共,政治・経済は、解答時間60分・満点100点、大問6題(第1問12点・第2問13点・第3問19点・第4問18点・第5問19点・第6問19点、計32問)の構成です。2025年度は新教育課程の初年度で、「公共,政治・経済」は解答PDFの見出しも「公共,政治・経済(100点満点)」と表記される新設科目であり、第1問・第2問は「地理総合,歴史総合,公共」の一分野として出題された「公共」(公共の出題範囲のみで50点満点)および「公共,倫理」と正解・配点まで一致する共通問題です。第1問が功利主義と義務論・人権思想と歴史的文書・条例制定と人権・契約とクーリング・オフ、第2問が青年期と通過儀礼・国民負担率の国際比較・年金の財政方式・社会保障の用語、第3問が罪刑法定主義・議員特権・司法権の独立・資本主義の変遷・租税原則・ジニ係数、第4問が暗号資産と法定通貨・貸借対照表・預金保険と債券利回り・地域交通の課題・地方自治・行政機関、第5問が人口と労働力の統計・M字カーブと非正規雇用・社会支出・夫婦同氏制の判決・生存権の判例・選挙制度、第6問が円安の影響・安全保障のジレンマ・国際収支・戦後国際通貨体制・医薬品へのアクセス・CSRとESG投資を扱います。
| 大問 | 出題内容 | 配点 | 難易度 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| 第1問 | 功利主義と義務論/人権思想と歴史的文書/条例制定と人権/契約とクーリング・オフ | 12 | ★★☆☆☆ | 功利主義と義務論の対比から契約とクーリング・オフまで、公共の基本用語で届く12点。公共 第1問・公共,倫理 第1問と共通で正解も配点も同一 |
| 第2問 | 青年期と通過儀礼/国民負担率と老後の備え/年金の財政方式/社会保障の用語 | 13 | ★★★☆☆ | 国民負担率と老後の備えの2表を会話文のヒントで結ぶ問2が4点。公共 第4問・公共,倫理 第2問と共通 |
| 第3問 | 罪刑法定主義/議員特権/司法権の独立/資本主義の変遷/租税原則/ジニ係数 | 19 | ★★★☆☆ | 罪刑法定主義から司法権の独立までの知識問題に、ジニ係数のグラフから再分配効果を読み累進課税と結びつける4点の問6が加わる |
| 第4問 | 暗号資産と法定通貨/貸借対照表/預金保険と債券利回り/地域交通/地方自治/行政機関 | 18 | ★★★★☆ | 取引を貸借対照表にどう記録するか、既発債の利回りをどう出すかと、手を動かす設問が続く。暗号資産と日本銀行券の対比も新課程らしい |
| 第5問 | 人口と労働力の統計/M字カーブと非正規雇用/社会支出/夫婦同氏制の判決/生存権の判例/選挙制度 | 19 | ★★★★☆ | グラフと表を合わせて4本読む負荷が重く、問2は4点。朝日訴訟・堀木訴訟や夫婦同氏制判決といった判例知識も同時に要求される |
| 第6問 | 円安の影響/安全保障のジレンマ/国際収支/戦後国際通貨体制/医薬品へのアクセス/CSRとESG投資 | 19 | ★★★☆☆ | 国際収支の項目別グラフの読み取りと、ブレトン・ウッズ体制からプラザ合意までの並べ替えが軸。CSR・ESG投資の視点も問われる |
対策のポイント: 第1問・第2問は「公共」「公共,倫理」との共通問題で、政治・経済の専門知識がなくても届く25点分です。まずここを確保し、次に用語と制度の知識で押せる設問が多い第3問・第6問へ進むと得点が安定します。貸借対照表への記録や既発債の利回り計算を含む第4問と、資料を4本読む第5問は時間を食うので後半に回す配分が有効です。新課程では暗号資産・ESG投資・地域交通の維持といった現代的なテーマが、憲法・判例・国際経済の従来型の知識問題と同じ大問の中に並びます。教科書の用語を押さえたうえで、グラフの読み取りを一手ずつ言葉にする練習を積んでおきましょう。 各設問の詳しい解き方は上の「解答・解説はこちら」からどうぞ。
※ 難易度は当サイトの独自評価です(★1 基礎 〜 ★5 難)。

