2023年度 大学入学共通テスト 追試験「数学Ⅰ・A」の問題冊子をPDFで公開しています。大問ごとの出題内容・配点・難易度をまとめた「この問題の概要」つき。全設問の解答・解説も無料で読めます。印刷して実戦形式の演習にお使いください。
目次
この問題の概要
試験時間70分・満点100点。第1問(30点)・第2問(30点)が必答、第3問〜第5問(各20点)から2問を選択します。当サイトでは選択の3題すべてを解説しています。連立不等式の解の存在、S² を2次関数とみる面積の最大、やきそば屋の利益、0と1だけのデータ、格子上の点の移動、3元1次不定方程式、チェバの定理と面積比という構成です。全体の難易度は標準〜やや難です。
| 大問 | 出題内容 | 配点 | 難易度 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| 第1問 | 〔1〕√5 を含む連立不等式が解をもつ条件と範囲の幅/〔2〕BC=1 と2つの sin から辺・角・面積を追う(S² を2次関数とみる) | 30 | ★★★☆☆ | 〔2〕(3) の「S ではなく S² を2次関数とみる」誘導に乗れるかが分かれ目 |
| 第2問 | 〔1〕やきそば屋の利益を最大にする価格(売り上げ数を1次式で少なく見積もって利益を2次式に落とす)/〔2〕0と1だけのデータの平均と分散/〔3〕1組追加したときの相関係数 | 30 | ★★★★☆ | 〔1〕は「見積もりが下振れか上振れか」で最大点を挟み込む珍しい発想。〔2〕は総和=1の個数の言い換えで一気に軽くなる |
| 第3問〔選択〕 | 硬貨とさいころによる点の移動(格子の各点に「至る道の数」を書き込む) | 20 | ★★☆☆☆ | 図2がやり方を示してくれるので、同じ表を作れば処理できる |
| 第4問〔選択〕 | 3元1次不定方程式が整数解をもつ条件(1文字消去して gcd で判定) | 20 | ★★★☆☆ | 「ax+by=c が整数解をもつ ⟺ gcd(a,b) が c を割り切る」の一点だけで判定する |
| 第5問〔選択〕 | チェバの定理・内接円の接線の長さ・交点で分けられた比から面積比 | 20 | ★★★☆☆ | (2) は質点(てんびん)の考え方を使うと比が一気に出る |
対策のポイント: 第2問〔1〕の発想が独特なので、ここで固まらないことが最優先です。選択は第3問(確率)が最も軽く、第4問・第5問は定石どおりに進みます。 各設問の詳しい解き方は上の「解答・解説はこちら」からどうぞ。
※ 難易度は当サイトの独自評価です(★1 基礎 〜 ★5 難)。

