2020年度 大学入試センター試験 本試験 政治経済 過去問題

2020年度 大学入試センター試験 本試験「政治経済」の問題冊子をPDFで公開しています。全設問の解答・解説も無料で読めます。印刷して実戦形式の演習にお使いください。

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この問題の概要

大学入試センター試験としては最後の年度です。試験時間60分・満点100点。大問4題・小問34問はすべて必答で、第1問28点・第2問24点・第3問24点・第4問24点という配点でした。第1問が政治・経済をまたぐ小問集合、第2問が憲法と財政、第3問が国際経済と環境、第4問が政治思想と選挙制度という構成です。年齢階級別の賃金グラフ、自由貿易における輸入量の図、ODAの国別比較表など、資料を読ませる設問が各大問に入ります。全体の難易度は標準です。

大問出題内容配点難易度ひとこと
第1問政治と経済の小問集合(ウェーバーの支配の三類型、法律と政令・条例の関係、アダム・スミスの経済思想、寡占市場と価格形成、消費者保護の法制度、年齢階級別・雇用形態別の賃金グラフ、労働組合と裁判外紛争解決、自由貿易のもとでの輸入量を示す図、地方公共団体の制度、難民条約と国内避難民)28★★★☆☆10問と最多で政治と経済が交互に出る。問8は「国際価格の水平線と国内の需要・供給曲線が交わる差が輸入量」という図の読み方さえ分かれば確実に取れる
第2問憲法と財政(憲法改正の手続、国民生活をめぐる最高裁判決、北欧型・大陸型・日米型の税負担と社会保障、日本に住む外国人の権利、租税原則の中立・公平・簡素、GNEとGNPとGDPの関係、キチンの波など景気循環、住民投票制度)24★★★☆☆問13の国際比較は、高福祉高負担のスウェーデンと低負担のアメリカという両端から決めるのが速い。景気循環は四つの波の名前と周期を対にして覚えたい
第3問国際経済と環境(公共財の非競合性と非排除性、南北問題とSDGs、為替手形を使った貿易決済のしくみ、GATTとWTOの原則、日米企業の資金調達方法の違い、京都議定書とパリ協定、戦後日本の農業政策、各国のODA実績の表)24★★★★☆国際経済の用語と手続が続き、この年で最も手が止まりやすい。問21の為替決済は図を追って「誰が誰に何を渡すか」を順に確かめるほかない
第4問政治思想と選挙制度(イギリスにおける王権と法の関係、裁判所の違憲審査権、小選挙区制と比例代表制の比較、主要国の議会制度、大衆民主主義の成立、歴史上の政治体制、刑事手続の監視制度、日本における自由と権利の現状)24★★★☆☆選挙制度は「小選挙区は大政党に有利で死票が多い、比例代表は民意を反映するが小党分立」という対比を押さえれば、問29と問30がまとめて取れる

対策のポイント: 政治・経済は、政治分野が制度の細部、経済分野が図とデータで差がつきます。制度は「誰が・何分の何で・どこへ」という三点セットで整理すると、憲法改正も住民投票も一度に覚えられます。グラフの問題は公式を思い出す前に、軸が何を表しているかを口に出して確認するだけで取り違えが激減します。各設問の詳しい解き方は上の「解答・解説はこちら」からどうぞ。

※ 難易度は当サイトの独自評価です(★1 基礎 〜 ★5 難)。

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