解答
解説
第1問
問1:正解④
<問題要旨>
語学学校が企画するイベントの案内チラシを読み、イベントに無料で参加するための条件を特定する問題です。
<選択肢>
①【誤】
本文には、自国の写真や品物を持っている場合は5月17日までに学校のスタッフに知らせるようにと書かれていますが(If you have some pictures or items from your home country which can be displayed at the event, let a school staff member know by May 17!)、これは展示品の募集であり、無料参加の条件ではありません。
②【誤】
本文には、展示品についてスタッフに知らせてほしいとありますが(let a school staff member know)、これが無料参加の条件とは書かれていません。
③【誤】
本文には、学生ロビーの受付で学生証を提示するようにと書かれていますが(Please present your student ID at the reception desk in the Student Lobby)、申込用紙に記入する(fill out a form)とは書かれていません。
④【正】
本文に「TELSの学生は入場料を支払う必要はありません。学生ロビーの受付で学生証を提示してください。(TELS students don’t need to pay the entrance fee. Please present your student ID at the reception desk in the Student Lobby.)」と明記されています。「学生証を提示する」ことは、「TELSの学生である証明を見せる(show proof that you are a TELS student)」ことと同じ内容です。
問2:正解①
<問題要旨>
イベントの案内チラシを読み、そこで体験できる内容として正しいものを選択する問題です。
<選択肢>
①【正】
本文の「様々な言語と新しいコミュニケーション方法を体験する(Experience different languages and new ways to communicate)」という項目に、「これらの文化の人々が、どのように表情や手を使ってコミュニケーションをとるかを学びましょう。(Learn how people from these cultures use facial expressions and their hands to communicate.)」と書かれています。これは「様々な文化のジェスチャーについて学ぶ(learn about gestures in various cultures)」ことと同じ内容です。
②【誤】
ダンスショーを鑑賞し、パフォーマーが基本的なステップを教えてくれるとありますが(After each dance, performers will teach some basic steps.)、ダンスのコンテスト(dance competition)が開催されるとは書かれていません。
③【誤】
アラビア語、イタリア語、日本語、スペイン語で「こんにちは」や「ありがとう」といった基本的な表現を書く体験はできますが(Write basic expressions such as “hello” and “thank you” in Arabic, Italian, Japanese, and Spanish.)、外国語の短編小説を読む(read short stories in foreign languages)という活動はありません。
④【誤】
世界各国の料理を味わうことはできますが(Enjoy foods from various parts of the world… Try them all!)、自分で国際料理を作る(try cooking international dishes)という活動はありません。
問3:正解④
<問題要旨>
3つの市内観光ツアーの案内文を読み、イェントンビルの街に関する事実として正しい記述を選ぶ問題です。
<選択肢>
①【誤】
「歴史ツアー」の説明に、教会は「1800年代半ばに市が設立されたときに建てられた(built when the city was established in the mid-1800s)」とあります。250年前に建てられたわけではありません。
②【誤】
「スポーツツアー」の説明にフットボールチームのトレーニング施設についての記述がありますが、「郊外の屋外施設で(at their open-air facility in the suburbs)」とあり、町の中心部(in the center of the town)ではありません。
③【誤】
「アートツアー」の説明に芸術家のスタジオについての記述がありますが、「スタジオで制作中の芸術家を見る(Watch artists at work in their studios)」とあり、訪問者が自分で作品を作れる(create original works of art)とは書かれていません。
④【正】
「アートツアー」の説明に、「イェントンビル・アート地区(Yentonville Arts District)」を訪れるとあり、そこには「アートギャラリー(Art Gallery)」と「ブルートン・コンサートホール(Bruton Concert Hall)」の両方が含まれていることが明記されています。
問4:正解③
<問題要旨>
3つの市内観光ツアーの案内文を読み、3つのツアー全てに共通する活動を特定する問題です。
<選択肢>
①【誤】
「歴史ツアー」では歴史的な出来事について学びますが、「アートツアー」や「スポーツツアー」で歴史を学ぶとは明記されていません。
②【誤】
「アートツアー」では芸術家が、「スポーツツアー」ではスポーツ選手が技術を披露するのを見ますが、「歴史ツアー」ではそのような機会があるとは書かれていません。
③【正】
各ツアーの内容を確認すると、歴史ツアーでは教会や市長の家(屋内)と庭園や公園(屋外)、アートツアーでは美術館やコンサートホール(屋内)と彫刻公園(屋外)、スポーツツアーではホッケーアリーナ(屋内)とフットボールの屋外練習施設(屋外)を訪れるため、3つのツアー全てで屋内(indoors)と屋外(outdoors)の両方で時間を過ごすことがわかります。
④【誤】
「歴史ツアー」ではバス、「スポーツツアー」では地下鉄という公共交通機関を利用しますが、「アートツアー」では徒歩で移動するとあり(walking a short distance)、公共交通機関を利用するとは書かれていません。
問5:正解①
<問題要旨>
3つの市内観光ツアーの案内文を読み、ツアーで訪れることができる施設の中で最も新しいものを特定する問題です。
<選択肢>
①【正】
ホッケーアリーナは「昨年の秋に完成した(completed last fall)」とあります。文書は2024年1月に発行されているため、これは2023年の秋を指します。他の選択肢(市長の家は「20世紀初頭」、平和公園は「第二次世界大戦後まもなく」、彫刻公園は「数年前に開発」)と比較して、最も新しい施設です。
②【誤】
市長の家は「20世紀初頭(early-20th-century)」に建てられたものであり、最も新しい施設ではありません。
③【誤】
平和公園は「第二次世界大戦後まもなく開園した(Opened soon after World War II)」ものであり、最も新しい施設ではありません。
④【誤】
彫刻公園は「数年前に開発された(developed several years ago)」ものであり、最も新しい施設ではありません。
第2問 A
問1:正解①
<問題要旨>
高校のストラテジーゲームクラブの案内チラシを読み、クラブに関する記述として正しいものを選ぶ問題です。
<選択肢>
①【正】
本文に「スキルレベルにかかわらず、参加を歓迎します。(Regardless of skill level, you are welcome to join.)」とあり、メンバーのコメントにも「入部したときは全くの初心者でしたが、全く問題ありませんでした!(I was a complete beginner when I joined, and I had no problem!)」とあることから、全くの初心者(Absolute beginners)を歓迎していることがわかります。
②【誤】
「コンピューターソフトウェアを使ってゲームを分析する(analyse games using computer software)」とは書かれていますが、コンピュータープログラムを編集する(edit computer programs)とは書かれていません。
③【誤】
デモンストレーションは「クラブメンバーによって(by club members)」行われるとあり、プロのプレイヤー(Professional players)が行うわけではありません。
④【誤】
「このクラブは私たちの学校の全生徒に開かれています。(This club is open to all students of our school.)」とあり、他校の生徒(Students from other schools)が参加できるとは書かれていません。
問2:正解②
<問題要旨>
ストラテジーゲームクラブの案内チラシを読み、クラブの活動として言及されていないものを選ぶ問題です。
<選択肢>
①【誤】
「地域や全国のトーナメントに参加する(participate in local and national tournaments)」という活動があり、そこではクラブのメンバーではない人(non-club members)と対戦すると考えられます。
②【正】
「コンピューターソフトウェアを使ってゲームを分析する(analyse games using computer software)」とは書かれていますが、コンピューターと対戦する(Playing matches against computers)という活動は言及されていません。
③【誤】
「クラブのウェブページでコツを共有する(share tips on our club webpage)」や、メンバーがインターネットのビデオを共有するというコメントがあるため、インターネット上でゲームのアイディアを共有していることがわかります。
④【誤】
「各ゲームの歴史とエチケットを学ぶ(learn the history and etiquette of each game)」とあり、ゲームの背景(backgrounds)を学ぶ活動が含まれています。
問3:正解①
<問題要旨>
ストラテジーゲームクラブのメンバーのコメントの中から、内容と合致する選択肢を選ぶ問題です。
<選択肢>
①【正】
メンバーのコメントに「いくつかのゲームに特定の類似点があることを学ぶのは面白いです。(It’s cool to learn how some games have certain similarities.)」とあります。これは「異なるゲームを比較するのは興味深い(comparing different games is interesting)」という内容と一致します。
②【誤】
インターネットビデオに関するコメントはありますが、それはチェスについてです(…videos that explain practical strategies for chess.)。囲碁(go)に関するものではありません。
③【誤】
大会(competitions)で他の参加者と戦略について話し合うとはありますが、そこでコツを学ぶ(learn tips)とは書かれていません。
④【誤】
定例会は「学生センター301号室(in Room 301, Student Centre)」で行われるとあり、キャンパス外(off campus)ではありません。
問4:正解④
<問題要旨>
クラブの案内チラシの本文とメンバーのコメントの両方で言及されている内容を特定する問題です。
<選択肢>
①【誤】
案内チラシの本文に「スキルレベルにかかわらず(Regardless of skill level)」とあり、経験は問われないため誤りです。
②【誤】
オンラインでの活動はありますが、それが良いプレイヤーになるために必要不可欠(necessary)であるとは述べられていません。
③【誤】
将棋はゲームの一例として挙げられていますが、将棋が特に論理的で刺激的であるという特定の記述はありません。
④【正】
案内チラシ本文の「注意散漫になることなく、論理的かつ深く考える(thinking logically and deeply without distractions)」という記述と、メンバーのコメントの「授業中、より集中できるように(more focused in class)」という記述は、どちらもストラテジーゲームが集中力(concentration)の向上に役立つことを示しています。
問5:正解②
<問題要旨>
案内チラシ全体の内容から、このクラブがどのような目的を持つ生徒に最も適しているかを推測する問題です。
<選択肢>
①【誤】
ゲームを分析することはあっても、自分たちでコンピューターゲームを作成する(create their own computer strategy games)という活動はありません。
②【正】
基本的な動きの学習、オンライン対戦、コツの共有、ゲームの分析、大会への参加など、活動内容の多くがストラテジーゲームのスキルレベルを向上させる(improve their skill level)ことを目的としています。
③【誤】
各ゲームのエチケット(etiquette of each game)を学ぶとはありますが、それが英国の適切なエチケット(proper British etiquette)であるとは限定されていません。
④【誤】
定例会は「水曜の午後(Wednesday afternoons)」とあり、週末(weekends)に活動するとは書かれていません。
第2問 B
問1:正解①
<問題要旨>
海外旅行保険のレビュー記事を読み、内容と合致する正しい記述を選ぶ問題です。
<選択肢>
①【正】
最も高価なプレミアムプラン(The Premium Plan)は、「スマートフォンアプリと電話サービスを通じて24時間体制の医療サポートを提供します。(provides 24-hour medical support through a smartphone app and telephone service.)」とあり、昼夜を問わず(Day and night)医療支援が受けられることがわかります。
②【誤】
最も安いエコノミープラン(the cheapest plan)は「緊急治療のみをカバーします。(only covers emergency care.)」とあり、いかなる理由でも入院が無料になるわけではありません。
③【誤】
「すべてのプランに1回の健康診断が含まれます。(All plans include a one-time health check-up.)」とあるため、中間のプランにも健康診断は含まれます。
④【誤】
筆者が選んだのは月額75ドルのスタンダードプランで、さらに前払いによる割引を受けているため、毎月100ドル以上(over $100 every month)は支払っていません。
問2:正解①
<問題要旨>
海外旅行保険のレビュー記事を読み、最も安いエコノミープランに含まれていないサービスを特定する問題です。
<選択肢>
①【正】
Eメールによるサポート(Email support)は、筆者が選んだスタンダードプランに含まれるサービスです(a weekly email with tips…)。エコノミープランの説明にはこの記述がありません。
②【誤】
エコノミープランは「緊急治療のみをカバーします。(only covers emergency care.)」と明記されています。
③【誤】
エコノミープランには「24時間体制の電話サポートがあります。(has the 24-hour telephone support)」と明記されています。
④【誤】
エコノミープランには「割引料金で病院へのタクシーを手配できます。(can arrange a taxi to a hospital at a reduced cost)」とあり、交通支援(Transport assistance)が含まれています。
問3:正解①
<問題要旨>
保険会社TravSafer Internationalの特徴について述べた文の中から、正しいものの組み合わせを選ぶ問題です。
<選択肢>
①【正】
本文に「月単位での支払いが可能です。(They accept any form of payment, usually on a monthly basis.)」とあるのでAは正しいです。また、「オンラインで15分もかからずに登録しました。(I signed up online in less than 15 minutes)」とあるのでDも正しいです。したがって、AとDの組み合わせが正解です。
②【誤】
Eは「申し込みの処理に数日を要する」とありますが、本文では「すぐに補償された(was immediately covered)」とあり、矛盾します。
③【誤】
Bの「学生向けの奨学金プラン」についての記述は本文にありません。
④【誤】
BとEが誤りです。
⑤【誤】
Cの「薬を忘れないように助ける」という記述は本文にありません。
問4:正解③
<問題要旨>
筆者が自分が選んだ保険プラン(スタンダードプラン)について、どのように考えているかを読み取る問題です。
<選択肢>
①【誤】
筆者が健康を意識しなくなったという記述はありません。むしろ健康に関するヒントのEメールを受け取っています。
②【誤】
電話サポートに不満だったという記述はありません。
③【正】
筆者は「6ヶ月分の補償を前払いしたことで、オプションの15%割引を受けられたのは良かったです。(it was nice to get the optional 15% discount because I paid for six months of coverage in advance.)」と述べています。これは、費用削減の選択肢が魅力的だった(the option for cost reduction was attractive)ことを示しています。
④【誤】
筆者は病気も怪我もしていません(I never got sick or hurt)。足を骨折したのは彼女の友人です。
問5:正解②
<問題要旨>
レビュー記事全体から、筆者の考え方や態度を最もよく表しているものを選ぶ問題です。
<選択肢>
①【誤】
スマートフォンアプリはプレミアムプランの機能であり、筆者は利用していません。そのため、アプリが有用だと信じているという記述はありません。
②【正】
記事の冒頭で、筆者は「海外旅行の前に考慮すべきことはたくさんあります:適切な服を詰めること、旅費を準備すること、そして(必要なら)薬を忘れないこと。また、旅行保険に加入すべきです。」と述べています。このことから、彼女が旅行の準備を重要だと考えている(considers travel preparation to be important)ことがわかります。
③【誤】
アメリカの医療制度がユニークだと感じているという記述はありません。
④【誤】
友人が入院した病院について、別の病院が良かったというような意見は述べていません。
第3問 A
問1:正解②
<問題要旨>
ブログ記事の内容を理解し、ウェブサイトに掲載されたと書かれている写真がどれかを特定する問題です。
<選択肢>
①【誤】
これは侍の像の写真です。ブログ主たちはこの像を目指していましたが、道に迷い時間切れでたどり着けませんでした(we wouldn’t have enough time to get there and would have to give up)。
②【正】
ブログ主たちは道に迷った際、ペットの猿を連れた男性に助けを求め、彼と一緒に写真を撮りました(We stopped a man with a pet monkey for help… We took a photo with him)。この写真がウェブサイトに選ばれた写真であり、「私たちの『金メダル』だ」と述べています。
③【誤】
これはゴール地点の写真です。ゴールには戻りましたが、この写真がウェブサイトに選ばれたという記述はありません。
④【誤】
これは市立博物館の写真で、最初のチェックポイントでした。しかし、この写真がウェブサイトに選ばれた特別な写真であるという記述はありません。
問2:正解②
<問題要旨>
ブログ記事の内容を踏まえ、筆者であるスーザンへの返信コメントとして最も適切なものを選ぶ問題です。
<選択肢>
①【誤】
スーザンが言及した「金メダル(gold medal)」は、親切な男性との出会いを称えた比喩表現であり、実際にメダルを獲得したわけではありません。
②【正】
目標は達成できませんでしたが、その頑張りを労い、日本への再訪と再挑戦を促す、前向きで適切なコメントです。
③【誤】
19のチェックポイントを達成したのは優勝チーム(the winning team)であり、スーザンたちではありません。
④【誤】
フォトラリーのルールに「携帯電話禁止(No mobile phones)」と明記されているため、携帯電話のカメラで撮影したわけではありません。
第3問 B
問1:正解①→②→③→④
<問題要旨>
仮想フィールドトリップに関する記事を読み、そこで行われた出来事の順序に合わせて、参加者のコメントを並べ替える問題です。
<解説>
記事によると、イベントは以下の順序で行われました。
ロードトリップ (Road trip): 島の地理を学ぶため、熱帯雨林(rainforest)の様子を見ました。
海へダイビング (Dived into the ocean): 海洋生物について学び、10年前の写真と比較しました。
天文学習 (Astronomy): 夕方、体育館にテントを張り(put up tents)、仮設のプラネタリウム(temporary planetarium)を作って星空を見ました。
この時系列に沿って、各コメントがどの活動に対応するかを判断します。
コメント①: 「ジャングルで美しい鳥や大きな蛇を見ました」とあります。これは最初の活動であるロードトリップでの体験に対応します。したがって、これが**1番目(18)**です。
コメント②: 「以前はもっとたくさんの生き物がいたなんて、本当に衝撃的でした」とあります。これは2番目の活動である海へダイビングで、10年前の写真と比較した際の感想に対応します。したがって、これが**2番目(19)**です。
コメント③: 「体育館にキャンプサイトを設置するのは少し奇妙でしたが、とても楽しかったです!」とあります。これは3番目の天文学習の際に「体育館にテントを張った」ことに対応します。
コメント④: 「宇宙ショーの間、私たちは言葉を失いました」とあります。これは天文学習の際に見た「プラネタリウム」の体験に対応します。
本文では「体育館にテントを張り、そして天井に仮設のプラネタリウムを作りました (We put up tents in the gymnasium and created a temporary planetarium on the ceiling)」と、テントの設置がプラネタリウムの設置より先に記述されています。そのため、活動の順番としてはテントの設置が先と考えられます。
したがって、コメント③が3番目(20)、コメント④が**4番目(21)**となります。
よって、正しい順序は①→②→③→④です。
問2:正解③
<問題要旨>
仮想フィールドトリップの記事を読み、主人公のユズがツアーで学ばなかったトピックを特定する問題です。
<選択肢>
①【誤】
「海洋生物の多様性について学んだ(learnt about the diversity of marine creatures)」とあるため、海洋生態系(marine ecosystem)については学んでいます。
②【誤】
「『完璧な星空』の下で天文学を学んだ(studied astronomy under a ‘perfect starry sky’)」とあるため、夜空(night-time sky)については学んでいます。
③【正】
ツアーの前に現実世界の冬の天気が悪かったという記述はありますが、南の島の季節ごとの天候(seasonal weather)について学んだという記述はありません。
④【誤】
「熱帯雨林をよりよく感じることができた(get a better sense of the rainforest)」とあるため、木や植物(trees and plants)については学んでいます。
問3:正解②
<問題要旨>
記事の最後の部分を読み、主人公のユズが帰り道に見たであろう夜空の様子を推測する問題です。
<選択肢>
①【誤】
流れ星は、体育館で作ったプラネタリウムで見たものです。
②【正】
先生が「私たちの街の夜空では、人工の光が多すぎてほとんど何も見えません」と説明し、ユズも帰り道にそれ が事実だと実感しています(realised what Mr Leach had told us was true)。この状況に最も合致するのは、「ほんのいくつかの星しか見えなかった(just a few stars)」という描写です。
③【誤】
「月のない空(the moonless sky)」と明記されているため、満月(the full moon)は見えません。
④【誤】
天の川は、体育館で作ったプラネタリウムで見たものです。
第4問
問1:正解③
<問題要旨>
記事で紹介されている「SINフレームワーク」が何であるかを説明する選択肢を選ぶ問題です。
<選択肢>
①【誤】
色はSINの要素の一つであるStimulation(刺激)の一部であり、SINフレームワーク全体を説明するものではありません。
②【誤】
SINは教室をデザインする際の考慮事項を提示するものであり、生徒や教師のニーズの優先順位付けの方法ではありません。
③【正】
記事の冒頭に「教室をデザインする際に考慮すると役立つかもしれないフレームワークです(a framework that might be helpful to consider when designing classrooms)」とあります。これは、「教室環境を計画する際に従うべきモデル(A model to follow when planning classroom environments)」と言い換えることができます。
④【誤】
SINは良い教室環境を作るためのデザインの指針であり、教室が成績にどう影響するかを理解するためのシステムではありません。
問2:正解④
<問題要旨>
SINフレームワークの「Stimulation(刺激)」の項目と、アンケート結果を基に、部室の改善提案を完成させる問題です。
<選択肢>
①【誤】
スクリーンが見えにくいのは、光の問題であり「Naturalness(自然さ)」のカテゴリーに属します。
②【誤】
記事では「カラフルすぎてはいけない(a classroom should not be too colorful)」と注意を促しています。
③【誤】
本が整理されていないという指摘はありますが、「Stimulation」の項目でより重要なのは壁の掲示物に関する指摘です。
④【正】
記事では「壁にあまりに多くのものが展示されていると、視覚的に注意が散漫になる」と指摘し、アンケートでもS2が「壁がポスターで覆われていて不快だ」とコメントしています。したがって、「展示物を減らす(reduce displayed items)」ことが適切な改善策となります。
問3:正解④
<問題要旨>
ハンドアウトの「Naturalness(自然さ)」に関する改善提案の中に、カテゴリーが異なるものが一つ含まれています。それを見つけ出す問題です。
<選択肢>
①【誤】
窓にブラインドを設置することは、日差しを調整するためであり、光に関する「Naturalness」の項目に当てはまります。
②【誤】
温度調節を可能にすることは、室温に関する「Naturalness」の項目に当てはまります。
③【誤】
プロジェクタースクリーンを窓から離すことは、光の見え方の問題を解決するためであり、「Naturalness」の項目に当てはまります。
④【正】
ソファを壁際に置くこと(Place sofas near walls)は、家具の配置に関する問題であり、光や温度を扱う「Naturalness」のカテゴリーには属しません。これは「Individualization(個別化)」の中の「Flexibility(柔軟性)」などに関わる問題です。
問4:正解⑤④
<問題要旨>
アンケートのグラフとコメントの両方を参照し、大多数のメンバーが部室で行っていること(27)と、そのことについて言及している生徒(28)を特定する問題です。
<選択肢>
・27:アンケートのグラフ(Q1)を見ると、38人のメンバーのうち32人が部室の利用目的として「睡眠(Sleeping)」を挙げており、これが最多です。したがって、大多数のメンバーが「昼寝をしている(take naps in)」ことがわかります。正解は⑤です。
・28:アンケートのコメント(Q2)を見ると、S4が「私たちはよくこの部屋で寝ています!(we often use the room for sleeping!)」と、睡眠について具体的に言及しています。正解は④です。
問5:正解③
<問題要旨>
「部室で英語をもっと話すように動機付けるための言語ルールを設定すべきか」という議題の根拠となるコメントをした生徒を特定する問題です。
<選択肢>
①【誤】
S1は光と温度の問題について言及しています。
②【誤】
S2は光、本の整理、壁のポスターについて言及しています。
③【正】
S3が「また、英語クラブなのに多くのメンバーが日本語を話します。(Also, lots of members speak Japanese, even though it’s an English club.)」と、部室内での日本語使用の問題を明確に指摘しています。これは言語ルール設定の議論の直接的な根拠となります。
④【誤】
S4は壁の写真やソファの快適さ、睡眠について言及しています。
⑤【誤】
S5は部屋の場所について言及しています。
⑥【誤】
S6は部屋の色や壁の英語フレーズについて言及しています。
第5問
問1:正解④→⑤→①→②
<問題要旨>
物語の中の出来事を、実際に起こった時系列順に正しく並べる問題です。選択肢のうち、物語の中では起こっていない未来の出来事が一つ含まれています。
<選択肢>
物語の時系列は以下の通りです。
マキは高校卒業の1年後、父の病気がきっかけで大学進学を諦め、家業のレストランで働き始めます。→ ④ Maki starts working in her family business.
その後、マキの励ましがきっかけで、タクヤは自分のコーヒー事業を始める決意をします。→ ⑤ Takuya is inspired to start his own business.
高校卒業から20年後、カスミは勤めている会社の副社長に就任します。→ ① Kasumi becomes vice-president of her company.
カスミは新聞でタクヤの成功を知り、彼に連絡を取ります。→ ② Kasumi gets in touch with Takuya.
(選択肢③の「マキが大学の学位を取得する」は、物語の最後で友人から勧められることであり、物語の時点ではまだ起こっていません。)
したがって、起こった順は④→⑤→①→②となります。
問2:正解②
<問題要旨>
物語の記述から、主人公マキの現在の年齢を推測する問題です。
<選択肢>
①【誤】
30代前半ではありません。
②【正】
物語の現在の時点は、高校の同窓会の話から「高校卒業から20年後(20 years since we graduated)」であることがわかります。高校卒業時の年齢を18歳とすると、現在のマキの年齢は18歳+20年=38歳前後となります。これは「30代後半(late 30s)」に該当します。
③【誤】
40代前半ではありません。
④【誤】
40代後半ではありません。
問3:正解①②
<問題要旨>
マキが二人の友人の成功をどのようにサポートしたかを、本文の記述に基づいてまとめる問題です。
<選択肢>
・35(タクヤへのサポート):マキは自身のレストランで「タクヤのコーヒーを自信を持って提供します」という看板を出し、宣伝しました。これにより、彼のコーヒーは地元で人気になりました(this publicity helped the coffee gain popularity)。これは、「製品を人々に知らせた(made the product known to people)」ことにあたります。正解は①です。
・36(カスミへのサポート):マキは、化粧品の訪問販売で苦労していたカスミに、「メイクアップワークショップをやってみたら?」というアイデアを提案しました。このアイデアがきっかけでカスミの仕事は成功しました。これは、「成功するビジネスアイデアを提案した(proposed a successful business idea)」ことにあたります。正解は②です。
問4:正解③
<問題要旨>
物語の中で、カスミとタクヤが電話で気まずい沈黙を経験した理由を、本文の記述から推測する問題です。
<選択肢>
①【誤】
二人は自分たちの成功を隠しているわけではなく、むしろその成功のきっかけをくれたマキについて話しています。
②【誤】
久しぶりに話したことは事実ですが、それが沈黙の直接的な理由ではありません。
③【正】
会話の中で二人は「彼女(マキ)なしでは私たちはどうなっていたかしら?」と話し、その後「言葉なくして罪悪感を伝え合ったため、会話は沈黙した(The conversation became silent, as they wordlessly communicated their guilt.)」とあります。この罪悪感は、自分たちを支えてくれたマキに対して、彼女が困難な時に十分に感謝やサポートをしてこなかったという後悔から来ています。
④【誤】
マキが二人の成功を羨んでいるという記述は本文にありません。
問5:正解②
<問題要旨>
物語の最後でカスミが使った「皮肉(irony)」という言葉が、具体的に何を指しているのかを説明する問題です。
<選択肢>
①【誤】
マキは時々違うことをしてみたいと夢想していましたが、それが皮肉の核心ではありません。
②【正】
タクヤはマキに「君は他人の強みを見つけ出し、それをどう活かすかを示すことができる」と言います。それに対し、カスミは「皮肉なのは、君が自分自身には同じことができなかったことね(The irony is that you couldn’t do the same for yourself.)」と付け加えます。つまり、マキは他人の才能を見抜く力があるのに、自分自身の才能(カウンセリングの才能)を認識していない(recognize her own talent)ことが皮肉なのです。
③【誤】
マキに足りない能力があるという話ではなく、素晴らしい能力を持っているのに自覚がないという話です。
④【誤】
マキが自分の夢を追い求めたいと思っていないわけではありません。最後の場面では、カウンセリングという新しい道を前向きに考えています。
第6問 A
問1:正解⑥②
<問題要旨>
「時間の認識」に関する記事の構成をまとめたノートのアウトラインを完成させるため、各段落のトピックを特定する問題です。
<選択肢>
・39(第1段落):この段落では、時計によって計測される客観的な「時計の時間(clock time)」と、人間が主観的に経験する「心理的な時間(psychological time)」という、2種類の時間について紹介しています。したがって、トピックは「時間の種類(Types of time)」が最も適切です。正解は⑥です。
・40(第4段落):この段落は、「あなたの感情の状態も時間認識に影響を与えます。(Your emotional state can influence your awareness of time, too.)」という文から始まり、楽しい時、退屈な時、恐怖を感じる時など、感情が時間の感じ方にどう影響するかの例を挙げています。したがって、トピックは「私たちの感情の影響(Effects of our feelings)」が最も適切です。正解は②です。
問2:正解①
<問題要旨>
記事の第5段落(年齢と時間認識の関係)の内容を正しく要約した文を完成させる問題です。
<選択肢>
①【正】
第5段落の最後には、「転職や新しい街への移住といった抜本的な変化(drastic changes)が起こると、…それらの人々の時間の経過は子供のそれと似ています。」とあります。子供の時間の経過は、新しい経験が多いために長く感じられると説明されているため、「大きなライフスタイルの変化は、年齢に関わらず時間の進みを遅く感じさせる」というこの選択肢が本文の内容と合致します。
②【誤】
時間の進みを速く感じさせる(speed up)のではなく、遅く感じさせる(slow down)ので誤りです。
③【誤】
「抜本的な(drastic)」変化であり、「わずかな(minor)」変化ではありません。
④【誤】
「わずかな(minor)」変化ではなく、時間の進みも逆です。
問3:正解③
<問題要旨>
記事で説明されている「Retrospective timing(回顧的時間測定)」の具体例として、最も適切なものを選ぶ問題です。
<選択肢>
①【誤】
メッセージを「予期する」のは、未来に対する意識であり、回顧ではありません。
②【誤】
電話番号を「記憶する」行為は、時間の測定とは直接関係ありません。
③【正】
「Retrospective timing」とは、「記憶から引き出された情報に基づいて時間を推定すること(estimating time based on the information retrieved from memory)」、つまり過去の出来事の長さを後から振り返って考えることです。「今日何時間働いたかを振り返ること(reflecting on how many hours you worked today)」は、この定義に完全に一致します。
④【誤】
明日の会議を「思い出す」のは、未来の予定の確認であり、過去の時間の長さの推定ではありません。
問4:正解①
<問題要旨>
記事で説明されている「Prospective timing(展望的時間測定)」の具体例として、最も適切なものを選ぶ問題です。
<選択肢>
①【正】
「Prospective timing」とは、「何かをしている最中に、積極的に時間の経過を把握しているときに使われる(used when you are actively keeping track of time while doing something)」ものです。「これまでにどれくらいジョギングしたか推測すること(guessing how long you’ve been jogging so far)」は、活動の最中に時間の経過を意識しているため、この定義に完全に一致します。
②【誤】
サマーキャンプのスケジュールを「作成する」のは、計画立案であり、活動中の時間測定ではありません。
③【誤】
駅でコーチに「ばったり会う」のは、偶然の出来事であり、時間の測定とは関係ありません。
④【誤】
最後の家族旅行について「考える」のは、過去の出来事の回想であり、展望的時間測定ではありません。
第6問 B
問1:正解④
<問題要旨>
唐辛子とワサビの辛さの違いについて説明した記事を読み、プレゼンテーションスライドの空欄(ワサビの特徴)を埋める問題です。
<選択肢>
①【誤】
「燃えるような味」は唐辛子の特徴として説明されています。
②【誤】
「火のような感覚」は唐辛子の特徴として説明されています。
③【誤】
「持続する感覚」は唐辛子の特徴として説明されています。
④【正】
本文に「ワサビ風味の食品を食べられる理由は、その中の辛味成分の密度が低いからです。(the spice compounds in it are low in density.)」と書かれています。密度が低いということは、化合物が軽い(light compounds)と言い換えることができます。これは、唐辛子の成分が「より重い、油のような要素(heavier, oil-like element)」と対比されていることからもわかります。
問2:正解④
<問題要旨>
カプサイシン(唐辛子の辛味成分)の健康への良い効果をまとめたスライドの中に、本文の内容と合致しない誤った記述を見つけ出す問題です。
<選択肢>
①【誤】
本文に「カプサイシンは痛みをなくすこともできる(capsaicin can also make pain go away)」とあり、Aは正しいです。
②【誤】
本文に「筋肉により多くのエネルギーを送り、脂肪をエネルギーに変える」とあり、Bは正しいです。
③【誤】
本文に「新陳代謝を促進する(accelerate the metabolism)」とあり、Cは正しいです。
④【正】
本文には、カプサイシンが受容体を活性化させることは「ストレスや痛みを感じる時と同様」だと書かれていますが、ストレスを減らす(make you feel less stress)という効果があるとは書かれていません。したがって、Dは誤りです。
⑤【誤】
本文には、カプサイシンの抗菌作用により食中毒が減る可能性があると述べられており、Eは正しいです。
問3:正解②③
<問題要旨>
非常に辛い唐辛子を食べ過ぎた場合の、健康へのマイナス効果として本文に挙げられているものを2つ選ぶ問題です。
<選択肢>
本文には、食べ過ぎた場合の結果として「胃のむかつき(upset stomachs)、下痢(diarrhea)、手のしびれ(numb hands)、そして心臓発作に似た症状」が報告されているとあります。
・選択肢②「胃の痛みを経験するかもしれない(you might experience stomach pain)」は「upset stomachs」に該当します。
・選択肢③「手の感覚を失うかもしれない(you might lose feeling in your hands)」は「numb hands」に該当します。
したがって、正解は②と③です。(順不同)
(その他の選択肢:①は抗菌作用があるので逆、④は食べた場合ではなく触れた場合、⑤はワサビの特徴)
問4:正解③
<問題要旨>
記事全体の内容から、「辛さへの耐性(tolerance for spices)」について推測できることとして最も適切なものを選ぶ問題です。
<選択肢>
①【誤】
耐性が高い人がスパイスに特に注意を払うという記述は、本文中にありません。
②【誤】
ワサビへの耐性が高い人が唐辛子のマイナス効果を怖がるという記述は、本文中にありません。
③【正】
本文の後半に、「暑い気候の人々はより多くの唐辛子を使う傾向があり、したがって、繰り返しの接触により(due to repeated exposure)、より辛い食品に対して耐性があります」という記述があります。この「繰り返しの接触により」という部分から、辛さへの耐性は生まれつきのものではなく、繰り返し食べることで後天的に身につくものだと推測できます。したがって、「唐辛子への耐性が低い人でも、その辛さに慣れることができる(People with a low tolerance to chili peppers can get used to their heat.)」というこの選択肢が正解となります。
④【誤】
ワサビの辛味成分と唐辛子の辛味成分は異なり、ワサビが苦手な人が必ずしも高いSHUレベルの辛さに耐えられないと本文から直接推測することはできません。本文からより直接的に推測できる③の方が、より適切な選択肢です。
問5:正解⑤
<問題要旨>
唐辛子に関するプレゼンテーションの「締めくくりの言葉(Closing Remark)」として、記事全体の趣旨をまとめた最も適切な文を選ぶ問題です。
<選択肢>
①【誤】
辛いものを食べることで自信がつくという記述はありません。
②【誤】
唐辛子の辛さは持続的(lingering)であり、一瞬で消えるのはワサビの特徴です。
③【誤】
性格(Personality)が辛さの好みに影響するという記述はありません。
④【誤】
ワサビへの耐性が低いことの治療法については言及されていません。
⑤【正】
この記事では、唐辛子の辛さの仕組みやマイナス面だけでなく、健康への多くの利点(benefits)も紹介されています。最後の段落では、量をわきまえれば安全であると結論づけています。したがって、「誰かに辛い食べ物を勧められたら、それにはいくつかの利点があることを思い出してください」という締めくくりは、記事全体のポジティブな側面を要約しており、最も適切です。