2025年度 大学入学共通テスト 追試験「情報Ⅰ」の問題冊子をPDFで公開しています。全設問の解答・解説も無料で読めます。印刷して実戦形式の演習にお使いください。
目次
この問題の概要
2025年度 追試験 情報Ⅰは、試験時間60分・満点100点、大問4題(第1問20点・第2問30点・第3問25点・第4問25点、計19問/マークする解答記号は全44か所)の構成です。第1問が著作権・画像形式・ウェブ地図・データ管理を扱う小問集合、第2問がA 情報セキュリティと認証(5問)/B 迷路のデータ表現とアルゴリズム(2問)、第3問がごみ拾いの記録を集計するプログラミング、第4問が相関と回帰によるデータ分析です。
| 大問 | 出題内容 | 配点 | 難易度 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| 第1問 | 著作権法の基本とベクタ形式・ラスタ形式の違い/ウェブ地図のタイル画像とレベルごとのデータ量の計算/施設予約を題材にしたマトリックス形式とリスト形式の比較/注文システムでの数値の割り当てと組合せ数 | 20 | ★★★☆☆ | 問2は地図のレベル・ピクセル数・実際の距離の関係をデータ量の比較にまで落とす計算。問4は2進数の考え方で、重複なく一意に識別できる割り当て方と表せる組合せ数を求めます |
| 第2問 | A パスワードの組合せ総数、会員登録時の情報漏えいリスク、認証の3要素と多要素認証、会員証の不正利用対策、プライバシーポリシーの読解/B 迷路を表す2つのデータ表現方式の比較とデータ量、ゴールから逆算して進む方向を決めるアルゴリズム | 30 | ★★★☆☆ | Aは5問中4問が知識と判断で処理できる得点源です。対してBは会話文からアルゴリズムを読み取る形式で、ゴール側から各マスに向きを埋めていく手順を自分で追えるかが分かれ目になります |
| 第3問 | ごみ拾いの記録を扱うプログラミング。入力データを配列の正しい位置に格納する処理/繰り返しと条件分岐でごみの種類ごとに総重量を集計する穴埋め/ごみが7種類に増えたときの名称から種類番号への変換と集計・表示 | 25 | ★★★★☆ | 問1の配列の添字から問3の7種類対応まで、同じプログラムを段階的に拡張していく構成です。問3は解答記号6か所と最も重く、途中で読み違えると後半がまとめて崩れます |
| 第4問 | 相関係数の性質と相関係数行列の読み取り/「病院/人口」「病院/面積」という新しい指標の意味と散布図行列の解釈/人口密度を導入した見せかけの相関の検討/ヒストグラムとグループ別散布図の比較/単回帰分析の回帰直線による予測 | 25 | ★★★★☆ | 問3の見せかけの相関をどう説明するかが核で、問1・問2で押さえた指標の意味がそのまま効いてきます。問5は回帰直線に人口密度を代入するだけなので、ここは確実に3点を取りたい設問です |
対策のポイント: 第1問と第2問Aは知識と判断で処理できる設問が多いので、前半で確実な得点を固めてから後半に進むのが基本です。時間を取られるのは第3問のプログラミングと第4問の後半で、どちらも前の設問の結果を引き継ぐ形になっています。第2問Bと第3問は会話文の中に手順が書き込まれているため、読み飛ばさずに1行ずつ図や表に書き起こす習慣をつけておくと、60分でも第4問問5まで手が届きます。 各設問の詳しい解き方は上の「解答・解説はこちら」からどうぞ。
※ 難易度は当サイトの独自評価です(★1 基礎 〜 ★5 難)。

