2024年度 大学入学共通テスト 本試験「政治経済」の問題冊子をPDFで公開しています。全設問の解答・解説も無料で読めます。印刷して実戦形式の演習にお使いください。
目次
この問題の概要
2024年度 本試験 政治・経済は、試験時間60分・満点100点、大問4題(第1問26点・第2問25点・第3問25点・第4問24点、計30問)の構成です。第1問が18歳成人をめぐる政治参加と暮らしの制度(8問)、第2問が国家・法と個人の権利(8問)、第3問が経済理論と統計の分析(8問)、第4問が国際社会と科学技術の課題(6問)という構成で、第4問は6問すべてが4点配点です。制度の知識を問う設問と、計算・資料読解を求める設問が組み合わされています。第2問から第4問には「倫理,政治・経済」と共通の設問が含まれています。
| 大問 | 出題内容 | 配点 | 難易度 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| 第1問 | 18歳成人と法制度、選挙制度による議席と死票、直接請求権と請願権、裁判員制度、労働市場の資料、家計の指標計算、社会保障の柱、新設の行政機関 | 26 | ★★★☆☆ | 問2は得票数から議席と死票を実際に数える設問。問6は可処分所得・平均消費性向・エンゲル係数を定義どおり計算すれば取れます |
| 第2問 | ヴェーバーの国家論、雇用保険と労災保険、公務員の労働基本権、地方自治の本旨、政教分離、消費者団体訴訟、会社形態とCSR、臓器移植法 | 25 | ★★★☆☆ | 問2の保険料を誰が負担するかとその理由、問8の臓器移植法の比較が知識の精度を試します。6問が倫理,政治・経済第5問と共通 |
| 第3問 | 付加価値とGDPの計算、三面等価の原則、市場の失敗、GDPデフレーター、汚染物質の総量規制、景気循環のグラフ、比較優位、代替財と需要曲線 | 25 | ★★★★☆ | 8問中6問が倫理,政治・経済第6問と共通で配点も同一。問5は総量が排出量と濃度の積になる点に気づけば選択肢が絞れます |
| 第4問 | 社会契約説の思想家、アジアの人口ピラミッドと人口オーナス、一帯一路とAIIB、日米欧の家計金融資産、宇宙条約の条文、科学技術の便益とリスク | 24 | ★★★☆☆ | 全6問が4点。うち4問は倫理,政治・経済第7問と共通ですが、そちらの配点は各3点です。問5は条文と事例の照合が中心になります |
対策のポイント: 第3問を中心に計算をともなう設問が多く、定義式を正確に覚えているかどうかがそのまま得点差になります。付加価値とGDP、デフレーター、比較優位、消費性向などは手を動かして計算し直しておきましょう。第1問・第2問は制度の細部を問う設問が並ぶので、選挙制度や社会保険、裁判員制度は似た制度との違いを対比して整理しておくと有効です。第4問は資料や条文の読解が中心で全問4点と重いため、時間を残して臨みたいところです。 各設問の詳しい解き方は上の「解答・解説はこちら」からどうぞ。
※ 難易度は当サイトの独自評価です(★1 基礎 〜 ★5 難)。

