2026年度 大学入学共通テスト 追試験「歴史総合」の問題冊子をPDFで公開しています。全設問の解答・解説も無料で読めます。印刷して実戦形式の演習にお使いください。
この問題の概要
2026年度大学入学共通テスト追試験の歴史総合は、満点50点・試験時間30分で、第1問(配点25)と第2問(配点25)の2大問・全16問がすべて必答です(解答番号は101〜116。地理総合・歴史総合・公共の3科目が1冊100点満点の冊子にまとめられており、この3科目から2科目を選んで計60分で解答します)。第1問は「人々にとっての様々な戦争経験」、第2問は「歴史における旅とその役割」を主題に、生徒の会話文・ノート・ワークシートへ史料・地図・統計表を組み合わせ、時期と主体を突き合わせて判定させる設問で構成されています。なお第1問は「歴史総合,世界史探究」の第1問、第2問は「歴史総合,日本史探究」の第1問と同一の問題で、難易度は全体として標準からやや難の水準です。
| 大問 | 出題内容 | 配点 | 難易度 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| 第1問 | 徴兵制と総力戦——人々の戦争経験(会話文・岩倉具視と木戸孝允の意見・風刺画・女性労働のグラフ) | 25 | ★★★★☆ | 単独科目「歴史総合」の第1問と同一の問題。問2の「四民平等」と問6の女性参政権の実現時期が判断の分かれ目。資料が省略されている設問でも、記述の年代と主体で絞れる。 |
| 第2問 | 「歴史における旅とその役割」を主題とした探究学習。伊勢参りの図と旅程例、近代のメッカ巡礼、イブラヒムとダライ=ラマ13世の旅、王族・皇族の訪問、戦後の海外渡航統計とシェンゲン協定 | 25 | ★★★★☆ | 単独科目「歴史総合」の大問と同一問題。図・地図・表・ノート・メモを突き合わせる設問が並ぶ。渡航者の表は割合しか示されないので、総数を掛けて実数に直さないと問6を落とす |
対策のポイント: 歴史総合の失点は、出来事の年代そのものを忘れていることより、「いつの時期の話か」と「誰が主体か」の取り違えで生じます。徴兵制の確立から総力戦・冷戦後の紛争まで、また江戸時代の寺社参詣から近代の巡礼・戦後の海外旅行自由化までを、19世紀後半/両大戦間期/第二次世界大戦後という時期区分と、国家・軍隊・民間・個人という主体の別に整理しておくと、選択肢の時期ずれと主体の入れ替えを機械的に切り落とせます。史料や統計表がついた設問は、記憶している通史で答えず、史料の中の語と表の数値だけで判定する練習を積み、割合(%)が下がっていても実数は増えている場合があることを必ず計算で確かめてください。 各設問の詳しい解き方は上の「解答・解説はこちら」からどうぞ。
※ 難易度は当サイトの独自評価です(★1 基礎 〜 ★5 難)。

