2020年度 大学入試センター試験 本試験「化学基礎」の問題冊子をPDFで公開しています。全設問の解答・解説も無料で読めます。印刷して実戦形式の演習にお使いください。
目次
この問題の概要
大学入試センター試験としては最後の年度です。理科①の科目で、2科目を選んで解答時間60分(1科目あたり30分が目安)・満点50点。大問2題・解答番号15はすべて必答で、第1問25点・第2問25点と半分ずつの配点でした。第1問が「物質の構成」、第2問が「物質の変化」という教科書の二部構成に対応します。第1問の問3は二つの解答番号がそろって正解のときだけ得点になる形式でした。全体の難易度はやや易〜標準です。
| 大問 | 出題内容 | 配点 | 難易度 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| 第1問 | 物質の構成(炭素と硫黄の電子配置、周期表における典型元素と遷移元素、分子の形と極性、純物質の状態変化、水道水を蒸留する装置の組み立て、硫酸ナトリウムを加えたときに生じる沈殿の量、二酸化ケイ素や塩素・ポリエチレンの利用、身近な物質の原料と主成分) | 25 | ★★☆☆☆ | 問5の蒸留は、温度計の球部を枝の付け根に置くという一点が毎年のように問われる。実験装置の図は教科書のものをそのまま覚えておきたい |
| 第2問 | 物質の変化(質量数35と37の塩素原子からできる塩素分子の組合せ、硝酸ナトリウム水溶液の希釈、滴定曲線から酸と塩基の強弱を読む、同じ濃度の水溶液のpHの大小、電池における酸化と還元、イオン化傾向と金属の析出) | 25 | ★★★☆☆ | 滴定曲線が二問続く。始まりのpHと当量点のpHという二か所を見るだけで、酸と塩基それぞれの強弱が決まる |
対策のポイント: 化学基礎は範囲が狭いぶん、同じ型が毎年繰り返されます。物質量・質量・粒子数の三角形、濃度の換算、中和の量的関係の三つを手が動くまで練習しておけば計算はほぼ落としません。実験器具と操作は図で覚えるのが効率的で、蒸留・滴定・ろ過の三つは特に出題頻度が高い分野です。各設問の詳しい解き方は上の「解答・解説はこちら」からどうぞ。
※ 難易度は当サイトの独自評価です(★1 基礎 〜 ★5 難)。

