2017年度 大学入試センター試験 本試験「地学」の問題冊子をPDFで公開しています。大問ごとの出題内容・配点・難易度をまとめた「この問題の概要」つき。全設問の解答・解説も無料で読めます。印刷して実戦形式の演習にお使いください。
目次
この問題の概要
2017年度 センター試験 本試験 地学は、試験時間60分・満点100点で、第1問〜第4問が必答(24+20+17+27=88点)、第5問・第6問(各12点)から1問を選択する構成です。当サイトでは選択の2題とも解説しているため、下の表の配点合計は112点になります。第1問が固体地球、第2問が地球の歴史と地質・岩石、第3問が大気と海洋、第4問が宇宙という配置です。
| 大問 | 出題内容 | 配点 | 難易度 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| 第1問 | 固体地球(プレート運動と断層/標準重力・シャドーゾーン/放射性同位体による発熱) | 24 | ★★★☆☆ | 問2のトランスフォーム断層は「見かけのずれと実際のずれは逆」が要。問6は半減期をグラフから読み取る一手間がある |
| 第2問 | 地球の歴史と地質・岩石(酸素濃度と生物の陸上進出/地質図/マグマの分化と混合) | 20 | ★★★★☆ | 問4の地質図が本試験最大の山場。地点CがAの真北、地点DがBの真北にあることに気づけば一気に解けるが、気づかないと手が止まる |
| 第3問 | 大気と海洋(気圧帯と季節の気圧配置・高度と気圧/海面の高さと地衡流) | 17 | ★★★☆☆ | 問5は等値線の本数と線分の長さの両方を使う比の計算。黒潮が速い理由が図から読み取れる良問 |
| 第4問 | 宇宙(黒点・フレア・オーロラ・放射エネルギー/銀河系と銀河) | 27 | ★★☆☆☆ | 配点27点と最も大きいが、Bは知識問題が中心。問4の 4πR² だけ落とさなければ大量得点が狙える |
| 第5問〔選択〕 | リソスフェアと磁気圏(アイソスタシー・地殻熱流量・磁力線) | 12 | ★★★☆☆ | 問1のアイソスタシー計算に時間がかかる。計算が得意ならこちら |
| 第6問〔選択〕 | 大気と海洋(気温の鉛直分布と大気の安定性/風浪とうねり) | 12 | ★★☆☆☆ | 問2でグラフから気温減率を出して 10 K/km と比べるだけ。全体に軽く、短時間で処理できる |
対策のポイント: 第2問問4の地質図と第3問問5の比の計算という「手を動かす2問」で差がつきます。配点の大きい第4問は知識中心なので先に片づけ、そこで作った時間を第2問問4に充てるのが有効です。選択問題は、計算を厭わないなら第5問、手早く終わらせたいなら第6問という選び方になります。 各設問の詳しい解き方は上の「解答・解説はこちら」からどうぞ。
※ 難易度は当サイトの独自評価です(★1 基礎 〜 ★5 難)。

