2018年度 大学入試センター試験 本試験 日本史A 過去問題

2018年度 大学入試センター試験 本試験「日本史A」の問題冊子をPDFで公開しています。全設問の解答・解説も無料で読めます。印刷して実戦形式の演習にお使いください。

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この問題の概要

試験時間60分・満点100点。大問5題・小問32問はすべて必答で、第1問20点・第2問12点・第3問19点・第4問24点・第5問25点という配点です。日本史Aは幕末から現代までが範囲で、この年も明治の財政・教育から大正デモクラシー、戦時下の統制、戦後の高度成長、中曽根内閣期までが通して問われました。第2問は同じ日の日本史B第5問と、第4問は日本史B第6問とまったく同じ問題です。単純な四択より、二つの文X・Yの正誤を組み合わせる形式、三つの出来事を古い順に並べる形式、史料や統計表を読ませる形式が多いのが特徴で、全体の難易度は標準です。

大問出題内容配点難易度ひとこと
第1問近代日本と世界のつながり(紙幣の肖像と明治期の作家、ワシントン会議と海外移民、明治の教育制度と国定教科書、松方財政と兌換制度、士族反乱の地図、戦後の預金封鎖の史料)20★★★☆☆会話文で始まり、地図と史料が1問ずつ入る導入の大問。問5の士族反乱は佐賀・萩・鹿児島の位置を地図で押さえておくだけで取れる
第2問幕末・維新期の政治と軍制(文久改革の政事総裁職と明治政府の職制、幕府首脳と条約締結、西洋医学の受容の年代配列、徴兵令と血税一揆)12★★☆☆☆4問・12点と最も小さい。日本史B第5問と同一問題で、適塾からお雇い外国人、赤痢菌の発見へという流れを押さえていれば確実に取れる
第3問明治・大正の言論と社会問題(言論弾圧事件と社会問題の著作、尾崎行雄の政治活動の年代配列、治安警察法と労働運動、日米修好通商条約の開港地と日刊新聞、二十一か条要求への海外の論評、1950年代の日本社会)19★★★☆☆問15の外国紙の史料は、日本の要求を批判的に伝えている点を押さえれば選択肢が絞れる。問12の並べ替えは尾崎行雄の長い活動期間をどう区切るかが鍵
第4問大正デモクラシーから戦後まで(民本主義と雑誌、新婦人協会と工場法、三・一独立運動と民族自決、思想統制の年代配列、戦中戦後の文化、軍部大臣現役武官制、サンフランシスコ平和条約と首相、石橋湛山の日中貿易論)24★★★★☆配点が最も大きく、形式もいちばん多彩。日本史B第6問と同一問題。問24の石橋湛山の文章はa〜dから選ぶ組合せで、本文を読まずに知識だけで決めようとすると外す
第5問暮らしと産業の近現代(農業政策の年代配列、鉄道国有化と海運、米騒動の背景、物価統制令と労働基準法、明治憲法と日本国憲法の比較、家計の購入先別構成比の表、中曽根内閣期の民営化、スポーツの歴史)25★★★☆☆問30の表は1960年代以降にスーパーの比率が伸びる形。数字を細かく比べなくても、伸びている列と減っている列を見分ければ決まる

対策のポイント: 日本史Aは近現代に絞られる分、同じ人物・法令が何度も登場します。内閣ごとに「誰が・何をしたか」を一枚の表にまとめておくと、年代配列も時期判定もまとめて処理できるようになります。X・Yの正誤組合せは、片方が明らかに正しい(または誤り)と分かった時点で選択肢が半分に絞れるので、確信の持てるほうから手をつけるのが定石です。各設問の詳しい解き方は上の「解答・解説はこちら」からどうぞ。

※ 難易度は当サイトの独自評価です(★1 基礎 〜 ★5 難)。

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