2025年度 大学入学共通テスト 追試験「現代社会」の問題冊子をPDFで公開しています。全設問の解答・解説も無料で読めます。印刷して実戦形式の演習にお使いください。
目次
この問題の概要
2025年度 追試験 現代社会は、試験時間60分・満点100点、大問5題(第1問18点・第2問21点・第3問24点・第4問21点・第5問16点、計32問)の構成です。解答では「旧 現代社会」と表記される、旧教育課程を履修した受験者向けの経過措置科目です。第1問が人権と青年期の心理、第2問が国際経済と貿易体制、第3問が環境・地方自治と財政、第4問が環境思想・金融と生命倫理、第5問が情報社会と民主的な意思決定をテーマとし、第5問だけが1問4点、他の大問はすべて1問3点で構成されています。
| 大問 | 出題内容 | 配点 | 難易度 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| 第1問 | ポジティブ・アクションの手法/女子差別撤廃委員会の指摘と民法改正/高齢者の近所付き合いの国際比較/プライバシーの権利の判例/防衛機制/マズローの欲求階層説 | 18 | ★★★☆☆ | 問3は表の数値を選択肢の言い回しと突き合わせる作業で、どの国の何と何を比べているのかを取り違えないことが要点です |
| 第2問 | 国際分業と産業の空洞化/開発途上国と国際機関/中国経済の年代整序/名目・実質経済成長率の計算/WTOとTPP/最恵国待遇と内国民待遇/EPAと貿易転換効果 | 21 | ★★★☆☆ | 問4は名目成長率を出してから実質=名目−物価変動率に当てはめる二段構えで、3か国分を計算し切る手際で差がつきます |
| 第3問 | 施設受け入れをめぐるNIMBYなどの類型/財の分類/環境保全の国際条約/統治機構/直接請求制度/税の分類と公平原則/太陽光パネルの廃棄対策/循環型社会 | 24 | ★★★☆☆ | 問7は課題と対策の対応づけで、有害物質情報の欠如・資金不足・技術の未確立という3つの困りごとを読み分ければ確実に取れます |
| 第4問 | 環境思想と科学技術/宇宙船地球号とアニミズム/ヨーロッパ統合の歩み/銀行間決済と日本銀行の役割/リスク分析の3要素/リヴィング・ウィルとリプロダクティブ・ヘルス/改正臓器移植法 | 21 | ★★★☆☆ | 問6は二つの用語の説明を入れ替えてあるだけの作りで、定義を一言で言えるかどうかがそのまま得点に直結します |
| 第5問 | 若者の居場所に関する意識調査/インターネットが人間関係に与える二つの効果/熟議と集計の2軸による意思決定の分類/フィルターバブルと表現の自由の会話文 | 16 | ★★★★☆ | 1問4点と重いうえ、問1は2つの資料を比較・計算させる作りなので、時間切れ寸前で入ると失点が一気に膨らみます |
対策のポイント: 第1問・第5問の資料読解と第2問問4の計算に時間を持っていかれる一方、第3問・第4問は用語の定義を知っていれば即断できる設問が多く並びます。定義で決まる設問を先に回収し、1問4点の第5問にまとまった時間を残す順番が効果的です。 各設問の詳しい解き方は上の「解答・解説はこちら」からどうぞ。
※ 難易度は当サイトの独自評価です(★1 基礎 〜 ★5 難)。

