2017年度 大学入試センター試験 本試験「日本史A」の問題冊子をPDFで公開しています。大問ごとの出題内容・配点・難易度をまとめた「この問題の概要」つき。全設問の解答・解説も無料で読めます。印刷して実戦形式の演習にお使いください。
目次
この問題の概要
2017年度 センター試験 本試験 日本史Aは、試験時間60分・満点100点で、第1問(20点)〜第5問(25点)がすべて必答、選択問題はありません。解答番号は 1 〜 32 の通し番号です。日本史Aは近現代を扱う科目で、本試験では幕末から1990年代までが対象。会話文・史料・グラフ・地図・絵画と、多様な資料を読ませる構成になっています。
| 大問 | 出題内容 | 配点 | 難易度 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| 第1問 | 「妖怪」と近代日本(明治の思想家と戦後の内閣・史料読解/家電の普及と経済・公害・お雇い外国人) | 20 | ★★★☆☆ | 問3の史料読解は「誰を妖怪と呼んでいるか」を押さえれば決まる。問4は各家電が普及した時期を経済史と重ねる必要があり、ここが差のつきどころ |
| 第2問 | 幕末から明治期の大坂(大阪)(将軍と天皇・世直し・大久保利通・政商) | 12 | ★★☆☆☆ | 4問と最も小さい大問。徳川家茂、内務省、三池炭鉱=三井など、いずれも頻出の基本事項 |
| 第3問 | 政治家三島通庸(寺田屋事件・殖産興業・高橋由一/保安条例・民権運動の激化・条約改正) | 19 | ★★☆☆☆ | 問3の高橋由一「鮭」は図版で問われる定番。問5のYは「インフレ」ではなく「松方デフレ」と気づけるかどうか |
| 第4問 | 近現代の公園(血のメーデー事件・要人殺害/造船と製鉄・米の生産統計/国体と長州出身内閣) | 24 | ★★★☆☆ | 配点が最も大きい。問6の統計は増加率を概算して比べる作業が必要で、問2の年代配列も広告の内容から年を推定する手間がある |
| 第5問 | 昭和期の経済・社会(金解禁の史料/原水爆禁止大会と内灘・労働組合/日本列島改造と財政) | 25 | ★★★☆☆ | 問2の金解禁と問8のグラフが山場。問8は「甲=社会保障関係費」を1970年代の伸びから判断し、消費税導入年(1989年)も必要になる |
対策のポイント: 会話文・史料・統計・図版と資料の種類が多く、単なる暗記だけでは対応しきれない構成です。とはいえ問われている知識自体は教科書の範囲内なので、「資料のどこを見れば決まるか」を意識して読む練習が効きます。特に第4問問6と第5問問8の統計・グラフは、増加率や年代を自分で確かめる手順に慣れておきましょう。 各設問の詳しい解き方は上の「解答・解説はこちら」からどうぞ。
※ 難易度は当サイトの独自評価です(★1 基礎 〜 ★5 難)。

