2025年度 大学入学共通テスト 本試験「世界史A」の問題冊子をPDFで公開しています。全設問の解答・解説も無料で読めます。印刷して実戦形式の演習にお使いください。
目次
この問題の概要
2025年度 本試験 世界史Aは、試験時間60分・満点100点、大問4題(第1問20点・第2問30点・第3問20点・第4問30点、計30問)の構成です。第1問はルネサンスの文化と神聖ローマ帝国の帝冠を保管した都市ニュルンベルク、さらに東欧に建てられた銅像と20世紀の革命、第2問はソ連・ロシアの民族問題、近代イギリス主要3政党の得票率グラフ、19世紀エジプトの近代化と対外借入、第3問はフランスの議会と王位継承、冷戦期アメリカの公民権運動、第4問は近世イランからカフカスの民族紛争、第一次世界大戦後のヨーロッパとマイノリティ、清朝の藩部統治と新疆を扱います。解答表に「旧 世界史A」と明記されているとおり、旧教育課程履修者向けの経過措置科目として実施された試験です。
| 大問 | 出題内容 | 配点 | 難易度 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| 第1問 | A ルネサンスと神聖ローマ帝国の帝冠/B 東欧の銅像と20世紀の革命 | 20 | ★★★☆☆ | デューラーの絵と銘文を突き合わせて制作意図を絞る設問が軸。銅像は「レーニン生誕90年」から1960年と自分で計算して年代順に並べます。 |
| 第2問 | A ソ連・ロシアの民族問題/B 近代イギリス主要3政党の得票率/C 19世紀エジプトの近代化と対外借入 | 30 | ★★★★☆ | 政党別得票率のグラフは、右肩上がりのcを労働党と見抜くのが出発点。エジプトは借入の急増と財政破綻・イギリスの保護国化を本文と対応づけます。 |
| 第3問 | A 中世〜近代フランスの議会と王位継承/B 冷戦期アメリカの公民権運動 | 20 | ★★★☆☆ | 三部会など似た名前の議会の役割を区別できるかが勝負。公民権運動は学生のメモを本文と一文ずつ照合し、言い過ぎがないかを見ていきます。 |
| 第4問 | A 近世イランとカフカスの民族紛争/B 第一次世界大戦後のヨーロッパとマイノリティ/C 清朝の藩部統治と近現代の新疆 | 30 | ★★★★☆ | カフカス・ヨーロッパ・新疆と舞台が次々移るので地図上の位置を確認しながら読むこと。新疆の表は民族別の増減の向きだけ押さえれば足ります。 |
対策のポイント: 近現代の比重が高く、写真・絵画・グラフ・統計表を本文と突き合わせる設問が全体の軸になっています。知識だけで決着する設問が比較的多い第1問・第3問(計40点)で取りこぼさないことを優先し、資料が重なる第2問・第4問は「本文に書いてあることだけを根拠にする」姿勢で選択肢を切っていくと安定します。 各設問の詳しい解き方は上の「解答・解説はこちら」からどうぞ。
※ 難易度は当サイトの独自評価です(★1 基礎 〜 ★5 難)。

