2026年度 大学入学共通テスト 本試験「生物基礎」の問題冊子をPDFで公開しています。全設問の解答・解説も無料で読めます。印刷して実戦形式の演習にお使いください。
目次
この問題の概要
試験時間30分、満点50点。理科基礎は物理基礎・化学基礎・生物基礎・地学基礎の4科目が1冊の問題冊子にまとめられ、そのうち2科目を選択してあわせて60分で解答するため、生物基礎の解答番号は101から116までとなっています。第1問から第3問の3大問すべてが必答で、いずれの大問もA・Bの二つの文章に分かれ、全16問。配点は第1問16点・第2問18点・第3問16点です。用語や仕組みをそのまま問う知識問題と、図・表を数値で読ませる考察問題がほぼ半々で、30分という短い時間のなかで図の目盛りをどこまで正確に読めるかで差がつく構成でした。
| 大問 | 出題内容 | 配点 | 難易度 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| 第1問 | 生物の特徴と遺伝情報(全生物に共通する細胞の特徴、菌類から有機物を得るラン科植物の代謝、DNAの半保存的複製と鎖の本数) | 16 | ★★★★☆ | 問2(1)は図1の負の値をCO₂の放出と読めるかだけで決まる。符号の確認に時間を使う価値がある。問2(2)は配点4点。 |
| 第2問 | ヒトのからだの仕組み(自律神経系・内分泌系による体温と体液濃度の調節、加温実験と運動実験の比較、自然免疫・獲得免疫、ワクチン接種回数別の患者数) | 18 | ★★★☆☆ | 知識問題が4問あるので先に片づけ、問3と問6に時間を残す。図の傾きと倍率は目分量でなく目盛りで確かめる。 |
| 第3問 | 生物の多様性と生態系(一次遷移と森林限界、マメ科2種の被度分布と乾燥応答、絶滅と外来生物の駆除による間接効果) | 16 | ★★★☆☆ | 問5は配点4点。実験2が魚類Cを入れない条件だと押さえてから、野外調査の順序を読みにいくと迷わない。 |
対策のポイント: 知識問題は「全ての」「〜しない」「〜できない」という言い切りに反例を1つ当てる形で落とせるので、細胞の共通性・自律神経の出どころ・抗原提示ができる細胞・垂直分布の名称のように、似たものを並べて区別する形で覚えておくと速く処理できます。考察問題は、図を見る前に「二つの条件は何が違うのか」を1文で言葉にするのが最短経路で、とくに対照実験は「取り除いたものは何か」を確認してから結果の差を読むと筋道が一本に決まります。グラフの判断は形ではなく縦軸の目盛りで行い、倍率や低下の割合を問われたら実際に割り算して確かめる習慣をつけてください。 各設問の詳しい解き方は上の「解答・解説はこちら」からどうぞ。
※ 難易度は当サイトの独自評価です(★1 基礎 〜 ★5 難)。

