2022年度 大学入学共通テスト 本試験「生物基礎」の問題冊子をPDFで公開しています。全設問の解答・解説も無料で読めます。印刷して実戦形式の演習にお使いください。
目次
この問題の概要
2022年度 本試験 生物基礎は、試験時間30分・満点50点、大問3題(第1問19点・第2問16点・第3問15点、計16問)の構成です。第1問がA 酵素とATP、細胞のはたらき/B ブロッコリーを使ったDNAの抽出と定量実験、第2問がA 光の透過量から測る脈拍と酸素解離曲線/B 食作用・二次応答・血清療法といった免疫のしくみ、第3問がA バイオームの分布と生態系の栄養段階/B 窒素の循環と植生のはたらきです。
| 大問 | 出題内容 | 配点 | 難易度 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| 第1問 | A 酵素が働く場所/ATPを合成する細胞小器官/ATP量から細菌数を求めるための前提 B ブロッコリーの花芽と茎で得られるDNA量の差と細胞の大きさ/検量線からのDNA量の計算/仮説を検証する実験の選択 | 19 | ★★★☆☆ | 問5は検量線から濃度0.075mg/mLを読み、溶液4mLを掛けて0.30mg。掛けずに割る誤答が用意されているので、単位をそろえて確かめること |
| 第2問 | A 光の透過量の周期的な変化から読み取る脈拍/酸素解離曲線と組織で解離する酸素の割合 B 好中球とマクロファージの食作用/二度目の拒絶が速い理由/抗体を注射する血清療法 | 16 | ★★★☆☆ | 問2は「肺での飽和度と組織での飽和度の差を、肺での飽和度で割る」という定型計算。Bの免疫は用語を押さえておけばまとめて得点できる取りどころ |
| 第3問 | A 温暖化にともなうバイオームの分布の移動/陰葉から食われた場合の葉の減り方/オサムシとサナギタケの栄養段階 B 排水中の窒素化合物の処理と脱窒/植生が失われたときの河川水の窒素濃度 | 15 | ★★★☆☆ | 問2は食われる順番でグラフの立ち上がり方が変わると気づけるかどうか。問5は植生がなくなると吸収されない窒素が流れ出す、と考えれば迷わず決まる |
対策のポイント: 三つの大問とも実験や観察のデータが下敷きで、用語の暗記だけで押し切れる設問はそう多くありません。第1問問5の検量線と第2問問2の酸素解離曲線のように、グラフから値を読んで単位をそろえて計算する作業が得点源です。教科書の用語を固めたうえで、図の縦軸と横軸が何を表しているかを毎回確かめる読み方を身につけておきましょう。 各設問の詳しい解き方は上の「解答・解説はこちら」からどうぞ。
※ 難易度は当サイトの独自評価です(★1 基礎 〜 ★5 難)。

