2021年度 大学入学共通テスト 本試験 日本史A 過去問題

2021年度 大学入学共通テスト 本試験「日本史A」の問題冊子をPDFで公開しています。全設問の解答・解説も無料で読めます。印刷して実戦形式の演習にお使いください。

目次
スポンサーリンク

この問題の概要

大学入学共通テストの第1回にあたる年度です。試験時間60分・満点100点。大問5題・小問32問はすべて必答で、第1問22点・第2問12点・第3問22点・第4問22点・第5問22点という配点でした。生徒が家族の資料を調べる、スライドを作る、年表を作るといった「探究の場面」が各大問の枠組みになり、家系図・人口動態グラフ・卒業証書・新聞号外・手記といった資料が大量に使われます。第2問は同じ日の日本史B第5問と、第4問は日本史B第6問とまったく同じ問題です。全体の難易度は標準〜やや難です。

大問出題内容配点難易度ひとこと
第1問家族の歴史をたどる(会話文の空欄、家系図と日露戦争、婚姻制度と民法、人口動態のグラフ、帝国大学や高等女学校の卒業証書、昭和19年の新聞号外、手記と手紙の年代配列)22★★★★☆家系図・グラフ・証書・新聞と資料の種類が最も多い。問4のグラフは出生率と死亡率の交差から多産多死から少産少死への移行を読む、人口転換の定番
第2問景山英子と自由民権(大阪事件と景山英子、幕末維新期の武士、女子工芸学校の設立理由を述べた史料、新婦人協会が活動していた時期の社会状況)12★★★☆☆4問・12点と最も小さい。日本史B第5問と同一問題。景山英子(福田英子)を軸に、自由民権期から大正期までが一本につながる
第3問留学と国際協調(海外渡航の解禁、留学経験をもつ人物、日清戦争後から第一次世界大戦までの国内、パリ講和会議と加藤高明、大戦後の政治と社会、貴族院、ブロック経済とヒトラー政権)22★★★☆☆人物と業績の対応が中心。問17の貴族院は、衆議院との違い(選挙によらない構成)を押さえていれば選択肢が絞れる
第4問農地と土地制度(大地主と小作人の関係、1920年代の社会運動団体、小作争議と「発展」か「動揺」か、戦時下の物資統制、戦時政策とその目的、農地改革の過程と実績、戦後の農業政策)22★★★★☆日本史B第6問と同一問題。寄生地主制から農地改革までを一本の流れで問う。問21と問23は「語句とその理由」を組み合わせる共通テスト特有の形式で、理由のほうから考えると早い
第5問社会保障と生活(年表の空欄、工場法成立の背景、恤救規則から生活保護法までの流れ、大正末から昭和初期の生活文化、1942年の国民健康保険に関する史料、戦時下の思想統制と戦後の憲法、男女平等をめぐる法整備の年代配列)22★★★☆☆年表を枠組みにした大問。恤救規則・救護法・生活保護法の三段階を押さえておけば、問28と問32がまとめて取れる

対策のポイント: 共通テストの日本史Aは、「生徒が調べる」という設定のもとで資料を読ませる形式が中心になりました。史料を全部読む必要はなく、設問が求める一点だけを探すのがコツです。またX・Yの正誤とa・bの理由を組み合わせる形式が増えたので、「正誤」と「なぜそうなるか」を分けて考える習慣をつけると、選択肢の数に惑わされずに済みます。各設問の詳しい解き方は上の「解答・解説はこちら」からどうぞ。

※ 難易度は当サイトの独自評価です(★1 基礎 〜 ★5 難)。

スポンサーリンク
投稿を友達にもシェアしよう!
  • URLをコピーしました!
スポンサーリンク
目次