2018年度 大学入試センター試験 本試験「生物基礎」の問題冊子をPDFで公開しています。全設問の解答・解説も無料で読めます。印刷して実戦形式の演習にお使いください。
目次
この問題の概要
理科①の科目で、2科目を選んで解答時間60分(1科目あたり30分が目安)・満点50点です。大問3題・解答番号17はすべて必答で、第1問19点・第2問15点・第3問16点という配点でした。第1問が細胞と遺伝子、第2問が体内環境の維持、第3問が植生とバイオームという、生物基礎の三本柱に対応した構成です。第1問の問5だけは二つ選ぶ形式(各2点・順序は問わない)で、片方しか合っていなくても部分点が入ります。全体の難易度はやや易〜標準です。
| 大問 | 出題内容 | 配点 | 難易度 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| 第1問 | 細胞と遺伝子(ヒトの細胞と大腸菌の細胞の共通点、細胞質基質と核の有無、葉緑体の光合成とシアノバクテリア、染色体の主成分、肺炎双球菌の形質転換とDNA分解酵素、バクテリオファージの感染実験、DNAとRNAの糖と塩基の違い) | 19 | ★★☆☆☆ | 遺伝子の本体がDNAであることを示した二つの古典的実験がそのまま出る。問5と問6は、実験のどこを変えたら結果がどう変わったかを一言で言えれば取れる |
| 第2問 | 体内環境の維持(リンパ液と静脈の合流、腎臓の糸球体・ボーマンのう・細尿管のはたらき、グルコースの再吸収、視床下部による自律神経とホルモンの調節、アドレナリンとグリコーゲンの分解) | 15 | ★★☆☆☆ | 腎臓の構造と用語の対応が半分を占める。「ろ過される場所」と「再吸収される場所」を図で押さえておけば、問9と問10は続けて取れる |
| 第3問 | 植生とバイオーム(気温と降水量で決まる草原バイオーム、日本の針葉樹林・夏緑樹林・照葉樹林の分布、極相林の安定性、水域の遷移、一次遷移と二次遷移の違い) | 16 | ★★★☆☆ | 問14の分布図は、緯度と標高という二つの軸で読む。問17は「土壌があるかどうか」が一次と二次を分ける唯一の基準だと思い出せるかが分かれ目 |
対策のポイント: 生物基礎は用語の暗記で6割までは届きますが、そこから上は実験の読み取りで決まります。実験問題は「何を変えたか(条件)」「何を測ったか(結果)」の二つを設問文から抜き出してメモするだけで、選択肢がはっきり絞れます。バイオームは気温と降水量の二軸のグラフを一枚頭に入れておくと、どの年度でも安定して得点できます。各設問の詳しい解き方は上の「解答・解説はこちら」からどうぞ。
※ 難易度は当サイトの独自評価です(★1 基礎 〜 ★5 難)。

