2026年度 大学入学共通テスト 本試験「物理基礎」の問題冊子をPDFで公開しています。全設問の解答・解説も無料で読めます。印刷して実戦形式の演習にお使いください。
目次
この問題の概要
試験時間30分・満点50点。大問3つで全13問(解答番号101〜114)、すべて必答です。第1問が力学・電気・原子・波の小問集合、第2問が磁場センサーで台車の運動を調べる実験の考察、第3問がA「大気圧下での加熱と冷却」とB「抵抗温度計を使った比熱測定」の2部構成。計算はどれも一行から二行で済みますが、第2問はよく似た4つのグラフを2つの手がかりで突き合わせる必要があり、ここで時間と得点が分かれます。全体の難易度は標準です。
| 大問 | 出題内容 | 配点 | 難易度 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| 第1問 | 小問集合(氷山にはたらく浮力、導線の抵抗値と抵抗率の単位、ベクレルとシーベルト、ウェーブを波動とみなす) | 16 | ★★☆☆☆ | 力学・電気・原子・波から1問ずつ。公式に戻れば即答できるので10分以内で抜けたい。問4だけは「座→立→座が1周期」の確認を忘れずに。 |
| 第2問 | 磁石とスマートフォンの磁場センサーで調べる台車の等速運動・等加速度運動 | 16 | ★★★★☆ | 問2・問3はピークの間隔だけでは選択肢が2つまでしか絞れない。必ずピークの幅も見て、間隔と幅が同じ運動を指しているか確かめること。 |
| 第3問 | A 比熱・蒸発熱と銅製容器の温度降下/B 抵抗温度計を使った比熱測定(直列回路の分圧・ジュール熱・熱容量) | 18 | ★★☆☆☆ | A問2は「容器の温度が下がる量」なので容器の熱容量で割る。Bは式の形(t が入るか ΔT が入るか)で選択肢が切れる。 |
対策のポイント: 物理基礎は公式の暗記より「式の各文字が何を表すか」で差がつきます。浮力なら押しのけた流体の密度と体積、ジュール熱なら電力と時間、熱量なら熱容量と温度変化——それがどちらの物体の量なのかを言葉で確認する癖をつけてください。グラフを選ぶ設問は、正解を探す前に「この運動が満たすべき性質」を2つ以上書き出し、選択肢を1つずつ落とすのが最短です。実験の考察問題では、装置の仕組み(何が何を測っているか)を最初の説明文で押さえてしまえば、あとの設問はその繰り返しで決まります。 各設問の詳しい解き方は上の「解答・解説はこちら」からどうぞ。
※ 難易度は当サイトの独自評価です(★1 基礎 〜 ★5 難)。

