2025年度 大学入学共通テスト 本試験 英語(リスニング) 解答・解説

2025年度 大学入学共通テスト 本試験「英語(リスニング)」の解答と解説です。全設問の正解と考え方を一問ずつ解説し、公式の解答PDFもあわせて掲載しています。大学受験の森が独自に作成した、無料で読める解説です。

目次
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解答

スクリプト

解説

2025年度 本試験の英語(リスニング)は、第1問から第6問までの6つの大問、解答番号は1〜37です。満点100点、解答時間30分で、大問ごとの配点は第1問28点、第2問12点、第3問18点、第4問12点、第5問16点、第6問14点です。

第1問は短い発言を1文だけ聞き、内容に合う英文(A)またはイラスト(B)を選びます。第2問は短い対話と質問を聞いてイラストや図を選ぶ問題。第3問は日常場面の対話を聞いて設問英文に答える問題で、ここから読み上げは1回だけになります。第4問はモノローグを聞いてグラフや表を完成させるAと、4人の説明を聞いて条件に合うものを選ぶB。第5問は贈答文化(regifting)についての講義を聞いてワークシートを埋め、さらに学生の発言や図表と突き合わせる問題。第6問は2人の対話(A)と3人の議論(B)から、意見・決意・根拠となる図表を読み取ります。

読み上げ回数は第1問・第2問が2回、第3問から第6問までは1回です。1回しか流れない後半では、音声が始まる前に与えられる時間で選択肢・グラフ・表に目を通し、「何が違いになっているか」を先に押さえておくことが得点を左右します。第1問Bや第2問のイラスト問題は、色・形・個数・位置といった細部が判別の決め手になるので、聞く前に4枚の図の相違点を確認しておきましょう。第4問Aの問18〜問21のように、複数の解答番号がひとまとまりで採点される設問がある点にも注意が必要です。

第1問

第1問は音声が2回流れます。A(問1〜問4)は短い発言を1文聞き、その内容に最も合う英文を4つの選択肢から選ぶ問題、B(問5〜問8)は同じく短い発言を聞いて内容に合うイラストを選ぶ問題です。

A 問1:正解②

<問題要旨>

男性が1文だけ話す音声を聞き、その内容に合う英文を選ぶ問題です。通勤と天気、そして相手への依頼が1文のなかに詰め込まれています。

<考え方>

判断の根拠は発言の後半、Lily に呼びかけて「家まで車で送ってくれないか」と頼んでいる部分です。前半は「今朝は晴れていたので歩いて出勤した/今は雨だ」という状況説明にすぎません。時制のずれ(this morning は晴れ/now は雨)を取り違えないことがポイントです。

<選択肢>

①【誤】

リリーが話し手を職場まで車で送った、という内容。話し手は歩いて出勤しており、送ってもらってもいない。時間の前後と行為者を取り違えた選択肢。

②【正】

話し手がリリーに車での送迎を頼んでいる、という内容。発言末尾の drive me home という依頼そのもので、これが1文の中心。

③【誤】

今朝は天気が良くなかった、という内容。発言は It was fine this morning と述べており逆。

④【誤】

雨の中を歩いて帰るつもりだ、という内容。歩いて帰らなくてすむように送迎を頼んでいるので、結論が反対になっている。

A 問2:正解④

<問題要旨>

男性の1文を聞き、その発言が何を意味しているかを選ぶ問題です。否定の命令文と時を表す接続詞が組み合わさっています。

<考え方>

根拠は Let’s not go swimming until we finish our homework. の構造です。〈not 〜 until …〉で「…するまで〜しない」、つまり宿題を終えてから泳ぎに行こうという提案になります。否定の形に引きずられて「泳ぎに行かない」とだけ受け取ると誤答に流れます。順序(宿題が先、水泳が後)を言い換えた選択肢を選びます。

<選択肢>

①【誤】

話し手はもう宿題を終えている、という内容。まだ終わっていないからこそ「終えるまでは」と言っている。

②【誤】

話し手は一人で泳ぎに行った、という内容。発言は Let’s 〜 で相手を誘う形であり、過去の単独行動の話ではない。

③【誤】

今すぐ泳ぎに行こうと勧めている、という内容。否定の命令文を正反対に取った選択肢。

④【正】

先に宿題をしようと提案している、という内容。not 〜 until の意味をそのまま言い換えている。

A 問3:正解②

<問題要旨>

男性の1文を聞き、券売機の仕様と話し手の状況に合う英文を選ぶ問題です。coins(硬貨)と bills(紙幣)の区別が問われます。

<考え方>

根拠は2つあります。前半の Do you have any coins?(硬貨を持っていないか)から話し手には硬貨が足りないこと、後半の This ticket machine doesn’t accept bills.(この券売機は紙幣を受け付けない)から機械の仕様が分かります。この2点を両方満たす選択肢を選びます。bill は「紙幣」で、「請求書」ではない点にも注意。

<選択肢>

①【誤】

機械は硬貨も紙幣も受け付ける、という内容。doesn’t accept bills と正面から矛盾する。

②【正】

機械は硬貨は使えるが紙幣は使えない、という内容。発言の後半をそのまま言い換えており、硬貨を求めている前半とも整合する。

③【誤】

話し手はこれ以上硬貨を必要としていない、という内容。硬貨を持っていないか尋ねているので逆。

④【誤】

話し手は機械用に紙幣を欲しがっている、という内容。欲しいのは硬貨であり、coins と bills が入れ替わっている。

A 問4:正解①

<問題要旨>

男性の1文を聞き、来年の遠足についての話し手の気持ちに合う英文を選ぶ問題です。間接疑問と願望の表現が組み合わさっています。

<考え方>

根拠は I wonder where we’ll go 〜 の部分で、〈I wonder + 疑問詞節〉は「どこへ行くのだろう」と行き先が分からない状態を表します。続く Not far, I hope. は「遠くないといいのだが」という希望で、遠足があること自体は前提になっています。「行き先が未定」という一点を言い換えた選択肢が正解です。

<選択肢>

①【正】

話し手は行き先を知らない、という内容。I wonder where 〜 が示す状態そのもの。

②【誤】

来年はどこにも行かないでほしいと願っている、という内容。話し手が望んでいるのは「遠くないこと」であって、中止ではない。程度・範囲を拡大した誤り。

③【誤】

どこか遠くへ旅行したい、という内容。Not far, I hope. と正反対。

④【誤】

遠足があるかどうかを疑問に思っている、という内容。wonder の後は where(行き先)であって if(有無)ではない。疑問の対象がずれている。

B 問5:正解①

<問題要旨>

4枚の腕時計のイラストから、発言に合うものを選ぶ問題です。4枚は文字盤の形(丸型・角型)、文字盤の色(灰色・白)、バンドの色(白・灰色)の組合せで描き分けられており、表示時刻はすべて同じです。

<考え方>

条件は3つで、順に絞ります。まず that gray one で文字盤が灰色のもの(丸型と角型の2枚)に絞り、次に Not the square one, but the other one で角型を捨てて丸型に決まります。最後の with the white band でバンドが白であることも確認できます。聞く前に4枚の相違点(形・色・バンド)を整理しておけば、条件が出た順に消していけます。

<選択肢>

①【正】

丸型で文字盤が灰色、バンドが白。gray・not square・white band の3条件すべてを満たす。

②【誤】

角型で文字盤が白、バンドが灰色。形も色も条件に合わない。

③【誤】

丸型だが文字盤が白でバンドが灰色。gray one という最初の条件を満たさない。

④【誤】

文字盤は灰色でバンドも白だが角型。Not the square one で明示的に否定されている。

B 問6:正解④

<問題要旨>

女性・女の子・男性の3人が並んだイラスト4枚から、発言に合うものを選ぶ問題です。4枚は手袋をしている人とマフラーをしている人の組合せだけが異なります。

<考え方>

条件は「手袋をしている人が一人もいない」「マフラーをしている人が二人いる」の2つです。None of those people is wearing gloves の None を聞き落とすと逆の図を選ぶことになります。手袋は手を上げている人の手元に小さく描かれているので、聞く前に各図の手元と首元を見比べておくと確実です。二つの条件を同時に満たす図は1枚しかありません。

<選択肢>

①【誤】

マフラーは女の子と男性の二人だが、左の女性が両手に手袋をしている。手袋ゼロの条件を満たさない。

②【誤】

手袋をしている人はいないが、マフラーは男性一人だけ。二人という条件を満たさない。

③【誤】

女性と男性が手袋をしており、マフラーは女の子一人だけ。二つの条件をどちらも満たさない。

④【正】

手袋をしている人は一人もおらず、マフラーは女の子と男性の二人。両方の条件を満たす。

B 問7:正解①

<問題要旨>

子どもと犬を描いた4枚のイラストから、発言に合うものを選ぶ問題です。4枚は犬と子どもの力関係・位置関係が描き分けられています。

<考え方>

根拠は being pulled by the dog という受動態の進行形で、「犬に引っ張られている最中」の状態を選びます。子どもが犬を引いているのでも、犬が止まっているのでもありません。help(助けよう)と言っていることからも、子どもが困っている場面だと分かります。

<選択肢>

①【正】

犬が前へ進み、リードを握った子どもが体勢を崩して引きずられている。being pulled by the dog の状態そのもの。

②【誤】

子どもが犬の横を落ち着いて歩いている。引っ張られてはいない。

③【誤】

子どもはリードから手が離れており、犬が離れていく場面。引っ張られている最中ではない。

④【誤】

犬が地面に寝そべって動かない場面。力の向きが逆で、引っ張られてはいない。

B 問8:正解③

<問題要旨>

釣り人と箱を描いた4枚のイラストから、発言に合うものを選ぶ問題です。4枚は箱の大きさと中の魚の量(さらに箱の外の魚の有無)が異なります。

<考え方>

条件は2つです。I brought this box(たくさん釣れると思って持ってきた箱)から箱は大きいもの、But I only caught a couple.(2匹しか釣れなかった)から中の魚はごくわずか。a couple は「2つ(2匹)」を表すので、大きな箱に魚が数匹という組合せを選びます。期待(lots of fish)と結果(a couple)が逆接 But で対比されている構造を押さえます。

<選択肢>

①【誤】

大きな箱に魚がぎっしり入っている。only caught a couple と矛盾する。

②【誤】

魚は2匹だが箱が小さい。たくさん釣るつもりで大きな箱を持ってきたという前半に合わない。

③【正】

大きな箱に魚が2匹だけ入っている。大きな箱という前半と、2匹という後半の両方を満たす。

④【誤】

箱が小さいうえ、箱の外にも魚が描かれている。箱の大きさも魚の数も条件に合わない。

第2問

第2問は音声が2回流れます。問9〜問11の3問で、対話の場面が日本語で示されたうえで、短い対話とそれについての英語の質問を聞き、答えとして最も適切なイラストや図を選びます。

問9:正解④

<問題要旨>

友達同士がスマートフォンのアプリについて話す対話を聞き、「男性のスマートフォンはどれか」を4枚の画面イラストから選ぶ問題です。4枚はアプリの個数(4つか8つか)と、画面上の配置(上部・下部・中央)が異なります。

<考え方>

条件は2つに分かれます。まず男性の just a few apps on your phone, like me(君も僕と同じでアプリが少ない)から、男女ともアプリは少数と分かります。次に配置ですが、男性が you arrange yours at the bottom と女性の画面を「下」と言い、女性が And you put yours at the top と男性の画面を「上」と指摘します。you が誰を指すかで持ち主が入れ替わるので、最後の女性の発言が男性の画面を説明している点を取り違えないことが決め手です。

<選択肢>

①【誤】

アプリは少ないが画面下部に並んでいる。これは男性が「君は下に並べている」と述べた女性の画面。

②【誤】

上部と下部の両方にアプリがあり、合計が多い。just a few という条件に合わない。

③【誤】

画面中央に2段でアプリが並び、数も多い。少数という条件にも上部という条件にも合わない。

④【正】

少数のアプリが画面上部だけに並んでいる。女性の「あなたは上に置いている」という指摘に一致する。

問10:正解③

<問題要旨>

どれを買うべきかを電話で確認する対話を聞き、「男性が買う品物はどれか」を選ぶ問題です。4枚のイラストは容器の形(箱かボトルか)、絵柄(虹か太陽か)、値段(7〜10ドル)の組合せで描き分けられています。

<考え方>

条件を順に当てはめます。男性の「虹の柄のものが欲しいと言っていたか」に対し女性が No, the kind with the sunshine mark. と答えるので、まず太陽マークの2つに絞られます。続く男性の The bottle or the box? に女性は Whichever is cheaper.(安いほう)と答えるので、残った2つの値段を比べて安いほうに決まります。図中の価格の数値で切る設問で、「柄→形は指定なし→値段」という順で条件が示される点に注意します。

<選択肢>

①【誤】

虹の柄の箱。最も安いが、柄が sunshine ではないので条件外。

②【誤】

虹の柄のボトル。同じく柄が条件に合わない。

③【正】

太陽マークの箱で8ドル。太陽マークの2品のうち安いほうであり、両方の条件を満たす。

④【誤】

太陽マークのボトルで10ドル。柄は合うが、もう一方より高いので cheaper の条件を満たさない。

問11:正解②

<問題要旨>

車で出かける前にルートを確認する対話を聞き、「二人が通ると考えられるルートはどれか」を地図から選ぶ問題です。地図には4本のルートが描かれ、各ルートが立ち寄る地点(駅・ガソリンスタンド・スーパーマーケット)が黒い丸で示されています。

<考え方>

立ち寄る必要がある場所と、必要がない場所を対話から抜き出します。男性の we have to pick up Josh at the station(駅でジョシュを拾う)と And we need gas, too.(給油も必要)で駅とガソリンスタンドが必須。女性の What about groceries?(食料品は)に男性が No, we’re fine.(大丈夫)と答えるのでスーパーは不要です。女性が最初に提案した ocean-view route は海沿いを走るルートですが、男性が But 〜 と返していることからそれでは駅に寄れないと分かります。3条件(駅は必要・給油は必要・買い物は不要)をすべて満たすルートは1本だけです。

<選択肢>

①【誤】

海沿いを北上するルートで、ガソリンスタンドとスーパーに立ち寄るが駅を通らない。女性が提案し男性が But で退けたルート。

②【正】

駅に立ち寄り、中央のガソリンスタンドを経由して、スーパーには寄らない。3つの条件をすべて満たす唯一のルート。

③【誤】

駅とガソリンスタンドは通るが、その先で右側のスーパーにも立ち寄る。不要な買い物の地点を含む。

④【誤】

駅から右側のスーパーへ向かうルートで、ガソリンスタンドを通らない。給油という必須条件を欠く。

第3問

第3問は問12〜問17の6問で、ここから音声は1回しか流れません。対話の場面が日本語で示され、印刷された英語の問いに対する答えを4つの選択肢から選びます。設問英文は先に読めるので、何を聞き取ればよいかを決めてから音声に臨む形式です。

問12:正解④

<問題要旨>

博物館の入り口での男女の対話を聞き、「二人が次にすること」を選ぶ問題です。長い行列を見た男性と、それを心配しなくてよいと言う女性のやりとりが手がかりになります。

<考え方>

根拠は女性の2つの発言です。I already bought our tickets online.(チケットはすでにオンラインで購入済み)とスマホの画面を見せるだけでよいこと、そして最後の No, we can go straight through.(並ばずにそのまま通れる)。男性の So we don’t have to wait in line? という確認に女性が否定で答えている流れを追えば、次の行動は「並ばずに入る」と決まります。すでに済んだ行為(購入)と、これからの行為(入場)を分けて考えるのがポイントです。

<選択肢>

①【誤】

チケットを買う、という内容。購入はすでに終わっており、これからの行動ではない。

②【誤】

列に並ぶ、という内容。並ぶ必要がないことが対話の結論なので逆。

③【誤】

オンラインで検索する、という内容。online はチケット購入の手段として出てくるだけで、これから検索するとは述べていない。

④【正】

そのまま中に入る、という内容。go straight through を言い換えている。

問13:正解③

<問題要旨>

女性が男性に教室の場所を尋ねる対話を聞き、「女性が今いる階」を選ぶ問題です。探している教室の階と、今いる場所との位置関係が語られます。

<考え方>

根拠は男性の2つの発言を組み合わせる点にあります。The room you’re looking for is on the fourth floor.(探している書道教室は4階)と、続く We’re one floor below that.(我々はその1つ下の階にいる)。4階の1つ下だから3階です。設問が問うのは「探している教室の階」ではなく「女性が今いる階」なので、聞こえた fourth をそのまま選ぶと誤答になります。引き算をひとつはさむ型の設問です。

<選択肢>

①【誤】

1階。4階の1つ下という条件に合わない。

②【誤】

2階。同じく位置関係が合わない。

③【正】

3階。4階の one floor below に当たる。

④【誤】

4階。これは探している書道教室の階で、今いる階ではない。

問14:正解①

<問題要旨>

夫婦が帰りの交通手段について話す対話を聞き、「二人がどうするか」を選ぶ問題です。タクシーとバスの、料金と所要時間の比較がやりとりの中心になります。

<考え方>

主張が途中で交代する型の対話です。はじめ男性は安さを理由にバスを主張しますが、女性が the taxi fare is just a bit more than two bus tickets(タクシー代はバス2人分より少し高いだけ)と指摘すると、男性は True. So it won’t cost much more than the bus. All right. と受け入れます。最後に女性が It’s getting late. Let’s go! と締めるので、結論はタクシーです。「安いほうを選んだ」のではなく「少し高いが速いほうを選んだ」点を押さえます。

<選択肢>

①【正】

タクシーに乗って多めに払う、という内容。少し高くなることを承知で合意した結論に一致する。

②【誤】

速いからバスに乗る、という内容。速いのはタクシーのほうで、理由が入れ替わっている。

③【誤】

安いからタクシーに乗る、という内容。手段は合っているが、タクシーはバスより安くはない。理由が事実と逆。

④【誤】

後のバスを少し待つ、という内容。バスに乗る案は取り下げられている。

問15:正解③

<問題要旨>

二人の学生が演奏会の練習について話す対話を聞き、「演奏会はいつか」を選ぶ問題です。練習の日時と本番の日時という2つの予定が同時に語られます。

<考え方>

根拠は男性の It’s the day after tomorrow.(本番は明後日)で、この it が the performance を指しています。対話に出てくる today at 5:00、it’s already 4:30、tomorrow at 10:00 はいずれも練習室の予約や現在時刻の話で、本番の日時ではありません。設問が尋ねているのはコンサートの日なので、練習の日時と混同しないことが唯一の分かれ目です。

<選択肢>

①【誤】

今日の4時30分。これは会話をしている現在時刻として出てきた数字。

②【誤】

明日の10時。これは練習室を使う時間として決まった予定。

③【正】

2日後。the day after tomorrow を言い換えている。

④【誤】

5日後。対話中に対応する記述がない。

問16:正解③

<問題要旨>

友人同士が子供時代の収集について話す対話を聞き、「二人に共通すること」を選ぶ問題です。それぞれが集めていたものと、育った場所の話が出てきます。

<考え方>

二人の情報を並べて重なりを探す型です。女性は貝殻を集めていたと述べ、男性は There was no ocean where I grew up.(海のない土地で育った)としたうえで野球カードを集めていたと言います。ここで女性が Oh, I loved those!(あれ、大好きだった)と野球カードに反応するので、共通点は野球カードが好きだったことです。集めていたものが同じだったのではなく「好きだった」点が重なる、という言い方の違いに注意します。

<選択肢>

①【誤】

二人とも貝殻を集めていた、という内容。貝殻を集めていたのは女性だけ。

②【誤】

二人とも海の近くで育った、という内容。男性は育った場所に海はなかったと明言している。

③【正】

二人とも野球カードが好きだった、という内容。男性は集めており、女性も I loved those と述べている。

④【誤】

二人ともコレクションをなくした、という内容。男性は今も持っていると答えており、女性については述べられていない。

問17:正解②

<問題要旨>

女性と男性が通勤途中の出来事について話す対話を聞き、「男性が心配していること」を選ぶ問題です。電車での忘れ物と、それが戻ってきた後の気がかりが語られます。

<考え方>

根拠は最後の男性の発言 it’s scary to think that somebody might have all my information(誰かに自分の情報をすべて見られたかもしれないと思うと怖い)です。直前で財布は戻り nothing was missing(なくなった物はない)と述べているので、金銭的被害は心配の対象から外れます。良かったね、と言う女性に対し but で返した後ろに本当の懸念が置かれる構造で、逆接の後を聞き取ることが決め手です。

<選択肢>

①【誤】

お金を盗まれること。nothing was missing と明言しており、被害はなかった。

②【正】

個人情報を知られること。but の後で述べた all my information への不安に一致する。

③【誤】

財布を家に置き忘れること。置き忘れたのは電車の中であり、場所が違う。

④【誤】

早い電車に乗り遅れること。対話に出てこない情報。

第4問

第4問は音声が1回だけ流れます。A(問18〜問25)は、問題文と図表を読む時間が与えられたあとにモノローグを聞き、グラフの凡例と週間天気予報の表を完成させる問題。B(問26)は4人の説明を聞き、示された3つの条件に最も合うものを選ぶ問題です。

A 問18〜問21:正解 18=④ 19=③ 20=① 21=②

<問題要旨>

大学生の朝食の好みが2021年から2024年にかけてどう変化したかを示す折れ線グラフの、右端にある4つの空欄に項目名(Bread/Cereal/Rice/Yogurt)を入れる問題です。グラフには4本の線が描かれ、2024年時点の高さの順に上から18・19・20・21の空欄が並んでいます。なお、この4つの解答番号は全部正解の場合のみ得点になります。

<考え方>

発表では4項目それぞれの動き方が順に述べられるので、線の「形」と対応づけます。bread は steadily decreased(一貫して減少)なので右端で低い位置にある下降線、yogurt は rose fairly consistently(ほぼ一貫して上昇)なので右端で最も高い上昇線。rice は fell sharply at one point, but in 2024 it returned to about the same level as in 2021(途中で急落したが2024年に2021年とほぼ同じ水準に戻った)という、下がってから戻るV字型。cereal は remained the lowest throughout(一貫して最下位)なので、下のほうで横ばいの線です。線の途中の上下ではなく、始点と終点、そして最下位かどうかという端の情報で機械的に決められます。

<選択肢>

18=④ Yogurt

一貫して上昇し、2024年には最も高い位置に来る線。rose fairly consistently に一致する。

19=③ Rice

2021年の高い位置から2022年に大きく下がり、2024年に2021年とほぼ同じ高さへ戻る線。急落してから水準が戻るという説明に一致する。

20=① Bread

2021年に最上位だったところから一貫して下がり続ける線。steadily decreased に一致する。

21=② Cereal

4年間を通じて最も低い位置で横ばいの線。remained the lowest throughout に一致する。

A 問22:正解④

<問題要旨>

旅行先の週間天気予報を聞き、月曜から日曜までの午前・午後を埋めた表の空欄を補う問題です。問22は火曜日の午後に入る天気を、6つの選択肢(Cloudy/Foggy/Partly cloudy/Rainy/Stormy/Sunny)から選びます。

<考え方>

根拠は there will be a lot of showers Tuesday afternoon(火曜の午後はにわか雨が多い)という部分です。shower は「にわか雨」で、選択肢の中ではこれを Rainy が受けます。直前の Monday and Tuesday morning will be sunny and windy は表にすでに印刷されている内容なので、But の後ろから聞き取ればよい形になっています。

<選択肢>

①【誤】

Cloudy(曇り)。日曜の午後の天気として表にすでに入っている。

②【誤】

Foggy(霧)。水曜の午前について述べられた天気。

③【誤】

Partly cloudy(所により曇り)。土曜の午後の天気として表にすでに入っている。

④【正】

Rainy(雨)。火曜午後の a lot of showers に対応する。

⑤【誤】

Stormy(荒天)。水曜午後・木曜・日曜午前について述べられた天気。

⑥【誤】

Sunny(晴れ)。月曜・火曜午前や金曜の天気であり、火曜午後ではない。

A 問23:正解②

<問題要旨>

同じ週間天気予報から、水曜日の午前に入る天気を選ぶ問題です。表では水曜の午後が Stormy, chance of thunder and lightning と印刷されており、午前だけが空欄になっています。

<考え方>

根拠は On Wednesday morning, watch out for some thick fog.(水曜の朝は濃い霧に注意)です。fog に対応する形容詞は Foggy。すぐ後に Wednesday afternoon の荒天が続けて述べられるため、午前と午後を取り違えないよう、曜日と時間帯をセットで聞き取ります。

<選択肢>

①【誤】

Cloudy(曇り)。水曜午前について述べられていない。

②【正】

Foggy(霧)。thick fog をそのまま言い換えている。

③【誤】

Partly cloudy(所により曇り)。水曜には出てこない。

④【誤】

Rainy(雨)。にわか雨は火曜午後の話。

⑤【誤】

Stormy(荒天)。これは水曜の午後で、すでに表に印刷されている。

⑥【誤】

Sunny(晴れ)。水曜には述べられていない。

A 問24:正解⑥

<問題要旨>

同じ週間天気予報から、土曜日の午前に入る天気を選ぶ問題です。表では土曜の午後が Partly cloudy と印刷されています。

<考え方>

根拠は Friday will be clear, with this continuing into Saturday morning.(金曜は晴れ、それが土曜の朝まで続く)です。this が金曜の clear(晴れ)を指し、それが土曜午前まで持ち越されると述べているので Sunny。代名詞 this が何を受けているかを取れるかどうかが分かれ目です。

<選択肢>

①【誤】

Cloudy(曇り)。曇りへ向かうのは土曜の午後以降。

②【誤】

Foggy(霧)。水曜午前の天気。

③【誤】

Partly cloudy(所により曇り)。土曜午後としてすでに表に印刷されている。

④【誤】

Rainy(雨)。土曜には述べられていない。

⑤【誤】

Stormy(荒天)。荒天になるのは日曜の午前。

⑥【正】

Sunny(晴れ)。金曜の晴天が土曜午前まで続くという説明に一致する。

A 問25:正解⑤

<問題要旨>

同じ週間天気予報から、日曜日の午前に入る天気を選ぶ問題です。表では日曜の午後が Cloudy と印刷されています。

<考え方>

根拠は最後の On Saturday afternoon, clouds will start building up, leading to a stormy Sunday morning, then a cloudy afternoon.(土曜午後から雲が増え、日曜の朝は荒天、その後の午後は曇り)です。a stormy Sunday morning が日曜午前に当たるので Stormy。同じ1文に土曜午後・日曜午前・日曜午後の3つが詰め込まれているので、then より前の部分を取ります。

<選択肢>

①【誤】

Cloudy(曇り)。then a cloudy afternoon が指すのは日曜の午後で、表にすでに入っている。

②【誤】

Foggy(霧)。水曜午前の天気。

③【誤】

Partly cloudy(所により曇り)。土曜午後としてすでに表にある。

④【誤】

Rainy(雨)。火曜午後の天気。

⑤【正】

Stormy(荒天)。a stormy Sunday morning に一致する。

⑥【誤】

Sunny(晴れ)。日曜には述べられていない。

B 問26:正解②

<問題要旨>

サーフィンをする海を決めるために4人のサーファーの説明を聞き、示された3条件(A 海にサーファーが少ない/B 1メートル程度の波がある/C 海岸の清掃活動がある)に最も合うビーチを選ぶ問題です。解答欄の前に、4つのビーチと3条件を書き込める表が用意されています。

<考え方>

各ビーチについて3条件の○×を立てて、すべて○になるものを探す型です。条件を満たさない点が1つでもあれば落とせるので、聞きながら×を付けていくのが確実です。北のビーチは清掃活動はあるものの always lots of surfers(いつもサーファーが多い)でAが×。東のビーチは人が少なく波も1メートル程度ですが no one cleans up the beach(誰も清掃しない)でCが×。西のビーチは人が少ないものの waves are often over 2 meters high(波が2メートル超)でBが×、清掃団体もいません。残る南のビーチが rare to meet other surfers(他のサーファーに会うことはまれ)、waves are about 1 metre high、regular beach clean-up event(定期的な清掃イベント)と3条件をすべて満たします。

<選択肢>

①【誤】

North Beach。清掃は毎朝行われ条件Cは満たすが、波が1メートル未満でサーファーが常に大勢いるため条件Aを満たさない。

②【正】

South Beach。サーファーに会うことがまれ(A)、波は約1メートル(B)、地域主催の定期清掃イベントがある(C)で3条件すべてを満たす。

③【誤】

East Beach。人が少なく波も1メートル程度で条件A・Bは満たすが、清掃する人がいないため条件Cを満たさない。

④【誤】

West Beach。人は少ないが波がしばしば2メートルを超え条件Bを満たさず、清掃を担う団体もないため条件Cも満たさない。

第5問

第5問は音声が1回だけ流れます。アメリカの「再贈与(regifting)」についての講義を聞いてワークシートの空欄を埋める問27〜問31、講義の内容と学生2人の発言が一致するかを判定する問32、そして講義と会話・図表を総合して言えることを選ぶ問33の7問構成です。状況・ワークシート・設問・図表を読む時間が先に与えられます。

問27:正解②

<問題要旨>

ワークシート冒頭の「Gift-giving can be harmful to the environment because 27」という1文の空欄に、贈り物が環境に悪い理由として最も適切なものを入れる問題です。

<考え方>

根拠は講義の導入部にあります。毎年何百万ものクリスマスプレゼントが贈られるが、そのうち最大で3分の1が使われないまま残るか捨てられている、この waste(無駄)を減らすことが環境保護につながる、という流れです。環境への害の直接の原因として挙げられているのは「使われず捨てられること」であって、包装や金額ではありません。講義の冒頭で示された因果をそのまま拾う型の設問です。

<選択肢>

①【誤】

贈り物の包装に多くの資源が使われる、という内容。包装については講義で触れられていない。本文にない情報の追加。

②【正】

多くの贈り物が望まれないまま捨てられる、という内容。unused or are thrown away という導入部の記述に一致する。

③【誤】

贈り物に何百万ドルも費やされる、という内容。millions は贈り物の個数について述べられたもので、金額の話ではない。数値の掛かり先のすり替え。

④【誤】

贈り物の3分の1が再生利用できない、という内容。3分の1は「使われない・捨てられる」割合であり、再生利用の可否は述べられていない。

問28・問29:正解 28=⑥ 29=③

<問題要旨>

ワークシートの「How people currently feel」の欄を埋める問題です。贈り物は Original givers(最初の贈り手)→ Regifters(再贈与する人)→ Final receivers(最終的に受け取る人)と渡っていき、最初の贈り手はすでに unbothered(気にしていない)と印刷されています。残る2者の心情を6つの選択肢から選びます。なお、この2つの解答番号は全部正解の場合のみ得点になります。

<考え方>

講義は3者の心情を対比させて述べます。再贈与する本人については it was the person doing the regifting who felt bad about it(後ろめたく感じていたのは再贈与する当人だった)とし、さらに regifters remain overly concerned(過度に気に病んでいる)と締めます。一方、最終的な受け取り手については 90 percent of the final gift receivers were content with their gifts(90%が満足していた)と数値つきで述べられます。content を言い換えた語を選べばよく、「気にしているのは真ん中の人だけ」という対比構造が分かれば2つ同時に決まります。

<選択肢>

28=⑥ worried

再贈与する人は felt bad、overly concerned と繰り返し述べられており、気に病んでいる状態を表す語が入る。

29=③ satisfied

最終的な受け取り手の90%が content だったと述べられており、満足を表す語が入る。

問30・問31:正解 30=① 31=⑤

<問題要旨>

ワークシート下部の「How to promote regifting」の2行を埋める問題です。Events(催し)によって再贈与がどうなるか、Systems(仕組み)によって贈り物を無駄にすることがどうなるかを、それぞれ6つの選択肢から選びます。なお、この2つの解答番号は全部正解の場合のみ得点になります。

<考え方>

講義の後半、再贈与を促す方法が2つ示される部分が根拠です。催しについては、National Regifting Day を知らされた group が This information made the first group feel regifting was OK(再贈与をしてよいと感じた)とあり、OK を言い換える語が入ります。仕組みについては、オンラインの贈り物交換により make regifting so simple that people would hardly ever throw away unwanted gifts(再贈与があまりに簡単になり、人々は不要な贈り物をほとんど捨てなくなる)とあるので、「捨てること=無駄にすること」がめったに起きなくなる、という語が入ります。hardly ever(めったに〜ない)を頻度の低さを表す語に置き換える言い換えの設問です。

<選択肢>

30=① acceptable

催しを知ることで再贈与が feel regifting was OK と受け止められるようになる、という内容に対応する。

31=⑤ uncommon

仕組みが整えば不要な贈り物を捨てることが hardly ever 起きなくなる、という内容に対応する。

問32:正解①

<問題要旨>

講義の要約を書く準備として、グループのメンバーA・Bが口頭で確認した2つの発言が、それぞれ講義の内容と一致するかどうかを判定する問題です。選択肢は「Aのみ一致」「Bのみ一致」「どちらも一致」「どちらも一致しない」の4つです。

<考え方>

2つの発言を別々に講義と照合します。Aは「アメリカ人の再贈与に対する考え方を変えれば無駄を減らせる」という趣旨で、これは講義の導入部(無駄を減らすには再贈与への態度を変えるのが有効)と一致します。Bは「最初の贈り手の態度を変えることが重要だ」という趣旨ですが、講義は most of the original gift givers thought the regifters were free to do what they wanted(最初の贈り手はすでに再贈与を自由だと考えていた)と述べており、態度を変える必要があるのは再贈与する側です。Bは講義が示した3者の役割を入れ替えているため一致しません。

<選択肢>

①【正】

Aの発言のみ一致する。Aは講義の主旨(態度を変えれば無駄が減る)と合い、Bは変えるべき対象を取り違えている。

②【誤】

Bの発言のみ一致する、という判定。最初の贈り手はすでに気にしていないと講義が述べているため、Bは一致しない。

③【誤】

どちらも一致する、という判定。Bが一致しないので成り立たない。

④【誤】

どちらも一致しない、という判定。Aは講義の導入部と合致しているので成り立たない。

問33:正解④

<問題要旨>

ニュージャージー州で再贈与する理由を示した棒グラフ(Better suited for others 60%、Get rid of unwanted gifts 22%、Save money 7%、Save storage space 5%)を見ながらの Joe と May の会話を聞き、会話と講義の内容から言えることを選ぶ問題です。

<考え方>

会話と図表と講義の3つを突き合わせる型です。May の「家族や友人に再贈与する人が多いのか」という問いに Joe が Yes と答え、its because they know what gifts their loved ones would prefer(大切な人が何を好むか分かっているから)と理由を述べます。これはグラフで最多(60%)の Better suited for others と重なるので、両者を結びつけた選択肢が正解です。数値だけを取り出して別の内容に結びつけた選択肢や、講義の数値と食い違う選択肢を落としていきます。

<選択肢>

①【誤】

ほとんどのアメリカ人が再贈与を拒む、という前提が講義と食い違う。講義では76%が再贈与を問題ないと考えていると述べられている。

②【誤】

22%がオンラインの贈り物交換サイトを使っている、という内容。グラフの22%は「不要な贈り物を処分するため」という理由の割合で、手段を示したものではない。数値の掛かり先のすり替え。

③【誤】

National Regifting Day のおかげでニュージャージーでは贈り物を譲ることが一般的になった、という内容。この催しは実験で用いられた例として出てくるだけで、州で普及した原因とは述べられていない。本文にない因果の追加。

④【正】

ニュージャージーで再贈与する最大の理由は、再贈与する人が家族や友人の好みを分かっていることと関係がある、という内容。グラフ最多の項目と Joe の発言が一致する。

第6問

第6問は音声が1回だけ流れます。A(問34・問35)は Dan と Kelsey の食事のとり方についての対話から意見と決意を読み取る問題、B(問36・問37)は3人の学生が鳥への餌やりについて議論する会話を聞き、立場の人数と根拠になる図表を答える問題です。いずれも状況と問いを読む時間が先に与えられます。

A 問34:正解④

<問題要旨>

「会話の中で Kelsey が述べた意見はどれか」を選ぶ問題です。よく噛んで食べるようになった Kelsey と、早食いの Dan とのやりとりが素材になります。

<考え方>

誰の発言かを区別したうえで、事実の報告ではなく意見にあたる部分を拾います。Kelsey は since I started chewing more, I’ve been enjoying all the flavors, and food tastes better(よく噛むようになってから味を楽しめるようになり、食べ物がおいしく感じる)と述べており、これが意見に当たります。Kelsey は消化についても触れますが、良いとしているのは chewing a lot(よく噛むこと)であって柔らかい食べ物ではありません。主語と条件をすり替えた選択肢を落とすのが要点です。

<選択肢>

①【誤】

疲れていると食欲が落ちる、という内容。Kelsey は healthy appetite(健康的な食欲)に触れるが、疲労との関係は述べていない。

②【誤】

柔らかい食べ物を食べると消化が良くなる、という内容。消化に良いとされたのは「よく噛むこと」で、豆腐などの柔らかい食べ物は噛む回数を減らす例として出ている。条件のすり替え。

③【誤】

ゆっくり食べると味が落ちる、という内容。Kelsey の発言と正反対。

④【正】

よく噛むほど食事がおいしくなる、という内容。food tastes better をそのまま言い換えている。

A 問35:正解①

<問題要旨>

「会話の終わりまでに Dan が何をすると決めたか」を選ぶ問題です。Dan は自分の早食いを自覚しており、Kelsey の話を聞いて考えを変えます。

<考え方>

根拠は終盤の Dan の From now on, I’ll chew more, eat less, and then I’ll feel healthier.(これからはもっと噛んで、量を減らし、健康になる)です。噛む回数と食べる量という食べ方そのものを変えると宣言しているので、食習慣を変えるという一般化した言い方が答えになります。何を食べるか(食品の選択)の話は出てこないので、そこを混ぜた選択肢は落とせます。

<選択肢>

①【正】

食習慣を変える、という内容。chew more, eat less という食べ方の変更をまとめて言い換えている。

②【誤】

より短い時間でより多く食べる、という内容。Dan がこれまでしてきた早食いそのもので、改めようとしている内容と逆。

③【誤】

ひと口の量を増やす、という内容。Dan は食べる量を減らすと言っており逆。

④【誤】

より良い食品を選ぶ、という内容。何を食べるかについては会話で話題になっていない。本文にない情報の追加。

B 問36:正解③

<問題要旨>

Haruka、Emily、Doug の3人が鳥への餌やりについて話す会話を聞き、「会話が終わった時点で、鳥にえさを与えるべきではないと思っているのは何人か」を選ぶ問題です。解答欄の前に、3人の立場を書き込める表が用意されています。

<考え方>

立場が途中で変わる人がいるため、最初ではなく会話終了時点の立場で数えます。Doug は最初から一貫して反対で、鳥がウイルスを媒介する危険と、人間の食べ物が鳥の健康に良くないことを挙げます。Haruka は最初こそ餌やりをやってみたいと言いますが、Doug の話を受けて I think I agree with Doug on this(この件は Doug に賛成)と立場を変えます。Emily は最後まで楽しさを主張しますが、子どもが襲われることがあると聞いて OK, I understand. I won’t do that again.(もうしない)と述べます。結果として3人全員が反対の立場になります。

<選択肢>

①【誤】

1人。最初から反対なのは Doug だけだが、会話の終了時点では他の2人も立場を変えている。

②【誤】

2人。Emily の最後の I won’t do that again. を数え落とすとこの人数になる。

③【正】

3人。Doug は一貫して反対、Haruka は Doug に賛成すると表明、Emily も最後に考えを改めている。

④【誤】

0人。Doug が明確に反対しているので成り立たない。

B 問37:正解③

<問題要旨>

同じ会話を踏まえて「Doug の考えの根拠となる図表」を4つから選ぶ問題です。示されるのは、ごみ捨て場での鳥の出現を季節別に示した円グラフ、バードストライクの年間費用の表、病気を媒介する鳥による被害人数の推移を示した折れ線グラフ、住宅地での野鳥目撃数の月別棒グラフの4つです。

<考え方>

図表を選ぶ前に、Doug が反対する理由を特定します。Doug は they might carry viruses harmful to humans. People have been infected in the past(鳥が人体に有害なウイルスを媒介する恐れがあり、過去に感染した人もいる)と述べており、主張の柱は人間への感染被害です。したがって、その被害が実際に生じていることを数で裏づける図表が根拠になります。鳥が多い・費用がかかるといった情報は、感染の危険という主張を直接支えません。

<選択肢>

①【誤】

ごみ捨て場での鳥の出現を季節別に示した円グラフ。鳥が集まる時期は分かるが、人への健康被害を示していない。

②【誤】

バードストライクの年間費用の表。航空機の損害額であり、餌やりや感染の話とつながらない。

③【正】

病気を媒介する鳥によって影響を受けた人数の推移を示したグラフ。Doug が挙げた「過去に人が感染している」という主張を数で裏づける。

④【誤】

住宅地での野鳥の月別目撃数の棒グラフ。鳥の数の増減を示すだけで、健康被害の有無には触れていない。

※ 本記事の解答・解説は当サイトが独立に作成したものです。公式の正解および配点は大学入試センターの発表をご確認ください。

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