2018年度 大学入試センター試験 本試験「化学」の問題冊子をPDFで公開しています。大問ごとの出題内容・配点・難易度をまとめた「この問題の概要」つき。全設問の解答・解説も無料で読めます。印刷して実戦形式の演習にお使いください。
目次
この問題の概要
2018年度 センター試験 本試験 化学は、試験時間60分・満点100点で、第1問〜第5問(24点・24点・23点・19点・5点)が必答、第6問・第7問(各5点)から1問を選択する構成です。当サイトでは選択の2題とも解説しているため、下の表の配点合計は105点になります。第1問・第2問が理論、第3問が無機、第4問が有機、第5問〜第7問が高分子という定番の構成です。
| 大問 | 出題内容 | 配点 | 難易度 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| 第1問 | 物質の構造と状態(原子・周期表・結晶格子・蒸気圧・濃度) | 24 | ★★★☆☆ | 六方最密構造は「単位格子はどこか」を図から正しく切り出せるかが勝負。蒸気圧はグラフの縦横を入れ替えるだけ、過冷却を知っているかで決まる問6 |
| 第2問 | 物質の変化と平衡(熱化学・反応速度・中和滴定・電池・電離平衡) | 24 | ★★★☆☆ | 3つの熱化学方程式を組み合わせる典型問題と、「K_a と K_b をかけると K_w になる」関係を導けるかを問う問5 |
| 第3問 | 無機物質(身近な無機物質・ハロゲン・気体・元素の推定・水和物) | 23 | ★★★★☆ | 問1〜問4は知識。問5は質量の差から水和水の物質量を出し、金属の原子量まで逆算して元素を特定する、この年で最も手応えのある計算 |
| 第4問 | 有機化合物(異性体・幾何異性体・アセトン・不飽和アルコール・アセチルサリチル酸) | 19 | ★★★☆☆ | 問4は「Na との反応で −OH の数」「水素付加で C=C の数」を別々に求め、不飽和度で n を決める三段構え。後半はアセチルサリチル酸の合成実験 |
| 第5問 | 高分子化合物(必答) | 5 | ★★☆☆☆ | 合成高分子と天然高分子の基本事項。「誤りを含むもの」を選ぶ形式で知識が正確なら短時間 |
| 第6問〔選択〕 | 合成樹脂とナイロン | 5 | ★★☆☆☆ | 合成高分子の基本知識。2問・5点で確実に |
| 第7問〔選択〕 | タンパク質と糖類 | 5 | ★★☆☆☆ | 「還元性を示す糖類」と「示さない糖類」がそれぞれ何かを見抜けば足し算だけ |
対策のポイント: 知識問題の比率が高く、第1問・第2問・第5問〜第7問で50点以上を確保しやすい年です。第3問 問5と第4問 問4は「何を求めれば次が決まるか」の段取りを先に書き出してから計算に入ると、途中で迷わずに済みます。 各設問の詳しい解き方は上の「解答・解説はこちら」からどうぞ。
※ 難易度は当サイトの独自評価です(★1 基礎 〜 ★5 難)。

