2017年度 大学入試センター試験 本試験「生物」の問題冊子をPDFで公開しています。大問ごとの出題内容・配点・難易度をまとめた「この問題の概要」つき。全設問の解答・解説も無料で読めます。印刷して実戦形式の演習にお使いください。
目次
この問題の概要
2017年度 センター試験 本試験 生物は、試験時間60分・満点100点で、第1問〜第5問が必答(各18点=90点)、第6問・第7問(各10点)から1問を選択する構成です。当サイトでは選択の2題とも解説しているため、下の表の配点合計は110点になります。第1問が生命現象と物質、第2問が生殖と発生、第3問が環境応答、第4問が生態、第5問が系統と進化で、いずれもA・Bの2テーマに分かれています。
| 大問 | 出題内容 | 配点 | 難易度 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| 第1問 | 生命現象と物質(タンパク質の高次構造・ペプチドホルモンの受容/転写調節領域と調節タンパク質) | 18 | ★★★☆☆ | 問5は「Dがある」かつ「Eがない」領域を図の上で重ね合わせる作業。落ち着いて作図すれば確実に取れる |
| 第2問 | 生殖と発生(マウスの眼の誘導実験・ES細胞/重複受精と胚乳の遺伝子型) | 18 | ★★★★☆ | 問2は表の2行だけを見比べれば決まる。問5は胚乳が3nであること、しかも2個の極核が同じ核に由来することまで踏まえる必要があり、本試験で最も差がつく |
| 第3問 | 環境応答(神経系の区分・跳躍伝導・シナプス/フィトクロムとレタスの光発芽) | 18 | ★★☆☆☆ | Aは用語の確認で全問即答。Bも「最後に当てた光がどちらか」で問6まで決まる |
| 第4問 | 生態(ハリガネムシによる宿主の行動操作/撹乱と種間競争・中規模撹乱説) | 18 | ★★★☆☆ | 問1は「通路の選択」と「飛び込むかどうか」を切り分けるのがポイント。問2は棒グラフを寄生率の順に並べ直して読む |
| 第5問 | 系統と進化(地質時代・哺乳類の系統樹・生きている化石/遺伝子頻度とハーディ・ワインベルグの法則) | 18 | ★★☆☆☆ | 問2は与えられた2つの類縁関係を系統樹に当てはめるだけ。問4〜問6は集団遺伝の定番 |
| 第6問〔選択〕 | 研究技術(遠心分離とDNAの半保存的複製・細胞小器官の分画) | 10 | ★★★☆☆ | 問2は A〜D の正体を決めてから「密度が高いほど底に近い」を使う二段構え。8択から2つ選ぶので手間はかかる |
| 第7問〔選択〕 | 動物の分類と行動(無脊椎動物の分類群・慣れと学習・旧口動物と新口動物) | 10 | ★★☆☆☆ | 知識中心で、会話文をたどれば素直に決まる。短時間で処理したいならこちら |
対策のポイント: 実験考察の比重が高く、第2問Bと第4問Aで時間を使わされます。第3問と第5問は知識で即答できる設問が多いので、ここを先に固めて時間をつくりましょう。選択問題は第7問のほうが軽く、第6問を選ぶなら問2の8択2つ選びに時間を残しておくことをおすすめします。 各設問の詳しい解き方は上の「解答・解説はこちら」からどうぞ。
※ 難易度は当サイトの独自評価です(★1 基礎 〜 ★5 難)。

