2022年度 大学入学共通テスト 本試験「化学基礎」の問題冊子をPDFで公開しています。全設問の解答・解説も無料で読めます。印刷して実戦形式の演習にお使いください。
目次
この問題の概要
2022年度 本試験 化学基礎は、試験時間30分・満点50点、大問2題(第1問30点・第2問20点、計13問/解答番号15)の構成です。第1問は各3点の小問10問からなる理論分野の小問集合で、原子の構造と周期性、酸・塩基と中和滴定、酸化還元と電池まで教科書全体を横断します。第2問はエタノール水溶液を題材にした探究型の大問(設問は3問、うち最後の設問は解答番号3つで各4点)で、物質の性質・加熱による温度変化・質量パーセント濃度・蒸留を順に考察させる構成です。
| 大問 | 出題内容 | 配点 | 難易度 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| 第1問 | 小問集合(各3点)/オキソニウムイオンの構造と電子数、希ガスのイオン化エネルギーの大小、臭素の同位体、洗剤と界面活性剤、酸・塩基としてはたらく化学種、硝酸と酢酸の電離度の違い、中和滴定による濃度の決定、酸化を助ける物質、酸化鉄(Ⅲ)から得られる鉄の質量、電池の反応と電子の授受 | 30 | ★★★☆☆ | 各3点の独立した10問で配点の6割を占める。問7の中和滴定と問9の鉄の質量が計算の山で、問1〜問3の構造・イオン化エネルギー・同位体は即答して時間を稼ぎたい |
| 第2問 | エタノール水溶液を題材にした探究型の大問/エタノールの性質の正誤、加熱したときの温度変化と1gあたりの気化熱の比較、質量パーセント濃度の水溶液のつくり方、蒸留したあとの残留液の濃度、蒸留を繰り返したときの蒸留液の濃度 | 20 | ★★★☆☆ | 問12は「早く蒸発する=気化熱が大きい」ではないと見抜けるかが勝負。問13は体積ではなく質量ではかる点、問14・問15は蒸留で濃くなるのがどちらかで決まる |
対策のポイント: 第1問の10問が配点の6割を占めるので、理論分野の小問を一つずつ確実に処理する力がそのまま点差になります。物質量・中和・酸化還元の計算はどれも短い式で片づく型なので、立式の手順を体に入れておきましょう。第2問は身近な題材でも問われているのは気化熱・質量パーセント濃度・蒸留という教科書の内容なので、実験の記述を落ち着いて化学の条件に翻訳する練習が有効です。 各設問の詳しい解き方は上の「解答・解説はこちら」からどうぞ。
※ 難易度は当サイトの独自評価です(★1 基礎 〜 ★5 難)。

