2020年度 大学入試センター試験 本試験 英語(リーディング) 解答・解説

目次

解答

解説

第1問

問1:正解2

<問題要旨>
下線部の発音がほかの選択肢と異なる単語を選ぶ問題。綴り字は同じでも、実際の音が異なるケースを見極める必要がある。特に「sc」の部分の発音に着目すると解きやすい。

<選択肢>
①【誤】scarce
 「sc」は [sk] と発音され、後続の母音も /ɛ/(または /eə/)に近い音で続く。
②【正】scenery
 「sc」は [s] と発音され、後続の母音は /iː/。他の選択肢と比べ、「sk」とは異なる音になるのがポイント。
③【誤】scratch
 「scr」は [skr] と発音される。子音連結で [skr] の音になる点が特徴。
④【誤】scream
 「scr」は [skriːm] のように [skr] と発音される。

問2:正解3

<問題要旨>
下線部の「s」の発音がほかの選択肢と異なる単語を選ぶ問題。単語内での「s」が /z/ になるか /s/ になるか、または前後の音とのつながりに注意して見極める。

<選択肢>
①【誤】arise
 「s」は /z/ の有声音として発音されることが多い。
②【誤】desire
 「s」は /z/ の有声音として発音される。
③【正】loose
 「s」は /s/ の無声音として発音される。ほかの選択肢とは音声的に異なる点が特徴となる。
④【誤】resemble
 「s」は /z/ の有声音として発音される。

問3:正解4

<問題要旨>
下線部の「cu」や「c」の発音に着目し、ほかの単語と異なる発音を探る問題。語頭や語中で /kjuː/ と発音されるか、/kʌ/ と発音されるかなどに注意が必要。

<選択肢>
①【誤】accuse
 語頭「a」に続く「ccu」は /əˈkjuːz/ のように /kjuː/ の音が含まれる。
②【誤】cube
 頭から /kjuːb/ と始まり、「cu」が /kjuː/ の音になる。
③【誤】cucumber
 /ˈkjuːkʌmbər/ のように、冒頭の「cu」が /kjuː/ で始まる。
④【正】cultivate
 /ˈkʌltɪveɪt/ のように「cu」を /kʌ/ と発音する。ほかの選択肢と大きく異なる点が鍵となる。

問4:正解2

<問題要旨>
第一アクセント(第一強勢)の位置がほかの語と異なるものを選ぶ問題。名詞や形容詞・副詞など、品詞や派生形によってアクセント位置が変わる場合があるため注意が必要。

<選択肢>
①【誤】allergy
 /ˈæl.ər.dʒi/ のように第一音節に強勢が置かれやすい。
②【正】objective
 /əbˈdʒɛk.tɪv/ のように第二音節に強勢があるため、他の選択肢と異なる。
③【誤】physical
 /ˈfɪz.ɪ.kəl/ のように第一音節に強勢が置かれる。
④【誤】strategy
 /ˈstræt.ə.dʒi/ のように第一音節に強勢が置かれる。

問5:正解1

<問題要旨>
第一アクセント(第一強勢)の位置が異なる単語を特定する問題。単語の綴りや派生形に惑わされず、実際の発音上どこにストレスがあるかを確認することが重要。

<選択肢>
①【正】alcohol
 /ˈæl.kə.hɒl/ のように第一音節に強勢がある。ほかの選択肢とストレス位置が異なる。
②【誤】behavior
 / bɪˈheɪ.vjər / のように第二音節に強勢が置かれる。
③【誤】consider
 / kənˈsɪd.ər / のように第二音節に強勢がある。
④【誤】magnetic
 / mæɡˈnɛt.ɪk / のように第二音節に強勢が置かれる。

問6:正解1

<問題要旨>
単語の第一アクセント(第一強勢)がどの音節に置かれているかを問う問題。発音記号や英語辞書でのストレス表記を見比べると解きやすい。

<選択肢>
①【正】canal
 / kəˈnæl / のように第二音節に強勢がある。他の選択肢は第一音節に強勢があるため、ここだけ異なる位置になる。
②【誤】instance
 /ˈɪn.stəns/ のように第一音節に強勢がある。
③【誤】island
 /ˈaɪ.lənd/ のように第一音節に強勢がある。
④【誤】workshop
 /ˈwɝːk.ʃɒp/ のように第一音節に強勢が置かれる。

問7:正解2

<問題要旨>
第一アクセント(第一強勢)の位置を比較し、ほかと異なる単語を選ぶ問題。派生語や接尾辞などによって本来のストレス位置が変化する場合もあり、注意が必要。

<選択肢>
①【誤】administer
 / ədˈmɪn.ɪ.stər / のように第二音節に強勢が置かれやすい。
②【正】beneficial
 / ˌben.əˈfɪʃ.əl / のように第三音節(fi)に強勢が置かれる。ほかと比べて位置がずれているのが特徴。
③【誤】competitor
 / kəmˈpɛt.ɪ.tər / のように第二音節に強勢がある。
④【誤】democracy
 / dɪˈmɒk.rə.si / のように第二音節に強勢がある。

第2問

問8:正解3

<問題要旨>
「~ from perfect」のように慣用的な表現を完成させる語句を選ぶ問題。否定的な含意をもつ表現になる点に留意しながら、空所に当てはまる単語を考える必要がある。

<選択肢>
①【誤】apart
 「apart from ~」は「~は別として」という意味になりやすく、文意に合わない。
②【誤】different
 「different from perfect」としても通じなくはないが、「まったく完璧とは違う」というよりは「異なる」のニュアンスが強くなるため不自然。
③【正】far
 「far from perfect」は「完璧にはほど遠い」という定型的表現として自然。
④【誤】free
 「free from perfect」は一般的な言い回しではなく、不自然な表現となる。

問9:正解1

<問題要旨>
「廊下の両端に非常口がある」という状況を表す文脈で、どれだけの数やどこにドアがあるかを示す代名詞(数量詞)を選ぶ問題。

<選択肢>
①【正】both
 「both ends of the hallway」で「廊下の両端」を意味し、文脈に最も合う。
②【誤】each
 「each end」とすると「それぞれの端」という意味になるが、「両端」とまとめて示したい場合にはやや合わない。
③【誤】either
 「either end」は「どちらか一方の端」という意味合いになり、「両端」のニュアンスからずれる。
④【誤】neither
 「neither end」は「どちらの端も~ない」という否定を伴う言い方になり、文意とは合わない。

問10:正解3

<問題要旨>
「~かどうか」にあたる接続詞を選んで、「奨学金を得られるか否か」で留学の計画が左右されることを表す問題。従属節を導く適切な語句を見極める必要がある。

<選択肢>
①【誤】that
 「that I can get a scholarship」では名詞節を導く形にはなるが、「~かどうか」を明示する意味合いにならない。
②【誤】what
 「what I can get a scholarship」では疑問詞節としての用法が不自然で、文脈に合わない。
③【正】whether
 「whether I can get a scholarship」の形で「奨学金を取れるかどうか」を表す用法として自然。
④【誤】which
 「which I can get a scholarship」では「どの奨学金を得られるか」という意味にずれ、文意に合わない。

問11:正解3

<問題要旨>
「AもBも~できる」という倒置構文を完成させる表現を問う問題。話題の人物が同じ能力を持つと述べる場合、助動詞の直後に主語が続く形に注意する。

<選択肢>
①【誤】also
 「Noriko can speak Swahili and also can Marco.」は不自然な語順になりやすい。副詞「also」の位置に注意が必要。
②【誤】as
 「as can Marco」では比較構文や連鎖が明確にならず、文意が通りにくい。
③【正】so
 「Noriko can speak Swahili and so can Marco.」は「ノリコも話せるし、マルコも話せる」という自然な倒置表現となる。
④【誤】that
 「and that can Marco.」は文法的に不自然で、倒置構文として成立しない。

問12:正解1

<問題要旨>
「~は1つのことだが、~は別のことである」という定番の言い回しを完成させる問題。慣用表現の把握が必要となる。

<選択肢>
①【正】another
 「to say ~ is one thing, but to do ~ is another」の形はよく用いられる慣用表現。
②【誤】one another
 「one another」は「お互い」を指し、ここでは文脈にそぐわない。
③【誤】the other
 「the other」は「もう一方」を示すときに使うが、慣用的な対比表現としてはやや不自然。
④【誤】the others
 「the others」は「他の人々」などを指す際に使われ、ここでは用法が合わない。

問13:正解1

<問題要旨>
「人とうまくやっていく」「(相手)と折り合いをつける」といったニュアンスを表す句動詞を完成させる問題。仕事熱心だが付き合いにくい上司との関係を示唆している。

<選択肢>
①【正】along with
 「get along with ~」は「~とうまくやっていく」という表現として定着しており、文意に適合。
②【誤】around to
 「get around to ~」は「(長い間やろうと思っていたこと)をやっとする」の意味で、対人関係を表す用法ではない。
③【誤】away with
 「get away with ~」は「(悪事などを)うまくやり過ごす」という意味で、上司との関係を示す文脈には合わない。
④【誤】down to
 「get down to ~」は「(本題・仕事など)に取りかかる」という意味で、やはり人付き合いを示す内容ではない。

問14:正解1

<問題要旨>
「~ happened that …」という構文で、「(偶然)…ということが起こった」という内容を表す問題。形式主語や仮主語の用法への理解が問われる。

<選択肢>
①【正】it
 「it happened that nobody was at home」は「誰も家にいなかったということが起こった」を意味する定番の構文。
②【誤】something
 「something happened that nobody was at home」とすると、「何かが起こった。それは誰もいなかったということだ」というズレた言い回しになる。
③【誤】there
 「there happened that nobody was at home」は文法的に不自然。
④【誤】what
 「what happened that nobody was at home」とすると、間接疑問の構文のようになり文意を正確に表せない。

問15:正解4

<問題要旨>
「as (A) as ~」と「the roads are (B)」の組み合わせを選び、道がどうであれば時間通り帰宅できるかを表す問題。比較や条件表現の理解がカギ。

<選択肢>
①【誤】A: far / B: blocked
 「as far as the roads are blocked」は条件を示す慣用表現として不自然。
②【誤】A: far / B: clear
 「as far as the roads are clear」は「道路が明確である限り」という日本語直訳に近いが、慣用的には「as long as」のほうが自然。
③【誤】A: long / B: blocked
 「as long as the roads are blocked」では「道路が封鎖されている限り」となり、文意と矛盾する。
④【正】A: long / B: clear
 「as long as the roads are clear」は「道路が空いている(塞がれていない)限りは時間通りに帰れる」という自然な条件表現になる。

問16:正解2

<問題要旨>
「A it a B thought」のような形で「~を再考する/少し考え直す」といった表現を完成させる問題。熟語表現「give ~ a second thought」などへの理解が必要となる。

<選択肢>
①【誤】A: give / B: first
 「give it a first thought」はあまり慣用的でなく、不自然。
②【正】A: give / B: second
 「give it a second thought」で「考え直す/もう一度よく考える」という定型的な表現になる。
③【誤】A: take / B: first
 「take it a first thought」は定番表現とは言えず、不自然。
④【誤】A: take / B: second
 「take it a second thought」も慣用表現としては成立しない。

問17:正解1

<問題要旨>
「~のほかは知らなかった」という文脈で、「( A ) of the guests ( B ) the two sitting in the back row.」という形を完成させる問題。限定表現や除外表現に注意が必要。

<選択肢>
①【正】A: any / B: except for
 「I didn’t recognize any of the guests except for the two~」で「後列に座っている2人以外、誰も知らなかった」の意味になり、文脈に合う。
②【誤】A: any / B: rather than
 「rather than the two sitting in the back row」は文脈上「~よりむしろ」の比較になるため不自然。
③【誤】A: either / B: except for
 「either of the guests except for the two~」では「二者のうちどちらか」というニュアンスが入り、人数や文意に合わない。
④【誤】A: either / B: rather than
 上記③の問題に加え、「rather than」と組み合わせるとさらに意味が成立しにくい。

問18:正解4

<問題要旨>
助動詞や完了形を用いながら、「あなたの助けなしでは準備が終わらなかっただろう」という内容を述べる問題。空所に入れる単語(①~⑥)を正しく並べ、完了形を作れるかがポイント。

<選択肢>
(1) been
(2) by
(3) completed
(4) have
(5) the time
(6) would not

①【誤】been
 単独で完了形を構成するには助動詞との組み合わせが必要だが、ここでは位置が合わない。
②【誤】by
 時や期限を示す前置詞としては使えるが、[18] に直接入れると文型が崩れる。
③【誤】completed
 過去分詞形だが、主節の構造上 [18] に置くと時制が不自然になる。
④【正】have
 「would not have completed ~」の完了形を作るには「have」が必要。ここに置くことで文意が整う。
⑤【誤】the time
 時を示す名詞句であり、完了形構文を導くわけではない。
⑥【誤】would not
 助動詞を先に置いてしまうと、文全体の構造が崩れ、意味がつながらない。

問19:正解2

<問題要旨>
上記問18と同じ文脈で、[19] に入る単語を正しく選ぶ問題。完了形の文に期限や時点を示す前置詞を組み合わせることが多い。

<選択肢>
(1) been
(2) by
(3) completed
(4) have
(5) the time
(6) would not

①【誤】been
 すでに使われていない単語を再度当てはめても文意が完成せず、不自然。
②【正】by
 「by the time ~」という形で「~までに」という期限を表す言い回しが成立する。
③【誤】completed
 ここに動詞の過去分詞を入れても文全体の流れが不自然になる。
④【誤】have
 [18] で完了形の助動詞部分を確定させており、ここで「have」を置く余地はない。
⑤【誤】the time
 「the time」単独では前置詞をともなわずに期限を示せず、不十分。
⑥【誤】would not
 助動詞をここに配置すると文の構造が崩れる。

問20:正解4

<問題要旨>
「Actually, he has three, the [20] [21] London.」のような文脈で、「三人目の娘が何かしている」等の情報を補う問題。関係代名詞・所有格・前置詞などが組み合わさる構造を見極める。

<選択肢>
(1) in
(2) is studying
(3) music
(4) of
(5) whom
(6) youngest

①【誤】in
 先頭に前置詞「in」を置くと「the in ~」という不自然な修飾になる。
②【誤】is studying
 動詞を直接置くと「the is studying ~」のように主語と述語が混在し、文意がつながらない。
③【誤】music
 「the music ~」のように名詞が続いても、人に関する説明になりにくい。
④【正】of
 「the youngest of ~」などの形で後続の関係詞などにつながり、自然な修飾を形成する。
⑤【誤】whom
 「the whom ~」の形は文法的に成り立たず、関係代名詞としても位置が合わない。
⑥【誤】youngest
 直後に別の要素を続ける場合、「the youngest」だけでは関係代名詞や前置詞との接合が不十分になる。

問21:正解3

<問題要旨>
上記と同じ文脈で、「the [20] [21] London.」の後ろにつながる情報を補う問題。関係代名詞や前置詞を正しく組み合わせて「~で勉強している」「~に滞在している」等の内容を示す。

<選択肢>
(1) in
(2) is studying
(3) music
(4) of
(5) whom
(6) youngest

①【誤】in
 すでに [20] で「of」を選んだ流れのあと、「in London」をどう組み込むかは次の位置が自然。ここでは直後に置くと不整合。
②【誤】is studying
 「the youngest of is studying London」のようになり、構文が崩れる。
③【正】music
 例えば「the youngest of whom is studying music in London.」などの形であれば、文脈的に「音楽を専攻している」と続けられ、自然。
④【誤】of
 直前で「of」を使った後にもう一度「of」を置くと文意が混乱する。
⑤【誤】whom
 [20] との組み合わせ次第では使える可能性もあるが、ここでは「music」が自然な情報の流れになる。
⑥【誤】youngest
 「the youngest of youngest」など重複が生じ、不自然。

問22:正解5

<問題要旨>
「whether to hold it [22] [23] until some day next week」のように、行事を延期するかどうかを検討する文脈。句動詞や接続詞などが混在する中で、意味の通る並びを見極める問題。

<選択肢>
(1) as
(2) it
(3) off
(4) or
(5) planned
(6) put

①【誤】as
 ここで「as」を置くと「hold it as ○○」の形になり、延期のニュアンスが表現できない。
②【誤】it
 「hold it it」になってしまい、重複して不自然。
③【誤】off
 「hold it off」だけでは「延ばす」ニュアンスになるが、直後の[23] との兼ね合いで文意が中途半端になる。
④【誤】or
 「hold it or ~」では接続詞が挿入される形になり、文構造が途切れる。
⑤【正】planned
 「hold it planned ~」の形は一見すると不自然に見えるが、後続の[23]に適切な動詞を置くことで「予定を組んだままにする」あるいは「予定通りにするのか」というニュアンスになる流れが考えられる。
⑥【誤】put
 「hold it put」は文として成立しづらい。

問23:正解2

<問題要旨>
上記と同じ文脈で、[23] の位置に置く語が「延期する」という意味合いに結びつくかどうかを問う問題。空所に適切な動詞や前置詞を配置して「先延ばしする」フレーズを完成させる。

<選択肢>
(1) as
(2) it
(3) off
(4) or
(5) planned
(6) put

①【誤】as
 ここで「as」を入れると「planned as until ~」のようになり、意味が通らない。
②【正】it
 前後関係で「put it off until ~」という熟語が成り立つ流れが自然。例えば[22]で「planned」は文全体の並びとして工夫され、[23]に「it」が来ることで「延期」の表現が完成する可能性が高い。
③【誤】off
 「planned off until ~」ではフレーズが中途半端。
④【誤】or
 接続詞「or」を挿入しても文意に合わず、延期を表す表現にはならない。
⑤【誤】planned
 [22] で使われる可能性はあっても、[23] にもう一度置くと文が重複して不自然。
⑥【誤】put
 「planned put until ~」は熟語として成立せず、文意が途切れる。

問24:正解3

<問題要旨>
会話文の流れで、「(A)~, (A)~, (B)~」や「(A)~, (B)~, (A)~」などの組み合わせパターンを選ぶ問題。アミューズメントパークができる利点や懸念を、話者がどのように並べ立てているかを論理的に整理する必要がある。

<選択肢>(例:①(A)→(A)→(A) など全8通り)
①【誤】A→A→A
 すべて同じ立場(専門家側/近隣住民側)の意見ばかり述べる配置で、会話文の展開が単調かつ文意とずれる。
②【誤】A→(A)→(B)
 途中までは専門家の話、最後に近隣住民側の意見を挿入、あるいは経済効果に関する流れがうまく繋がらない。
③【正】A→(B)→(A)
 「専門家の意見→近隣住民の意見→再度専門家(または別の立場)の見解」という流れが会話の論点と一致するパターン。
④【誤】A→(B)→(B)
 最後まで近隣住民の視点が続きすぎて、発言内容が会話中の意見交換と合わなくなる。
(以下⑤~⑧も同様に誤りの組み合わせ)

問25:正解1

<問題要旨>
こちらも会話形式で、「(A) although / (B) because」などの接続詞、加えて「(A) he is quite upset / (B) he isn’t so upset」などの文をどの順番で用いるかを問う問題。内容的には「夫の反対があるようでいて、結局はお互いを支援し合う」という流れが示唆される。

<選択肢>(例:①(A)→(A)→(A) など全8通り)
①【正】A→(A)→(A)
 「although he is quite upset, he doesn’t object」の流れで「不満はあるが反対はしない」展開を示し、結果的に支え合うという文脈に合う。
②【誤】A→(A)→(B)
 「不満はある、そして反対する」では会話終盤の「結局は支える」というニュアンスと食い違う。
③【誤】A→(B)→(A)
 部分的に論理が食い違い、夫がどのような態度を取っているのか明確でなくなる。
④【誤】A→(B)→(B) など
 他のパターンでも「実はたいして動揺してないのに反対する」など、会話の文脈と合致しない。

問26:正解3

<問題要旨>
「火災訓練は無意味だ」と思う生徒に対して、先生が「実は災害時の助け合いに必要である」と説得する会話。形容詞(essential/meaningless)や接続表現(even so/so that)などを論理的に並べる問題。

<選択肢>(例:①(A)→(A)→(A) など全8通り)
①【誤】A→(A)→(A)
 すべて「essential」「even so」「we can」の組み合わせになり、会話文の流れと矛盾が生じやすい。
②【誤】A→(A)→(B)
 最後が「we cannot」で終わると、「訓練は本当は大事だ」と言っているわりに結論が矛盾。
③【正】A→(B)→(A)
 「訓練はessentialだが、so that we can help each other」という筋道が通り、「大切だと感じていなくても、最終的には助け合えるから必要」という文脈に合致する。
④【誤】A→(B)→(B) など
 「essential → so that we cannot」では論理が破綻する。その他の組み合わせも会話の流れと一致しない。

第3問

問27:正解2

<問題要旨>
パラグラフ(段落)の展開を読み取り、全体の流れから外れている一文(取り除いたほうが文意が明瞭になる文)を特定する問題。NBA初期の低得点試合から24秒ルールの導入までの流れをつなげる際、文脈にそぐわない文を見極める必要がある。

<選択肢>
①【誤】
 「A prime example was a game between the Lakers and the Pistons in 1950.」
 ここでは当時の低得点試合の具体例として挙げており、ルール改正の動機を説明するうえで必要。

②【正】
 「The pressure of the time limit caused players to miss their shots more often.」
 ここだけが、24秒ルールによる“ミスの増加”を強調する内容。直後に「After much discussion, the rule was first used…」と、初導入の日付が出てくるため、流れとしては「ルール導入に至った経緯→導入・その結果高得点化」の筋が自然。ミス増加に言及するこの文は、他の文の連続性を乱し、やや逸脱している。

③【誤】
 「After much discussion, the rule was first used in an official game on October 30, 1954.」
 24秒ルール導入時期を示す重要な情報であり、文脈に沿っている。

④【誤】
 「Ever since, individual teams have often scored over 100 points in a game.」
 ルール導入後の高得点試合を示す文であり、ルール改正の効果を具体的に表すために重要。

問28:正解2

<問題要旨>
パラグラフ(段落)の内容を踏まえ、全体の論旨の展開を妨げている文を選ぶ問題。腰痛と姿勢の関係を紹介しつつ、「実は姿勢だけが主原因ではない」という流れがテーマ。文脈に合わないまたは論旨を断絶させる文を見つける必要がある。

<選択肢>
①【誤】
 「Our back is naturally curved—from the side it is S-shaped.」
 背骨の構造的特徴を示し、腰痛との関連を説明する前提として必要。

②【正】
 「Individuals have their own unique bone sizes that determine their body shapes.」
 文脈では「姿勢と腰痛の因果関係は確立していない」という主張に向かう途中。この一文は“骨格の個人差”に言及しているが、その後の文脈では「姿勢をまっすぐにすれば良いわけではない」「様々な医師の意見に一致はない」という方向に進むため、この文が入ることで段落の流れがやや散漫になりやすい。

③【誤】
 「It has been thought that good posture meant straightening out some of the curves.」
 「姿勢=背骨のカーブをまっすぐにする」という従来の認識を示し、次の「しかし実はそうではない」という流れにつながる。

④【誤】
 「According to a study examining doctors’ opinions, it was found that there was no single agreed-upon standard of proper posture.」
 医師の意見が一致していないという研究結果は、段落の中心テーマ(姿勢と腰痛の確実な因果関係がない)を補強するため、必要。

問29:正解2

<問題要旨>
ハム(塩漬け豚肉)に代表される食品保存の歴史的起源を示すパラグラフの中から、段落の統一性を損なう一文を取り除く問題。どの地域が最初に始めたか、どんな方法が使われたかなど、保存食の歴史的流れを整合的につなぐことが重要。

<選択肢>
①【誤】
 「Many credit the Chinese with being the first people to record salting raw pork, while others have cited the Gauls…」
 どこの地域が最初かについての諸説を挙げており、歴史的経緯の説明として必要。

②【正】
 「Another common seasoning is pepper, which works just as well in the preservation of food.」
 段落では主に「塩漬けによる保存」の歴史や起源に焦点が当たっている。この文は急に「コショウ」という別の保存方法へ話題を移しており、段落の焦点をずらしてしまう。

③【誤】
 「It seems almost certain that it was a well-established practice by the Roman period.」
 ローマ時代には既に確立されていたことを示す歴史的証拠で、ハムの保存法の歴史をつなぐ重要な文。

④【誤】
 「A famous politician in ancient Rome wrote extensively about the ‘salting of hams’ as early as 160 B.C.」
 ハムの塩漬けについて具体的な年代を示す記録であり、発展史を補強する上で必要。

問30:正解3

<問題要旨>
チャリティーイベントの資金を集めるアイデアについて、会話文で紹介された「odd jobs(ちょっとした仕事)」の実態をまとめた内容を問う問題。文脈から、どの選択肢が「Jennaの提案」の本質を端的に表しているかを選ぶ。

<選択肢>
①【誤】cleaning up the yard is quite valuable work
 庭の掃除が有益だというニュアンスに限定しており、範囲が狭い。「odd jobs」が指す内容を十分にまとめていない。

②【誤】dividing housework among the family is best
 家族間で家事を分担する話ではなく、近隣で雑用を請け負う話なので文脈に合わない。

③【正】doing random jobs is a way to make money
 「odd jobs」=「庭の草むしりから買い物の手伝いまで、さまざまな雑用をこなしてお金を稼ぐ方法」というJennaの説明にぴったり合う。

④【誤】gardening will surely be profitable in the US
 「odd jobs」の中心が必ずしもガーデニングだけというわけではなく、また「in the US」だけに限定した視点でもないため不適切。

問31:正解3

<問題要旨>
地域コミュニティの人々(特に高齢者)が若者に仕事を依頼する状況が描かれており、危険性や不安要素の有無に関する話が出ている。会話の文脈で「そこまで心配しなくて良い」と結論づけている理由を選ぶ問題。

<選択肢>
①【誤】elderly people would feel uneasy about our work
 むしろ「高齢者はありがたく思うだろう」との内容が示唆されており、真逆のニュアンス。

②【誤】it’s embarrassing to ask our neighbors for work
 近所の人に仕事を頼むのが恥ずかしいという話題には触れていない。

③【正】there’s little risk in working within our community
 会話中で「お互いを知っている」「騙される可能性は低い」といった安心感に触れているため、地域の中で仕事をするのはリスクが低いとまとめられる。

④【誤】we can be safe if we work for a company in town
 むしろ本問の会話では企業ではなく、地域の人の直接依頼で働くスタイルを論じており、「会社で働いたほうが安全」とは言っていない。

問32:正解4

<問題要旨>
ボランティア的な要素や税金の問題など、複数の意見を踏まえたうえで「次のステップ」として何をすべきかを会話文から判断する問題。最終的には地元で実行できる現実的なプランに落とし込む必要がある、という流れを捉える。

<選択肢>
①【誤】consider being totally honest with each other
 「お互い正直であることを考える」も大切ではあるが、具体的な次の行動とは言えず、論点がずれている。

②【誤】look for part-time jobs that have high wages
 会話文では時給の高さを追求するために企業で働く話ではなく、コミュニティ内の仕事で募金する手段を探っている。

③【誤】provide useful services for free to neighbors
 「完全に無償でやる」ではなく、チャリティー資金を集めるために一定額を受け取る前提が話されているので不適切。

④【正】think of a plan that works for our local area
 最終的に「地域で実行できる現実的な方法を考える」方向で話が進んでおり、会話の結論として自然。

第4問

問33:正解4

<問題要旨>
ターゲットの中心から外側に向かって得点が異なる的を用い、5回のスローの合計得点を求める問題。図中に示された着地点がそれぞれどの得点ゾーンに当たるかを見極め、合計を正しく算出できるかがポイントとなる。

<選択肢>
①【誤】200
 図中の複数のスローが高得点ゾーンに入っているため、合計が200ではやや低すぎる可能性が高い。
②【誤】210
 同様に、図示されている外側の中間的なゾーンへの投球が一部あるが、全体の合計を考えるとさらに高くなるケースが多い。
③【誤】220
 200と210の中間値だが、図の着地点が示すゾーンから換算すると、もう少し上の合計になる場合が考えられる。
④【正】230
 各スローの着地点を正確に読み取り、それぞれが該当するゾーンの得点を加算すると、この値になる。図上で100点・90点・20点などを合計すると妥当な範囲となる。

問34:正解4

<問題要旨>
実験方法に関する記述のうち、実際に行われたルールや練習パターンの特徴が正しく描写されているものを選ぶ問題。3つのグループ(Blocked・Random・Combined)それぞれの投球順序やルールを比較し、誤りなく説明しているかどうかが焦点となる。

<選択肢>
①【誤】
 「Eighty-one throws were made from the same initial throwing location in the Blocked group.」
 Blockedグループでは1つの場所から27回、次の場所から27回…という手順で合計81回投球するが、「同じ初期地点から全81回」という表現は事実とは異なる。
②【誤】
 「The distance from the target remained unchanged during the entire experiment for the Combined group.」
 Combinedグループでも3箇所の距離(3m、4m、5m)が存在し、最終的には投球距離を変えるスケジュールに移行する。よって距離が変わらないわけではない。
③【誤】
 「The set of throws from the same location involved various ways of throwing for the Combined group.」
 Combinedグループは「練習順序」が徐々に変わるが、「同じ場所でさまざまな投げ方をした」という説明はテキストにはなく、主旨とも合致しない。
④【正】
 「Throwing three or more times in a row from the same location was against the rules for the Random group.」
 Randomグループでは「同じ場所から2回以上連続で投げない」という条件が課されており、3回連続は禁止という描写が正しくルールを反映している。

問35:正解2

<問題要旨>
実験結果のまとめを読み取り、どのグループがどのようなスコア傾向を示したかを理解する問題。練習時とテスト時の成績を比較し、Block、Random、Combinedの3グループでの差を正確に把握する必要がある。

<選択肢>
①【誤】「The Blocked group had the best score both during practice and on the performance test.」
 本文では逆にBlockedグループが練習時に他のグループより成績が悪かったと示唆されている。
②【正】「The Blocked group showed the worst score among the three groups on the performance test.」
 練習時の81回の結果でもパフォーマンステストでも、Blockedグループが最も低いスコアだったと記されている。
③【誤】「The Combined group showed lower accuracy than the Random group on the performance test.」
 テストの結果、Combinedが最も高く、Randomが続き、Blockedが最下位という順番になっていたため、この選択肢は事実と異なる。
④【誤】「The Random group had the lowest accuracy both during practice and on the performance test.」
 本文にはRandomはBlockedよりも良い成績をおさめたと記載がある。

問36:正解4

<問題要旨>
「この報告書の次の章では何について扱われる予定か」を問う問題。本文の最後で、「今後の課題として別の種目にもこの結果が当てはまるのか」などの記述があり、今後は他の投げ方(ボウリング、野球、バスケットボールなど)への応用を検討すると述べている。

<選択肢>
①【誤】Mental imagery training of underhand throws
 本文の最後で示唆されたのは、別の種目や投球動作の検討であり、メンタルイメージトレーニングに限定してはいない。
②【誤】Observation of younger students’ movements
 「さらに若年層の動作観察を行う」という記述は直接的に示唆されていない。
③【誤】Overarm throws with eyes closed
 「目を閉じて投げる」といった特殊な条件については触れられていない。
④【正】Various kinds of throwing motions
 文末に「bowling, baseball, and basketball」にも当てはめられるかどうかといった記述があり、他の種目(さまざまな投球動作)に範囲を広げる示唆がある。

問37:正解1

<問題要旨>
フリーマーケットの出店にかかる費用を問う問題。特定の出店者がいつ・どのスペース(室内/屋外)を希望するかによって料金が異なり、かつ両日参加するとディスカウントが適用される可能性がある。これらを踏まえて合計金額を求める。

<選択肢>
①【正】$14
 室内スペースで両日参加すると、通常料金から両日分のディスカウントが適用されるため、合計がこの金額になる。
②【誤】$16
 両日の室内スペースだと通常合計は$8 + $10 = $18だが、$2引きが両日分適用(計$4引き)されるかどうかの計算をチェックすると、$14になる可能性が高い。$16では割引が1日分しか適用されていないことになる。
③【誤】$18
 何もディスカウントがなければ土日合わせて$18だが、両日参加で割引がある。
④【誤】$20
 選択肢の中で最も高額であり、室内スペース両日分+何らかの追加費用がないと到達しにくい値。文脈に合わない。

問38:正解1

<問題要旨>
屋外スペースを希望する出店者が利用できる特典やサポート内容を問う問題。申込要項に記された「テント設営補助」や「トラック利用」等の情報を読み、適切なオプションを選ぶ必要がある。

<選択肢>
①【正】Free assistance in setting up her tent
 屋外スペースを利用する出店者に対しては、テントの設営を手伝ってもらえることが案内に記されている。
②【誤】Full cash refund due to cancelation
 キャンセル時の返金ポリシーは“80%返金”と記載があるため、全額返金ではない。
③【誤】Selection of the location of her space
 スペースの場所は「主催者が決定する」と明記され、出店者が自由に選べるわけではない。
④【誤】Use of a large truck free of charge
 “Trucks are available for additional fees”と記されており、無料ではない。

問39:正解2

<問題要旨>
屋内スペースを選んだ出店者が行える行為を問う問題。利用可能な設備や禁止事項(火気厳禁、動物の取り扱いなど)の記述を確認し、どの行為が許可されているかを見極める。

<選択肢>
①【誤】Choose a space close to the sink to get water easily
 スペースの場所は主催者が決めるため、出店者が好きに場所を選ぶことはできない。
②【正】Have a bowl of water for customers to try his soaps
 室内スペースでは水の使用が可能と記載があり、ソープサンプル用の水を用意することは禁止されていない。
③【誤】Keep his pet hamsters in a cage at his booth
 ペットを連れてくる場合は屋外スペースを申し込む必要があると書かれている。屋内は不可。
④【誤】Let his customers light some sample candles
 火気(オープンフレーム)は禁止されており、キャンドルに火をつける行為は制限される。

問40:正解4

<問題要旨>
フリーマーケットの概要・規則に関する記述のうち、実際に告知文に書かれていることと合致する内容を選ぶ問題。日程変更やゴミ分別、手作り品の可否などの情報から正しい事項を読み取る必要がある。

<選択肢>
①【誤】People are discouraged from selling items they created.
 案内文では「handmade goods」も歓迎されており、むしろ手作り品の出品を推奨している。
②【誤】People can throw away anything in the same trash can.
 ゴミは分別が求められ、対応するゴミ箱に捨てるよう記載されている。
③【誤】The organizers choose applicants who apply for both days.
 先着順で受け付けるとあり、特に両日参加者を優先する旨は書かれていない。
④【正】The organizers provide information about schedule updates.
 「Any changes in opening and closing times are announced two days in advance」とあり、スケジュール変更の案内を主催者が行うと確認できる。

第5問

問41:正解1

<問題要旨>
なぜ筆者は何度も山へ戻ってきたのか、その理由を問う問題。本文では、筆者が犬を見失ったあと「説明しがたい強い衝動」に突き動かされるように山を訪れている描写がある。そこに注目して選択肢を比較検討する必要がある。

<選択肢>
①【正】she felt an urge she couldn’t explain
 本文で筆者は「何かに引き寄せられるような感覚」「説明しがたい感情」があったと述べており、そのために山へ通うようになった。
②【誤】she planned to meet the elderly man
 筆者が再び山に行く動機として「老人に会う計画を立てていた」という描写はない。老人と再会する予感があったわけでもない。
③【誤】she thought she could practice magic
 魔法や超常的な力を試そうと山に行っているわけではなく、文脈にもそういった意図は示されない。
④【誤】she wanted to find out about the bear
 本文でクマとの遭遇は過去の出来事として語られるが、クマの正体を探るために山に通っているわけではない。

問42:正解4

<問題要旨>
「筆者のもっとも最近の登山で、最初に起こった出来事はどれか」を問う問題。本文では一連の出来事を時系列で追うと、道に迷い、足を滑らせ、そこへ老人が現れて助けてくれた、という流れが最初に記されている。

<選択肢>
①【誤】She arrived at a large open area.
 広い開けた場所に到着したのは、老人と行動を共にした後のタイミングであり、最初の出来事ではない。
②【誤】She climbed to the mountaintop.
 山頂に着いたのは最終的な場面であり、当然最初ではない。
③【誤】She saw a bear running away.
 クマを目撃したのは過去の出来事として語られる場面で、今回の登山の冒頭には出てこない。
④【正】She was assisted by an old man.
 本文では「道に迷って転倒しかけたところを老人に助けられた」という描写が、新しい登山で最初に起こったエピソードとして示されている。

問43:正解4

<問題要旨>
筆者の飼い犬と老人とに共通して語られた点は何かを問う問題。本文には、犬が警察犬として働いていたこと、老人も警察官やボディガードとして働いていたことが描かれている。いずれも「公共の安全を守る(protect the public)」という役割に関係していたと考えられる。

<選択肢>
①【誤】They experienced workplace injuries.
 犬はケガで警察犬をやめたとあるが、老人が怪我を理由に警察を辞めた描写はない。
②【誤】They recently lost close family friends.
 家族や親しい友人を失ったという記述は見当たらない。
③【誤】They were acquaintances of the author.
 犬は筆者の飼い犬だが、老人は筆者の知人ではなく、偶然山で出会った相手である。
④【正】They worked to help protect the public.
 犬は一時的に警察犬として活動し、老人は警察官やボディガードとして働いていたことが語られる。両者とも“公共の安全を守る立場”にあったという点で共通している。

問44:正解2

<問題要旨>
下線部 “rang in the air” の意味合いを問う問題。本文では「Tomo is my dog’s name. Did I tell him this?」という状況で、老人が犬の名前を知っていたことに対して、筆者の胸中に「その言葉が余韻を残している」イメージが描かれる。音が鳴り響くように印象が強く残ることを意味している。

<選択肢>
①【誤】brought happiness
 「大きな幸福感をもたらした」というよりは、「どうして知っているのか?」という衝撃や不思議さが残る感覚。
②【正】left an impression
 「頭の中に残る」「意味深く響く」イメージに近く、これが文脈に合致する。
③【誤】made a loud noise
 物理的に大きな音がしたという意味ではなく、比喩表現として余韻が残ったというニュアンス。
④【誤】seemed offensive
 侮辱的・不快な言葉として響いたわけではなく、不思議な感覚として残った状況を示している。

問45:正解2

<問題要旨>
最後の登山で、筆者の感情がどのように変化していったのかを問う問題。本文から読み取れるのは、筆者が強い決意をもって山に挑み、最終的には老人との出会いや犬との再会によって安堵や安心感を得ているという流れである。

<選択肢>
①【誤】She was depressed and then became sadder.
 登山に向かう時点では「不思議な引力」や「決意」があり、完全に深い絶望に陥っていたわけではない。
②【正】She was determined and then became comforted.
 「犬を見つけたい」「山に登る」という強い意志から始まり、最終的に再会や老紳士の言葉で救われ、心が満たされている。
③【誤】She was hopeful but then became homesick.
 「ホームシック」になる記述はなく、山頂に到達したあと安堵や満足を得た様子が描かれている。
④【誤】She was miserable but then became entertained.
 「楽しんでいる」というよりは、心が癒やされ、魂が満たされているという感情に近い。

第6問

問46:正解1

<問題要旨>
パラグラフ(2)の記述によれば、世界初の自動販売機とされるものが「特定量の水を購入できる装置」であったことを示している。選択肢の中から、実際にその機械が果たしていた機能を特定する問題。

<選択肢>
①【正】Allowing people to acquire a fixed amount of liquid from it
 古代ギリシャの数学教師がつくった装置は、硬貨の重みで一定量の聖水が出る仕組みになっていたと文中で説明されている。
②【誤】Offering books of ancient Greek mathematical principles
 聖水を売る装置であって、本の販売については言及がない。
③【誤】Permitting visitors to enter temples when they wanted to pray
 硬貨を入れると自動で扉が開くような構造ではなく、聖水を取得する装置である。
④【誤】Providing a regular income to the person who created it
 金銭的利益の話は明示されておらず、固定収入をもたらしたとする説明もない。

問47:正解3

<問題要旨>
パラグラフ(3)に関する事実認定問題。中国で鉛筆を販売する自動販売機が開発されたことや、イギリスでコイン式タバコボックスやはがき販売機が登場した時代背景が語られている。選択肢の内容と本文の記述を照らし合わせて正しいものを選ぶ。

<選択肢>
①【誤】An English inventor’s vending machine sold goods at various prices.
 イギリス人発明家の機械はポストカードや紙を売ったが、価格の多様性についてはパラグラフ(3)には出てこない。複数価格設定に言及するのは1904年以降の日本導入の後。
②【誤】Sales by vending machines increased when high value coins appeared.
 高額硬貨が登場したから売上が増えた、という記述は本文中には見当たらない。
③【正】Vending machine technology was found in Asia many centuries ago.
 「約1000年前に中国で鉛筆販売の自販機が開発された」とあり、アジアにおける自販機の歴史が古いという内容と合致する。
④【誤】Vending machines were common in the world by the 18th century.
 世界的に普及したのは1880年代以降としており、18世紀までに広まったわけではない。

問48:正解2

<問題要旨>
パラグラフ(4)の “counterfeit” の意味を問う問題。紙幣の偽造が大きな障壁だったという文脈から、どの表現が「偽造する」「不正に模倣する」を最もよく表しているかを判断する。

<選択肢>
①【誤】accept illegal exchanges
 「違法な取引を受け入れる」は“偽造”の意味から外れている。
②【正】create unauthorized imitations
 “counterfeit” は「偽造する」、「不正な模造品を作る」といった意味であり、これが文中の文脈に一致する。
③【誤】restrict unapproved technology
 「認可されていない技術を制限する」という意味合いで、偽造を指すものではない。
④【誤】withdraw unnecessary support
 「不要な支援を取り下げる」といった意味になり、偽造の文脈とは無関係。

問49:正解4

<問題要旨>
パラグラフ(5)で言及される「日本の自動販売機」の特徴についての正しい描写を選ぶ問題。主に日本での自販機の多彩な商品ラインナップや、安全性の高さなどが取り上げられている。

<選択肢>
①【誤】Foreign tourists hesitate to make purchases from them.
 むしろ「外国人観光客は日本の自販機を面白がり、写真を撮るなど興味を持つ」とあるため、ためらう描写はない。
②【誤】Over three quarters of them sell a variety of drinks.
 文中には約55%が飲料を販売していると書かれており、「4分の3以上」という数字ではない。
③【誤】The highly safe products sold in them attract customers.
 「安全な商品」というより、安全な社会環境が自販機の普及の背景という話なので内容がずれている。
④【正】The variety of items makes them unique in the world.
 バナナや生卵、米など、ユニークな商品が多いのが日本の自販機の特徴として挙げられ、外国人観光客が驚く点でもある。

問50:正解2

<問題要旨>
文章全体の内容を総合して、最も適切なタイトルを選ぶ問題。本文では自動販売機の歴史的な起源から、世界各地への普及、そして日本における展開や要因が説明されているため、「自販機の歴史的発展」を軸にした内容が中心となる。

<選択肢>
①【誤】The Cultural Benefits of Vending Machines in Japanese Society
 本文は日本文化における“メリット”だけでなく、世界の歴史を含む広い観点を扱っている。
②【正】The Development of Vending Machines From Historical Perspectives
 古代ギリシャから現代日本までの発展史に焦点を当てているので、本文の全体概要に合致する。
③【誤】The Economic Impact of Vending Machines by International Comparison
 経済的影響の比較分析が中心ではなく、歴史や発展プロセスに重きが置かれている。
④【誤】The Globalization of Vending Machines Through Modern Technology
 確かに現代技術にも触れてはいるが、それだけに特化した内容ではなく、歴史的流れが強調されている。

問51:正解2

<問題要旨>
パラグラフ(2)の内容をまとめると「紀元前の古代ギリシャで作られた自動販売機と、その仕組み」の説明が主軸。表を完成させる際に、与えられた選択肢①~④のうち、内容に合うものを選ぶ問題。

<選択肢>
① A certain factor that has allowed vending machines to exist widely in one country
 特定の国(日本)で普及している理由を述べる項目であり、パラグラフ(2)の話題ではない。
②【正】Creation of one vending machine and a description of how the device was used
 古代ギリシャで作られた初期の自動販売機の仕組みが詳しく描かれているので、これに合致する。
③ Difficulties in building vending machines after introducing a different form of money
 貨幣偽造問題などはパラグラフ(4)に該当する。
④ Types of vending machine goods sold at different locations in the past
 時代や地域による販売品目の多様性はパラグラフ(3)に近い。

問52:正解4

<問題要旨>
パラグラフ(3)には、古代中国やイギリスで開発された自販機の例が列挙され、どのような品物がいつどこで売られていたかが時系列で述べられている。

<選択肢>
① A certain factor that has allowed vending machines to exist widely in one country
 これは日本での普及要因を述べる内容で、パラグラフ(5)に対応する。
② Creation of one vending machine and a description of how the device was used
 これはパラグラフ(2)で扱われていた内容。
③ Difficulties in building vending machines after introducing a different form of money
 パラグラフ(4)の紙幣偽造問題に絡む内容。
④【正】Types of vending machine goods sold at different locations in the past
 中国で鉛筆が売られた例やイギリスのタバコボックス・はがき販売など、歴史的にどんな商品が販売されたかを中心に述べているため、これに該当する。

問53:正解3

<問題要旨>
パラグラフ(4)では紙幣の偽造が大きな課題となり、業界が対策を迫られたことや、技術の進歩でクレジットカード等への対応も可能になった経緯が説明されている。

<選択肢>
① A certain factor that has allowed vending machines to exist widely in one country
 日本での安全性と普及理由を説明するパラグラフ(5)に当てはまる。
② Creation of one vending machine and a description of how the device was used
 古代ギリシャの例を述べるパラグラフ(2)に当てはまる。
③【正】Difficulties in building vending machines after introducing a different form of money
 紙幣の扱い・偽造防止などの困難や、業界の対策が語られており、これが最も近い内容。
④ Types of vending machine goods sold at different locations in the past
 パラグラフ(3)の例に相当。

問54:正解1

<問題要旨>
パラグラフ(5)は、日本で自動販売機が普及している理由として「安全性」や「置き場所の自由度」「多種多様な商品」などの話題が扱われている。つまり「特定の国(日本)で自販機が広く存在できる要因」について述べた段落。

<選択肢>
①【正】A certain factor that has allowed vending machines to exist widely in one country
 日本の高い安全性やユニークな商品ラインナップが、国内で自販機が普及する要因として挙げられている。
② Creation of one vending machine and a description of how the device was used
 パラグラフ(2)で述べられていた内容。
③ Difficulties in building vending machines after introducing a different form of money
 パラグラフ(4)の紙幣偽造対策に関連。
④ Types of vending machine goods sold at different locations in the past
 パラグラフ(3)の歴史的事例。

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