2025年度 大学入学共通テスト 追試験「日本史A」の問題冊子をPDFで公開しています。全設問の解答・解説も無料で読めます。印刷して実戦形式の演習にお使いください。
目次
この問題の概要
2025年度 追試験 日本史Aは、試験時間60分・満点100点、大問5題(第1問22点・第2問12点・第3問22点・第4問22点・第5問22点、計32問)の構成です。解答は「旧日本史A」と表記されており、旧教育課程履修者向けの経過措置科目として実施されました。第1問が明治十四年の政変から日清戦争・護憲運動を経て1960年の安保闘争に至る議会政治と外交、第2問が廃藩置県から琉球処分までの明治初期の国家形成、第3問が明治期の産業化と民衆生活を質屋の史料・図表から見る出題、第4問が大正デモクラシーから戦時下の報道と戦後の出版文化、第5問が戦前政党政治の終焉から占領改革・55年体制の成立までを扱う出題です。
| 大問 | 出題内容 | 配点 | 難易度 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| 第1問 | A 近代の議会開設と明治十四年の政変/B 近代の日清戦争から1960年の安保闘争までの政治 | 22 | ★★★☆☆ | 問3は初期衆議院議員の職業構成の表を、当時の政党勢力と結び付けて読む設問です。問6は軍部台頭期の事件を年単位で確定させましょう |
| 第2問 | 近代の廃藩置県から琉球処分に至る明治初期の国家形成 | 12 | ★★★★☆ | 日本史B第5問と共通で配点も同一です。問4は政府の通達と琉球藩の願書のどちらの主張かを取り違えないことが最大の分かれ目になります |
| 第3問 | 近代の明治期の産業化と民衆生活・質屋 | 22 | ★★★★☆ | 問6は質屋の仕組みを示した図と実際の取引記録の表を突き合わせる設問です。図の用語を表の項目に対応づけてから会話文を検討しましょう |
| 第4問 | A 近代の大正デモクラシーと社会主義運動/B 近代〜現代の日中戦争・戦時下の報道と戦後の出版文化 | 22 | ★★★☆☆ | 日本史B第6問と共通で配点も同一です。問6は高見順の日記と新聞記事を並べ、大本営発表と実態のずれを読み取らせる設問です |
| 第5問 | A 近代〜現代の政党政治の終焉と占領改革/B 現代の55年体制の成立と平和運動 | 22 | ★★★☆☆ | 問1は二大政党期から政党解散までの配列で、各内閣の成立年が手掛かりです。問3・問5は史料の語句と戦後改革の知識を往復させます |
対策のポイント: 近現代に絞られた科目ですが、明治初期から1960年代までを万遍なく問う構成で、どの大問にも史料・表・図の読み取りが1〜2問ずつ組み込まれています。第2問は12点と最も軽く、第1問・第3問・第4問・第5問が22点ずつと均等なので、時間は資料量に応じて配分しましょう。年代配列は第1問問6・第2問問2・第3問問3・第4問問2・第5問問1と各大問に1問ずつあり、ここを落とすと大きく響きます。内閣・条約・事件の年号を年単位で覚え直すことが最優先です。史料問題は難語の意味よりも「誰が誰に向けて何を主張しているか」を押さえれば解ける設問が中心なので、落ち着いて差出人と宛先を確認してください。 各設問の詳しい解き方は上の「解答・解説はこちら」からどうぞ。
※ 難易度は当サイトの独自評価です(★1 基礎 〜 ★5 難)。

