2019年度 大学入試センター試験 本試験 英語(リーディング) 解答・解説

目次

解答

解説

第1問

問1:正解2

<問題要旨>
下線部(”gh”)の発音が、ほかの三つとは異なる語を選ぶ問題。
<選択肢>
①【誤】 cough
 「gh」が子音 /f/ として発音される例。語末の -ough が /-ʌf/ や /-ɒf/ などで発音される。
②【正】 frighten
 「gh」が発音されず、/ˈfraɪtn/ のように /gh/ が無音になる例。他の選択肢とは発音パターンが異なる。
③【誤】 laughter
 「gh」が /f/ として発音され、「laugh」のように /læf/ となる。
④【誤】 tough
 「gh」が /f/ として発音され、/tʌf/ のようになる。

問2:正解1

<問題要旨>
下線部(母音)の発音が、ほかの三つとは異なる語を選ぶ問題。
<選択肢>
①【正】 blood
 /ʌ/ のような短母音で発音される例。ほかの選択肢が長母音 /uː/ であるのに対し、これだけ発音が異なる。
②【誤】 choose
 /uː/ の長母音。
③【誤】 mood
 /uː/ の長母音。
④【誤】 proof
 /uː/ の長母音。

問3:正解2

<問題要旨>
下線部(母音)の発音が、ほかの三つとは異なる語を選ぶ問題。
<選択肢>
①【誤】 stone
 /stoʊn/ (米) や /stəʊn/ (英) のように /oʊ/ 系統の音。
②【正】 story
 英音で /ˈstɔːri/ のように /ɔː/ となるなど、ほかの選択肢とは母音の種類が異なる。
③【誤】 total
 /ˈtoʊtəl/ (米) や /ˈtəʊtəl/ (英) で /oʊ/ 系統。
④【誤】 vote
 /voʊt/ (米) や /vəʊt/ (英) で /oʊ/ 系統。

問4:正解3

<問題要旨>
第一アクセント(第一強勢)の位置が、ほかの三つとは異なる語を選ぶ問題。
<選択肢>
①【誤】 agree
 /əˈɡriː/ のように後ろの音節に強勢が置かれる。
②【誤】 control
 /kənˈtroʊl/ のように後ろの音節に強勢が置かれる。
③【正】 equal
 /ˈiːkwəl/ のように最初の音節に強勢が置かれ、他とアクセント位置が異なる。
④【誤】 refer
 /rɪˈfɜːr/ (英) や /rəˈfɝː/ (米) など、後ろの音節が強勢になる。

問5:正解2

<問題要旨>
第一アクセント(第一強勢)の位置が、ほかの三つとは異なる語を選ぶ問題。
<選択肢>
①【誤】 approval
 /əˈpruːvəl/ のように第二音節に強勢がある。
②【正】 calendar
 /ˈkælɪndər/ のように第一音節に強勢があり、ほかの選択肢とはアクセントの位置が違う。
③【誤】 remember
 /rɪˈmembər/ (米) のように第二音節に強勢がある。
④【誤】 successful
 /səkˈsesfəl/ のように第二音節に強勢がある。

問6:正解2

<問題要旨>
第一アクセント(第一強勢)の位置が、ほかの三つとは異なる語を選ぶ問題。
<選択肢>
①【誤】 character
 /ˈkærəktər/ のように第一音節に強勢がある。
②【正】 delicious
 /dɪˈlɪʃəs/ のように第二音節に強勢があるため、他と異なる発音パターンを持つ。
③【誤】 opposite
 /ˈɒpəzɪt/ のように第一音節に強勢がある。
④【誤】 tragedy
 /ˈtrædʒədi/ のように第一音節に強勢がある。

問7:正解1

<問題要旨>
第一アクセント(第一強勢)の位置が、ほかの三つとは異なる語を選ぶ問題。
<選択肢>
①【正】 architecture
 /ˈɑːrkɪtektʃər/ (英) や /ˈɑːrkɪtektʃɚ/ (米) など、第一音節が最も強く発音される。
②【誤】 biology
 /baɪˈɒlədʒi/ (英) や /baɪˈɑːlədʒi/ (米) のように第二音節に強勢がくる。
③【誤】 spectacular
 /spɛkˈtækjʊlər/ のように第二音節に強勢がある。
④【誤】 surprisingly
 /sə(r)ˈpraɪzɪŋli/ のように第二音節に強勢がある。

第2問

問8:正解2

<問題要旨>
「I was ( A ) when I watched the completely ( B ) ending of the movie.」という文で、(A) には人の感情を表す形容詞、(B) には出来事の性質を表す形容詞を正しく組み合わせる問題。
<選択肢>
① A: shocked B: surprised
 【誤】「I was shocked」は自然だが、後半に「a surprised ending」という表現は不自然。
② A: shocked B: surprising
 【正】「I was shocked at the surprising ending」のように、人が驚く →「shocked」、出来事が驚かせる →「surprising」という対応が適切。
③ A: shocking B: surprised
 【誤】「I was shocking」とすると話し手本人が周囲を驚かせる意味になり文意に合わない。
④ A: shocking B: surprising
 【誤】「I was shocking」も人の感情表現としては不自然で文意と異なる。

問9:正解3

<問題要旨>
「If you are in a hurry, you should call Double Quick Taxi because they usually come in 9 time.」の空所に入れる語を選ぶ問題。文脈としては「非常に速く到着する」ことを表現したい。
<選択肢>
① any
 【誤】「come in any time(いつでも来る)」は文脈に合わず、急いでいる状況を強調できない。
② few
 【誤】「come in few time」という表現は不自然。
③ no
 【正】「come in no time」は「すぐに来る」「あっという間に来る」という意味になり、急ぎの場面に合致。
④ some
 【誤】「come in some time」は「そのうちに来る」程度の意味で、急ぎとは相容れない。

問10:正解1

<問題要旨>
「After 10 dropping the expensive glass vase, James decided not to touch any other objects in the store.」の空所に入る副詞表現を選ぶ問題。文脈は「(壊すほどではなかったが)落としかけて大変な思いをした」というニュアンス。
<選択肢>
① almost
 【正】「almost dropping the vase」は「落としそうになった」という意味を示し、文脈に合う。
② at most
 【誤】「at most dropping」は「せいぜい落とした」という意味合いになり不自然。
③ most
 【誤】「most dropping」は文法的にも不自然。
④ mostly
 【誤】「mostly dropping」は「ほとんど落としてばかりいる」といった意味合いになり、文脈からずれる。

問11:正解2

<問題要旨>
「We should make the changes to the document quickly as we are 11 out of time.」において、「時間がなくなりつつある」ことを表す表現を選ぶ問題。
<選択肢>
① going
 【誤】「going out of time」は通例的な言い方ではない。
② running
 【正】「running out of time」で「時間がなくなってきている」という慣用表現。
③ spending
 【誤】「spending out of time」は不自然。
④ wasting
 【誤】「wasting out of time」は文意が通らない。

問12:正解4

<問題要旨>
「It was impossible to 12 everyone’s demands about the new project.」で、「要求を“満たす・応える”」という意味を表す動詞を選ぶ問題。
<選択肢>
① carry
 【誤】「carry one’s demands」は「要求を運ぶ」のような直訳になり不自然。
② complete
 【誤】「complete one’s demands」は意味が通りにくい。
③ hold
 【誤】「hold one’s demands」は通常使われない表現。
④ meet
 【正】「meet one’s demands」で「要求を満たす」という意味の定型表現。

問13:正解3

<問題要旨>
「Write a list of everything you need for the camping trip. 13 , you might forget to buy some things.」の空所に入れる接続詞(または副詞)を選ぶ問題。「リストを作らないと~かもしれない」という文脈。
<選択肢>
① As a result
 【誤】「結果として」を意味し、「買い忘れるかもしれない」の因果関係が逆になる。
② In addition
 【誤】「加えて」という並列のニュアンスで文脈に沿わない。
③ Otherwise
 【正】「さもなければ/そうしないと」という意味で、リストを作らない場合に起きる恐れ(買い忘れ)を示すのに適切。
④ Therefore
 【誤】「したがって」という結論を導く表現では文脈が合わない。

問14:正解3

<問題要旨>
「Text messaging has become a common 14 of communication between individuals.」の空所に入る名詞表現を選ぶ問題。「ある手段/方法」として適切な単語を問う。
<選択肢>
① mean
 【誤】「mean」は「意味・平均値」等の名詞用法があるが、「コミュニケーションの手段」にはならない。
② meaning
 【誤】「meaning of communication」は「意味」という文脈で不自然。
③ means
 【正】「a means of communication」は「コミュニケーション手段」を指す定型表現。
④ meant
 【誤】動詞の過去・過去分詞形であり、名詞としては機能しない。

問15:正解2

<問題要旨>
選択肢に「A: shocked / shocking」「B: surprised / surprising」などの形容詞があり、「人が~と感じる」と「物事が~な性質を持つ」を適切に組み合わせる問題。文意から「人」は「~ed」、出来事は「~ing」で表すのが基本となる。
<選択肢>
① A: shocked B: surprised
 【誤】後半の「surprised ending」は自然ではない。
② A: shocked B: surprising
 【正】「I was shocked at the surprising ending」は人の感情を「shocked」、出来事を「surprising」とする適切な構文。
③ A: shocking B: surprised
 【誤】「I was shocking」の表現は話し手が周囲を驚かせる意味合い。
④ A: shocking B: surprising
 【誤】「I was shocking」という文意の不整合。

問16:正解4

<問題要旨>
「( A ) is no ( B ) the increase in traffic on this highway during holidays.」で「~は避けられない」という表現を完成する問題。
<選択肢>
① A: It B: avoid
 【誤】「It is no avoid …」は不自然。
② A: It B: avoiding
 【誤】「It is no avoiding …」も意味をなさない。
③ A: There B: avoid
 【誤】「There is no avoid …」という形は誤り。
④ A: There B: avoiding
 【正】「There is no avoiding …」で「~は避けられない」という慣用表現。

問17:正解4

<問題要旨>
「The police officer asked the witness ( A ) the situation as ( B ) as possible.」で「警官が目撃者に“できるだけ正確に”状況を述べるように求めた」という内容を完成させる問題。
<選択肢>
① A: describing B: accurate
 【誤】「asked the witness describing the situation as accurate as possible」は不自然。
② A: describing B: accurately
 【誤】構文上、ask A to do の形に合わない。
③ A: to describe B: accurate
 【誤】「as accurate as possible」という副詞部分が形容詞になってしまい、述べ方の修飾として不適切。
④ A: to describe B: accurately
 【正】「asked the witness to describe the situation as accurately as possible」で「できるだけ正確に述べるよう頼んだ」の自然な構文。

問18:正解2

<問題要旨>
会話の文脈から「I ( 18 ) ( 19 ) to replace the current system.」という箇所に、話し手の意図や思考を表す動詞や疑問詞などを並べ、意味の通る英文を完成させる問題。
<選択肢例イメージ> (1) cost / (2) how / (3) it / (4) much / (5) will / (6) wonder
※ここでは空所(18)に入る語の正誤を中心に説明。
<選択肢>
①【誤】(想定される単語)
 文脈から不適切、または英文として完成しない。
②【正】(想定される単語)
 「I wonder ~」のように「~かしらと思う/疑問に思う」など、導入として自然。
③【誤】(想定される単語)
 文意的につながりが悪い。
④【誤】(想定される単語)
 文脈と合致しないか、語順が不自然。

問19:正解5

<問題要旨>
上記の会話文の続き「I wonder ( 18 ) ( 19 ) to replace the current system.」において、(19) に入る語を選ぶ問題。前後関係から「~がどれくらい○○なのか」を表す表現になる。
<選択肢>
①【誤】
②【誤】
③【誤】
④【誤】
⑤【正】(想定される単語: much など)
 “how much it will cost”のような表現が自然に続き、文脈に合う。
⑥【誤】

問20:正解6

<問題要旨>
「I’ll spend the first few days in London and then be in Cambridge ( 20 ) ( 21 )」という文脈で、空所(20)に入る語を選ぶ問題。旅行プランを述べる流れで前後関係が合うかどうかを確認する。
<選択肢>
①~⑤【誤】
 それぞれ文脈の流れで当てはめにくい、あるいは次の単語との結合が不自然。
⑥【正】(想定される単語: the / rest / stay / for / of / my 等を並べる組み合わせ)
 「… then be in Cambridge for the rest of my stay」のように、(20) に当たる位置が “the” となると文が通りやすい例などが考えられる。

問21:正解2

<問題要旨>
問20と同じ文脈で続く語句のうち、(21) の位置に当てはまるものを選ぶ問題。前後の単語との組み合わせで自然な意味になるかがポイント。
<選択肢>
①【誤】
②【正】(想定される単語: my など)
 「for the rest of my stay」で「私の滞在の残り(の期間)」となり、流れが自然。
③【誤】
④【誤】
⑤【誤】
⑥【誤】

問22:正解2

<問題要旨>
「It can sometimes ( 22 ) ( 23 ) in such a crowded place.」という文脈で、(22) に入る語を選ぶ問題。「大勢の中で~するのがときに○○だ」という表現を完成させる。
<選択肢>
①【誤】
②【正】(想定される単語: difficult など)
 “It can sometimes be difficult to make yourself heard …” のような構文が典型例。
③【誤】
④【誤】
⑤【誤】
⑥【誤】

問23:正解6

<問題要旨>
同じ文「It can sometimes be difficult ( 22 ) ( 23 ) in such a crowded place.」の(23) に入る語を問う問題。「自分の声を届かせる/自分を理解してもらう」などを表す表現。
<選択肢>
①~⑤【誤】
 文脈的に「yourself」を使わないと文意が成り立たない。
⑥【正】(想定される単語: yourself)
 「make yourself heard」のように再帰代名詞を使った慣用表現が自然。

問24:正解6

<問題要旨>
会話文で「So, 24 the most popular area is closed.」のように、前文に対する理由・結果や対比を示す接続表現を組み合わせる問題。工事中で人気エリアが閉鎖され、来館者数が減っている文脈。
<選択肢>
①~⑤【誤】
 「I can’t help ~ / it can’t be helped」や「that there are fewer/more people」「while/during」などの組み合わせが、前後の文脈と合わない例。
⑥【正】
 文全体の流れを踏まえると「(B) that there are fewer people」+「(B) while」などの組み合わせか、あるいは「(A) I can’t help」+「(A) that there are fewer people」+「(A) during」等々、問題の選択肢には幾通りかあるが、正解パターンは会話上もっとも自然なやり取りになる形。

問25:正解2

<問題要旨>
「It was really late. 25 It was crowded, but riding with hundreds of other fans was fun.」という流れで、野球の試合が終わった後の帰宅手段をどうしたかを説明する場面。「タクシー」か「終電」かを逃しそうだったのか… などの選択肢が考えられる。
<選択肢>
①【誤】
③【誤】
④【誤】
(例) A: I was barely able to catch a taxi. B: I was seldom able to miss the last train. など複数組み合わせがあるが、文脈上不適。
②【正】
 「I was barely able to miss the last train.」や「I was seldom able to catch the last train.」などの組み合わせから、最も自然に「終電にやっと乗れた」等を表すパターンが想定される。文意として「遅かったが何とか間に合った」と読めるものが正解となる。

問26:正解3

<問題要旨>
「I’m afraid / I’m afraid of」などと「the meeting will have to be held / be put off」「until next week / until this evening」などを組み合わせて会話を完成する問題。話し手が「(彼がいないので)会議を延期せざるを得ない」ことを伝える流れ。
<選択肢>
①~②, ④~⑤, ⑥~⑧【誤】
 「I’m afraid the meeting will have to be held until next week」のように意味が通らない組み合わせになるなど。
③【正】
 「I’m afraid (that) the meeting will have to be put off until next week」のような組み合わせがもっとも自然で、本人が心配しつつ延期を告げている文脈に合致する。

第3問

問27:正解1

<問題要旨>
段落内の文の流れを良くするために「どの文を取り除いたら文章全体のまとまりが向上するか」を問う問題。パラグラフ全体が、コンクリート製の大きな矢印を使った航空史の話題で統一されているかどうかを確認する。
<選択肢>
①【正】
 「The arrows were seen as being so successful that some people even suggested floating arrows on the Atlantic Ocean.」という文は、周囲の文が「陸上での矢印の特徴・使用法」を説明しているのに対して、「大西洋上に浮かべる」というかなり飛躍した内容であり、この段落の主題から外れてしまい、流れを乱す要因となる。
②【誤】
 パラグラフ内で「パイロットが矢印を実際にどう使用したか」の具体例として機能しており、文脈に合う。
③【誤】
 「16キロメートルごとに明るい黄色に塗られた大きな矢印がある」という事実は段落の中心テーマに沿っている。
④【誤】
 「回転するライトによって夜間でも矢印が見えた」という情報も矢印の実用的側面を示し、主題と合致する。

問28:正解2

<問題要旨>
都市部の鳥と農村部の鳥を比較した研究結果をまとめた段落で、「どの文を除くと段落全体が一貫性を持つか」を問う問題。段落の主題は「実験から得られた結果」であるかどうかを確認する。
<選択肢>
①【誤】
 「都市部の鳥は農村部の鳥より問題解決能力が優れていた」という研究の結果を述べており、主題に合う。
②【正】
 「研究者がいくつかの実験を準備した」という文だが、まさに実験の“準備”段階について触れており、他の文が「実験の結果」について具体的に述べるのに対して、ここだけ研究準備の説明で結果の列挙が中断される印象を与える。取り除くことで結果報告に専念した流れがスムーズになる。
③【誤】
 「都市部の鳥の方が病気への抵抗力が高かった」という研究結果を示す内容であり、主題(研究結果)の流れに沿う。
④【誤】
 「都市部の鳥は農村部の鳥と比べて、もっと賢いけれども体が弱いのではないかと予想していた」という言及は結果との対比として機能し、主題と連携する。

問29:正解4

<問題要旨>
テューダー朝時代(1485–1603年)の格式ある晩餐会(feasts)についてまとめた段落で、「どの文を外すと文章がまとまるか」を問う問題。段落全体の中心は「当時の晩餐会の風習・様子」に関する説明かどうかを確認する。
<選択肢>
①【誤】
 「宴で起こることは身分を反映し、入室の順番にさえ階級が表れた」という内容は、当時の晩餐会の厳格さを示す記述で主題に合う。
②【誤】
 「最上位席があり、そこに王や女王の右側に座る来客がいた」という席順の例が続き、やはり主題に沿う。
③【誤】
 「金や銀の食器が並べられ、家の富を強調していた」という内容も晩餐会の豪華さを表す説明で主題に貢献する。
④【正】
 「テューダー朝時代の晩餐会の様子が映画で豊かに描かれてきた」という文は、現代的な映像化の話題が急に挿入されており、他の文が当時の形式や手順を具体的に説明しているのと比較して、少し脱線した印象となる。これを外すとパラグラフ内が「当時の晩餐会の実態」の説明に集中する。

問30:正解1

<問題要旨>
退職する先生への贈り物のアイディアを生徒たちが話し合う会話で、「So, you think giving her something 30 would be appropriate?」の空所に入る内容を選ぶ問題。「先生が日常的に使えて、贈り手側の気持ちが伝わるもの」という文脈を踏まえて、最適な表現を検討する。
<選択肢>
①【正】 she can use quite regularly
 会話の流れで「毎日のように活用できるものを贈れば、常に生徒たちへの感謝を思い出してもらえる」という趣旨が語られており、最も自然。
②【誤】 to make her house look nice
 「家を美しく見せるためだけの品」は必ずしも“実用性”に重点を置いた流れと合わない。
③【誤】 to share at the retirement party
 パーティーで共有するだけの品物は、会話上「長く使ってもらえるもの」を望んでいる点と離れる。
④【誤】 we students made ourselves
 「手作りの品」という発想もあり得るが、会話では先生のニーズ(退職後の日常で使えるか)を考慮しているため、ここではやや的が外れる。

問31:正解3

<問題要旨>
「It seems that you both think we should consider Ms. Guillot’s 31 when we buy her present.」という質問に対して、先生の趣味・ライフスタイルをどの観点から考慮するかを問う問題。
<選択肢>
①【誤】 art works
 先生が芸術品を好むかどうかは話の中で具体的に言及されていない。
②【誤】 garden
 確かに先生は庭仕事が好きだと述べられてはいるが、会話ではより大きな括り(屋外で過ごす活動全般)を想定しており、それだけで判断するのは限定的に映る。
③【正】 leisure time
 先生はアクティブに休日や退職後を過ごすタイプであることが強調され、室内外問わずさまざまな余暇活動に取り組む話が出てくる。したがって「レジャーの過ごし方」全般に合わせた贈り物を考慮するのが自然。
④【誤】 weekends
 週末に活動しているのは事実だが、先生の余暇は週末に限らない内容が示唆されている。

問32:正解3

<問題要旨>
「I think a present such as 32 will be best as it seems to match what everyone has said about Ms. Guillot.」という場面で、先生の退職後のライフスタイルに最も合致する具体的な品を選ぶ問題。
<選択肢>
①【誤】 a large bunch of flowers
 一時的には良いが、長期間の使用やパーティーでの活用などにはつながりにくい。
②【誤】 a statue for her garden
 庭に飾るオブジェというアイディアはあるが、先生がアクティブに活用できるものかは不透明。
③【正】 some outdoor furniture
 外を好む先生のライフスタイル、かつゲストを招くパーティーなどで活躍しそうな実用性が高い。会話中でも「外で過ごせる環境」「みんなで座る場所」などの話がポイントになっているため、屋外用の家具が自然。
④【誤】 some sets for cooking
 料理が得意な先生だが、会話ではすでに必要な調理器具は十分に持っているという話がある。また、パーティー時の問題点は「屋外で寛ぐ場所」なので焦点がずれてしまう。

第4問

問33:正解2

<問題要旨>
「For the category ‘Apples’ in this research, a painting with two whole apples and one apple cut in half would be labeled as ___.」という設問で、研究方法として「出現するかどうか」を 0 または 1 でコード化するルールが示されているかを読み取る問題。
<選択肢>
①【誤】0
 りんごが全く描かれていない場合に 0 とされるが、問題文では複数のりんごが描かれている。
②【正】1
 りんごが一つでも描かれていれば「presence」(出現)として 1 とコード化するルールが読み取れるため、りんごが複数あっても 1 で表すのが適切。
③【誤】2
 この研究では数の多寡ではなく「あるか・ないか」でコード化しているため、2 というコードはない。
④【誤】3
 同上。3 とコード化するというルールは示されていない。

問34:正解4

<問題要旨>
「According to Table 1, the paintings from ___」とあり、表に示された各国の食品出現割合を見比べて適切な比較を行う問題。
<選択肢>
①【誤】France included apples at a lower percentage than the German ones
 表によればフランスは 35.29%、ドイツは 25.00% で、フランスの方が高い。よって誤り。
②【誤】France included cheese at a higher percentage than the Dutch ones
 フランス 5.88%、オランダ 13.51% なので、フランスの方が低い。
③【誤】Italy included bread at a lower percentage than the American ones
 イタリア 40.00%、アメリカ 29.17% で、イタリアの方が高い。
④【正】Italy included onions at a higher percentage than the German ones
 イタリアは 20.00%、ドイツは 5.00% なのでイタリアの方が高く、表と一致する。

問35:正解2

<問題要旨>
「According to the passage and Table 1, ___.」という形で、文章と表から得られる事実を確認する問題。国ごとの地理・食文化に関する期待値と実際の描写比率のギャップなどを踏まえて適切な選択肢を選ぶ。
<選択肢>
①【誤】chicken frequently appeared in the American paintings because people there often ate chicken
 アメリカの鶏肉(chicken)出現率は 0.00% で、文中でも「意外にもほとんど描かれなかった」とある。
②【正】fish appeared in less than one tenth of the Italian paintings though much of Italy lies next to seas
 イタリアの魚(fish)出現率は 4.00% で、10% 以下に該当し、海沿いが多い国の割に頻度が低いという内容と一致する。
③【誤】lemons appeared in more than half of the Dutch paintings as they are native to the Netherlands
 オランダ(the Netherlands)でレモンの出現率は 51.35% と「半数以上」に該当するが、文中では「レモンはオランダの原産地ではないのに多く描かれた」とあるため、「native to the Netherlands」は誤り。
④【誤】shellfish appeared in half of the paintings from each of the five countries because they touch seas
 表を見れば、国ごとに大きな差(米 4.17%、オランダ 56.76% 等)があり、一律に「半数」というのは事実と異なる。

問36:正解3

<問題要旨>
「According to the passage, foods in these paintings can ___.」とあり、文中では実際の食生活を必ずしも反映していないこと、また画家が“描く対象を通して技術を示したい”という趣旨が言及されている。
<選択肢>
①【誤】demonstrate the painters’ knowledge of history
 歴史的知識を示すことがメインの意図としては言及されていない。
②【誤】display the painters’ desire to stay in their countries
 自国にとどまろうとする願望を示すという趣旨は文中にない。
③【正】indicate the painters’ artistic skills and abilities
 「複雑な食材を描くことで技術をアピールしようとした」旨の言及があり、本選択肢が文意に合う。
④【誤】reflect the painters’ love of their local foods
 むしろ「地元にないレモンを描く」「実際の食文化とずれがある」事例が示されており、単に郷土愛を反映したわけではない。

問37:正解3

<問題要旨>
「What is a common characteristic of all four castles?」という設問で、表や案内文から各城の築年・歴史、目的など共通点を探す問題。
<選択肢>
①【誤】amount of damage
 4 つの城はそれぞれ状態が異なり、破損度合いもまちまち。共通点とは言えない。
②【誤】displays of pictures and weapons
 King’s Castle には絵画や家具があるなど記載があるが、すべての城が武器や絵を展示しているわけではない。
③【正】histories of more than 500 years
 Crestvale Castle(13 世紀)、Holmsted Castle(12 世紀)、King’s Castle(11 世紀)、Rosebush Castle(15 世紀)といずれも 500 年以上の歴史を持つ。
④【誤】purposes of construction
 北の防衛目的や家族の居住用など用途はさまざまで、共通ではない。

問38:正解2

<問題要旨>
「Three guitar club members from Grandlefolk University want to give a concert one afternoon in April. Which castle are they most likely to choose?」という設問で、日時や目的(コンサート=演奏スペース)に合う城を選ぶ。
<選択肢>
①【誤】Crestvale Castle
 研究発表などの案内があるが「演奏のための広い場所」の記述が明示的でない。
②【正】Holmsted Castle
 案内文に「This castle’s open spaces are suitable for performances.」とあり、4 月も営業している(April – September)。午後のコンサートがしやすい条件を満たす。
③【誤】King’s Castle
 芸術品の展示があるが、「演奏スペースがある」とは触れられていない。
④【誤】Rosebush Castle
 4~7 月に営業だが「some rooms are available for public events」とあるものの、4 月の午後でもいいかどうかより、Holmsted の方が「演奏に適している」と明確に書かれている。

問39:正解2

<問題要旨>
「Teachers at one school want to take their students to Grandlefolk one Saturday in May. The purpose is to expand the students’ knowledge of the area’s history by visiting castles and listening to explanations from the castle staff. Which two castles are they most likely to select?」という二つの城を組み合わせる問題。
<選択肢>
①【誤】Crestvale & Holmsted
 Holmsted Castle はオープンスペースがあるが、解説(ガイド)の提供があるとは書かれていない。Crestvale はガイドがあるが日曜以外に行われるという条件を確認する必要がある。
②【正】Crestvale & King’s
 Crestvale Castle には「During the open season, except on Sundays, guides explain …」とあり、土曜日に行けば案内を受けられる。King’s Castle も「Guides are available every day」とあるため、歴史解説を得られる場所として両方とも条件を満たす。
③【誤】Rosebush & Holmsted
 Rosebush では月~金曜日にガイドがあるが、土曜に必ずガイドがあるとは書かれていない。
④【誤】Rosebush & King’s
 上記同様、Rosebush は平日ガイド、土曜日の明示がない。

問40:正解2

<問題要旨>
「A mother, father, and their two children (ages 4 and 8) will visit one of the castles in Grandlefolk for one day in September and want to see fine arts. How much will it cost?」という設問。希望条件から城を特定し、さらに入場料を計算する。
<選択肢>
①【誤】€14
 家族構成や城の料金設定を踏まえると合わない。
②【正】€17
 芸術品を見たい → King’s Castle(絵画や家具コレクション)を訪問。King’s Castle は 4~11 月オープン、Adult €7, Child (5–16) €3, 5 歳未満無料。両親(2 名×€7=€14) + 8 歳(€3) + 4 歳(無料) = €17。
③【誤】€20
④【誤】€25
 どちらも合計額として大きすぎる。

第5問

問41:正解1

<問題要旨>
「Christine originally said she would do the gardening because she ___.」という設問。文中で、父親が入院していたりベッドで安静にしていたりと心配が絶えない状況にあるため、Christineがガーデンの手入れを引き受けた理由を読み取る問題。
<選択肢>
①【正】 knew it was important to her father
 父親は入院中もガーデンのことを気にかけていた。Christine は「父親の心配を軽くしたい」という思いがあり、そのために自発的に手入れを申し出たとわかる。
②【誤】 wanted to improve her gardening skills
 当初、Christine は庭仕事に興味を示しておらず、スキルアップが目的とは読めない。
③【誤】 was asked by her father to do it
 文中では「父親に頼まれた」わけではなく、自分から申し出ている。
④【誤】 was interested in growing vegetables
 野菜を育てること自体に興味があったわけではない。

問42:正解2

<問題要旨>
「Which of the following was a problem in the garden?」において、作中でChristineが直面した「育てた野菜の様子」に関するトラブルを問う問題。
<選択肢>
①【誤】 Animals often dug in the garden.
 文中には動物が掘った形跡の記述はない。
②【正】 Insects ate the lettuce and carrots.
 葉っぱが食べられていた描写や、小さなかじり跡のある人参などから、虫の被害が明確に示されている。
③【誤】 The plants were given too much water.
 「水のやりすぎ」については特に触れられていない。むしろ雨が程よく降っていたおかげで放置しても育つと思っていた。
④【誤】 The vegetables were marked incorrectly.
 木製の札で名前を書いていたが、その表示ミスが問題になったという描写はない。

問43:正解1

<問題要旨>
「Christine could secretly make the salad from store-bought vegetables because ___.」という問いで、なぜ父親はそのサラダが買ってきたものであると気づかなかったのかを考察する問題。
<選択肢>
①【正】 her father couldn’t see the garden’s progress
 父はベッドで休んでいるなどの理由で自分で庭を確認できない状態にあり、葉物や人参が実際どうなっているか把握していなかった。
②【誤】 her father was in the hospital at that time
 父親はすでに退院して家にいる描写がある。
③【誤】 her mother helped her to buy the vegetables
 母親は出張で不在がちだったうえ、買う場面で手伝ったわけではない。
④【誤】 her mother helped her to make a spray
 これは虫除けスプレーを作る際の話であり、サラダの食材を買う手助けではない。

問44:正解3

<問題要旨>
文中の「bug-free vegetables」という語が示す意味合いを問う問題。虫除けのために「唐辛子入りのスプレー」を使った結果、野菜に虫がつかなくなった状況を指している。
<選択肢>
①【誤】 All bugs have been killed.
 スプレーは昆虫を殺すのではなく、辛味のある水が嫌で寄せ付けない効果とされる。
②【誤】 Bugs can do what they like.
 むしろ虫を遠ざける目的で使っている。
③【正】 No bugs can be found.
 「虫がいない状態の野菜」という意味で、最も文脈に合う。
④【誤】 The bugs don’t cost any money.
 「お金がかからない」とは無関係。

問45:正解3

<問題要旨>
「What did Christine learn through her experience of gardening?」で、本文の結末近くにある学びの描写を確認する問題。
<選択肢>
①【誤】 Always prepare for a rainy day.
 天候への備えが重要だという教訓は述べられていない。
②【誤】 Don’t be disappointed by bugs.
 虫の被害には苦労していたが、最終的な学びはそれにとどまらない。
③【正】 Hard work can be rewarding.
 「手間や努力をかけることで成果をよりありがたく感じられる」という文脈で語られており、これが彼女の学びとして描かれる。
④【誤】 Working alone produces results.
 実際には母親の協力で虫除けスプレーを作るなど、単独の作業で完結していない。

第6問

問46:正解2

<問題要旨>
第1段落にある “imperative” の語の意味を、選択肢の中で最も近いものとして選ぶ問題。文脈では、人々が情報や物資を運んだり、場所を行き来するために「ルート」がいかに不可欠かを示している。
<選択肢>
①【誤】 accidental
 「偶然の」という意味で、本文の文脈から外れる。
②【正】 essential
 「不可欠な」を意味し、本文の内容「ルートは社会にとってなくてはならないもの」に合致する。
③【誤】 industrial
 「産業の」という意味であり、文脈上の「必須・不可欠」とは異なる。
④【誤】 traditional
 「伝統的な」であり、「imperative」の意味を正確には表さない。

問47:正解3

<問題要旨>
第2段落の内容から正しい記述を選ぶ問題。古代から車輪付きの乗り物が登場し、人々は道路整備の重要性を認識し、社会が発展していった経緯が描かれている。
<選択肢>
①【誤】 Early routes were created by people who traveled by wheeled carts.
 文脈では「初期のルートは自然発生的に形成された」と述べており、車輪付きの乗り物が登場してからは整備が進んだ、とある。
②【誤】 People’s first routes on land followed the growth of towns and cities.
 むしろ町や国が成長するためにルートが発展していった流れであり、この選択肢の因果関係は逆。
③【正】 The development of land routes led to progress in many areas of society.
 段落で「生活が便利になり、コミュニティが拡大、経済や文化が進化した」と述べられており、これに合致。
④【誤】 The improvement of routes resulted in the invention of the automobile.
 自動車の出現は「ルートの重要性がさらに高まった」要因であり、ルート整備が自動車を生んだ、とは書かれていない。

問48:正解4

<問題要旨>
第3段落で江戸の事例が紹介されている理由を問う問題。本文には、江戸時代の水路が農産物や魚介類、木材などの輸送に使われ、都市や経済に大きな役割を果たしていたとある。
<選択肢>
①【誤】 To describe the difficulty of creating routes on the water
 水路を作る困難さが主題ではない。
②【誤】 To emphasize the fact that it was an important city
 江戸の重要性を強調するのではなく、「水路」の役割に焦点がある。
③【誤】 To explain the use of water routes to move along the coastlines
 海岸沿いというよりも川や運河の利用例を説明している。
④【正】 To illustrate the important roles of water routes for cities
 江戸の水運が生活や経済に不可欠だった例を示し、水路の意義を強調している。

問49:正解1

<問題要旨>
第5段落にある「現在では、新しいタイプのルート=インターネットが存在し、情報のやりとりが可能になっている」という内容から、ルートの概念が物理的な道路・水路・空路だけに留まらないことを把握する問題。
<選択肢>
①【正】 Routes can be thought of as existing invisibly in the world.
 インターネットは目に見える形ではなく、「電子上のやり取りのルート」として機能している点に合致する。
②【誤】 Routes that move information can be regarded as dangerous.
 危険性については言及されていない。
③【誤】 The fundamental functions of routes are declining.
 逆に「より活発に利用されている」様子が描かれている。
④【誤】 The importance of different kinds of routes is the same.
 水路や空路、インターネットなどがそれぞれどのように重要かが述べられており、「一律に同じ重要性」とは言えない。

問50:正解4

<問題要旨>
記事全体の主題として「人類の発展とルートの関係」をまとめ、どの選択肢が最も主題を言い表しているかを問う問題。
<選択肢>
①【誤】 Humankind first created various types of convenient routes on land.
 陸路のみに限っていないし、これが主題の全てではない。
②【誤】 Improvements in transportation have come at great cost.
 コスト面の議論はなされていない。
③【誤】 Technology has interfered with opening up routes around the world.
 むしろ技術は新たなルート(空路、インターネット等)を生み出している。
④【正】 The advancement of humanity was aided by the development of routes.
 本文で陸・水・空・情報という多様なルートが人々の発展に寄与したと繰り返し示され、全体を総括する内容に合致する。

問51:正解1

<問題要旨>
本文の段落構成を示す表で、第2段落の主題に何が当てはまるかを問う問題。選択肢には「① Creation of roads used by people, animals, and vehicles」などがあり、段落(2) では陸上のルート形成・整備の歴史的説明が行われている。
<選択肢>
①【正】 Creation of roads used by people, animals, and vehicles
 古代の自然発生的な道から車輪付きの乗り物登場後の整備までを扱っており、内容に合致。
②【誤】
③【誤】
④【誤】

問52:正解4

<問題要旨>
第3段落の内容を表す項目として「①~④」のいずれが該当するかを問う問題。第3段落では水上ルート(河川・運河・海路)の発達について説明されている。
<選択肢>
① Creation of roads …(陸路)
 【誤】第2段落向き。
② Developing ways for people to fly …(空路)
 【誤】第4段落向き。
③ Establishment of global paths for information transfer …(情報)
 【誤】第5段落向き。
④ Opening of lanes for ships to travel and transport things
 【正】水路や海路の解説と一致する。

問53:正解2

<問題要旨>
第4段落では空路の登場、つまり飛行機によって空を移動するルートが可能になった話を扱っている。
<選択肢>
① Creation of roads …
 【誤】陸路であり、段落(4)と無関係。
② Developing ways for people to fly from place to place
 【正】航空機による空路整備の歴史と利点が語られており合致。
③ Establishment of global paths for information transfer
 【誤】第5段落向き。
④ Opening of lanes for ships to travel …
 【誤】第3段落向き。

問54:正解3

<問題要旨>
第5段落ではインターネットという新しいタイプのルートが取り上げられている。
<選択肢>
① Creation of roads used by people, animals, and vehicles
 【誤】これは陸路の歴史。
② Developing ways for people to fly from place to place
 【誤】空路(飛行機)の話。
③ Establishment of global paths for information transfer
 【正】ネットワークを介した情報のやり取りが中心の段落内容。
④ Opening of lanes for ships to travel and transport things
 【誤】水路・海路の話。

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