2018年度 大学入試センター試験 本試験 倫理・政治経済 過去問題

2018年度 大学入試センター試験 本試験「倫理・政治経済」の問題冊子をPDFで公開しています。全設問の解答・解説も無料で読めます。印刷して実戦形式の演習にお使いください。

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この問題の概要

試験時間60分・満点100点。大問6題・小問36問はすべて必答で、第1問14点・第2問18点・第3問18点・第4問22点・第5問14点・第6問14点という配点です。前半3題が倫理分野、後半3題が政治・経済分野という配分で、36問すべてが同じ日に実施された「倫理」「政治・経済」からそのまま持ってきた設問です(第1問〜第3問は倫理、第4問〜第6問は政治・経済)。範囲は二科目ぶんですが、一科目あたりの設問数は半分になるため、一つの分野に深入りしない代わりに穴があると埋め合わせが利きません。全体の難易度は標準です。

大問出題内容配点難易度ひとこと
第1問青年期と現代の課題(ハヴィガーストの発達課題、社会的・人道的活動を行った人物、マズローの欲求階層説、国境なき医師団と人道主義、センのケイパビリティ・アプローチ)14★★★☆☆倫理第1問からの5問。問2は人物と活動の組合せで選択肢が八つあり、確実に分かる一人を先に決めて消去するのが早い
第2問日本思想(日本神話の神々、八正道、日蓮の法華経信仰、近世の出版業と儒学の多様化、ブッダやプラトンらの欲望観、三宅雪嶺の国粋主義、教えを説くという営み)18★★★★☆倫理第2問・第3問からの7問。日本思想に寄っており、この試験で最も細かい。三宅雪嶺や近世の私塾は教科書の本文をきちんと読んでいないと手が出ない
第3問源流思想と西洋近現代(パウロの救済論、ロックの社会契約、コペルニクスからカーソンまでの自然観、カイヨワの「遊び」論、諸宗教の聖典と教え、労働観と遊びの位置づけ)18★★★☆☆倫理第2問〜第4問からの6問。問16と問18はカイヨワの文章の読解で、知識ではなく筆者の主張を追う設問。落ち着いて本文に戻れば取れる
第4問国家の役割と統治機構(夜警国家と福祉国家、基本的人権の分類、大統領制と議院内閣制、法の支配と形式的法治主義、価格の上限規制と需給曲線、ローレンツ曲線と所得格差、電力自由化とスマートグリッド、防衛装備移転三原則)22★★★☆☆政治・経済第1問からの8問で、配点が最も大きい。問23と問24の図は解き方が決まっているので、二つセットで練習しておきたい
第5問公平と効率をめぐる経済(効率性と公平性のトレード・オフ、南北問題と国際会議、各国の一次エネルギー供給構成の表、ILOと社会保障制度、教育費の公的負担・私的負担の表)14★★★★☆政治・経済第3問からの5問。5問中2問が各国を当てさせる統計表で、密度が高い。フランスの原子力、中国の石炭という極端な数字から攻めるのが定石
第6問男女共同参画と日本の統治(男女の賃金格差と管理職・閣僚の女性比率、特別会・臨時会・参議院の緊急集会、ポジティブ・アクション、就労形態に対応する法律と規定の対応、最高裁の違憲判決)14★★★☆☆政治・経済第4問からの5問。問35の法律と規定の対応は、労働者派遣法・パートタイム労働法・高年齢者雇用安定法をそれぞれ一言で言えれば決まる

対策のポイント: 倫理,政治・経済は、二科目の融合とはいえ設問そのものは単独科目と同一です。したがって対策も単独科目と同じで構いませんが、一分野あたりの設問数が少ないぶん、苦手な分野を作らないことが単独科目以上に効きます。倫理は日本思想、政治・経済は経済分野の図と統計が失点源になりやすいので、その二つを優先して埋めるのが効率的です。各設問の詳しい解き方は上の「解答・解説はこちら」からどうぞ。

※ 難易度は当サイトの独自評価です(★1 基礎 〜 ★5 難)。

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