2026年度 大学入学共通テスト 本試験 情報Ⅰ 過去問題

2026年度 大学入学共通テスト 本試験「情報Ⅰ」の問題冊子をPDFで公開しています。全設問の解答・解説も無料で読めます。印刷して実戦形式の演習にお使いください。

目次

この問題の概要

試験時間60分・満点100点。第1問から第4問までの4大問すべてが必答で、選択問題はありません。配点は第1問20・第2問30・第3問25・第4問25で、情報社会と情報セキュリティ、情報のデジタル化、情報システムの設計、アルゴリズムとプログラミング、データの活用という分野が一通り出そろう構成です。知識だけで答えられる設問は少なく、図・表・プログラムの値を自分で追ってから判断する設問が中心で、全体としては標準からやや難の水準です。

大問出題内容配点難易度ひとこと
第1問記憶装置と情報セキュリティ/クロスステッチの図案を題材にした2進法・16進法の変換/生年入力のスクロール距離と代表値/電子メールの配送とDNS20★★★☆☆前半の知識問題を短時間で抜け、カからケの図案の変換に時間を残したい。変換Cは「Aのあとに B」という順序を守り、切り出す範囲が中央の4×4マスであることを図で確かめる。
第2問住民証明の発行システムを紙媒体から確認依頼コード方式まで4段階で改良する設計/グレースケール画像の重ね合わせとAND・OR・NOT演算/階調ヒストグラムからの領域選択30★★★★★配点30で最も重く時間もかかる。ビット演算は「1111₂とのANDは相手そのまま、0000₂とのORは相手そのまま」を先に確認してから選択肢の画像に当てると速い。白と黒の役割を入れ替えた選択肢が並ぶので、演算から必要な色を決めてから選ぶ。
第3問来訪者の待ち行列シミュレーション。到着時刻から開始・終了・待ち時間を求め、最長待ち時間が10分間未満になる体験時間を探索するプログラムの穴埋め25★★★★☆問1の表を必ず手で埋めてから問2に進むこと。言葉にした規則がそのままプログラムになる誘導なので、ここを飛ばすと添字で崩れる。ソは条件判定が1周回遅れる点に注意し、4回ではなく5回。
第4問桜の開花日データの分析。オープンデータと欠損値/400度・600度の法則による開花差/緯度との散布図と相関係数/箱ひげ図/回帰直線による補正25★★★★☆前半は1段の計算で取れるので確実に拾う。問3aの③「相関係数が高いから任意の2点で大小が保たれる」は誤り、問3bのケは箱ひげ図のひげの左端が−10より外側であることが決め手、問4のシは判定式を立ててから点を当たる。

対策のポイント: 情報Ⅰは知識の暗記よりも、与えられた図・表・プログラムから値を自分で取り出して1段ずつ確かめる作業が得点を決めます。2進法と16進法の変換、AND・OR・NOTの真理値表、差の絶対値の平均を最小にするのは中央値といった基本は即答できるまで固め、そのうえで疑似言語のプログラムは必ず変数の値を1行ずつ書き出して追う練習をしておくこと。データの活用では、相関係数・箱ひげ図・回帰直線がそれぞれ何を語り何を語らないのかを区別し、「すべての」「必ず」「最も」という言い切りには反例を1つ探す習慣をつけると失点が減ります。 各設問の詳しい解き方は上の「解答・解説はこちら」からどうぞ。

※ 難易度は当サイトの独自評価です(★1 基礎 〜 ★5 難)。

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