2025年度 大学入学共通テスト 追試験 旧情報 解答・解説

2025年度 大学入学共通テスト 追試験「旧情報」の解答と解説です。全設問の正解と考え方を一問ずつ解説し、公式の解答PDFもあわせて掲載しています。大学受験の森が独自に作成した、無料で読める解説です。

目次
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解答

解説

2025年度(令和7年度)大学入学共通テスト追試験「旧情報」の全6大問・62設問について、解答と考え方をまとめました。100点満点、試験時間60分。第1問・第4問が必答、第2問・第3問から1問、第5問・第6問から1問を選択し、計4問を解答します。旧課程履修者向けの科目で、新教育課程履修者は選択できません。

第1問は著作権、ラスタとベクタ、地図タイル、音のディジタル化、コード決済、パスワードと認証。第4問はアンケート設計とWebフォームによる弁当予約システム。選択問題は第2問が迷路のデータ表現、第3問が情報の検索、第5問がプログラミング、第6問がデータの活用です。

第2問は「迷路の壁を何ビットで表すか」という素朴な問いから、重複をなくす工夫、必要なデータ量の比較、そして経路探索の表現まで一本の筋で進む構成。第4問の最後は、確認コードの上3桁を予約順・下3桁を乱数にすると「下3桁を言い間違えても他人のものには絶対ならない」という設計の妙を突いた出題で、情報科らしい良問です。

第1問(必答) 情報社会と情報技術/認証とセキュリティ

Aは著作権、ラスタとベクタ、地図タイルのデータ量、音のディジタル化、コード決済。Bはパスワードのパターン数、二要素認証、個人情報保護方針。配点35点。

A問1a(ア) 著作権法に基づく判断

<考え方>
選択肢を一つずつ「誰の権利か」「例外規定にあたるか」で判定します。私的使用のための複製は著作権法第30条で認められています。

⓪ 自分が撮った写真の著作者は自分 → 侵害しない(別途、肖像権の問題はある)
① バッハ(1750年没)の曲は著作権が消滅、演奏も自分 → 侵害しない
② 他人の著作物の丸ごと転載 → 侵害する
③ 購入した問題集を自分の学習用にコピー → 私的使用の複製で適法

ア = ③

A問1b(イ) ラスタ形式とベクタ形式

<考え方>
ラスタ=画素の集まり(写真向き、拡大でジャギー)、ベクタ=図形の数式表現(図形・文字向き、拡大しても劣化なし)。この対比をそのまま当てはめます。

⓪ ピクトグラムはベクタの方がデータ量が少ない → 誤り
① 拡大してもジャギーが出ないのはベクタ → 誤り
② 写真の保存はラスタ形式 → 正しい
③ サイズごとにデータを用意するのはビットマップフォント → 誤り

イ = ②

A問2(ウ) タイルのレベル

<考え方>
レベルが1下がるとタイルの1辺は2倍になります(分割数が半分)。レベル17で300mなので、そこから逆算します。

レベル k のタイルの1辺 = 300 × 2^(17−k) m
1.2 km = 1200 m = 300 × 4 = 300 × 2²
17 − k = 2 → k = 15

ウ = ①(15)

A問2(エ) データ量の比

<考え方>
どのレベルでもタイル1枚のピクセル数は同じ(256×256)なので、データ量は枚数に比例します。

レベル15:4 × 2 = 8 枚
レベル17:1辺 300 m なので
 (4800/300) × (2400/300) = 16 × 8 = 128 枚
8 / 128 = 1/16

エ = ②(1/16)

A問3a(オ) ストリーミング方式

<考え方>
ストリーミングは「全部ダウンロードしてから再生」ではなく、受信しながら再生する方式です。

⓪ データを受信しながら再生できる → ○
① 待ち時間はむしろ短い → ×
② オフラインでは再生できない → ×
③ 改ざんされやすいわけではない → ×

オ = ⓪

A問3b(カ) ハイレゾ音源の条件

<考え方>
元の波形に近づけるには、細かく・細かく。標本化は間隔を短く(=標本化周波数を高く)、量子化はビット数を多く。

X:標本化する周期を短く(44.1kHz → 192kHz)
Y:量子化ビット数を多く(16ビット → より多く)

カ = ①(短く/多く)

A問3c(キ) 量子化ビット数

<考え方>
データ量は「標本化周波数 × 量子化ビット数 × チャンネル数」に比例します。チャンネル数は同じ2なので約分されます。

(192 × キ) / (44.1 × 16) = 6.5
キ = 6.5 × 44.1 × 16 / 192
  = 6.5 × 3.675 = 23.9 ≒ 24

キ = ⑤(24)

A問4a(ク) 決済用コードを毎回変える理由

<考え方>
有効期限があり毎回異なる、ということは盗み見てコピーしても使えないということです。

⓪ 情報量は減らない
① 複製による不正利用を防止できる → ○
② 店舗が変わっても使えるのはコード決済の仕組み自体の性質
③ コード取得にサーバとの通信が要るのでオフラインでは使えない

ク = ①

A問4b(ケ) コード内情報とコード外情報

<考え方>
決済用コードは決済事業者が利用者のために生成するので、利用者の識別情報はコードの中にあります。一方、店舗の識別情報は店舗側がコードを読み取って一緒に送るのでコード外です。

利用者を識別する情報 → コード内情報
店舗を識別する情報  → コード外情報

ケ = ①

B問1(コ) パスワードのパターン数

<考え方>
使える文字は 数字10 + 大文字26 + 小文字26 の62種類。10文字なので62の10乗です。

(10 + 26 + 26)^10

コ = ⑧

B問1(サ) 8文字との比較

<考え方>
62の10乗 ÷ 62の8乗。指数法則で一気に約分できます。

(10+26+26)^10 / (10+26+26)^8 = (10+26+26)²
= 62² = 3844(倍)

サ = ⑦

B問2(シ) 会員登録時の望ましい行動

<考え方>
公衆無線LAN・共有パソコン・紙に印刷して掲示——いずれも情報が他人に渡るリスクを高めます。

⓪ 公衆無線LANは盗聴のおそれ → ×
① 共有パソコンは情報が残るおそれ → ×
② 周囲からの覗き見(ショルダーハック)に注意 → ○
③ 紙に印刷して掲示 → 論外

シ = ②

B問3a(ス) 認証の3分類

<考え方>
パスワードは「知っていること」、認証コードはスマートフォンという持ち物に届くので所有物認証です。

パスワード  → 知識認証
認証コード(スマホに届く) → 所有物認証

ス = ⓪

B問3b(セ) 二要素認証の利点

<考え方>
種類の異なる認証を組み合わせる=二要素認証。片方が破られてももう片方が残るのが利点です。

パスワード(知識)が漏洩しても
認証コード(所有物)がなければログインできない
→ 不正ログインのリスクを減らせる

セ = ③

B問4(ソ) 複製を抑制できない会員証

<考え方>
「複製されにくいか」で判定します。PDFファイルはコピーがきわめて容易です。

⓪ ICチップ → 複製は困難 ○
① 透かし・ホログラム → 複製は困難 ○
② 二次元コード入りPDF → ファイルを送るだけで複製できる ×
③ ログイン中だけ有効なアプリ → 本人でないと使えない ○

ソ = ②(抑制の効果が期待できない)

B問5(タ) 個人情報保護方針との照合

<考え方>
方針は「利用目的の範囲内」かつ「第三者提供はしない(業務委託は例外)」。他の会員も第三者である点がポイントです。

Ⅰ 委託して年齢層を分析 → 利用目的「属性の分析」の範囲内、委託は可 ○
 Ⅱ 委託して住所でチラシ郵送 → 利用目的「物品や書類の発送」の範囲内 ○
 Ⅲ 会員同士がメールアドレスを閲覧できる
  → 他の会員は第三者。第三者提供にあたる ×

タ = ①(○・○・×)

第2問(選択) 迷路のデータ表現

マス目の壁を2進数で表す二つの方式を比べ、必要なデータ量と処理のしやすさを検討します。後半は「財宝へ向かう方向」を各マスに書き込む経路表現。配点15点。

問1(ア) 壁の情報の重複

<考え方>
Sさんの方式は「左→上→右→下」の順に4ビット。Xのマスの左端から4ビット目=下の壁で、Yはその下のマスなので、Yの上の壁と同じものを指します。上は左端から2ビット目です。

Sさんの4ビット:左(1) 上(2) 右(3) 下(4)
Xの4ビット目 = Xの下の壁
Yの2ビット目 = Yの上の壁
この二つは同じ壁

ア = 2

問1(イ) 右に進めるかの判定

<考え方>
Tさんの方式は各マスに「左」と「上」の2ビットだけ。自分のマスには右の壁の情報がないので、右隣のマスの「左」の情報を見ます。左は左端から1ビット目です。

Tさんの2ビット:左(1) 上(2)
右に壁があるか = 右のマスの左に壁があるか
= 右のマスの左端から1ビット目が1

イ = ②

問1(ウ) Sさんの方式のデータ量

<考え方>
各マスに4ビット、マスは N×N 個です。

4 × N × N = 4N² ビット

ウ = ④(4N²)

問1(エ) Tさんの方式のデータ量

<考え方>
各マスは2ビットですが、右と下に一列ずつ仮想的なマスを足す必要があります(迷路の右端・下端の壁を表すため)。右端の列 N 個と下端の行 N 個が追加されます。

マスの数 = N² + N + N = N² + 2N
2 × (N² + 2N) = 2N² + 4N ビット

エ = ②(2N²+4N)

問1(オ) どちらが小さいか

<考え方>
Tさんの方が少なくなる条件を不等式で解きます。

2N² + 4N < 4N²
4N < 2N²
2 < N
→ N > 2

オ = 2

問2(カ・キ) 矢印を書き込む手順

<考え方>
0011 は「左=0(壁なし)、上=0(壁なし)、右=1(壁あり)、下=1(壁あり)」。このマスには「←」が入っているので左のマスにはすでに矢印がある。移動できて未記入なのは上だけです。上のマスからはこのマスへ下向きに進むので「↓」を書きます。

0011 → 左:0 上:0 右:1 下:1
移動できるのは 左 と 上
左はすでに矢印あり(「←」の行き先)
→ 次は上のマス
上のマスからこのマスへは下向き → 「↓」

カ = ①(上)、キ = ③(↓)

問2(ク) 書き換えるマスの数

<考え方>
財宝の場所を「あ」から「う」に移すと、「う」から「あ」へ向かう経路上のマスの矢印だけを反転させればよく、あわせて「○」の位置も変わります。図5の矢印をたどって経路の長さを数えます。

「う」から矢印をたどると
 う → 右 → ↑ → ↑ → ← → ↑ →「あ」
 経路上のマスは「う」と「あ」を含めて 6 個
(「い」の場合が5個であることと同じ数え方)

ク = 6

第3問(選択) 情報の検索と信憑性

「長崎っぽい」を検索件数の比で定義するという発想から出発し、論理演算による検索、百科事典やWeb検索の信憑性、口コミと景品表示法まで。配点15点。

問1(ア) 比べるべき検索条件

<考え方>
「Pの検索結果のうち長崎も含まれる件数の割合」対「含まれない件数の割合」。前者は「ちゃんぽん AND 長崎」、後者は「ちゃんぽん NOT 長崎」です。

「ちゃんぽん AND 長崎」… 長崎を含む
「ちゃんぽん NOT 長崎」… 長崎を含まない

ア = ②(ちゃんぽん NOT 長崎)

問2(イ) その件数

<考え方>
「ちゃんぽん」全体から「ちゃんぽん AND 長崎」を引けば求まります。

894 − 515 = 379(件)

イ = ⓪(379)

問3(ウ) 三つの比較

<考え方>
各語句について「長崎を含む件数 ÷ 含まない件数」を計算して比べます。

トルコライス:23 ÷ (31 − 23) = 23/8 = 2.88
ちゃんぽん :515 ÷ 379 = 1.36
鯖     :214 ÷ (1058 − 214) = 214/844 = 0.25

ウ = ⓪(「トルコライス」が一番)

問4(エ) 誰でも編集できる百科事典

<考え方>
誰でも編集できる=信頼性の検証が必要、そして百科事典は二次情報という2点が判断の軸です。

A 複数のサイトと比較して信憑性を確認する → 正
B 「一次情報が中心」が誤り。百科事典は二次情報が中心で、
  一次情報にあたる必要がある → 誤
C 出典を書かなくても、書籍の文章をそのまま載せれば
  著作権侵害 → 誤

エ = ④(正・誤・誤)

問5(オ) 検索結果の並び順

<考え方>
検索エンジンの順位は信憑性の保証ではないこと、SEOで変動すること、パーソナライズされることを押さえます。

A 上位ほど信憑性が高い → 誤
B 企業の工夫(SEO)で変動する → 正
C 利用者・端末・時期によって順番は変わる(パーソナライズ)→ 誤

オ = ⑤(誤・正・誤)

問6(カ) 口コミと景品表示法

<考え方>
資料の要点は「消費者が自発的に書いた口コミは「表示」にあたらない」「事業者が自ら、または依頼して書かせたものは不当表示になりうる」です。

A 事業者に依頼されて好意的評価を装う(いわゆるステルスマーケティング)→ ×
B 有名人が自ら購入した商品を自発的に投稿 → ○
C 消費者が自らの経験で低評価を投稿 → ○

カ = ③(×・○・○)

第4問(必答) アンケート設計と弁当予約システム

アンケート原案の欠陥、CSV形式、Webフォームによる予約システムの設計、運用手順、そして確認コードの設計まで。配点25点。

問1(ア・イ) アンケート原案の改善

<考え方>
調査の目的は「弁当を購入していない生徒からも率直な意見を聞く」こと。ところが原案では「利用しない」と答えた時点でアンケートが終わってしまいます。

内容:Q1の「(「利用しない」と答えるとアンケートはここで終了します。)」を削除
理由:弁当販売を利用していない生徒の意見を知るため

ア = ①、イ = ②

問2a(ウ) CSVファイルの見た目

<考え方>
CSV=Comma Separated Values。1行が1レコード、項目をカンマで区切るテキスト形式です。

⓪ 2進数の羅列 → バイナリ
① year,teika,code / 2010,210,978-… → CSV ○
② タグで囲まれている → XML
③ プログラムのコード

ウ = ①

問2b(エ) CSV形式の説明

<考え方>
選択肢はそれぞれ HTML・PDF・CSV・2進数の説明になっています。

⓪ Webページを記述する言語 → HTML
① フォント情報を埋め込んで見た目を保つ → PDF
② 表計算やデータベースに取り込めるよう決められたルールで並べた形式 → CSV ○
③ 独自ルールを2進法で表現 → 一般のバイナリ形式

エ = ②

問3(オ) 質問の並び

<考え方>
条件は3つ。①弁当は一つか二つ(=1個目の後に「もう一つ?」が要る)、②弁当は種類とご飯の量(どちらも単一回答=○)、③飲み物は種類ごとに0〜2個(=ドロップダウンのF)。

必要な質問:
 A(弁当の種類・単一)/C(ご飯の量・単一)
 F(飲み物の個数・種類ごとに0〜2)
 G(もう一つ注文しますか)

① A → C → F → G → A → C → 確認画面
 B, D は複数回答なので不適、E は飲み物が単一回答なので不適、
 H は「飲み物を注文しますか」で個数指定ができない

オ = ①

問4(カ) 予約者の特定となりすまし防止

<考え方>
自己申告の入力欄は他人の名前を書けてしまうので本人確認になりません。すでに全生徒がクラウドサービスのIDを持っていることを使います。

⓪①② 入力させるだけでは、本人以外でも予約できてしまう
③ 予約者のIDでログインしてから回答させ、予約データにIDを記録
 → 誰が予約したか確実に記録でき、なりすましも防げる

カ = ③

問5(キ) 回答開始日時

<考え方>
予約期間は「販売日1週間前(同じ曜日)の0時」から。4月20日(火)の1週間前は4月13日(火)です。

4月20日 − 7日 = 4月13日

キ = ④(13)

問5(ク) 次にセットする予約

<考え方>
一つのWebフォームを同じURLで繰り返し使うので、リセット後は同じ曜日の次の販売日に割り当てます。

4月20日(火)用のフォーム → 次は 4月27日(火)用

ク = ①(次の週の同じ曜日)

問5(ケ) 必要なWebフォームの数

<考え方>
販売は月〜金の5日。ある時点では5つの販売日の予約期間が同時に開いているので、曜日ごとに1つずつ必要です。

販売日は月・火・水・木・金の5日
各曜日に1つのフォームを割り当てて毎週使い回す
→ 最低 5 個

ケ = ①(5)

問6(コ) 確認コードで重複がないようにする範囲

<考え方>
弁当を渡すのは受け取り当日。その日の予約の中で重複がなければ照合できます。

確認コードは「弁当を受け取る日」の中で重複しなければよい
(1日の予約件数は1000件未満なので3桁で足りる)

コ = ③(弁当を受け取る日)

問6(サ・シ) 言い間違えたときに一致する確率

<考え方>
上3桁は予約順(その日の中で一意)、下3桁はランダムな3桁(1000通り)。上3桁が合っている限り、他人のコードにはなりえません。

サ:下3桁のどれか1桁を言い間違えた場合
  上3桁は自分の予約順のまま → 他人のコードとは絶対に一致しない
  → 0 %

シ:上3桁のどれかを言い間違えて他人の予約順と一致した場合
  さらに下3桁(1000通り)も一致する必要がある
  → 1/1000 = 0.1 %

サ = ⓪(0%)、シ = ④(0.1%)

第5問(選択) プログラミング(ごみ拾いの集計)

配列にデータを格納するプログラムから、入れ物の重量を差し引く集計、さらにごみの種類を7種類に拡張したプログラムへ。配点25点。

問1(ア) ごみの種類を入れる配列

<考え方>
(05)行目の表示が「ごみの種類は?」なので、次に入力される値はごみの種類。添字は出席番号 n です。

Shurui[n] = 【整数を入力】

ア = ⑤(Shurui[n])

問1(イ) 計量結果を入れる配列

<考え方>
同様に(07)行目が「計量結果(g)は?」なので重量の配列です。

Keiryou[n] = 【整数を入力】

イ = ⑧(Keiryou[n])

問2(ウ) 繰り返しの回数

<考え方>
生徒全員分を処理するので、1 から生徒数まで。生徒数は(01)行目で変数 ninzu に入れてあります。

i を 1 から ninzu まで 1 ずつ増やしながら繰り返す

ウ = ④(ninzu)

問2(エ) 入れ物の重量を引く条件

<考え方>
バケツ(=1)のときだけ 350 g を引きます。ごみ袋(=2)は 0 g なので引きません。

もし Iremono[i] == 1 ならば:
  gomi = Keiryou[i] − 350
そうでなければ:
  gomi = Keiryou[i]

エ = ⓪(Iremono[i] == 1)

問2(オ) ごみの種類で分ける条件

<考え方>
可燃ごみが1、不燃ごみが2。可燃なら kanen に、そうでなければ funen に足します。

もし Shurui[i] == 1 ならば:(可燃)

オ = ③(Shurui[i] == 1)

問2(カ) 可燃ごみの累計

<考え方>
「変数 = 変数 + 追加分」という累計の定型です。左辺と同じ変数を右辺に置きます。

kanen = kanen + gomi

カ = ⑤(kanen)

問2(キ) 不燃ごみの累計

<考え方>
同じ形で、こちらは不燃ごみ用の変数を使います。

funen = funen + gomi

キ = ⑥(funen)

問3(ク) 名称を探す繰り返し

<考え方>
配列 Namae の添字は 1〜7。その個数が変数 shuruisu に入っています。

j を 1 から shuruisu まで 1 ずつ増やしながら繰り返す

ク = ①(shuruisu)

問3(ケ) 見つかった種類の番号

<考え方>
Namae[j] が入力された名称と一致したとき、その添字 j こそが種類を表す数値です。

もし Namae[j] == meishou ならば:
  Shurui[n] = j

ケ = ⓪(j)

問3(コ) 変数 s に入れるもの

<考え方>
変数 s は「ごみの種類を表す数値」。繰り返しの添字は i なので、i 番目の生徒の種類です。

s = Shurui[i]

コ = ④(Shurui[i])

問3(サ) 種類ごとの累計

<考え方>
ここも累計の定型。添字は s です。

Goukei[s] = Goukei[s] + gomi

サ = ⓒ(Goukei[s])

問3(シ) 表示するごみの種類の名称

<考え方>
(12)行目の繰り返しの添字は j。「〇〇の総重量は」の〇〇は名称なので配列 Namae から取り出します。

表示する(Namae[j], "の総重量は", …)

シ = ⑧(Namae[j])

問3(ス) 表示する総重量

<考え方>
合計も同じ添字 j で取り出します。配列 Goukei の添字は配列 Namae の添字と対応しています。

表示する(Namae[j], "の総重量は", Goukei[j], "g")

ス = ⓑ(Goukei[j])

第6問(選択) データの活用

ブレーンストーミングとKJ法的な整理から、匿名アンケートの個人特定リスク、クロス集計表の読み取り、帯グラフの解釈まで。配点25点。

問1a(ア) 他人の意見を発展させた発言

<考え方>
ブレーンストーミングの4原則のうち「結合・便乗発展」にあたる発言を探します。Cさんの「通学時間も関係していると思わない?」を受けて、Bさんが通学時間の話を別角度に広げています。

② B「私も通学時間は長いけど、電車に乗っている間は
  インターネットを使って予習や復習をしているよ」
 → Cの通学時間の話を受けて発展させている

ア = ②

問1a(イ) 自由に発想した発言

<考え方>
こちらは「自由奔放」。それまでゲーム・SNSの話だったところへ、まったく別の観点を持ち込んだ発言です。

① C「通学時間も関係していると思わない?」
 → それまでの意見にとらわれない新しい発想

(⓪は単なる同意、③は整理の提案でブレーンストーミング中は
  判断を保留するのが原則)

イ = ①

問1b(ウ) バスと電車をまとめる言葉

<考え方>
図1の「学校外」の中で、バスと電車を囲むグループの名前です。

バス・電車 → 通学(の場面)

ウ = ⑦(通学)

問1b(エ) SNS・ゲームと同じグループ

<考え方>
「娯楽」とつながっているグループなので、会話に出てきた娯楽系の単語を探します。

C「ついスマートフォンでSNSや動画を見ちゃう」
B「家では…ゲームをしたり動画を見たりしちゃう」
→ 動画

エ = ③(動画)

問1b(オ) 課題・予習・復習・調べ学習・データのグループ

<考え方>
これらをまとめる利用目的の名前です。

課題・予習・復習・調べ学習・データ → 勉強

オ = ⑤(勉強)

問2(カ) 4問すべて「はい」の人数

<考え方>
Q1-1(電車)とQ1-2(バス)が両方「はい」=「電車とバスを利用」、Q2-1(運動部)とQ2-2(文化部)が両方「はい」=「運動部と文化部に所属」。表1の交点を読みます。

「電車とバスを利用」×「運動部と文化部に所属」= 3 人

カ = 3 人数が少なく、個人が特定される恐れがある

問2(キ) 表2での最小値

<考え方>
通学方法を2区分にまとめた表2を作り、隠れている「運動部と文化部に所属」の列を表1から計算して、全セルの最小値を探します。

「電車かバスまたはその両方」×「運動部と文化部」
 = 7 + 3 + 9 = 19
「電車もバスも利用しない」×「運動部と文化部」= 8

表2の全セル:165, 19, 81, 130 / 79, 8, 80, 38
最小は 8

キ = 8

問2(ク・ケ) 部活動をまとめた場合の最小値

<考え方>
今度は通学方法は4区分のまま、部活動を「所属あり/なし」の2区分にまとめます。

所属あり(3列の和)
 電車のみ:70+7+41 = 118
 電車とバス:21+3+18 = 42
 バスのみ:74+9+22 = 105
 利用しない:79+8+80 = 167
所属なし:31 / 53 / 46 / 38

最小は 31

クケ = 31 表2の 8 人より多く、個人が特定しにくくなる

問3a(コ・サ) 関係がないと仮定したときの人数

<考え方>
「関係がない」=全体の割合をそのまま当てはめてよいということ。SNSの時間が増えた128人に、全体の成績低下率をかけます。

全体で成績が下がった割合 = 192/512 = 0.375
128 × 0.375 = 48(人)

コサ = 48

問3a(シ・ス) 表3の空欄

<考え方>
表3は合計から順に埋めていきます。

「ゲームの時間が増えていない」×「成績が下がっていない」= 167
「成績が下がっていない」の合計 = 320
→ 「増えた」×「下がっていない」= 320 − 167 = 153
「増えた」の合計 = 240
→ 「増えた」×「下がった」= 240 − 153 = 87

シス = 87

問3b(セ) 実際の値との比較

<考え方>
仮定した値と実際の値を突き合わせます。

ゲーム:実際 87 人 < 仮定 90 人 → X は「少ない」
SNS :実際 63 人 > 仮定 48 人 → Y は「多い」

セ = ①(少ない/多い) ゲームよりSNSの方が成績低下と関連がありそうだとわかる

問4a(ソ) 図3から読み取れること

<考え方>
帯グラフの白い部分(勉強での利用が1時間未満)が、娯楽での利用時間が長い行ほど短くなっていることに注目します。

勉強1時間未満の割合
 娯楽1時間未満:44/66 = 67%
 1〜2時間:66/119 = 55%
 2〜3時間:63/116 = 54%
 3〜4時間:40/79 = 51%
 4〜5時間:25/50 = 50%
 5時間以上:39/82 = 48%
→ 娯楽が長いほど、勉強が1時間以上の割合は高い

ソ = ②

問4b(タ) 表5から読み取れること

<考え方>
選択肢を一つずつ表5の数値で検算します。「割合」なのか「人数」なのかを読み違えないことが大切です。

⓪ 娯楽5時間以上では 39/82 = 47.6% で5割未満 → 誤
① 勉強1〜2時間の144人のうち娯楽1時間以上は
  144 − 13 = 131,131/144 = 91.0% ≧ 9割 → 正
② 勉強2時間未満の人数 57, 100, 96, 63, 41, 64
  → 単調に増えていない → 誤
③ 勉強2時間以上は 49+20+8+14 = 91 人
  娯楽4時間以上は 50+82 = 132 人 → 91 < 132 で誤

タ = ①

※ 本記事の解答・解説は当サイトが独立に作成したものです。公式の正解および配点は大学入試センターの発表をご確認ください。

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