2024年度 大学入学共通テスト 追試験「化学」の問題冊子をPDFで公開しています。大問ごとの出題内容・配点・難易度をまとめた「この問題の概要」つき。全設問の解答・解説も無料で読めます。印刷して実戦形式の演習にお使いください。
目次
この問題の概要
試験時間60分・満点100点。大問5題(各20点)はすべて必答です。物質の状態、反応速度と平衡・電気分解、無機(コバルト錯塩の組成決定)、有機(エステルの分離・単分子膜)、ナイロンの発明という構成で、実験の記述から物質量の対応をたどる探究型が各大問に配されています。全体の難易度はやや難です。
| 大問 | 出題内容 | 配点 | 難易度 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| 第1問 | 物質の状態(塩の性質・沸点・状態方程式・ヘキサンとメタノールの相互溶解度) | 20 | ★★★☆☆ | 問4は表の「g/100 g 溶媒」という単位の意味と「1.0 g ずつ加える」設定を正確に読む |
| 第2問 | 反応速度・平衡定数・溶解度積・電気分解(グラフの読み替え、カールフィッシャー法) | 20 | ★★★★☆ | 問4は電気分解を三方向から問う総合問題。「同じ電気量で何 mol の電子か」を基準に Cu と Al を比べる |
| 第3問 | 無機:14族元素・金属イオンの沈殿・コバルト錯塩の配位数を実験から決める | 20 | ★★★★☆ | 逆滴定なので「加えた酸の全量−余った酸」で NH₃ を出す。実験Ⅰと実験Ⅱで別々に求めて比をとる |
| 第4問 | 有機:芳香族・合成高分子・エステルの分液操作・界面活性剤の単分子膜 | 20 | ★★★☆☆ | 分液は「エーテル層は上・塩は水層・酸性にするとカルボン酸が遊離」の三つで追える。単分子膜の断面積計算は有名 |
| 第5問 | 高分子:カロザースのナイロン66(指標 4/(m+n+2) と融点のグラフ) | 20 | ★★★☆☆ | 「図から読み取れないもの」を選ぶ設問は、図に情報が載っていない選択肢を探す |
対策のポイント: 第2問・第3問の総合問題で時間を使うので、第1問・第4問・第5問の定番部分を先に確実に取る順序が有効です。逆滴定と電気分解の物質量計算は解説の手順をそのまま再現できるようにしておきましょう。 各設問の詳しい解き方は上の「解答・解説はこちら」からどうぞ。
※ 難易度は当サイトの独自評価です(★1 基礎 〜 ★5 難)。

