2026年度 大学入学共通テスト 本試験「英語(リスニング)」の解答と解説です。全設問の正解と考え方を一問ずつ解説し、公式の解答PDFもあわせて掲載しています。大学受験の森が独自に作成した、無料で読める解説です。
解答
スクリプト
解説
英語(リスニング)は全6大問37問、満点100点、解答時間30分です。配点は第1問が28点、第2問が12点、第3問が18点、第4問が12点、第5問が16点、第6問が14点。音声は第1問と第2問が2回、第3問から第6問までは1回流れます。
第1問は短い一文を聞いて内容に合う英文または絵を選ぶ8問、第2問は短い対話と英語の問いを聞いて絵や図を選ぶ3問。第3問は1回だけ流れる対話の要点を押さえる6問、第4問は学校までの行き方の説明を順に並べる問題とキャリアフェアの案内を表に整理する問題、および条件に合う自習場所を選ぶ問題です。第5問は新しい養殖用水についての講義をワークシート・発言の一致判定・グラフと組み合わせて扱い、第6問は授業形態についての対話と、音楽の聴き方についての3人の会話を扱います。
つまずきやすいのは、聞こえた語をそのまま含む選択肢に引かれる型です。第1問Bと第2問の絵は「誰が」「どこに」「いつ」のうち二点を同時に満たすものを選ぶ作りで、帽子をかぶっているのは男性か銅像か、羊は日陰にいるか日なたにいるか、といった一点の違いで正解が変わります。第3問以降は音声が1回だけなので、話者ごとに立場を書き分けながら聞く必要があり、特に問13・問34・問36は誰の発言かを取り違えると落とします。第4問Aの並べ替えと第5問の空欄二組はまとまりで採点されるため、1か所の取り違えがそのまとまり全体に響きます。
第1問
Aは問1から問4で、短い一文を聞いてその内容と最もよく合う英文を四つから選ぶ問題。Bは問5から問8で、短い一文を聞いて内容に合う絵を四つから選ぶ問題です。音声はいずれも2回流れます。
問1:正解②
<問題要旨>
Fred のダンスについて述べる一文を聞き、その内容と最もよく合う英文を選ぶ。
<考え方>
判定に使うのは loves dancing と never hesitates to perform for his classmates の2点。hesitate「ためらう」を never で否定しているので、クラスメイトの前で踊るのを嫌がってはいないことになる。演じる側と見る側のどちらが Fred かも合わせて確かめる。
<選択肢>
①【誤】
クラスメイトの前で踊るのを嫌がっているという内容。loves dancing と正反対になる。
②【正】
クラスメイトのために進んで踊るという内容。never hesitates to perform for his classmates の言い換えになっている。
③【誤】
クラスメイトが Fred の演技を見ることはないという内容。perform for his classmates と食い違う。
④【誤】
クラスメイトが Fred のために演じるという内容。演じる側と見る側が入れ替わっている。
問2:正解③
<問題要旨>
職場へ連絡している女性の一文を聞き、その内容と最もよく合う英文を選ぶ。
<考え方>
根拠は My son is sick と I can’t come into work today の2文。I’m afraid that は「残念だが」という前置きで、恐れているという意味ではない。また来られないのは today、つまり一日全体である。具合が悪いのは息子であって話者ではない点も押さえる。
<選択肢>
①【誤】
子どもの世話のために家に帰れないという内容。話者は出勤できないと言っており、向きが逆になっている。
②【誤】
子どもの世話をするのが怖いという内容。I’m afraid that を「怖い」と取り違えたもの。
③【正】
一日休むという内容。can’t come into work today の言い換えになっている。
④【誤】
話者自身の体調が悪いという内容。病気なのは息子で、主体が入れ替わっている。
問3:正解③
<問題要旨>
David が初めてスケートをしたときのことを語る一文を聞き、その内容と最もよく合う英文を選ぶ。
<考え方>
I’ll never forget the time when David first tried skating と He was so scared の2文で決まる。忘れられないのは話者、怖がっていたのは初めて挑戦した当時の David である。時点を現在に動かしたり、怖がっていた事実を否定した選択肢が誤りになる。
<選択肢>
①【誤】
David は怖がっている様子を見せなかったという内容。so scared と食い違う。
②【誤】
始めたときはまったく怖がっていなかったという内容。同じく so scared と食い違う。
③【正】
話者が David が怖がっていたことを覚えているという内容。never forget と was so scared の両方に対応する。
④【誤】
David が今は怖がっていると話者が考えているという内容。過去の出来事を現在に移している。
問4:正解④
<問題要旨>
話し合いの途中で発せられた一文を聞き、話者の意図に最もよく合う英文を選ぶ。
<考え方>
There must be a solution(解決策はあるはずだ)と Shall we take a break now and talk more afterward?(今は休んで後でもっと話そう)の2点で切る。前者で「解決策はない」型が落ち、後者で「今すぐ解決したい」型と「休みたくない」型が落ちる。
<選択肢>
①【誤】
解決策はないと考えているという内容。There must be a solution と正反対になる。
②【誤】
休憩を取りたくないという内容。Shall we take a break と食い違う。
③【誤】
今すぐ解決策を見つけたいという内容。afterward と食い違う。
④【正】
後でその問題に戻ろうと提案しているという内容。talk more afterward の言い換えになっている。
問5:正解②
<問題要旨>
銅像の隣のベンチに座っている男性について述べる一文を聞き、内容に合う絵を選ぶ。四つの絵は、男性が座っているか立っているか、帽子をかぶっているのが男性か銅像かで組み合わせが変えてある。
<考え方>
決めるのは sitting on the bench と the man … is wearing a nice hat の2点で、どちらも主語は男性である。座っているのが男性で、かつ帽子をかぶっているのも男性である絵は一つに限られる。銅像が帽子をかぶっている絵は、修飾される主体が入れ替わっている。
<選択肢>
①【誤】
男性はベンチに座っているが無帽で、帽子をかぶっているのは台の上の銅像である。
②【正】
男性がベンチに座り、帽子をかぶっている。銅像は無帽で、2つの条件を同時に満たす。
③【誤】
男性が立っており、座っているのは帽子をかぶった銅像である。座っている主体が違う。
④【誤】
男性は帽子をかぶっているが立っている。sitting on the bench に合わない。
問6:正解①
<問題要旨>
定規を貸してほしいと頼む一文を聞き、二人の机の上の持ち物が描き分けられた四つの絵から合うものを選ぶ。
<考え方>
条件は2つある。話者の定規が見つからないので話者側の机に定規がなく、相手に extra があるので相手の机には使っている1本に加えてもう1本が置かれている。この2条件を同時に満たす絵は一つで、どちらか片方だけを見て選ぶと外す。
<選択肢>
①【正】
頼む側の机に定規がなく、相手の机には使用中の定規ともう1本の予備がある。2条件を満たす。
②【誤】
頼む側の机にも定規が置かれている。can’t find my ruler に合わない。
③【誤】
相手の机の定規が使用中の1本だけで、extra に当たるものがない。
④【誤】
頼む側の机に定規があり、条件の前半を満たさない。
問7:正解②
<問題要旨>
道路を渡ろうとしている場面の一文を聞き、横断歩道・信号機・歩道橋の描かれ方が違う四つの絵から合うものを選ぶ。
<考え方>
There’s no signal(信号機がない)と Let’s use the bridge(歩道橋を使う)の2点で決まる。前者で信号機が立っている絵が落ち、後者で横断歩道を渡っている絵が落ちる。残るのは信号機がなく、2人が歩道橋の階段の側にいて横断歩道に入っていない絵である。
<選択肢>
①【誤】
信号機が描かれている。There’s no signal に合わない。
②【正】
信号機がなく、2人は横断歩道を渡らずに歩道橋の階段の側にいる。2つの条件を満たす。
③【誤】
信号機が描かれており、そのうえ2人が横断歩道を渡った側にいる。
④【誤】
信号機はないが、2人が横断歩道を渡っている。Let’s use the bridge に合わない。
問8:正解②
<問題要旨>
ウミガメについて述べる一文を聞き、浜辺の様子を描いた四つの絵から合うものを選ぶ。
<考え方>
leaving the beach(浜を離れる、つまり海へ向かう)と after laying and burying her eggs(産卵して埋め終えている)の2点で時点を決める。親ガメが海へ向かっていることと、砂の中に卵があることの両方が要る。
<選択肢>
①【誤】
親ガメが海から浜へ上がっており、卵も描かれていない。産卵前の場面である。
②【正】
砂の中に卵があり、親ガメが海の方へ向かっている。産卵後に浜を離れる場面に当たる。
③【誤】
卵だけで親ガメが描かれていない。浜を離れる主体がいない。
④【誤】
孵化した子ガメが海へ向かっている。親ガメが浜を離れる場面より後の時点である。
第2問
問9から問11の3問。日本語で場面が示された短い対話と英語の問いを聞き、四つの絵または図から答えを選びます。素材は太陽光パネルの下の土地利用、ゴルフの練習方法、タンポポの成長段階で、音声は2回流れます。
問9:正解②
<問題要旨>
小学校のあった場所を見ながら話す卒業生2人の対話と、その場所が今どのように見えるかという問いを聞いて絵を選ぶ。四つの絵は、いるのがウサギと花か羊か、柵があるか、羊がパネルの下にいるか外にいるかで描き分けられている。
<考え方>
問われているのは now の様子だから、まず時点で絞る。ウサギと花は女性の I remember rabbits and flowers being there で語られる昔の様子なので落ちる。残る羊の2枚は最後の And they’re staying out of the sun で決まり、日を避けている、つまりパネルの下の日陰にいる絵になる。
<選択肢>
①【誤】
ウサギと花が描かれている。これは以前の様子で、now ではない。
②【正】
羊がパネルの下の日陰にいる。sheep there now と staying out of the sun の両方を満たす。
③【誤】
柵とウサギと花が描かれている。いる動物が過去のものである。
④【誤】
羊はいるがパネルの外の日なたにいる。out of the sun に合わない。
問10:正解④
<問題要旨>
運動について話す友人2人の対話と、女性がどのようにゴルフを練習しているかという問いを聞いて絵を選ぶ。四つの絵は晴天の屋外コース、雨天の屋外コース、テレビの前でのゲーム、室内での素振りに描き分けられている。
<考え方>
決め手は女性の I exercise indoors using virtual reality。indoors で屋外コースの2枚が落ちる。残る2枚は exercise かどうかで分かれ、座ってコントローラーを操作している絵は体を動かしていないので合わない。バーチャルリアリティーの機器を着けてクラブを振っている絵が残る。
<選択肢>
①【誤】
晴天の屋外コースでプレーしている。indoors に合わない。
②【誤】
雨の屋外コースでプレーしている。悪天候は男性が指摘した点だが、練習しているのは屋内である。
③【誤】
座ってコントローラーを操作している。画面上のゴルフではあるが exercise に当たらない。
④【正】
室内でバーチャルリアリティーの機器を着けてクラブを振っている。indoors と virtual reality と exercise をすべて満たす。
問11:正解①
<問題要旨>
タンポポの成長について図を見ながら話す生徒2人の対話と、女性が関心を持っている段階はどれかという問いを聞いて図を選ぶ。円環状に並んだ四つの図は、開花、綿毛が飛ぶ、種が地中にある、根と葉が育つの4段階を表している。
<考え方>
女性の発言は2つあり、答えは後半の But my focus is the stage where the plants bloom である。前半の Seeds start spreading after this stage は綿毛が飛ぶ段階に触れているが、But で言い直しているので関心の対象は開花の段階になる。男性の発言(地中で何年も生き延びる、根と葉が育つ)と混ぜると誤答になる、話者を分けて聞く型である。
<選択肢>
①【正】
花が咲いた段階。the stage where the plants bloom に対応する。
②【誤】
綿毛が飛んでいる段階。女性の前半の発言に出るが、focus として挙げ直した段階ではない。
③【誤】
種が地中にある段階。男性の「地中で何年も生き延びる」に対応する。
④【誤】
根と葉が育つ段階。男性が Mine is before that と述べた、自分の関心のある段階である。
第3問
問12から問17の6問。日本語で場面が示された対話を1回だけ聞き、問題冊子に英語で印刷された問いの答えを四つから選びます。素材は本の選び方、休みの過ごし方、ジムの入会手続き、ホテルの予約、拾った鍵、夕食の時刻です。
問12:正解③
<問題要旨>
本の選び方をたずねる女性と答える男性の対話を聞き、本を選ぶことについて男性がどう考えているかを選ぶ。
<考え方>
問われているのは男性の考えなので、男性の発言だけで判定する。男性はまずオンラインの書評を見てから図書館で本を見ると答え、レビューが多すぎるという指摘に対して That’s why it helps to know what you’re interested in と結論を述べる。この最後の一言が根拠で、女性の bookstore という語に引かれると外す。
<選択肢>
①【誤】
まず書店へ行くのがよいという内容。bookstore は女性の最後の発言に出る語で、男性の考えではない。
②【誤】
面白い本を見つけるのは難しいという内容。男性は Easy! と答えており、難しいとは言っていない。
③【正】
自分の興味を知っておくことが大切だという内容。know what you’re interested in の言い換えになっている。
④【誤】
図書館で助言をもらうと役立つという内容。図書館は本を見る場所として挙げられただけで、助言の話は出ない。
問13:正解①
<問題要旨>
休みの過ごし方について話す友人2人の対話を聞き、対話の内容として正しいものを選ぶ。
<考え方>
男女の希望が逆になっている型である。女性は I’m hoping to travel abroad、男性は I’ll go somewhere closer to home と There’s so much I still haven’t seen around here と述べる。どちらの発言かを押さえれば、主体を入れ替えた選択肢が落ちる。
<選択肢>
①【正】
男性が近場を訪れるという内容。closer to home と around here に対応する。
②【誤】
男性が海外旅行を計画しているという内容。海外に行きたいのは女性である。
③【誤】
女性が地元での旅行を楽しみにしているという内容。近場を選ぶのは男性である。
④【誤】
女性が男性を訪ねたいという内容。対話に出ていない情報である。
問14:正解③
<問題要旨>
スポーツジムで入会を申し込む女性と係の男性の対話を聞き、女性が最初にすることを選ぶ。
<考え方>
行動が四つ出てくるので、順序を組み立ててから選ぶ。女性は用紙の提出を求められた直後に写真を持っていないと言い、男性は「あの機械を使える」「写真を用紙に貼るのを忘れないで」と答える。したがって写真を撮る、用紙に貼る、用紙を出す、カードを受け取るの順で、最初は写真である。
<選択肢>
①【誤】
新しいカードを受け取る。手続きの最後の段階に当たる。
②【誤】
用紙を提出する。写真を貼ってからになるので、最初ではない。
③【正】
写真を撮ってもらう。写真がないと用紙を完成させられないので、これが最初になる。
④【誤】
しばらく待つ。You won’t have to wait too long はカードが出るまでの時間の話である。
問15:正解④
<問題要旨>
ホテルの従業員の女性と宿泊客の男性の対話を聞き、男性が何をしたのかを選ぶ。
<考え方>
根拠は従業員の You appear to have made a reservation with the hotel across the street と、それを認める男性の Oh, so I did である。予約自体は存在し、印刷した確認書も持っている。食い違っていたのはホテルであって、予約の有無や件数ではない。
<選択肢>
①【誤】
部屋の変更を頼んだ。部屋についてのやりとりは出ない。
②【誤】
予約の控えをなくした。男性は I printed out the confirmation と言って示している。
③【誤】
オンラインで2件予約した。予約は1件で、相手のホテルが違っていただけである。
④【正】
違うホテルでチェックインしようとした。across the street のホテルの予約だったことに対応する。
問16:正解②
<問題要旨>
店の入口で鍵を拾った男性が店員に話しかける対話を聞き、男性がしたいことを選ぶ。
<考え方>
男性の最後の I’d be late for work. Can’t I leave it with you? が根拠である。交番は駅の反対側にあり、そこへ行くと遅刻するので店に預けたいという流れ。交番へ持って行くのは店員の提案で、男性が避けたい行動である点を取り違えないこと。
<選択肢>
①【誤】
店で鍵を見つける。鍵はすでに店の入口で見つけている。
②【正】
遅刻せずに出勤する。I’d be late for work を避けたいという意図に対応する。
③【誤】
駅へ戻る。駅の反対側にある交番へ行きたくないと言っているので、向きが逆である。
④【誤】
鍵を交番へ持って行く。店員の提案であり、男性はそれを断っている。
問17:正解③
<問題要旨>
電話で夕食の時刻を相談する友人2人の対話を聞き、女性が夕食に到着する時刻を選ぶ。選択肢は5:30から7:00までの四つの時刻である。
<考え方>
時刻の数字が複数出るので、計算して決める型である。女性の予定は5:30から6:00まで、男性の「終わったらすぐ来られるか」に Sure と答え、さらに It’ll take 30 minutes to get there と言う。6:00に終わって移動30分なので6:30になる。男性が言った「1時間早い」は7:00に対する希望で、到着時刻そのものではない。
<選択肢>
①【誤】
5:30。女性の用事が始まる時刻である。
②【誤】
6:00。用事が終わる時刻で、移動の30分を足していない。
③【正】
6:30。6:00に用事が終わり、移動に30分かかるので到着はこの時刻になる。
④【誤】
7:00。女性が最初に挙げた案で、男性がそれより1時間早い時刻を希望した。
第4問
Aは問18から問21で学校までの行き方の説明を聞いて勧められた行動を四つ選び順に並べる問題と、問22から問25でキャリアフェアの司会者の話を聞いて表の空欄を埋める問題。Bは問26で4人のクラスメイトの説明を聞き、示された三つの条件に最も合う自習場所を選ぶ問題です。音声はいずれも1回です。
問18〜問21:正解 18=② 19=④ 20=① 21=⑤
<問題要旨>
ある学校までの行き方を友人から聞き、五つの絵のうち勧められた行動を表す四つを選んで、行う順に並べる。絵はバスの前のドアと後ろのドアでの乗降、および券売所に並ぶ場面である。
<考え方>
説明は市バスとヤマテツバスの2本立てで、乗る位置・降りる位置・支払う位置が路線ごとに逆になっている。市バスは you get on at the back で乗り、when you get off at the front, you pay で降りる。乗り換え地点では just ignore the line of people とあるので、券売所に並ぶ絵は使わない。ヤマテツバスは you pay at the front as you board で乗り、最後に you exit from the back door で降りる。絵は車体の前後(前方のサイドミラーの位置)とドアの位置、人物の向き(背を向けていれば乗車、正面を向いていれば降車)で見分ける。
<選択肢>
18=②
後ろのドアで背を向けて乗り込んでいる絵。市バスの get on at the back に対応する。
19=④
前のドアから正面を向いて降りている絵。get off at the front, you pay に対応する。
20=①
前のドアで背を向けて乗り込んでいる絵。ヤマテツバスの pay at the front as you board に対応する。
21=⑤
後ろのドアから降りている絵。exit from the back door に対応する。なお券売所に並ぶ絵は ignore the line of people とあるため四つには入らない。
問22:正解③
<問題要旨>
キャリアフェアの司会者の話を聞き、Table A の内容として最も適切なものを六つの選択肢から選ぶ。選択肢は四つの分野名と、そのうち二つにインターンの選択肢があることを加えたものである。
<考え方>
Table A については If you imagine yourself teaching, visit Table A, where experienced teachers are ready for questions とあり、分野は教育である。インターンについては話の最後に Table C と Table D だけが取り上げられるので、A には with internship options を付けない。
<選択肢>
①【誤】
芸術は Table D の内容である。
②【誤】
分野も違い、さらに Table D にはインターンの選択肢がない。
③【正】
teaching と experienced teachers に対応する。インターンの言及がないので分野名だけのものが正しい。
④【誤】
看護師と技術者がロボットを実演するのは Table B の内容である。
⑤【誤】
旅行会社とホテルの職員が話すのは Table C の内容である。
⑥【誤】
同じく Table C の内容である。
問23:正解④
<問題要旨>
同じ話を聞き、Table B の内容として最も適切なものを六つの選択肢から選ぶ。
<考え方>
At Table B, witness the future as nurses and engineers demonstrate using robots for patient care が根拠である。看護師(医療)と技術者・ロボット(技術)の二つの要素が並んでいるので、両方を含む分野名を選ぶ。インターンの言及は C と D だけなので、ここでは付かない。
<選択肢>
①【誤】
芸術の活動は Table D の内容である。
②【誤】
同じく Table D に関わるもので、しかもそこにはインターンの選択肢がない。
③【誤】
経験のある教員が控えるのは Table A である。
④【正】
nurses が医療、engineers と robots が技術に対応し、両方を含む。
⑤【誤】
旅行会社とホテルの職員は Table C である。
⑥【誤】
同じく Table C の内容である。
問24:正解⑥
<問題要旨>
同じ話を聞き、Table C の内容として最も適切なものを六つの選択肢から選ぶ。
<考え方>
分野は At Table C, talk with travel agents and hotel staff about their day-to-day operations から観光である。さらに For internships, Table C is still accepting applications と続くので、インターンの選択肢がある方を選ぶ。分野だけで止めると、インターンの記述のない選択肢を選んでしまう。
<選択肢>
①【誤】
芸術は Table D の内容である。
②【誤】
分野が違い、インターンの有無も逆である。
③【誤】
教育は Table A の内容である。
④【誤】
医療と技術は Table B の内容である。
⑤【誤】
分野は合っているが、C はインターンの応募を受け付けているので、その記述がないものは不十分である。
⑥【正】
travel agents と hotel staff で観光、still accepting applications でインターンの選択肢ありとなる。
問25:正解①
<問題要旨>
同じ話を聞き、Table D の内容として最も適切なものを六つの選択肢から選ぶ。
<考え方>
Stop by Table D for interactive activities with artists から分野は芸術である。ただし while Table D has no options this year と続き、今年はインターンの選択肢がない。分野が合っていてもインターンの記述を付けた選択肢は誤りになる。
<選択肢>
①【正】
artists との活動に対応し、インターンの選択肢がないので分野名だけのものが正しい。
②【誤】
分野は合うが、has no options this year と食い違う。
③【誤】
教育は Table A の内容である。
④【誤】
医療と技術は Table B の内容である。
⑤【誤】
観光は Table C の内容である。
⑥【誤】
同じく Table C の内容である。
問26:正解③
<問題要旨>
自習する場所を選ぶために4人のクラスメイトの説明を聞き、A会話や議論ができること、Bスマートフォンやパソコンを充電できること、C利用時間の制限がないこと、の三つの条件に最も合う場所を選ぶ。
<考え方>
条件を一つずつ当てて消していく型である。落としどころは会話の可否と時間の制限で、充電設備の有無だけを聞いて決めると外す。四つのうち三条件すべてに触れているものは一つだけである。
<選択肢>
①【誤】
East Library。飲食と会話が禁じられていると述べており、条件Aを満たさない。
②【誤】
Global Computer Lab。議論はできるが、昼休み以外はセミナーや授業に使われるので条件Cを満たさない。充電への言及もない。
③【正】
Millennium Common Area。パソコンと携帯を差して使えて条件B、好きなだけ勉強できて条件C、よく話し声がするので条件Aも満たす。
④【誤】
M3 Student Lounge。充電設備があり終日使えるが、静かな場所で話す人は出ていくと述べており条件Aを満たさない。
第5問
問27から問33の7問。まず水産学の講義を1回聞いてワークシートの空欄を埋め(問27〜問31)、次に2人の学生の発言が講義の内容と一致するかを判定し(問32)、最後に Joe と May の会話と国別の魚介類年間消費量のグラフから言えることを選びます(問33)。講義の題材は、海水魚を内陸で養殖できるようにする新しい種類の水です。
問27:正解④
<問題要旨>
ワークシートの The new type of water has に続く語句を四つから選ぶ。新しい水がどのようなものかを押さえる設問である。
<考え方>
根拠は講義の第1段落。海水に含まれるミネラルを選んで真水に加えたもので、The result is a mixture that is lower in salt and mineral content than seawater と述べられる。比較の相手が seawater であること、そして塩分とミネラルの両方が少ないことを押さえる。
<選択肢>
①【誤】
30年間養殖に使われてきたという内容。30 years は海水養殖が急成長した期間で、この水の歴史ではない。
②【誤】
海水での養殖に使われてきたという内容。この水は真水に手を加えたもので、まだ experimenting の段階である。
③【誤】
真水より栄養が少ないという内容。比較の相手が入れ替わっている。
④【正】
海水より塩分が少ないという内容。lower in salt … than seawater に対応する。
問28・問29:正解 28=⑥ 29=③
<問題要旨>
従来の養殖についてのワークシートの2か所を、六つの語から選んで埋める。28は Freshwater fish farming に続く「東南アジア諸国で〜」の部分、29は Saltwater fish farming の highly と worldwide の間である。
<考え方>
根拠は講義の第2段落で、淡水養殖と海水養殖が対比されている。淡水養殖は is common in Southeast Asia、海水養殖は generates great financial rewards in the international market。前者は広まり方、後者は収益性の話であり、どちらの軸で述べられているかを読み分ける。
<選択肢>
28=⑥
common in Southeast Asia の言い換えで widespread。東南アジアで広く行われていることを表す。
29=③
generates great financial rewards in the international market に対応して profitable。worldwide が international market に対応する。
問30・問31:正解 30=② 31=⑤
<問題要旨>
新しい水の利点についてのワークシートの2か所を埋める。30は Fish health is に続く語、31は It can be に続いて for plant farming につながる語である。
<考え方>
30は第4段落の grow faster and get fewer deadly diseases than those in the wild が根拠で、健康状態が良くなる方向の語が入る。31は第5段落の that same water can be used to grow salt-tolerant plants like tomatoes, instead of being wasted after the fish have been raised が根拠で、捨てずにもう一度使うという方向の語が入る。
<選択肢>
30=②
致死性の病気が減ると述べられているので improved。健康状態が改善されるという方向になる。
31=⑤
養殖に使った水を捨てずにトマトなどの栽培に回すので reused。再利用されるという方向になる。
問32:正解②
<問題要旨>
講義の要約を作る準備として、グループのメンバーA・Bが口頭で述べた内容が講義と一致するかどうかを判定する。
<考え方>
発言ごとに講義の該当箇所に戻して確かめる。Aは「科学者が新しいミネラルを発明し、淡水魚が海水で生きられるようにした」という内容だが、講義第1段落では海水に含まれるミネラルを選んで真水に加えると述べており、また講義全体の狙いは海水魚を内陸で育てることなので、ミネラルの由来と魚の向きの二点で食い違う。Bは「新しい水の用途は養殖に限られない」という内容で、第5段落のトマト栽培への転用と一致する。
<選択肢>
①【誤】
Aのみ一致するという判断。Aはミネラルが発明されたものではなく、魚の種類と水の関係も逆である。
②【正】
Bのみ一致するという判断。Bは第5段落の内容に合い、Aは第1段落と食い違う。
③【誤】
どちらも一致するという判断。Aが一致しない。
④【誤】
どちらも一致しないという判断。Bは一致する。
問33:正解②
<問題要旨>
講義、Joe と May の会話、そして国別の魚介類年間消費量(1人当たりキログラム)の棒グラフから言えることを選ぶ。グラフではモンゴル・マダガスカル・ハイチが5kg以下、スイスが約16kg、ルクセンブルクが約31kg、日本が約45kgである。
<考え方>
まず会話を整理する。Joe はスイスとルクセンブルクを「海に面していないが消費が比較的多く、高いGDPの国」と押さえ、May と Joe はマダガスカルとハイチを「島国だが消費が少なく、低いGDPの国」と押さえる。そこへ講義第3段落の、すでに魚介類を多く食べている裕福な内陸国でも地元で養殖できればもっと消費するかもしれないという記述を重ねると、内陸で高GDPの例に当たる国について言える内容が選べる。残りは因果の向きとグラフの数値で落とす。
<選択肢>
①【誤】
新しい水のおかげでスイスの消費がモンゴルより多いという内容。この水はまだ実験段階で、現在の消費量の原因ではない。因果の付け足しになっている。
②【正】
新しい水での養殖はルクセンブルクのような国でも消費を増やしうるという内容。講義第3段落と、内陸で高GDP・消費が多いという会話の整理に一致する。
③【誤】
消費の多い国では、トマトを育てた水で魚を養殖できるという内容。講義では魚を育てた水を植物の栽培に回すと述べており、順序が逆である。
④【誤】
低GDPの島国が高GDPの内陸国より多く消費するという内容。グラフではマダガスカルとハイチが5kg以下、スイスとルクセンブルクが約16kgと約31kgで、大小が逆になっている。
第6問
Aは問34と問35で、フランス語の授業の形態について話す Derek と Jessica の対話を1回聞き、Derek の意見と Jessica が最後に決めた授業を選ぶ問題。Bは問36と問37で、音楽の聴き方について話す3人の学生の会話を1回聞き、音量を下げようと思っている人数と Vicky の発言の根拠になる図表を選ぶ問題です。
問34:正解①
<問題要旨>
対話を聞き、フランス語の授業について Derek が述べた意見を四つから選ぶ。
<考え方>
Derek と Jessica のどちらの発言かを分けて聞くのが要点である。Derek はオンラインを選ぶ理由に便利さを挙げ、対面を選ぶと言った Jessica に対して the AI chat can provide fun conversation practice for communication skills、続けて online learning provides a lot of helpful review and additional training と述べる。training や review をどちらの形態に結び付けたかで選択肢が分かれる。
<選択肢>
①【正】
AI が楽しい言語練習を提供できるという内容。fun conversation practice for communication skills に対応する。
②【誤】
対面の授業には訓練の機会が多いという内容。a lot of … training と述べられたのはオンライン学習の方で、主体が入れ替わっている。
③【誤】
友人が課題の復習を手伝ってくれるという内容。review はオンライン学習が提供するものとして挙げられており、友人の話ではない。
④【誤】
リアルタイムのオンライン授業は不便だという内容。Derek はオンラインを convenient と述べ、しかもこの授業はリアルタイムではないと説明している。
問35:正解②
<問題要旨>
同じ対話を聞き、Jessica が最後に決めた授業を四つから選ぶ。
<考え方>
対話で説明されるのは対面・オンライン・ハイブリッドの三つで、ハイブリッドは隔週で教室に集まり、それ以外の週はオンラインと同じだと述べられている。Jessica は当初対面を選ぶと言ったが、オンラインの利点を聞いて I will take advantage of those extra benefits と述べ、さらに Derek の「結局同じ授業になるのか」に対して No, I still want to show up to the classroom と答える。オンラインの利点と教室での対面の両方を取る形になる。
<選択肢>
①【誤】
対面の授業。最初に挙げた希望だが、そのあとオンラインの利点も取ると言い直している。
②【正】
ハイブリッドの授業。教室に行きたいという気持ちとオンラインの利点の両方を満たす形態である。
③【誤】
オンデマンド型のオンライン授業。Derek が選んだ形態で、Jessica は同じ授業ではないと答えている。
④【誤】
リアルタイム型のオンライン授業。この授業にリアルタイムの回はないと Derek が説明している。
問36:正解①
<問題要旨>
3人の学生の会話を聞き、会話が終わった時点で以前よりも音量を下げようと思っているのが何人かを選ぶ。
<考え方>
3人の最終的な立場を一人ずつ確定させる型である。Martin は I need to adjust my volume rather than change devices と述べ、機器を替えるのではなく音量を下げる側に回る。Tetsuya はヘッドホンで外の音が聞こえており、外の音が聞こえる音量ならそれ以上下げなくてよいという Vicky の言葉に That’s a relief と安心しているので下げない。Vicky はもともと quietly に再生しており、自分の基準でも下げる必要がない。したがって1人になる。
<選択肢>
①【正】
1人。音量を調整すると明言しているのは Martin だけである。
②【誤】
2人。Tetsuya は下げる必要がないと確認して安心しており、下げる側には入らない。
③【誤】
3人。Vicky は初めから小さな音量で聴いており、変える必要がない。
④【誤】
0人。Martin が音量を調整すると述べているので、0人にはならない。
問37:正解③
<問題要旨>
会話を踏まえ、Vicky の発言の根拠となる図表を四つから選ぶ。図表は電車内の迷惑行為への苦情の割合の推移、聴覚に危険な音量と時間の関係、イヤホン使用者に関わる事故の件数、1日のイヤホン・ヘッドホン使用時間の割合である。
<考え方>
Vicky の発言のうち数値を伴うのは over 30 people in this area were nearly hit by cars while listening to loud music on their earphones である。「車」「ひかれそうになった」「30人を超える」の三点がそろう図表を探す。件数を示す図表では、車にひかれそうになった件数が約31、自転車が約14なので、30を超えるのは車の棒である。
<選択肢>
①【誤】
電車内の迷惑行為への苦情の割合。Martin が電車で注意された話には関わるが、Vicky が述べた車の危険の根拠にはならない。
②【誤】
聴覚に危険な音量と時間の関係。難聴のリスクを示すもので、車の接近に気づけない危険とは別である。
③【正】
イヤホン使用者に関わる事故の件数。車にひかれそうになった件数が30を超えており、over 30 people … nearly hit by cars と一致する。
④【誤】
1日の使用時間の割合。使用時間の分布を示すもので、危険や事故の件数を示していない。
※ 本記事の解答・解説は当サイトが独立に作成したものです。公式の正解および配点は大学入試センターの発表をご確認ください。

