解答
解説
第1問
問1:正解4
<問題要旨> 水槽(アクアリウム)初心者向けのパンフレットの内容を読んで、「どのような人が最も恩恵を受けるか」を問う問題。パンフレットの文中には「初心者が最初に検討すべきこと」「簡単な手順」などが示されており、主にこれから飼育を始める人向けの情報が中心となっている。
<選択肢> ①【誤】 「割引価格を探している愛好家」という情報はパンフレットに見当たらず、価格の話題は取り上げられていない。
②【誤】 「専門的なアドバイスが必要な経験豊富な愛好家」向けというより、文中では主に基本的な初歩的ポイント(砂や小石の選び方・飾り付けなど)を紹介しており、専門的・高度な内容には触れていない。
③【誤】 「エサの与え方の方法を知りたい愛好家」が中心テーマではない。パンフレットには飾り付けや魚の種類に合わせた隠れ場所の確保などが書かれているが、エサについて詳細に述べられた部分はない。
④【正】 パンフレットでは「初心者向けに、魚の必要とする環境や飾り方の基本を紹介」しているため、「水槽について情報を得る必要のある初心者(newcomers)」が最も恩恵を受ける内容になっている。
問2:正解2
<問題要旨> 水槽の飾り付けに関するアドバイスを読み、「健康に飼育するために、どんな点を考慮すればよいか」を問う問題。文中には「魚の動きや習性に合わせて飾りを置き、十分な空間も確保すること」などが述べられている。
<選択肢> ①【誤】 「固い物・柔らかい物の両方を避ける」という指示は文中にない。むしろ、速く動く魚には岩や流木(固いもの)が、ゆっくり泳ぐ魚には水草など(柔らかいもの)が必要だという内容がある。
②【正】 飾りは50~70%程度の配置が望ましく、「魚が泳ぐための空間を適度に確保する」必要があると説明されているため、十分な余白(open space)を残すことは推奨されている。
③【誤】 「歯ブラシの再利用」など、そもそも水槽用でないプラスチックやゴム製品は避けるべきと書かれているため不適切である。
④【誤】 「飾りは有害なものが付着していないかを念入りに洗浄するべき」とあるため、「短時間で適当に洗えばよい」という内容ではない。
問3:正解4
<問題要旨> 「ゆっくりした水域の魚にはどのような飾り付けが理想的か」を絵の選択肢から選ぶ問題。文中では「ゆっくり泳ぐ魚や浅い水域の魚は、水草など柔らかいオブジェクトを好む」と述べられている。
<選択肢> ①【誤】 背面に固い飾りが多く、柔らかい植物が比較的少ないなど、ゆっくり泳ぐ魚向けの構成には見えにくい。
②【誤】 石や固い素材のオブジェがメインの印象で、水草が少ないため「柔らかい植物中心」の条件に合致しづらい。
③【誤】 水草が多い点はゆっくり泳ぐ魚向けにも見えるが、飾りの配置バランスや全体の印象などが文中の「奥に背の高いもの、前に低いものを配置しながら、ある程度スペースを残す」説明に必ずしも合致しているとは言いがたい。
④【正】 魚が動き回れる空間を確保しつつも、水草のような柔らかい飾りを適度に配置しているように描かれており、「ゆっくり泳ぐ魚には柔らかいものを多めに」という文中のアドバイスを実践している。
第2問
問4:正解2
<問題要旨> 「3人のゲストスピーカーが一致して述べた点はどれか」を問う問題。ブログ本文には「第一に電気(ゼロ・エミッション)、第二に緊急サービス(救急車など)の改善、第三に安全面の徹底テストが必要」と全員が同意したとある。
<選択肢> ①【誤】 「飛行車両は既に安全だと広く認められている」とは書かれていない。むしろ「事故防止のため徹底的なテストが必要」と述べている。
②【正】 「緊急サービス(特に救急車など)が改善される」ことについては、3人全員が同意していると明記されている。
③【誤】 「現代の交通問題が解決困難だ」という意見は言及されているが、全員がその点で合意したという形では示されていない。
④【誤】 「ゼロエミッション技術が飛行車両に適用できない」というのは逆で、「電気を動力源とすることで大気汚染を抑える」方向で3人が合意している。
問5:正解4
<問題要旨> 「飛行車両は今後どうなる見通しか」を問う問題。本文には、安全面から十分な試験や管理が必要だと述べられており、「慎重に規制や評価が行われなければならない」という論調がうかがえる。
<選択肢> ①【誤】 「小さな町でのみ使われる」という内容はない。むしろ大都市でも救急車やタクシーとして活用されうるという記述がある。
②【誤】 「病院付近の交通渋滞を増やす」とは書かれていない。むしろ交通混雑の緩和になる可能性が述べられている。
③【誤】 「環境問題への取り組みを妨げる」とは正反対で、むしろ電気飛行で大気汚染を抑える利点があるとされている。
④【正】 「飛行技術は事故防止のために十分な試験・コントロールが必要」とあり、適切な評価や規制(テストや管理)が不可欠だと述べられている。
問6:正解4
<問題要旨> 「あるゲストスピーカーの意見として述べられた内容はどれか」を問う問題。ブログ文中では3人目のスピーカーが「飛行タクシーはコストが高すぎる」という理由で「すぐには普及しない」との意見を述べている。
<選択肢> ①【誤】 「地方で運用される予定」についての明確な言及は見当たらない。
②【誤】 「すでに飛行タクシー技術が試験済み」とは別のスピーカーが話している内容で、“一部の国では都市部でテストしている”という話はあるが、この選択肢は「ゲストスピーカーの意見」として焦点が異なる。
③【誤】 「既に飛行タクシーが広く普及している」という主張は一切ない。
④【正】 「飛行タクシーは運営コストが高すぎる」という意見を、3人目のスピーカーがはっきり述べている。
問7:正解4
<問題要旨> 「ブログ中で言及されている内容はどれか」を問う問題。ブログには「一部の国では都市の中心部で飛行タクシーのサービスをテストしている」という記述がある。
<選択肢> ①【誤】 「空飛ぶ救急車サービスの費用」について具体的に言及はない。
②【誤】 「太陽光を用いた飛行輸送」であるとは書かれていない。文中では「電気駆動」「ゼロエミッション」という形で言及されている。
③【誤】 「飛行タクシーの駐車(着陸)エリア」に特化した言及はなく、その具体的事情については書かれていない。
④【正】 「大都市の中心部で飛行タクシーを試験運用している国がある」という話が明確に述べられている。
第3問
問8:正解3
<問題要旨>
バンドを組んでいる登場人物が語り手となり、キーボード担当やベース担当などメンバーをそれぞれ紹介している物語。「いったい誰がこのストーリーを語っているのか」を問う問題である。作中では「バンドリーダーとしての悩み」や他のメンバーへの言及があり、その手がかりをもとに語り手を特定する。
<選択肢>
①【誤】Kei(ベース担当)については「彼女(彼)の動画が人気」という記述はあるが、自分自身を「リーダー」とは表現していない。
②【誤】Ren(ドラム担当)は文中で「大丈夫だよ」と主人公をなだめる立場で描かれており、語り手ではない。
③【正】Tomoは本文中で「バンドリーダー」と明言しており、自分が撮ったビデオを家で見て問題に気づく描写がある。実際に他のメンバーを呼称していることから、物語の語り手はTomoであると推測できる。
④【誤】Yuki(キーボード担当)は「クラシックの訓練を積んでいる」メンバーとして述べられ、語り手とはされていない。
問9:正解5
<問題要旨>
「バンドが経験した出来事を時系列で並べる」問題のうち、最初(9番目の位置)に起こった出来事は何かを問う。本文ではコンテストまで数週間しかない状況が示唆されており、物語冒頭で既にバンドが“ある行動”を済ませている描写が確認できる。
<選択肢>
①【誤】(The band changed its attitude)
物語後半、問題に気づいてからメンバー全員の意識が変わる場面なので、最初に起こった出来事ではない。
②【誤】(The band decided to practise more often)
本文に頻度を増やすといった具体的言及はない。心配して練習を続けてはいるが、それが一番目の出来事には直結しない。
③【誤】(The band leader identified the problem)
ビデオを確認し、各メンバーが「自己主張しすぎている」ことに気づいたのはもう少し後の段階である。
④【誤】(The band leader was concerned about the band)
リーダーがコンテストに向けた不安を抱くのは確かに物語序盤だが、それより先に「コンテストに登録した(出場を決めた)」という手順がある。
⑤【正】(The band registered for a contest)
物語では「Ultimate Music Contest」に参加することを最初に述べている。後からリーダーが心配になる様子が描かれていることから、この「コンテストへの申し込み」が最初に起こった出来事と考えられる。
問10:正解4
<問題要旨>
「バンドが経験した出来事を時系列で並べる」問題のうち、二番目(10番目の位置)に起こった出来事を問う。最初にコンテストへ登録したあと、次にどのような段階を踏んだかを探る。
<選択肢>
①【誤】(The band changed its attitude)
コンテストへの参加を決めてから時間が経った後、問題が発覚し、そこから態度が変わるため、さらに先の段階。
②【誤】(The band decided to practise more often)
本文で「練習回数を増やす」とは直接述べられていない。悩みつつも通常のリハーサルを続けていたように描かれているが、ストーリー上ではっきりと「二番目の出来事」になっているわけではない。
③【誤】(The band leader identified the problem)
ビデオを撮影し、それを聴き込んで「原因はお互いに見せ合いをしていることだ」と気づくのはもう少し後である。
④【正】(The band leader was concerned about the band)
コンテストに出場を決めた後、「準備が間に合わないかもしれない」というリーダーの不安・心配が描かれている。物語冒頭部分でも強調されているため、二番目に位置づけられる出来事として妥当である。
⑤【誤】(The band registered for a contest)
これはすでに一番目(問9)として起こった出来事である。
問11:正解3
<問題要旨>
「バンドが経験した出来事を時系列で並べる」問題のうち、三番目(11番目の位置)に起こった出来事を問う。リーダーが心配している段階を経て、次にバンド内で起こった変化に注目する。
<選択肢>
①【誤】(The band changed its attitude)
問題を発見してから、実際にメンバーの意識を切り替えるのはさらに後である。
②【誤】(The band decided to practise more often)
明確に「回数を増やす決断」が起こったとは本文中で触れられていない。
③【正】(The band leader identified the problem)
録画した動画をリーダーが見返し、「各メンバーが自己主張しすぎている」と気づいたシーンに当たる。心配から具体的な問題へと至る流れで、この発見が三番目の出来事となる。
④【誤】(The band leader was concerned about the band)
これはすでに二番目(問10)として起きている出来事である。
⑤【誤】(The band registered for a contest)
これは一番目(問9)で既に済ませている。
問12:正解1
<問題要旨>
「バンドが経験した出来事を時系列で並べる」問題のうち、四番目(12番目の位置)に起こった出来事を問う。問題を発見したあと、最終的にバンド内でどのような行動・変化があったかを把握する。
<選択肢>
①【正】(The band changed its attitude)
リーダーが「お互い自己アピールしすぎ」という問題を突き止めてから、メンバー全員が「バンドのために演奏する」という意識に切り替わったと描かれている。これが最後に起こる変化である。
②【誤】(The band decided to practise more often)
この内容は本文中で確定的に触れられていないし、問題発覚後の行動としても明確には描かれていない。
③【誤】(The band leader identified the problem)
これは三番目(問11)で既に起こった。
④【誤】(The band leader was concerned about the band)
これは二番目(問10)の出来事。
⑤【誤】(The band registered for a contest)
最初(問9)に起こった出来事である。
問13:正解4
<問題要旨>
「コンテストでは勝てなかったものの、結果的にバンドはどんな気持ちになったか」を問う問題。物語では「コンテストに勝てなかったが、一番良い演奏になった」とある。
<選択肢>
①【誤】Awful
練習成果が出せなかった、という暗い結末ではなく、「勝負には負けたが演奏には満足」という雰囲気がある。
②【誤】Embarrassed
失敗や恥ずかしい思いをしたわけではなく、バンド全体として充実感が描かれている。
③【誤】Independent
自分たち各々でバラバラに演奏していたことが問題だったが、最終的には一体感を得ているため、「個々で自立した」というニュアンスとは異なる。
④【正】Satisfied
コンテストで勝たなかったにもかかわらず、「最高の演奏だった」とメンバー全員が納得し、満足感を得た描写があるため、最も適切な感情は「満足」である。
第4問
問14:正解1
<問題要旨>
エッセイ中のコメント(1):「文章のつながりをよくするための適切な接続語を入れなさい」という問題。直前では「必要以上のものを所有しない」話をした後に「多く買いすぎてしまう現代人」の例が続く。ここでの論理的関係から、文を補う上でどのような逆接・対比・追加などが必要かを考える。
<選択肢>
①【正】However
「持ち物を減らすことが大切」という話のあとに、「しかし多くの人は現実には必要以上に買ってしまう」という流れを示すためには逆接が最適。「However」を使うことで内容の対比・対照が自然に繋がる。
②【誤】Moreover
「さらに」という追加要素を入れる場面ではなく、むしろ「理想と現実の対比」を示す文脈なので不適切。
③【誤】Otherwise
「そうしないと~」という条件的な用法であり、ここでは「でも現実はこうだ」という文脈が合わない。
④【誤】Therefore
「したがって」という結論・結果を示す表現であり、ここでは逆接の意味を表現できない。
問15:正解3
<問題要旨>
エッセイ中のコメント(2):「スマートフォンの使用が直接の会話に悪影響を与える可能性がある」という指摘のあと、「この段落を締めくくる一文を足しなさい」という問題。スマホを見ながら会話することが礼儀や人間関係に良くない、という文脈を踏まえ、具体的に「どのようにすればよいか」という結論的アドバイスが求められる。
<選択肢>
①【誤】Limit the time you spend having conversations with people.
「会話時間を制限しろ」という提案はむしろコミュニケーションを減らす内容であり、趣旨に合わない。
②【誤】Send messages with your phone just once or twice a day.
文章の中では「対面の会話中にスマホをいじるのは失礼」とあるが、具体的にスマホ使用回数を極端に絞れとは言っていない。
③【正】Try to focus your attention on the person you are talking with.
「直接会話している相手に意識を向けましょう」と呼びかけることで、スマホを見ることで生じる失礼さを回避するという流れと合致する。段落を締めくくる一文として相応しい提案。
④【誤】Use your phone to find real friends through social media.
SNSでの友達探しを推奨する内容は、目の前の相手とのコミュニケーションを大切にする文脈とかけ離れている。
問16:正解1
<問題要旨>
エッセイ中のコメント(3):「下線部が主張すべき内容とずれているので、もっと適切な言い方に書き換えよ」という問題。本文では「ゆったりとした生活を取り入れれば、どんな良い影響が得られるか」を示す必要がある。
<選択肢>
①【正】you can be satisfied at work and in your personal life
スローライフを通じて仕事もプライベートも充実させられる、という論点に合致する表現。本文全体が「生活の質の向上」を強調しており、それを端的にまとめている。
②【誤】you can complete tasks in a short period of time
「スローライフ」の文脈とは逆の「短時間で業務を片付ける」ことを前面に出すのは趣旨とずれる。
③【誤】you can decrease stress by sharing work with others
「仕事を分担する」というのは一つの方法だが、本文の主旨である「ゆったり取り組む」「落ち着いて集中する」とは必ずしも直接結びつかない。
④【誤】you can focus on the outcome rather than the process
スローライフはむしろ「プロセスを大事にする」方向であり、「結果重視」というのは正反対に近い考え方となる。
問17:正解3
<問題要旨>
エッセイ中のコメント(4):「下線部が論点と合わないので書き換えなさい」という問題。前後の流れでは「一日を振り返る大切さ」が説明されているため、「どのように一日を振り返ればよいか」を適切に表現する言葉が求められる。
<選択肢>
①【誤】plan your daily activities as soon as you wake up
朝起きたときに1日の予定を立てる話で、本文が伝えたい「夜に自分の行動や大事だったことを心の中で振り返る」という内容とは異なる。
②【誤】recall the bad things that happened in your life
「悪かったことを思い出す」はポジティブな意味合いが薄く、本文の「満足感や大切な出来事を意識する」という文脈とずれている。
③【正】think back to the memorable parts of your day
「1日の中で心に残ることを思い出す」というのは、本文で述べられている「良かったことを振り返る」姿勢と一致する。
④【誤】throw away unwanted items before sleeping
就寝前に物を処分する話は、どちらかというと「持ち物を減らす」という別の話題の方に近いが、本文の段落が伝えたいポイントとは直接結びつかない。
第5問
問18:正解1
<問題要旨>
ボランティアプログラムに参加している留学生として、教授に送ったメールの内容をもとに「何について不安を感じているか」を問う問題。文中では「初めて委員会活動に加わり、不安です」といった記述があり、それに該当する選択肢を探す。
<選択肢>
①【正】A lack of event organizing experience
メールには「This is my first time being on a committee like this, and I am rather anxious」とあり、経験不足が主な心配事とわかる。
②【誤】Concerns about your presentation skills
自分がプレゼンする予定があるという内容は確認できない。
③【誤】The possibility of future employment
将来、公務員になりたい希望は述べられているが、それを心配しているのではなく、今回のイベント運営経験を大切に思っているだけ。
④【誤】Your ability in writing English emails
英語メール作成に対する不安は示されておらず、むしろ企画運営への不安が強調されている。
問19:正解6
<問題要旨>
午前と午後のテーマに沿って、プレゼンテーション2(Jane Brown)とプレゼンテーション4(Dianne Moran)のタイトルが何になるかを問う問題。教授のメール内容によれば、プレゼンテーション2は「自社のビジネスにおける変化」がテーマ、プレゼンテーション4は「地元食材(きのこ)を使ったレシピを紹介」する話題となっている。午前は「Changing local traditions」、午後は「Preserving local traditions」。
<選択肢>
① Building a memorial statue of our town hero
街のヒーローの像建設という内容だが、プレゼンターがビジネス変更や食材活用を話すのとは結びつかない。
② Dealing with local volunteers
地域ボランティアに関する内容であり、メールの情報と一致しない。
③ Organizing cross-cultural events
異文化イベントの開催という内容だが、ビジネスの変更や料理に関する話題ではない。
④ Rediscovering the benefits of local food
地元食材の利点を再認識するという内容で、午後の「地元の伝統を守る」テーマに合致。地元のきのこを使ったレシピを紹介する話題に相応しい。
⑤ Renovating the village church
教会の改修であり、提示された内容とかけ離れる。
⑥ Updating a traditional business model
既存のビジネスに変化をもたらしているという点が、Jane Brownの「会社に行った変化」に一致する。午前の「Changing local traditions」に合い、選択肢として適切。
問20:正解4
<問題要旨>
プレゼンテーション2とプレゼンテーション4がどのようなタイトルになるかという問題のうち、プレゼンテーション4(Dianne Moran)のほうを決める部分。前問と合わせて、Dianne Moranは「地元産きのこレシピ」を紹介する午後のテーマ担当である。
<選択肢>
①【誤】Building a memorial statue of our town hero
②【誤】Dealing with local volunteers
③【誤】Organizing cross-cultural events
④【正】Rediscovering the benefits of local food
午後の「Preserving local traditions」にて、地元食材を使う話と対応。
⑤【誤】Renovating the village church
⑥【誤】Updating a traditional business model
問21:正解1
<問題要旨>
教授の返信メールを読むと、「ある点を見直す必要がある」と言われている。本文を見ると、教授は「登録をイベントの7日前に締め切るのは短すぎる」と述べており、そこが問題点として挙げられている。
<選択肢>
①【正】Conference registration
教授は「7日前締切では準備が間に合わないので変更を」と指摘している。
②【誤】Main Hall as the venue
会場に関しては肯定的に評価され、「大学スタッフとして無料で確保できる」と述べている。
③【誤】Mayor’s speech title
「Our town, our future」と既にタイトルが決まったと書かれており、見直しの対象ではない。
④【誤】Opening and closing times
開始9:45~終了4:45で問題なく進んでいるため、変更対象には触れられていない。
問22:正解3
<問題要旨>
教授が添付した「討論の座席配置」について、どれが該当するかを選ぶ問題。メールには「中央にモデレーター用の小さな机を置き、両側にテーブルを1つずつ。テーブルはやや内向きに配置し、各テーブルに2人ずつ座る」と書かれている。
<選択肢>
①【誤】左右の机が一直線で並んでいるように見える配置が多く、中央に独立したモデレーター席が明確に示されていない。
②【誤】テーブルの角度が少し異なるが、中央の机の存在や向きなどがメールの指示と完全には合わない。
③【正】中央にモデレーターが1人いて、左右に向かい合う形で2人ずつが座るテーブルが配置されている図は、メールの「slightly inward」かつ「two debaters on each team」の説明を反映している。
④【誤】テーブルの配置が逆方向や一直線に近く、モデレーターの机が明示されていない。
⑤【誤】左右のテーブルが一直線に横並びになっており、モデレーター席が中央に区別されていない。
問23:正解4
<問題要旨>
「教授への返信メールで、どの2点の情報を伝える必要があるか」を問う問題。本文では「カフェテリアは使えないため昼食の手配をどうするか」「ボランティアの人数や名前を知らせる必要がある」と書かれている。また、会場費は無料、駐車許可証は必要ないと教授が述べているため、ここは連絡事項に含まれない。
<選択肢>
A : The cost of renting the conference venue
B : The local restaurants that can serve food
C : The names of the volunteers available
D : The number of parking permits needed
①【誤】A and B
ホール使用料は無料なので、Aは不要。
②【誤】A and C
Aは不要。
③【誤】A and D
AもDも不要。
④【正】B and C
昼食の代替案として「地元レストランなどへの依頼」(B)と、ボランティアの人数・名前(C)を伝えることが重要。
⑤【誤】B and D
D(駐車許可証)は教授が「許可証不要」と明記。
⑥【誤】C and D
Dは不要。
第6問
問24:正解5
<問題要旨>
「Bluebirdの人生ステージを物語の流れ順に並べる」問題で、選択肢①〜⑤のうち4つを、主人公がどのように変化していったかに基づき時系列に配置する。本文によれば、まずは普通の少年だったが、その後「公園のレンジャーとして活躍するようになり」、「Team Heroに加入してパフォーマー的存在となる」などの流れがうかがえる。
<選択肢>
① He is a hero again.
② He is a performer.
③ He is a professional writer.
④ He is a super park ranger.
⑤ He is an ordinary boy.
①【誤】主人公が再び本物のヒーローと呼べる状態になるのは最終段階。
②【誤】番目には入るが、完全に最初ではない。
③【誤】本文中では作家になった話はない(別のキャラが物語を執筆している設定だが、Bluebird自身がプロ作家になったわけではない)。
④【誤】公園で遭難者を救う能力を発揮したが、それは最初の段階ではなく、少年期から少し経った後の出来事。
⑤【正】物心つく頃はただの普通の少年であったと描写されているため、最初に該当する。
問25:正解4
<問題要旨>
問24の「時系列」の続きで、「2番目にあたる状態はどれか」を問う。Bluebirdは、普通の少年を経て、特殊能力に気づいた後「公園レンジャー」として活躍し始めた。
<選択肢>
① He is a hero again.
② He is a performer.
③ He is a professional writer.
④ He is a super park ranger.
⑤ He is an ordinary boy.
①【誤】最後付近の段階。
②【誤】Team Heroにスカウトされてからの出来事であり、その後にパフォーマー的なテレビ出演をする。
③【誤】作家になったわけではない。
④【正】公園で飛行能力を活かし、遭難者を救助した時期が「第2段階」と考えられる。
⑤【誤】既に「第一段階」で使われている。
問26:正解2
<問題要旨>
問24の「時系列」の続きで、「3番目に当たる状態はどれか」。公園レンジャーとして活躍した後、主人公は「Team Hero」に加入してテレビ出演するようになる。
<選択肢>
① He is a hero again.
② He is a performer.
③ He is a professional writer.
④ He is a super park ranger.
⑤ He is an ordinary boy.
①【誤】最終段階。
②【正】Team Heroの一員としてTV番組に出演していた時期は、いわば「パフォーマー」として振る舞っていた。
③【誤】作家としての描写はない。
④【誤】すでに2番目の段階で公園レンジャーとして活動済み。
⑤【誤】一番目の段階で使用。
問27:正解1
<問題要旨>
問24の「時系列」の続きで、「4番目(最終)に当たる状態はどれか」。偽りのヒーローに気づいたBluebirdが本来の使命に目覚め、最後には本当の意味でのヒーローに戻る展開が描かれている。
<選択肢>
①【正】He is a hero again.
物語後半でMelodyと共に「REAL HEROES」の立ち上げを決意し、本当に世の中の役に立つヒーローとなっていく姿が表れている。
②【誤】He is a performer.
③【誤】He is a professional writer.
④【誤】He is a super park ranger.
⑤【誤】He is an ordinary boy.
問28:正解4
<問題要旨>
Melody(新メンバー)の持つ超能力の組み合わせを問う問題。本文には「場所を瞬時に移動できる」「動物と意思疎通ができる」「猫の気持ちを察していた(あるいは心を読んでいた)」「猫の鳴き声を完璧に再現して呼び寄せた」などが描かれている。
<選択肢>(A~Fから成る能力の組み合わせ)
A : fly at very high altitudes
B : imitate sounds perfectly
C : read the minds of animals and people
D : see extremely long distances
E : speak to people using telepathy
F : transport herself to different places instantly
① A, B, D, and F
Melodyが飛べるとも超視力を持つとも書かれていない。
② A, C, D, and E
飛行や遠距離視について言及なし。
③ B, C, D, and E
D(超遠距離視)は根拠がなく、F(瞬間移動)が書かれていない。
④【正】B, C, E, and F
本文から「瞬間移動(F)」「あらゆる音の再現(B)」「心を読んで猫を安心させる(C)」「テレパシーで言葉をかける(E)」と判断できる。
問29:正解3
<問題要旨>
Bluebirdの母親が言った「We won’t let that happen to you.」の意味として最適な選択肢を選ぶ問題。姉が超能力を理由に「特殊な施設へ送られてしまった」ことを踏まえ、母はもう二度とそんなことはさせないと言及している。
<選択肢>
①【誤】control your powers
能力を抑えさせるような流れではない。
②【誤】hire you as a superhero
家庭でヒーローとして雇うという意味ではない。
③【正】keep you together with us
姉を手放してしまったことを二度と繰り返さないという文脈上、「家族のもとに置いておく」ことを誓っている。
④【誤】make sure you don’t commit crimes
犯罪防止の話題ではない。
問30および問31:正解3および4
<問題要旨>
「物語をもっと面白くするために加筆すべきポイントは何か」を問う問題。BluebirdとMelodyに関する追加情報として、既に本文に明確な描写がないものを選ぶ。設問では2つの選択肢を選び、順番は問わない。
<選択肢>
① Bluebird’s childhood experiences
既に両親が公園レンジャーであること、12歳の頃に能力が判明したことなど少年期の情報が書かれている。
② Bluebird’s view on the reality show
チームヒーローの番組を「実は偽善的だった」と振り返る記述はすでに存在している。
③ how Melody learned she had superpowers
Melodyの生い立ちや能力発覚の詳細は書かれていない。
④ the reason why Melody joined Team Hero
Melodyがチームに加わった背景は謎に包まれており、きっかけや事情が具体的に述べられていない。
⑤ the relationship between Bluebird and Melody
作中で最後に姉弟という関係に気づき、今後一緒にREAL HEROESを始めるという流れがあるため、ある程度描写はされている。
第7問
問32:正解1
<問題要旨>
「眠りの重要性」について挙げられた選択肢 A~D のうち、記事の内容に合わないもの(誤り)を除去する問題。本文では主に「身体や脳神経を休ませる役割」や「健康維持・脳のリセット」の重要性を強調しており、そこから外れる内容を見極める。
<選択肢>
①【正】A: To alter body temperature
本文で「睡眠=体温を変化させる(それ自体が主目的)」という説明は確認できないため、誤りとして除去すべき内容。
②【誤】B: To maintain overall health
「身体と精神の健康に欠かせない」と述べられているため妥当。
③【誤】C: To refresh the animal’s body
身体の回復、エネルギー補給などが明記されており、合致する。
④【誤】D: To reset the brain neurons
「脳神経のリセット」の役割が記載されているため正しい内容。
問33:正解4
<問題要旨>
「バイフェイジック(二相性)睡眠の模式図として最も適切な円グラフはどれか」を問う問題。記事では「1回の長い睡眠+短い睡眠」という形態を指している。グラフとしては、およそ 1 回大きめに寝て、もう 1 回短めに寝るイメージが適当である。
<選択肢>
①【誤】寝ている割合と起きている割合が半々近い図。単相性(モノフェイジック)に近い印象で、二相性ではなさそう。
②【誤】4区分程度に分かれているようにも見え、ポリフェイジック寄りの図。
③【誤】3区分ほどで、ポリフェイジックと紛らわしいが、これも二相性を的確には示していない。
④【正】1回大きなスリープの割り当てと、もう1回短いスリープの割り当てが円グラフに示されており、バイフェイジックを表すのに適切。
問34および問35:正解1および4
<問題要旨>
「睡眠パターンに影響を与える動物の特徴」を2つ選ぶ問題。本文には、小動物はエネルギーを急速に消費するため短い睡眠を細かくとること、大型肉食動物は空腹を満たせると長く眠ることなどが述べられている。
<選択肢>
①【正】“which burn up energy rapidly tend to sleep more often”
小型動物(リス、ネズミなど)は頻繁に小刻みに睡眠をとる例として説明があった。
②【誤】“which continually search for food need longer sleep”
むしろ草食動物のように常に食料探しをしている動物は睡眠時間が短いと説明されている(例:野生の馬)。
③【誤】“whose diet has fewer calories can sleep more easily”
逆にカロリーが少ない餌しか得られない動物(大型草食動物)は常に餌を探しに動く必要があるため、長時間眠れない。
④【正】“whose food keeps their stomachs full usually sleep longer”
ライオンなど肉食動物は一度食べると満腹状態が長く続き、長めに眠るという記述があった。
⑤【誤】“whose homes are difficult to get to typically sleep less”
巣を安全に作っている動物はむしろ安心してよく眠れる(例えばウサギが地中に巣を作るなど)。
問36:正解1
<問題要旨>
「片半球睡眠(unihemispheric sleep)を行う鳥」について、どのような特徴を示すかを問う問題。記事には「群れで飛行中、片目を開けて片側の脳を休ませる」例が述べられている。
<選択肢>
①【正】“can be partially asleep and partially awake while in flight”
半分の脳が眠っている間、もう半分は起きて周囲を警戒する。これは本文の描写に合致。
②【誤】“can have half of their brain sleep, leading to increased heart rate”
心拍数上昇の話はない。
③【誤】“can keep both eyes open constantly to watch out for enemies”
むしろ片目を閉じて片目を開ける形で睡眠をとる。
④【誤】“can protect the outside members from inside the group”
具体的に「外側メンバーを内部から守る」といった記述は見られない。
問37:正解4
<問題要旨>
最後に挙げられている「冬眠やクラゲのリラクゼーション」の話題に合う見出しを問う問題。本文では、これらを「睡眠によく似ているが少し違う活動」として紹介している。
<選択肢>
①【誤】Common Patterns of Sleep
冬眠やクラゲの休息状態は「典型的な睡眠パターン」から外れた例外的状況。
②【誤】Natural Sleep Methods
自然な睡眠方法というよりは、「睡眠に近いが別扱いの現象」とされている。
③【誤】Reasons for Sleep
睡眠の理由とは少し異なるテーマ。
④【正】States Similar to Sleep
冬眠やクラゲの休息を「sleep-like activities」と文中で呼んでいるため、「睡眠に類似した状態」という説明が最も適切。
第8問
問38:正解1
<問題要旨>
Meilin が述べている意見の要点を簡潔に表す設問。「宇宙探索によって、もし敵対的な異星文明がこちらの存在を知れば、地球が侵略される恐れがある」という内容から、最も重視すべきは“用心深さ”であることが読み取れる。
<選択肢>
①【正】Caution is critical.
Meilin は「地球外生命体がわれわれを見つけると危険である」と論じており、警戒すべきとの立場を取っている。
②【誤】Invention is invaluable.
新発明の重要性を論じるのは主に Apu であり、Meilin とは異なる。
③【誤】Science is superior.
科学の優位性を主張する立場でなく、むしろ危険性への懸念を示している。
④【誤】Trust is treasure.
信頼関係に重きを置いているわけではなく、侵略リスクへの警告が主題である。
問39:正解1
<問題要旨>
Christine と Victor はそれぞれ企業や国家による宇宙開発の現状や将来を述べている。共通点として「宇宙開発が経済・商業活動と密接に関わっている」という点が挙げられる。
<選択肢>
①【正】has economic impacts and provides opportunities for private corporations to make money
Christine は「国際協力および民間企業の参入」を、Victor は「NASA の税収・雇用貢献や世界的な商業活動の拡大」を述べており、両者とも経済効果に注目している。
②【誤】is gaining popularity and that salaries for people working in the industry are above average
Victor は NASA 職員の給料には触れているが、Christine は人気や給与の話をしていない。
③【誤】is politically challenging as it requires coordination among countries with different policies
国際協力の必要性は触れているが、両者とも政治的困難より経済面を強調している。
④【誤】needs global cooperation, especially to operate the International Space Station successfully
ISS に関する話をしているのは Christine のみで、Victor は経済・商業的視点が中心。
問40および問41:正解3および4
<問題要旨>
「宇宙開発はよくない」とする立場をとる場合、その主張を最も強く支持しそうな人物は誰と誰かを選ぶ問題。Meilin は異星人侵略リスク、Naomi は致死率の高さという否定的主張をしている。
<選択肢>(順不同で二人選ぶ)
① Apu’s
② Christine’s
③【正】Meilin’s
宇宙へ行くほど危険が増すと警告。
④【正】Naomi’s
事故・死亡率の高さから「なぜ宇宙産業が存在するのか疑問」と述べている。
⑤ Victor’s
上記の ③ Meilin と ④ Naomi の立場が強く否定的である。
問42:正解2
<問題要旨>
Meilin と Naomi に共通する「宇宙開発を否定的に考える理由」は何かを問う。Meilin は侵略の恐れ、Naomi は死亡率の高さなど危険を訴えており、「危険が大きい」という共通点がある。
<選択肢>
①【誤】military conflict in outer space is something we should try hard to avoid
この懸念を直接述べているのは Christine(商業・軍事利用への懸念)で、Meilin と Naomi ではない。
②【正】space exploration exposes people to a lot of danger and is too risky
両者とも「危険性が高い」という観点を持っている。
③【誤】the possibility of alien invasion is too great to be ignored and must be addressed
Meilin は確かに異星人を懸念しているが、Naomi は安全面を主に懸念しており、両者共通は「危険性が高い」点。
④【誤】the risk of death for people in the industry is extremely high compared with other jobs
これ自体は Naomi の論点に近いが、Meilin が懸念するのは宇宙飛行士の死亡率ではなく「異星文明の侵略」。
問43:正解4
<問題要旨>
Source A に基づいて挙げる「Reason 2 (宇宙開発を優先すべきでない理由)」として最も適切な選択肢を問う問題。Source A は宇宙開発が地球大気・熱圏を汚染している、CO₂排出やスペースデブリが増えていることを指摘している。
<選択肢>
①【誤】CO₂ emissions produced by spacecraft are huge and are damaging outer space.
「宇宙空間を損なう」というより、地球大気や熱圏への影響が強調されている。
②【誤】It is difficult to update spacecraft with new engines that emit fewer harmful gases.
本文に「技術更新が難しい」という話はない。
③【誤】Space debris poses risks to humans due to potential collision with airplanes.
スペースデブリが衝突するのは軌道上であり、主に人工衛星や宇宙船のリスク。航空機との衝突は本文で述べられていない。
④【正】Space exploration is polluting the environment of both the Earth and the thermosphere.
CO₂ 排出や熱圏のデブリ蓄積による汚染が指摘されており、最も適切。
問44:正解1
<問題要旨>
Source B を根拠に「宇宙開発には莫大な費用がかかり、その資金を他の世界的課題の解決に振り向けられるのではないか」と論じる場合、最も支持材料となる選択肢を問う。Source B のグラフを見ると、世界各国の宇宙開発予算は 1000 億ドル超。一方、飢餓対策 400 億ドルと教育 540 億ドルの合計 940 億ドルと比べてもなお十分に余る。
<選択肢>
①【正】The amount of money that governments around the world spend on space exploration could not only reduce hunger but also make primary education available in developing countries.
飢餓対策 (40B) と教育 (54B) を合わせても 94B と、宇宙開発費用 103B より下回るため、両方まかなえる。
②【誤】The data show that it costs less to ensure clean water for people in developing countries than for governments around the world to explore space.
Clean water には 150B 必要とされ、これは 103B を超える。
③【誤】With less than half the money that governments spend on space exploration, it would be possible to address the problem of educational inequality…
半分の約 50B では教育 (54B) に届かないし、飢餓や他の課題への支出も含めると根拠不足。
④【誤】With the money currently invested in space exploration, we could provide sufficient food, basic education, and enough clean water in developing countries.
水 (150B) + 教育 (54B) + 食糧 (40B) を合算すると 244B で、宇宙開発予算 103B を大幅に超えるため不可能。