2022年度 大学入学共通テスト 本試験「倫理・政治経済」の問題冊子をPDFで公開しています。全設問の解答・解説も無料で読めます。印刷して実戦形式の演習にお使いください。
目次
この問題の概要
2022年度 本試験 倫理,政治・経済は、試験時間60分・満点100点、大問7題(第1問12点・第2問12点・第3問12点・第4問14点・第5問19点・第6問19点・第7問12点、計32問)の構成です。第1問〜第4問が倫理分野(源流思想・日本思想・西洋近現代思想・現代の諸課題)で計50点、第5問〜第7問が政治・経済分野(法制度と経済的自由・企業と市場と金融・地方自治と社会保障)で計50点となり、全32問が単独科目「倫理」「政治・経済」と同一の設問です。
| 大問 | 出題内容 | 配点 | 難易度 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| 第1問 | 宗教・思想における真理の捉え方/人間の生き方をめぐる思想/マルクス・アウレリウスとストア派/老子と『ヨブ記』の比較 | 12 | ★★★☆☆ | 倫理第1問から4問を抜き出した構成。問3・問4は原典資料型で、知識が薄くても本文の論理を追えば正答に届く |
| 第2問 | 聖徳太子「憲法十七条」/本居宣長の「真心」/近代日本の理想主義者(安部磯雄・北村透谷)/阿部次郎『三太郎の日記』と理想 | 12 | ★★★☆☆ | 倫理第2問と共通の4問。問2は漢意と真心の対比、問4は理想が現実を浄化する働きという論旨を押さえたい |
| 第3問 | 思考停止と迫害のメカニズム/ロックの経験論/ヘーゲルの弁証法/思考停止の要因とその克服 | 12 | ★★★☆☆ | 倫理第3問と共通の4問。問1と問4が「思考停止」という共通テーマで対応しており、会話文に戻ると判断が決まる |
| 第4問 | ハンス・ヨナスの責任原理と科学技術/デジタル・デバイド/子どもの発達と家族機能の外部化/世代間責任と生きる意味 | 14 | ★★★★☆ | 倫理第4問と共通の4問で、問1と問4が各4点と重い。未来世代への責任というテーマを会話文から読み取る力が試される |
| 第5問 | 地方自治の本旨/政教分離と最高裁判例/農業法制度の変遷/経済的自由と規制緩和/公法・私法と消費者保護法/日本の立法過程 | 19 | ★★★☆☆ | 政治・経済第1問と共通の6問。問1の団体自治と住民自治、問2の判例が取りどころで、問4だけが4点と重い |
| 第6問 | 現代企業の動向と会社法/機会費用とトレード・オフ/公開市場操作とマネーストック/銀行の信用創造/供給曲線のシフト/購買力平価説 | 19 | ★★★☆☆ | 政治・経済第2問と共通の6問(問5のみ配点が異なる)。問4の信用創造と問6の購買力平価は手順を覚えれば確実に取れる |
| 第7問 | 戦後日本の地方自治の変遷/地方分権一括法と国・地方の関係/地方財政の歳入構成/雇用の課題と共生の理念 | 12 | ★★★☆☆ | 政治・経済第4問と共通の4問(問2・問3は配点が異なる)。知識で即答できる設問が多く、倫理分野に時間を残したい |
対策のポイント: 倫理分野と政治・経済分野がちょうど50点ずつで、どちらかに偏った対策では半分しか取れません。設問は単独科目の「倫理」「政治・経済」からそのまま採られているので、過去問はこの二科目もあわせて解くと演習量を確保できます。配点4点の設問は第4問に二つ、第5問と第6問に一つずつの計4問あり、ここを落とさないことが安定して得点する分かれ目になります。 各設問の詳しい解き方は上の「解答・解説はこちら」からどうぞ。
※ 難易度は当サイトの独自評価です(★1 基礎 〜 ★5 難)。

