2023年度 大学入学共通テスト 本試験「物理基礎」の問題冊子をPDFで公開しています。全設問の解答・解説も無料で読めます。印刷して実戦形式の演習にお使いください。
目次
この問題の概要
2023年度 本試験 物理基礎は、試験時間30分・満点50点、大問3題(第1問16点・第2問18点・第3問16点、計16問)の構成です。第1問が力の及ぼし合い・ばねの弾性エネルギー・熱力学・弦の振動とうなりを扱う小問集合、第2問が水平投射と自由落下を実験データから考察する力学、第3問が風力発電・太陽光発電と送電・変圧器を扱うエネルギー分野です。
| 大問 | 出題内容 | 配点 | 難易度 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| 第1問 | 小問集合(一体で動く物体が押し合う力/ばねの伸びと弾性エネルギー/気体が受け取る熱量と外へする仕事/弦の4倍振動とうなりによる調律) | 16 | ★★☆☆☆ | 問2はばねBの伸びが2倍でばね定数が小さい設定を重ねて考える必要があり最初の関門。問4は440Hzとのうなり2回から438Hzを出せるかで差がつきます |
| 第2問 | 水平投射と自由落下(実験データの表から水平位置を求める/落下の速さと時間のグラフ/初速度が違う小球の落下時間と床に達する速さの比較/投げ上げた小球との対比) | 18 | ★★★☆☆ | 表の水平位置が0.1秒ごとに約0.39mずつ増える等間隔を読めれば問5は即答。問9・問10の自由落下と投げ上げの時間・エネルギー比較が山場です |
| 第3問 | エネルギーと発電(風力発電・太陽光発電のエネルギー変換/グラフからの1日あたり発電量の見積もり/送電線の電力損失と電流・電圧/変圧器と電磁誘導) | 16 | ★★★☆☆ | 問13の家庭消費量との比較、問14・問15の10の何乗という桁の見積もりが得点源。問16の変圧器は巻数比の知識で確実に拾いたいところです |
対策のポイント: 物理基礎は公式の暗記より、式の意味を言葉で説明できるかが問われます。第1問の小問集合と第3問の知識・見積もり問題で先に点を積み、第2問の運動の考察に時間を残す配分が有効です。エネルギー分野は発電の仕組みとエネルギー変換の流れ、送電で高電圧を使う理由まで整理しておきましょう。 各設問の詳しい解き方は上の「解答・解説はこちら」からどうぞ。
※ 難易度は当サイトの独自評価です(★1 基礎 〜 ★5 難)。

