2026年度 大学入学共通テスト 本試験 歴史総合・世界史探求 過去問題

2026年度 大学入学共通テスト 本試験「歴史総合・世界史探求」の問題冊子をPDFで公開しています。全設問の解答・解説も無料で読めます。印刷して実戦形式の演習にお使いください。

目次

この問題の概要

試験時間60分・満点100点。大問5題で全問必答、設問数は32問で、配点は第1問25点・第2問21点・第3問18点・第4問18点・第5問18点。近現代の都市、法のあり方と運用、歴史を伝える手段、「帝国」のあり方、税制度と社会変容という5つのテーマの下に、生徒の班別学習・会話文・探究活動という枠物語が置かれ、図版・地図・統計グラフ・史料を突き合わせて判断させる設問が中心となっている。なお第1問は「歴史総合」(「地理総合,歴史総合,公共」の歴史総合分野)の第2問と同一問題で、全体の難易度は標準からやや難。

大問出題内容配点難易度ひとこと
第1問近現代における都市の変容——パリの都市改造と江戸・東京の近代化、植民地化されたアジアの都市25★★★★★「歴史総合」の第2問と同一問題。問8が配点4で、三つの円グラフと三都市の対応を数値で決められるかが分かれ目になる。図版とノートが示す「住み分け」の方向を取り違えないこと。
第2問世界史上の法のあり方とその運用——唐代の律、中世フランスの慣習法、東アフリカのイスラーム法廷21★★★★☆短い史料が7問に分散しており、読む量そのものは多くない。律と令の区別、アフリカ分割の地図のb・cにあたる国名、コロヌスの法を出した皇帝の3点が失点しやすい。
第3問歴史に触れるきっかけと歴史を伝える手段——マンガ・文字・絵画・風刺画・記念碑18★★★★☆配列問題は選択肢を見る前に各出来事の年代を書き出してから並べる。絵画・風刺画の同定と、人口グラフの倍率の読み取りで差がつく。
第4問歴史上の「帝国」のあり方——ローマの「インペリウム」、ムガル帝国、スペインとキューバ18★★★★★二つの領域図を「塗られていない地域」で判定する問2が最難関。マンサブダール制を地方分権の制度と誤解しないことも要点。
第5問税制度と社会変容——明清の銀納、オスマンの徴税請負、リストの関税論、戦後の通商協定、元代の商税18★★★★☆配点4の設問が3問あり1問の重みが大きい。徴税請負制の前の制度、リストの保護関税の立場、資料が減税か増税かの読み取りを外さないこと。

対策のポイント: 図表と統計は必ず目盛りから数値を出し、「10倍以上」「100万人以上」「同じ向きに変化した」といった言い切りを割り算と引き算で検算する習慣をつけたい。配列問題は選択肢を見る前に各出来事の年代を一つずつ書き出し、史料問題は根拠になる一文を特定してから選択肢に当たること。誤答は時期の前後・主体の入れ替え・因果の逆転・似た語句のすり替えのどれかに集約されるので、この型を意識して一つずつ落としていくのが最短の道になる。 各設問の詳しい解き方は上の「解答・解説はこちら」からどうぞ。

※ 難易度は当サイトの独自評価です(★1 基礎 〜 ★5 難)。

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