2021年度 大学入学共通テスト 本試験 国語 過去問題

2021年度 大学入学共通テスト 本試験「国語」の問題冊子をPDFで公開しています。大問ごとの出題内容・配点・難易度をまとめた「この問題の概要」つき。全設問の解答・解説も無料で読めます。印刷して実戦形式の演習にお使いください。

目次
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この問題の概要

2021年度共通テスト本試験「国語」は、試験時間80分・200点満点。評論・小説・古文・漢文の4大問構成で、各50点です。センター試験から共通テストへ移行した最初の年度にあたり、「複数の文章・資料を関連づけて読む」という新方針が全大問に反映されました。漢字問題も五択から四択に変更されています。

大問出題内容配点難易度ひとこと
第1問評論:香川雅信『江戸の妖怪革命』(漢字5・傍線部説明3・ノート問題3)50★★★★☆「妖怪/記号/表象/私」という語の意味が時代ごとに変わる文章。問5は生徒のノート三種と芥川「歯車」の一節を突き合わせる新形式で、本文の理解が正確でないと手が出ません。
第2問小説:加能作次郎「羽織と時計」(語句3・傍線部説明3・資料問題2)50★★★★☆問6で発表当時の新聞批評を読ませ、「評者とは異なる見解」を選ばせる新形式。批評の主張を一文に要約してから選択肢に当たるのが鉄則です。
第3問古文:『栄花物語』(解釈3・内容説明3・和歌の読み比べ1)50★★★★☆問5が『千載和歌集』の別の返歌との読み比べ。二首の論理構造の違いを掴み、さらに和歌の後の地の文まで読み切る必要があります。問2は古語「よろし」の語義一つで決まります。
第4問漢文:欧陽脩の詩+『韓非子』(語意5・返り点1・解釈1・総合1)50★★★★☆詩と散文の二文章構成。問3は片方の空欄にもう片方の語を入れる設計で、二文章に共通するキーワード(心)を探せるかが勝負。問6も両文章の共通主張がそのまま答えです。

対策のポイント: この年度を解くうえでの合言葉は「本文だけでは答えが決まらない」です。第1問の【ノート】、第2問の【資料】、第3問の【文章】、第4問の【問題文Ⅱ】——いずれも、本文の理解を前提としたうえで、もう一つの材料と突き合わせて初めて答えが出ます。したがって時間配分も従来と変わります。本文を読む時間だけでなく、資料を読んで本文と対応づける時間を各大問に確保しておくこと。過去問演習では、資料つきの設問だけを取り出して「資料の主張を一文で要約する」練習をすると効果的です。 各設問の詳しい解き方は上の「解答・解説はこちら」からどうぞ。

※ 難易度は当サイトの独自評価です(★1 基礎 〜 ★5 難)。

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