2017年度 大学入試センター試験 本試験「化学」の問題冊子をPDFで公開しています。大問ごとの出題内容・配点・難易度をまとめた「この問題の概要」つき。全設問の解答・解説も無料で読めます。印刷して実戦形式の演習にお使いください。
目次
この問題の概要
2017年度 センター試験 本試験 化学は、試験時間60分・満点100点で、第1問〜第5問が必答(24+24+24+19+4=95点)、第6問・第7問(各5点)から1問を選択する構成です。当サイトでは選択の2題とも解説しているため、下の表の配点合計は105点になります。第1問・第2問が理論、第3問が無機、第4問が有機、第5問〜第7問が高分子という配置です。
| 大問 | 出題内容 | 配点 | 難易度 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| 第1問 | 理論(結晶格子・化学結合・気体の分子運動・状態図・蒸気圧・凝固点降下) | 24 | ★★★☆☆ | 問5の「圧縮しても水蒸気圧は変わらない」と、問6の 10 mL → kg の単位換算が失点源。ここを落ち着いて処理できるかで差がつく |
| 第2問 | 理論(結合エネルギー・化学平衡・反応速度・緩衝液・電気分解・酸化還元) | 24 | ★★☆☆☆ | 問3は図1から速度、図2から初濃度、と2枚のグラフを役割で使い分ける。それ以外は典型問題 |
| 第3問 | 無機(身近な無機物質・触媒反応・気体の精製・金属の定量・イオン化傾向) | 24 | ★★☆☆☆ | 知識中心。問4は「十分な酸性で」の一言から ZnS が沈殿しないと読めるかが勝負 |
| 第4問 | 有機(不飽和炭化水素・エステル・芳香族の合成経路・元素分析・界面活性剤) | 19 | ★★★☆☆ | 問3の合成経路は流れ図どおりで確実に取れる。問5のセッケンと合成洗剤の違いは、実験の経験がないと迷いやすい |
| 第5問 | 高分子(縮合重合・高分子の性質) | 4 | ★★☆☆☆ | 小問2題。カプロラクタムは開環重合、平均分子量は分布の平均値、という定義の確認 |
| 第6問〔選択〕 | 合成高分子(重合体と単量体・生分解性高分子) | 5 | ★★☆☆☆ | 問1で単量体をさかのぼって書けるかどうか。問2は繰り返し単位の炭素数を数えるだけ |
| 第7問〔選択〕 | 天然高分子(ペプチドの電気泳動・二糖の還元性) | 5 | ★★☆☆☆ | 側鎖の −NH₂ と −COOH を数えるだけで問1は決まる。時間をかけずに得点したいならこちら |
対策のポイント: 理論2題で48点を占めるので、ここでの取りこぼしがそのまま得点に響きます。第3問・第5問の知識問題を先に片づけて時間をつくり、第1問問5・問6と第4問問5にじっくり向き合うのが得策です。選択問題はどちらも軽めですが、第7問のほうがやや短時間で処理できます。 各設問の詳しい解き方は上の「解答・解説はこちら」からどうぞ。
※ 難易度は当サイトの独自評価です(★1 基礎 〜 ★5 難)。

