2019年度 大学入試センター試験 本試験「化学」の問題冊子をPDFで公開しています。大問ごとの出題内容・配点・難易度をまとめた「この問題の概要」つき。全設問の解答・解説も無料で読めます。印刷して実戦形式の演習にお使いください。
目次
この問題の概要
2019年度 センター試験 本試験 化学は、試験時間60分・満点100点で、第1問〜第5問(24点・24点・23点・19点・5点)が必答、第6問・第7問(各5点)から1問を選択する構成です。当サイトでは選択の2題とも解説しているため、下の表の配点合計は105点になります。第1問・第2問が理論、第3問が無機、第4問が有機、第5問〜第7問が高分子という定番の構成です。
| 大問 | 出題内容 | 配点 | 難易度 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| 第1問 | 物質の構造と状態(結合・結晶格子・分子間力・分子量測定・溶解) | 24 | ★★☆☆☆ | ダイヤモンドの単位格子は「頂点・面心・内部」を分けて数えるだけ、分子量測定は状態方程式に代入、ヘンリーの法則は二段掛け算。落とせない大問 |
| 第2問 | 物質の変化と平衡(結合エネルギー・反応速度と平衡・溶解度積・電気分解・溶解熱) | 24 | ★★★☆☆ | 溶解度積はグラフから K_sp を読めば5通りの掛け算で決着。「同体積ずつ混合すると濃度が半分」を忘れないのが最大の注意点 |
| 第3問 | 無機物質(身のまわりの無機物質・典型金属・錯イオン・オストワルト法・沈殿反応) | 23 | ★★★★☆ | 問5は11本の試験管の沈殿量をグラフから選ぶ。「どちらが先になくなるか」が試験管4を境に入れかわる山型で、質量まで計算して初めて一つに決まる |
| 第4問 | 有機化合物(ベンゼン・アルコールとエーテル・還元反応・異性体・気体の捕集) | 19 | ★★★☆☆ | 「エーテルはナトリウムと反応しない」を使う混合物計算と、環状エーテルの構造異性体からカルボニル化合物だけを数える問4。書き出しの丁寧さが得点になる |
| 第5問 | 高分子化合物(必答) | 5 | ★★☆☆☆ | 分子量分布の「裾がどちらに伸びているか」で平均の位置が決まる。グラフの読み取りだけ |
| 第6問〔選択〕 | 合成高分子とポリエステル | 5 | ★★☆☆☆ | 合成高分子の基本知識。2問・5点で確実に |
| 第7問〔選択〕 | 天然高分子化合物(二糖類とジペプチド) | 5 | ★★★☆☆ | 成分元素の含有率のグラフからジペプチドのアミノ酸を当てる。硫黄を含むのがシステインだけ、が最初の手がかり |
対策のポイント: 第1問・第5問・第6問の基本で35点近くを素早く確保し、第3問 問5のような「実際に計算しないと選べない」グラフ問題に時間を残してください。有機の異性体の数え上げは、環・鎖・官能基の順に条件を固定して書き出す習慣が失点を防ぎます。 各設問の詳しい解き方は上の「解答・解説はこちら」からどうぞ。
※ 難易度は当サイトの独自評価です(★1 基礎 〜 ★5 難)。

