2025年度 大学入学共通テスト 追試験「地理B」の問題冊子をPDFで公開しています。全設問の解答・解説も無料で読めます。印刷して実戦形式の演習にお使いください。
目次
この問題の概要
2025年度 追試験 地理Bは、試験時間60分・満点100点、大問5題(第1問20点・第2問20点・第3問20点・第4問20点・第5問20点、計30問)の構成です。解答では「旧 地理B」と表記される、旧教育課程を履修した受験者向けの経過措置科目です。第1問が地形・気候を中心とした自然環境と自然災害、第2問が資源・エネルギーと産業・貿易、第3問が都市と村落および人口、第4問が中央・西アジアの地誌、第5問が和歌山県を題材にした地域調査で、各大問とも6問ずつ均等に配点されています。
| 大問 | 出題内容 | 配点 | 難易度 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| 第1問 | 平野の成因と都市の立地/河川の流量と土砂運搬量/経線に沿った降水量分布/ハイサーグラフと土壌・植生/河川の作用による地形変化/災害リスクの式R=H×E×V | 20 | ★★★★☆ | 問6はハザード・曝露・脆弱性の3要素を会話文の発言に仕分ける設問で、用語の暗記ではなく定義に沿った切り分けが要ります |
| 第2問 | デンマーク・ニュージーランド・ノルウェーの発電量/韓国とベトナムの米の生産量と単収/国内貨物輸送の分担率/木材運搬手段の変遷/製紙用パルプ・船舶・粗鋼の生産/通貨別の為替取引シェア | 20 | ★★★☆☆ | 工業製品の分布図は中国の急増がどこに表れるかが手がかりで、粗鋼と船舶の見分けが最初の分岐点になります |
| 第3問 | 4か国の都市人口率の推移/1920年の産業別就業者割合と5万分の1地形図/伝統的な都市・村落の景観写真/メッシュ地図の指標と年次/高速鉄道網と国土構造/フランスの外国籍人口 | 20 | ★★★★☆ | 問2と問4は統計表・メッシュ地図と地形図を往復する必要があり、指標と年次を同時に決める問4で時間を使いがちです |
| 第4問 | 中央・西アジアの標高分布図/4か国の植生等の割合/食文化の文章/1人当たりGDPとムスリム割合/出生率・人口密度・第三次産業の分布図/日本・ロシアとの貿易額 | 20 | ★★★☆☆ | 砂漠と水資源の分布を軸に据えると、問5の3つの指標図はほぼ機械的に対応づけられます |
| 第5問 | 紀伊半島の降水量と気温/和歌山県の製造業・農業・林業の分布/ミカン栽培の資料/広川町の津波関連施設/湯浅町の町並み | 20 | ★★★★☆ | 旧地理A第5問と共通の問題です。地図から土地の高低を読んで津波施設と対応させる設問が重く、市町村別の分布図は沿岸部と山間部の対比で判断します |
対策のポイント: 第1問・第3問は資料を何度も往復する読み取りが中心で、ここに時間を吸い取られます。第2問・第4問は統計の上位国や分布の偏りから素早く判定できる設問が多いので先に確保し、第5問の地域調査にまとまった時間を残す配分が現実的です。 各設問の詳しい解き方は上の「解答・解説はこちら」からどうぞ。
※ 難易度は当サイトの独自評価です(★1 基礎 〜 ★5 難)。

